私の日常 作:ひと
矛盾とか誤字とかいっぱいあると思う
私は自分が嫌いだ、嫌いで気持ち悪くて存在しない『私』を虚言して生きている
本当は絵なんて描けないのに元イラストレーターといい
本当は友達なんていないのに私の友達はすごいんだ!なんて言葉を吐く、私が持っているのは通信制高校に籍を置いている、なにもしない、なにもわからない、自分を苦しめていく、そんなものしかない
これはそんな私の山も谷も存在しないからっぽな日常
死にたいのに体が動かない、そんな夜のベットの中
団地の14階
私はひとり、嫌なこと、嫌な記憶、嫌な現実から逃げるためにスマホをつつく
スマホをつついていても、記憶は勝手に流れ出す
逃れるためにお笑いを見ると終わったときに現実へと引き戻される
気分転換に家を出ると、犬に吠えられ、嫌いなやつと出会い、バイト先からの電話が入る
「このままで良いのかな」
「いいんじゃないですか、楽しそうで」
ここは学校で思っていたことが口から出てしまっていたらしい
「楽しそうってなにがさ、私はちっとも楽しくないやい」
「いえ、楽しそうですよ、少なくとも去年のあなたよりよっぽど」
「あーまあ、それはそうかもね」
去年…私は自殺をはかった、首吊りだ
しかし意識が遠のいた瞬間に他の人にバレ警察と救急のお世話になった、幸運なことに後遺症はなく、いろんな人にいっぱい怒られて家へと帰った
「今でもその話を噂で聞いたときの感情は忘れられませんね、血の気が引く感覚をよく覚えています」
「いやー、あれは最悪だったね、5日位は首に縄の感覚があったよ」
「では次はパラシュートをつけないスカイダイビングなどいかがでしょう」
「もうしないから!」
この子は私が自殺を失敗してからよくこういうことを言ってくる、正直性格がかなり悪いと思う
「で、今日はどうしたの?」
「理由なく話しかけたらダメですか?」
「いや?そんなことはないけど、めずらしいね」
「ええ、ちょっと課題を教えて欲しいだけです」
「理由あんじゃねぇか」
「おや、口が悪い、大体私の頭がよくないのは分かっているでしょう?」
「君の場合は、頭が悪いというより文字をしっかりと読めないだけだと思うんだよな…本読め、貸すよ?」
「本はあまり好きではないんですよ…」
「あー、そうかごめん」
彼女は昔…小学校の時に仲のよかった友達と喧嘩をして自分の手元に会った本(ハリー○ッターのようなサイズ感と固さ)を投げてしまい、当たりどころが悪く頭から血が出てそれ以来、本…特に表紙が固い本が触れないらしい、他者を傷つけるかもしれないって
「でもなーやったことはどうであっても君は悪くないと思うんだけどな…」
「いえ、私もそれは思っていますが、やってしまったことは事実ですから」
「そっか…強いね」
「褒め言葉として受け取っておきますね」
「実際褒めてるよ、私にはそんな強さはないから」
「ありますよ」
「本当?例えば?」
「そうですね…内緒です」
「教えてよ…」
「いつかは教えますよ、いつかは」
「そのいつかは遠そうですな」
私は苦笑いを浮かべながらそんなことを言った
「さて、どこが分からないの?」
「生物の細胞が分からなくて…」
「はた○く細胞見て」
「そんな時間があればえっちな本を読みたいです」
「こら、女の子がそんなこと言わない」
「今の時代に差別ですか?」
「どちらかと言えば区別だと思うんだけど!?」
「まあいいや、えっと細胞はね」
キンコンカンコーン
下校時刻になりました、生徒の皆さんは荷物をまとめて、下校してください
「あーもうこんな時間か、カラオケ行く?実は最近プラチナ会員になったんだよね」
「行きすぎでは?カラオケよりあなたの家に行きたいです、お泊まり会してみたくて」
「え、わかる天才か?」
「ですので今日行ってもいいですか?」
「ちょっとお母さんに電話してみるから待ってて」
「もしもし、お母さん?」
『オレオレ詐欺なら間に合ってます』
「ちげぇよ、今から帰るんだけど、友達を泊めてもいい?」
『あの友達いないあの子にお泊まり会をする友達が…?』
「あの、ナチュラルに傷つけてくるのやめていただけませんかね!」
『あはは、で、友達を泊めるのね分かった、ご飯用意しとくね』
「ありがとう」
「いいってさ」
「やった、ありがとうございます」
「じゃあ何する?」
「ナニします?」
「なんで返してきた?そして発音おかしくなかった?」
「気のせいだと思いますよ」
「ほなええか…」
「あなたよく関西弁混じりますけど、出身関西なんですか?」
「違うね、動画見てたらちょっと写っちゃった」
「なるほど、分かります私も同じような感じなので」
「へー、てかとりあえず話ながら行こっか」
「そうですね」
私たちはそんなことを話ながら歩きだした