モノノ怪神話TRPG クトゥり売り   作:邪竜神デスドラグーン

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第一義空とは諸法実相に名づく。破せず、壊せざるが故ゆえなり。この諸法実相もまた空なり。
(ルールを忘れてはならないが、必要に応じて変えてもいいということ。竜樹「大智度論」)


概要

・コンセプト

クトゥり売りは、アニメ・モノノ怪に影響を受けた二次創作TRPGシステムです。

友人とのモノノ怪同時視聴会で、解釈に幅が生まれて感想戦が盛り上がるのが大変面白かったため

モノノ怪のそうした曖昧さ・多義性に焦点を当てたゲームを目指しています。 

 

モノノ怪の最終的な形をプレイヤーが決定できるシステムとなっており、そこで選択肢が複数用意できるゲームにしたいと考えました。択を広げるため、異なる神話体系の代表としてクトゥルフを挙げたタイトルとなっています。クトゥり売りにとってクトゥルフ神話は選択肢の1つであって必ずしも話に関わるわけではありません。

 

クトゥり売りは、GM(ゲームマスター)と1~4人程度のプレイヤー、六面ダイス2つ(と、キャラクター・シナリオの事前用意)で遊べます。

 

形(かたち)と真(まこと)と理(ことわり)を揃えて退魔の剣を解き放とう。

まことの理解が足りない分を、ことわりの深い理解で補ったりしてなんとかしよう。

 

 

・ストーリー

プレイヤーキャラは薬売りではありません。なにかしらの理由で退魔の剣に選ばれ、一時的にその力の一端(剣写)を預かった人間です。

 

アヤカシ・モノノ怪の類に縁があって積極的に動いているベテランかもしれませんし、その事件の解決を強く願う関係者の誰かかもしれません。

あるいは、何も知らずにただ事件現場に居合わせた一般人が、誰よりも早く形真理を揃えたことで突然その場で剣写に選ばれてしまう、なんてこともあるかもしれません。

 

プレイヤーはそれぞれの個性を生かしてモノノ怪の形真理を探り、シナリオごとに設定された目標ポイントに達することでハイパーオルタナティブ薬売りモードになってシナリオをクリアします。

 

 

・形(かたち)

シナリオの最中に起きるさまざまな出来事に、「この要素ってこの妖怪っぽくない?」と主張することで「導標」にチェックが付いていきます。「導標」はシナリオになんとなく関係ありそうな妖怪のチェックリストのようなものです。

形を探ることに長けたキャラクターを使えば、導標の内容を変更して好きな伝承への路線変更を狙うことも可能です。

 

「地を走る稲光とは面妖な。麒麟か、雷様(カミナリサマ)か」「怪火は電気だって聞いたことあるなあ」

「これはピカチュウ! ひとときの輝き、生まれては消える天上の奇跡を奪い、食らい、腹の内に永遠に留めようとする――モノノ怪!」

 

 

・真(まこと)

プレイヤーはターン制で順番に行動していきます。

このとき人や場所・物品について調査を行うことができます。

 

調べられる対象はハンドアウトとしてGMから提示されます。また何かを調べることで、調べられる対象が増えていくことがあります。

海坊主シナリオで人物情報「源慧和尚」を調べると物品情報「虚舟」が現れる。それを調べると今度は人物情報「源慧の妹」を調べられるようになる。さらには人物情報「源慧和尚2」に派生。といった具合です。

 

 

・理(ことわり)

モノノ怪TRPGに登場するNPCたちは、シナリオの中でさまざまな恐怖に直面してダメージを受けていきます。精神的・物理的を問わず、3回ダメージを受けると「限界」となり内心を吐露します。このとき理ポイントが獲得できます。

積極的に圧をかけ、プレイヤーサイドから追い込んでいくことでNPCを限界に追いやっていきましょう。

 

ただし、何の情報も無いときの限界状態ではあまり大したことは教えてくれません。

大抵の場合、特定の情報が調べられたあとで、それに関係した人物が限界を迎えることで重要な理が明かされます。

ときには限界状態の人物を回復させてやり、改めて限界に突き落とすことも必要となるでしょう。

 

 

 

 

次話からは、クトゥり売りのプレイの様子を実際に見せるリプレイパートを扱い

そのあとに続けてキャラクター作成の方法・進行ルール・データ面を掲載します。

 

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