処刑人達とありふれた・・・本当にありふれてるのか?転生者の暗躍   作:yuni12

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今回でプロローグが終わります。
次回から本編に入ります。
今回ご都合主義とか無理やり感があるかもしれませんが作者の実力不足という事でスルーしてください。


プロローグ後編 転生者のやらかし

プロローグ後編 転生者のやらかし

 

とある中学校屋上

 

「ふぅ、この世界に来てから毎日が楽しくて時間の経過は早いもんだ。来月に高校生になるんだと思うと感慨深いな」

 

「爺くさいよ。坂本君」

 

「ほっとけ。見た目はともかく精神は大人なんだ」

 

爺くさい事を言う男は僕の親友坂本雄二君。

彼曰く女神アクアによって僕らのいる世界に転生した5人組の1人らしい。

 

「それと僕の名前は南雲ハジメ。

ゲーム会社の社長でありオタクである父とオタク兼人気少女漫画家である母を持つ血統書付きのオタクだ!(サラブレッド)

 

「南雲君。僕がやってることを考えれば大した事は無いけど、それでもそれを堂々言える辺は雄二君に毒されてるよね」

 

「お、俺もそう思う」

 

「君らがそれを言う?!坂本君を好き過ぎて近づく女を不幸にする中村さんにイジメから身を守る為に坂本君に鍛えられて常時改造スタンガン持ちの清水君がそれを言うの!」

 

南雲達が騒ぐ中俺は過去を振り返り前世と今世を比較した。

刺激もなくつまらない昔と騒がしいが笑顔が溢れる今。

前世の頃を思い出すと今世の方が100倍楽しい。

俺は転生する時に自分に誓った。

自分が楽しむ為に動く事を決めた。

 

「俺と出会い最初に変わったのは南雲ハジメだった」

 

ゴム弾を恵里や幸利に撃ちながら追いかける南雲を見ながら俺は最初の出会いを思い出した。

 

☆ ☆ ☆ ☆

公園にて

 

「楽しそうだな」

 

「うん。楽しーえっ?」

 

「いきなり話しかけて悪かったな。」

 

「う、ううん。君もゲームが好きなの?」

 

「あぁ、勿論アニメも好きだぞ。

始めまして俺は坂本雄二だ。

お前の名は?」

 

「僕の名前は南雲、南雲ハジメ」

 

たまたまだった。

気分転換で公園に行ったら原作主人公がベンチで携帯ゲーム機で遊んでいたのを見かけた。

 

話しかけたのは気まぐれだった。

何かをしたかったわけじゃない。

本当に気まぐれだった。

 

「それでね。このアニメやゲームの醍醐味はね」

 

「なるほど、そうなのか」

 

「あははっ。それじゃとあるキャラと同じセリフだよ」

 

それからだ。

俺はハジメ誘われるままアニメを見たりゲームをして仲良くなったのは。

 

「なぁ、体を動かしたりするゲームをしてみたいとは思わないのか?」

 

「んー?興味が無いわけではないんだけど余裕が無いからね」

 

「あ~確か親の手伝いをしてるんだったな」

 

「うん。楽しいから良いんだけどね。

それに手伝いをしてるのは坂本君も一緒だよ。」

 

「あぁ、確かにな」

 

中学に上がりハジメが両親の手伝いをするようになってから俺も一緒になって作業するようになった。

 

そんなある日俺は女神アクアから貰った転生特典の1つを使いハジメをとあるゲームに誘うも乗り気では無かった。

そんなハジメの返事に俺は思い出しながら返す。

そんな俺の返事に苦笑するハジメの返しに俺は思わずポンと手を叩いた。

 

「けど、そうだね。今日は無理だけどそろそろ父さんの手伝いも終わるし少し休みが取れるからその時にしようね」

 

「そうだな」

 

残念そうにする俺の反応にハジメはやれやれと呆れた反応をするも同じゲーム好き仲間で有り理解者である俺に対し約束をした。後にこれがハジメの改変になるとは思わなかった。

 

「あ、あのクソ女神!何が安全で安心な簡単なダンジョンだ!」

 

「坂本君、このゲーム作った人はかなりの鬼畜だよ!。」

 

「普通は武器位置いとくもんだろうが!何が武器はおもちゃでも大丈夫だ!」

 

あれから数日が経ち俺達は約束通り遊ぶ為女神アクアがくれた特典の1つ体験型インスタントダンジョンゲームをプレイして後悔した。

 

何故なら現在絶賛モンスターから逃げてるのだから!

武器も防具無い状態でどう戦えと?!

マジフザケるな!

女神アクアに対し怨みを込めて叫び同じ気持ちだろう南雲も隣で並走しながら叫んでいた。

 

補足だが俺達は無事に生きてダンジョンから出てきた。

生還の方法もクソ女神アクアの転生特典の召喚のおかげだと伝える。

 

現在中学校屋上

 

「あの体験以来俺もハジメもいつクソ女神アクアからの厄介事のゲームに巻き込まれても対処出来るように武器を携帯するようになった」

 

俺は遠い目をしながら今も南雲はエアガンを撃ちながら幸利と恵里を追いかけ回している。

 

☆ ☆ ☆ ☆

「悪いけどそう簡単に当たらないよ」

 

「くっ目が!」

 

「お、俺まで巻き添えに!」

 

俺が南雲との過去を振り返ってると俺が改変してしまった一人の女性・・・中村恵里を見て目をやられた。

南雲から逃げる為に閃光弾を使ったようだ。

俺は目を抑えながら恵里との出会いを思い出した。

 

川岸

 

「自殺するつもりなら辞めておけ」

 

「?見ず知らずの私に話しかけてるの?」

 

「あぁ、そうだ。死にたそうにしてるお前にな」

 

俺は原作でクラスメイトを裏切り最後まで報われ無い少女・・・中村恵里。

自業自得ではあるがそんな彼女を救いたいと思い行動に移った。川を毎日探してたらよくやく見つける事が出来た。

 

川に飛び込もうとしてる眼鏡をかけたナチュラルボブの黒髪少女に止まるように言い少女は死んだ目をして俺に振り向いた。

 

「放っといて欲しいんだけど」

 

「それは出来ない。何度でも同じ事を言おう。」

 

「・・・それで君が私に何をしてくれると言うのかな?」

 

「そうだな。俺の力ではお前にとって楽しかった頃に戻す事は出来ないがこれからを楽しむ事は出来る」

 

「君に!私の何が分かるというのさ!しかもどうやって調べたか知らないけど不愉快だ!」

 

恵里は冷めた目を俺に向けて語り俺も目を見て話すがそれを聞いた恵里は言葉を荒げ怒り出した。

それは当然の結末だ。

見ず知らず他人に自身の現状を話しても無いのに知られているのだ。無理も無い事だ。

 

「死のうと思ったけど気が変わった。

そこまで言うのなら私を楽しませてよ!それが出来るならね!」

 

それからだった。

恵里は周囲に俺の恋人宣言をしたり俺の家に来るようになった。

 

その過程で恵里は俺を通して南雲とも知り合い南雲の両親によって俺では救えなかった凍てついた心の恵里を救ってくれてのだ。

そうここまでは良かった。

 

あのクソ女神アクアの定期的に送ってくるインスタントダンジョンが恵里も巻き込んだ。

 

ダンジョン内で恵里は最初は死んだ目をしてたけど俺や南雲が生き残る為に戦ってるのを見てモンスターから身を守る為に援護をしてくれるようになった。

 

現在 中学校屋上

 

「約束する。俺達が恵里を絶対に助ける。

だから生き残る為に力を貸してくれ」

 

「ん?」

 

「忘れたのかい?

君があのふざけたダンジョンでもう一度絶望していた僕に言ってくれた言葉をさ」

 

「忘れるかよ。あの時ようやく約束を果たせたんだからな」

 

俺はいつの間にか側に来ていた恵里にかつて言った言葉を聞き俺は苦笑し恵里に返すと恵里は笑顔だった。

 

「ねぇ、僕達の事を忘れてるよね。」

 

「同感。俺達の事を忘れてる」

 

後南雲と幸利の視線と言葉はチクチク刺さった。

☆ ☆ ☆ ☆

 

「それにしても幸利も変わったよな。」

 

「変わって当然だと思う。」

 

「それに関しては僕も同意だよ」

 

「か、変わらない方が可笑しい」

 

南雲と幸利の視線と恵里が後ろからの抱きつきにオレは冷や汗をかきつつもどもりやすい変わらないが明るく強くなった清水幸利との出会いを思い出していた。

 

中学校渡り廊下にて

 

「弱い者イジメとは格好悪いな」

 

「「「覚えてろ!」」」

 

「覚えとく必要は無いよ。君らの発言は録音しておいたから然るべき場所に送られるからね」

 

「坂本君。次はドンナを改良したから僕にさせて、ね」

 

あれはたまたまイジメにあっていたのを見てストレス発散の為に三人で暴れていた時に出会ったのが清水幸利だった。

 

「き、キミらは噂の」

 

「「「噂?」」」

 

「さ、坂本デストロイヤーズ」

 

「「「誰が命名した?!」」」

 

「た、確かエリリンの親友が呼んでいたと」

 

「す、鈴のバカ!」

 

幸利は俺達の顔を見て顔を青くしていた。

強烈なネイミングと恵里の親友のせいで想像以上に俺達の武勇は広まっていた。

 

後日中学校屋上

 

「お、俺を呼び出してど、どうする?」

 

「怯えるなとは言わんが単刀直入に言う。強くなりたくないか?」

 

「はい?」

 

屋上に呼び出されてわけのわからん俺の質問にビクビク怯えて震えている幸利は質問にこいつ、何を言ってるの?と顔を浮かべていた。

最もそれからだ。幸利は肩の力が抜けたのかうんと頷いた。

 

「その後は地獄だった。まさかのダンジョン攻略とは思わなかった。まぁ、安易に答えたのも問題だったからな」

 

「後悔してるか?」

 

「いや、今は充実してる」

 

幸利は遠い目をしつつも俺の返しに笑顔で答えてくれた。

 

☆ ☆ ☆ ☆

おまけ

 

公園にて

 

「男?いや女か」

 

「何か文句でもある!」

 

俺はベンチに座ってる男の子?いや少女に話しかけていた。

そして怒られてた。

 

手元に雑誌が開かれれており男の子にモテる服が載っていた。

年頃らしくて可愛い服が多く載っていた。

 

「済まない。詫びになるかはわからんが女の子らしくしたいならきちんと家族に言ったらどうだ。我慢するだけじゃ苦しいからな。少し位わがまま言っても怒られないと思うぜ」

 

俺はそう言って公園を去る時雫ちゃんと呼ぶ女の子の声が聞こえ俺は怒らせた少女の名前を知った。




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