処刑人達とありふれた・・・本当にありふれてるのか?転生者の暗躍 作:yuni12
プロローグ中編 転生者達ととある処刑人の憂鬱
時間は深夜。誰もが眠る丑三つ時。
とあるギルドで黒髪ロングに翡翠色の瞳の女性は黙々と書類作業をーーー
「全然終わる気しない!」
かなり荒れていた。大量に積まれた書類。
大量に転がる空の瓶。
「何が期待の新人よ!
実力が足りないからちっとも先に進まないじゃ無い!。」
かなりご立腹のようだ。
周りに誰も居ないとはいえ大きな声を出すのはどうかと思う。
「何が俺の実力なら簡単よ!調子に乗るんじゃないわよ!
あんなお調子者が沢山いるから仕事が増えるし本来の業務が先に進まないから残業になるのよ!」
どうやら残業の原因になってる連中に怨み辛み込めている。
「はあ、いっそ問題ばかり起こす冒険者達が何処かに送るかボスを倒すしかない!」
かなり物騒な発言をしてる事からかなりのストレスが溜まってるようだ。
「?何?この魔法陣?」
突如女性の足元に不思議な紋様が浮かび上がり光出すと同時にその場にいた彼女は光に包まれ消えていった。
後に受付嬢失踪事件としてギルドマスターの依頼をとある冒険者チームが受ける事になった。
☆ ☆ ☆ ☆
俺の名は天之河 光輝。
女神アクアによってこのありふれの世界に転生して来た転生者の1人だ。
まぁどっちかと言えば憑依転生な気がするが細かい事は気にしない。何せ彼のスペックなら努力さえすれば大抵の事はこなせるからだ。まぁ、魔王となった南雲ハジメには勝てない。
とはいえ俺は考え無しでこの姿を選んだ訳では無い。
それは俺の目的の為である。俺はありふれのファンだ。
しつこいようだが前世でありふれの小説を読み虜になった。
そんな俺がありふれの世界に転生して来たのだ。
テンションが高くなるのは避けれないと思う。
そこで俺はとある目標を立てた。
その目標は異世界に行ったら教えてあげる。
「光輝、話があるんだけど良いかな」
「雫か。どうしたんだ?」
俺が考え事をしてる時に原作でも幼馴染の八重樫雫が話しかけて来た。何だろうか?何か忘れてるような気がするが?
「ごめんね。光輝に頼むしか方法が無くて私ね、「ん?あ、思い出した!」ふぇ?」
「安心しろ。雫、君の悩みは俺が解決する。」
「う、うん。でもまだ何も話してないけど?」
俺はポンと手を叩き困惑する雫の肩に手を置くと俺は雫をイジメてる連中の方に行き絶交宣言をするとイジメは無くなった。
後日雫からありがとうと笑顔を見せてくれた。
別に礼を言われる事はしてない。
人として当然の事をしたのだから。
むしろ原作で取ったオリジナルの行動の方が問題あるのだ。
そう言えばあの事件以降雫が女の子らしくなったけどなんかきっかけでもあったんだろうか?
その事を同じく幼馴染で親友の龍太郎に話すと何故か呆れた顔をされた。
解せぬ、彼女は南雲のハーレム要員の1人なのに。
時が経ち中学に入りいつもの仲良し幼馴染4人組として認知される中忙しくも楽しい日々だ。俺は剣道部で頑張り道場では雫と切磋琢磨をし龍太郎と共にジムで体を鍛えたり同じく幼馴染で南雲ハーレムの1人、白崎香織が剣道部のマネージャーをしたりと楽しく過ごしてた。
あれ?恵里とのイベント起きてないな。どこでミスしたんだろうか?それと気になったのは南雲に対する香織の反応だ。
中学も卒業も近い中香織から南雲の話になったのだが原作と違っていた。
「香織、南雲が何だって?」
「うん。彼はね、お婆さんと男の子を庇って前に出るなり二人組の不良に向ってエアガンを両手で撃って撃退したの。危ないし怖いよね。」
「はい?」
「その話私も聞いた。坂本って男と一緒になって暴れてるって話を聞いたわ」
俺は話の展開についていけず唖然としてた。
雫と香織の話を聞きながら俺は俺の目的を達成出来るのか不安になった。
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