ふっかつのじゅもんが ちがいます   作:鉄火場好太郎

1 / 4
ふっかつのじゅもんをいれてください

俺の名は、柳本信也、高校1年生、江戸時代から続く、剣道道場の次男。

大学生で道場の後を継ぐ兄と、中学生ながら、雑誌の読者モデルをしている美少女の妹がいる。

 

身近で上下にすごい人間がいるせいか、どちらかというと陰キャ気質。

まぁ、自分も剣道しているので、そこそこだがイケると思うが、

最近は、将来プロゲーマーになるため、今はゲーム三昧の生活

今度の連休で、レトロゲームのRTA《リアル・タイム・アタック》をライブ中継するために、

今は中古ゲームショップに来ている。

 

「結構楽しそうなものおおいな?RPGのRTAは結構楽しいよな」

 

ゲームを物色していると、名作RPGのタイトルが飛び込んできた

そのゲームは「ドラゴンクエスト2」誰もがよく知っているRPGだ。

 

「このゲームでRTAしよう!」

 

ゲームを購入し家に戻り夕食もそこそこに、ライブ配信準備をしているとき、部屋の扉をノックされた

 

「にいさん、明日ディズニーランド行く約束だけど?」

 

ちょっと怒っている様子の妹だ、しぶしぶ部屋の扉をあけると、妹の後ろには、警察官で厳格な父が仁王立ちしている。

 

「ゲームばかりしてないで、少しは勉強しろ、だいたいプロゲーマーになって食っていけると思っているのか!!」

 

と頭にげんこつが飛んできた。あまりにも突然のことで、げんこつを頭に直撃してしまった。

 

「うっ」

 

最近ではあまりなかったが、頭に強烈な拳骨をいただいたので、

息が一瞬止まってしまった

そして、ゆっくりと、意識が薄れてきた。

そのまま、廊下に崩れ落ちたのだろうか、

ゆっくりと視界が狭まる中、

美少女の妹「柳本梨沙」が泣きそうになっている頬を軽く触ろうとするが、

まともに腕も動かない

 

「にいさん・・・とおさん、やりすぎだよ」

 

妹が喋る声が徐々に遠のいていく。

重力を失ったように下に落ちている感覚が続き、

そして静かになった

 

「死んだ?俺?」

 

気が付くと真っ暗な世界にいた。

 

「死因、父親のげんこつ?笑えない冗談だな」

 

遠くにぼんやりと明かりみえる。

 

 

「それにしてもいてぇ。オヤジ本気で殴りつけたのか、夢の中でもまだ痛い」

 

とブツブツと言いながら、ぼんやりと見える明かりに行くことにして歩き出した。

真っ暗な闇の世界で、明かりに近づいてくと、徐々に文字が浮かび上がってきた

 

 

ーーふっかつのじゅもんをいれてくださいーー

 

「なんだ?」

 

ドラクエならではの、コンテニューパスワードが求められているが、

急なことで、どうしていいのかわからずに、

 

「とりあえず、これいってみるか」

 

ゆ・う・て・・・・ぺぺぺベ と

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。