私の日常 作:ひと
そろそろ学校に行かないとですね…
通信制高校にはスクーリング制度があり、課題の提出と一定回数の通学が必要になります、面倒ですが普通の高校に通っている人は毎日通っているので文句は言えません
まあ、課題は数学以外は基本的に教科書に書いているんですが…
「今日の授業は…美術…数学…生物…英語ですか」
履修登録していて行けるのが今日はそれだけなだけで、例えば英語をやっている時間は別の教室では家庭科だったり国語があります、自分の履修登録しているところに行く感じですね、大学もこんな感じと先生方が言っていました
電車に揺られながらスマホを見ます
あ、この人新作あげてる…今日もえっち…
私は反射でいいねを押し投稿を上へと流して行く
次は○○、○○乗り換えの方は次でお降りください
はぁ…学校が近づいてきました、正直行きたくないです
私は勉強が得意ではないですし友達も1人しかいません
なのでなにも分からないまま時間が過ぎるのを待ちます
そんなことを考えていたら電車が駅に着いてしまいました、私は電車を降り近くの飲食店でご飯を食べてから学校へと向かいました
美術は好きです、教科書を見て書かれてあることをそのまま書けばいいですし課題の自分の考えを書く部分にえっちだと感じたことを書けば単位がもらえるからです
それに、通信制高校なので実習も望んだ人にしかありません
今日もえっちだと思ったことを書いていたら授業終了のチャイムがなりました
次の授業は…2階ですか
回りの人が友達と話したりしているなか私は真っ先に教室を出て、先生が見回りをしても誤魔化しやすい席を確保します
数学ですか…正直英語よりは理解ができるので頑張れます
あの子にこれを言ったら心底理解できないような目で見られたことを思い出します
「は?」
ちょっと待ってください、前の課題と比べて難しすぎせんか?
全然分かりませんでした、なんなんですかあれ、家でやらないといけないですね…めんどくさい
次の生物は教室移動しなくていいので楽ですね
あー…まずいですね、こういうわかりそうでわからないのが1番覚えれないんです、なんでしたっけデポキリシボ核酸でしたっけ…仕方ないです、あの子に聞きましょう
英語の授業はありますが、既に規定回数は行ったので大丈夫です
早くチャイムならないですかね…あと15分もあります
キンコンカンコーン
やっとなりました
さて、あの子は今日来ているんでしょうか、私は学校に設置されているフリースペースへと足を動かしました
あ、いた…
「このままでいいのかな」
「いいんじゃないですか、楽しそうで」
目の前の子は少し驚いた顔をしてから言葉を紡ぎます
「こっちはちっとも楽しくないやい」
そんなことを言うくせに
「楽しそうですよ、少なくとも去年よりは」
「あー、あれは最悪だったね5日は縄の感覚があったよ」
そんなに楽しそうに言うことじゃないと思いますが
「今度はパラシュート無しのスカイダイビングはどうですか?」
「もうしないって」
本当でしょうか?まあ、嘘だったところで私に出来ることはないですか
「で、今日はどうしたの?」
「理由なく話しかけたらダメですか?」
「いや?そんなことはないけど、めずらしいね」
「ええ、ちょっと課題を教えて欲しいだけです」
「理由あんじゃねぇか」
「おや、口が悪い、大体私の頭がよくないのは分かっているでしょう?」
「君の場合は、頭が悪いというより文字をしっかりと読めないだけだと思うんだよな…本読め、貸すよ?」
「本はあまり好きではないんですよ…」
「あー、そうかごめん」
トラウマってどうしてこんなに頭に残ってしまうのでしょうね、楽しい記憶は消えていくのに
「でもなーやったことはどうであっても君は悪くないと思うんだけどな…」
やっぱり、優しいですね
「いえ、私もそれは思っていますが、やってしまったことは事実ですから」
「そっか…強いね」
「褒め言葉として受け取っておきますね」
「実際褒めてるよ、私にはそんな強さはないから」
「ありますよ」
「本当?例えば?」
「そうですね…内緒です」
「教えてよ…」
「いつかは教えますよ、いつかは」
「そのいつかは遠そうですな」
遅くても高校を卒業したら教えますよ…
そんなことを考えながら苦笑いを浮かべるのを見ています
「さて、どこが分からないの?」
「生物の細胞が分からなくて…」
「はた○く細胞見て」
「そんな時間があればえっちな本を読みたいです」
「こら、女の子がそんなこと言わない」
「今の時代に差別ですか?」
「どちらかと言えば区別だと思うんだけど!?」
「まあいいや、えっと細胞はね」
やはり分かりやすいですね、覚えるコツとかもさらっといいますけどすごい助かります
私がえっちなものが好きだと理解してくれているからなのか、色んなものに例えてくれるんですよね
なんで通信制にいるんですか…という純粋な疑問がわきましたが聞かないで起きしょう、聞かれたくない人だっていますしね
キンコンカンコーン
下校時刻になりました、生徒の皆さんは荷物をまとめて、下校してください
私は無理を承知でお泊まり会を提案しました、
もちろん下心はあります
ですがあっさりと承諾され
今日はお邪魔することになりました