俺の名は、柳本信也、高校1年生、江戸時代から続く、剣道道場の次男。
大学生で道場の後を継ぐ兄と、中学生ながら、雑誌の読者モデルをしている美少女の妹がいる。
身近で上下にすごい人間がいるせいか、どちらかというと陰キャ気質。
まぁ、自分も剣道しているので、そこそこだがイケると思うが、
最近は、将来プロゲーマーになるため、今はゲーム三昧の生活
今度の連休で、レトロゲームのRTA《リアル・タイム・アタック》をライブ中継するために、
今は中古ゲームショップに来ている。
「結構楽しそうなものおおいな?RPGのRTAは結構楽しいよな」
ゲームを物色していると、名作RPGのタイトルが飛び込んできた
そのゲームは「ドラゴンクエスト2」誰もがよく知っているRPGだ。
「このゲームでRTAしよう!」
ゲームを購入し家に戻り夕食もそこそこに、ライブ配信準備をしているとき、部屋の扉をノックされた
「にいさん、明日ディズニーランド行く約束だけど?」
ちょっと怒っている様子の妹だ、しぶしぶ部屋の扉をあけると、妹の後ろには、警察官で厳格な父が仁王立ちしている。
「ゲームばかりしてないで、少しは勉強しろ、だいたいプロゲーマーになって食っていけると思っているのか!!」
と頭にげんこつが飛んできた。あまりにも突然のことで、げんこつを頭に直撃してしまった。
「うっ」
最近ではあまりなかったが、頭に強烈な拳骨をいただいたので、
息が一瞬止まってしまった
そして、ゆっくりと、意識が薄れてきた。
そのまま、廊下に崩れ落ちたのだろうか、
ゆっくりと視界が狭まる中、
美少女の妹「柳本梨沙」が泣きそうになっている頬を軽く触ろうとするが、
まともに腕も動かない
「にいさん・・・とおさん、やりすぎだよ」
妹が喋る声が徐々に遠のいていく。
重力を失ったように下に落ちている感覚が続き、
そして静かになった
「死んだ?俺?」
気が付くと真っ暗な世界にいた。
「死因、父親のげんこつ?笑えない冗談だな」
遠くにぼんやりと明かりみえる。
「それにしてもいてぇ。オヤジ本気で殴りつけたのか、夢の中でもまだ痛い」
とブツブツと言いながら、ぼんやりと見える明かりに行くことにして歩き出した。
真っ暗な闇の世界で、明かりに近づいてくと、徐々に文字が浮かび上がってきた
ーーふっかつのじゅもんをいれてくださいーー
「なんだ?」
ドラクエならではの、コンテニューパスワードが求められているが、
急なことで、どうしていいのかわからずに、
「とりあえず、これいってみるか」
ゆ・う・て・・・・ぺぺぺベ と