モノノ怪神話TRPG クトゥり売り 作:邪竜神デスドラグーン
(キャラ設定上こうなる、というだけではなくキャラ設定と周囲の間を取り持つのがロールプレイだということ。釈迦「大般涅槃教」)
GM:GMです 今日はよろしくお願いします
いのすけ:TRPG経験が浅いのでドキドキです
デンゴ:モノノ怪を雰囲気でしか分かってないのでドキドキです
GM:我は独立不羈!独立不羈ィイイイイイ!
GM:ドキドキとドクリツフキをかけたんですが、すべったので忘れてください
いのすけ:はい
デンゴ:はい
オープニング
| ・旅館 古めかしい旅館。立派な煙突がついている。秘密がある。 |
GM:舞台は古びた旅館 プレイヤーの2人はモノノ怪の気配を感じてやってきたのかもしれませんし、他に用事があって泊っているだけかもしれません
デンゴ:じゃあデンゴはモノノ怪の気配を感じて来ました
いのすけ:僕は一般客です というか仕事の営業に来ました
GM:では旅館で過ごしていると、入り口の方が騒がしくなります
GM:飛び入りの客が「泊めてくださーい!」って叫んでいます
| ・女将さん 旅館の女将。厳しい目をした老婆。秘密を持っている。 |
| ・番頭さん 女将さんの部下。てかてかした頭をしている。秘密は無い。 |
GM:飛び入りさんは「一晩だけでも泊めてください!」と泣きついて、女将さんは「だめよーだめだめー部屋がないのー」してます 番頭さんは困った顔でぺこぺこしてます
GM:この騒動に気づけるかどうか、丁半判定でどうぞ
デンゴ:丁!
いのすけ:それなら僕は半で どちらかは成功しておきましょう
2d6→5(2,3)
GM:どっちもどっちも 結果は半でした
デンゴ:にゃーす
GM:いのすけさんはその場に居合わせて、様子を見ることができます
いのすけ:じー・・・
GM:番頭「な、なにか?」
いのすけ:じー・・・
GM:番頭「この件は大丈夫ですので、上でおくつろぎいただければ・・・へへ」
いのすけ:じー・・・
いのすけ:「身重だ 事情が事情だ」
いのすけ:「僕の部屋に来るか」
GM:女将「だめですよそんな! 男女で相部屋なんて! 近頃はお上も風紀の取り締まりが厳しくて」
いのすけ:「なら僕は野宿でも」
GM:女将「滅相もない! 鋳掛屋さんは手に職持ってるちゃんとしたお人でしょう? うちとしちゃそういうお客さんの方がねぇ、ほら。野宿なんて言わないで」
デンゴ:番頭「せやせや! わけありの変な客は困るんで」
いのすけ:ここで言うのもなんだけど、僕も変な客じゃないかな 薬売りさんが薬売らないくらいに鋳掛しないかも
デンゴ:それは言わなきゃバレないから
GM:というわけで仕方なく飛び入りのお客さんを受け入れることになります。いのすけさんは以下の情報を手に入れます。
| ・飛び入りさん 夕暮れに突然駆け込んできた娘。妊娠している。秘密を持っている。 |
| ・あかずの間 旅館最上階の奥の部屋。普段は使われていないが、飛び入りの客のために仕方なく用意された。 意外と片付いていて豪華な部屋。秘密がある。 |
GM:オープニングで用意してあるシーンは以上です
GM:デンゴさんはオープニングでやっておきたいこととかありますか?
デンゴ:大丈夫です
GM:じゃあメインフェイズやっていきましょう
GM:先に動きたい人いますか? いなければダイスで順番決めます
いのすけ:それなら鋳掛の営業したいです
デンゴ:どうぞどうぞ いのすけさん先にお願いします
GM:鋳掛するじゃないですか さっきしないって言ってたのに
いのすけ:営業を口実にして店の裏見せてもらって調査しようかなって
GM:なるほど
・丁半判定
ダイスを2個振って壺皿で隠し、中身の合計が偶数(丁)か奇数(半)かを当てる。
能力に左右される才幹判定に対して、どちらかといえば運の良さで決まるものごとを判定するときに使われる。
江戸時代の半ばに庶民の間で流行した判定形式で、プレイヤーが賭ける対象をばらけさせることにより全員失敗を避けられることがGMに好まれていた。
・鋳掛屋
はんだ付け屋さん。金属類のほころびを修復する仕事。道具を持って家々を回り、簡単な作業ならその場で済ませていた。
むかしの鍋は穴が開きやすく、中近世では鋳掛屋はとても身近な職業だった。世界大戦期に金属加工技術が劇的に改善されてからは鋳掛の必要が無くなってしまい、戦後には姿を消すことになる。
生活の便利屋のような側面もあり、割れた茶碗の金継ぎや刃物の研ぎ直し、さらには金属製品に限らない道具の修理全般など、さまざまなサイドビジネスを展開する鋳掛屋もいた。