モノノ怪神話TRPG クトゥり売り   作:邪竜神デスドラグーン

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鉄を熱に甚う鍛わざれば疵隠れて見えず。 
(まずやってみることで初めて改善点が見えてくる。 画面は開発中のものにつき、実際の仕様とは異なる場合があるということ。日蓮「開目抄」)


座敷童子 メインフェイズ一巡目

メインフェイズ一巡目 鋳掛屋いのすけのシーン

 

GM:じゃあやっていきましょう

いのすけ:シーン表振っていいですか?

GM:いえ、今回のシーン表は異変が起きて閉じ込められてからの怪奇シーン表しかないので、まだ使えないです ごめんなさい

いのすけ:こちらこそなんかごめんなさい

 

いのすけ:とりあえず鋳掛の営業したいです

GM:番頭「へえ、鋳掛ですかい。うちにゃ穴開き鍋はねえですが」

いのすけ:「穴が開く前には、色が変わって歪んでいく。少しずつ、少しずつ」

いのすけ:「熱の通りにむらができる」

GM:そうなんだ

デンゴ:鋳掛屋ロールの準備をしてきてる! 自分も飛脚を調べておいたほうが良かったか

GM:番頭「そうはいっても、うちのは問題ねえですよ。女将さんがキツい人でして、底が薄くなった鍋なんて1つもねえし、食器もみんなきれいなもんです。ボロいのは館だけってなもんで」

いのすけ:「なら」

いのすけ:「捨てる食器はないか? 修理して安く売るツテがある」

デンゴ:あー 全部きれいに整えてるなら、ちょっとの傷で廃棄行きかもっていうことか

GM:番頭「あんたもしつこいね」

いのすけ:「仕事だからな」

GM:番頭「それじゃあしかたねえ」

GM:番頭さんは顎でついてきなと示して、歩き出します

 

いのすけ:ところでこれ何をするシーンなんだっけ

デンゴ:え! それをいのすけさんが決めるんですよ

GM:人や物を調べるくらいですね ダメージ与えたり回復させたりは今はあんまり意味がないので

いのすけ:なにを調べられるんだっけ

デンゴ:女将の秘密・飛び入りさんの秘密・旅館の秘密・あかずの間の秘密ですかね

GM:それであってます 番頭さんは秘密がない

いのすけ:この流れは旅館の秘密かな

GM:では好きな才幹で判定をどうぞ

いのすけ:結界はこういうとこに使えるんだよね

GM:はい 一定の目的のために区切られた空間 だいたい場所系には使えますね

2d6→8(4,4)

GM:では旅館の秘密

 

・旅館の秘密/1点

最上階の部屋は使われていないが、なぜか綺麗に整理されている。この情報を持つものは、開かずの間の秘密を調べられる。

元は風呂屋だったので立派な煙突と広い浴場がある。この情報を持つものは、かまどの秘密を調べられる。

宿泊客でも従業員でもないものが入り込んでいる。この情報を持つものは、侵入者の秘密を調べられる。

 

いのすけ:なんか一気に増えた

デンゴ:なんか原作で知らない展開が始まろうとしてる?

いのすけ:手並み(スキル)物証で続けて調べものします

GM:どうぞー

 

【物証】

物品や場所を対象にした情報判定に成功したとき、論理の判定に成功すればもう一度続けて情報判定を行える。

 

2d6→11(6,5)

いのすけ:どれ調べよう

デンゴ:オープニングで配ってた開かずの間は調べてほしそう

いのすけ:そうかも

GM:あれはちょっとした救済措置兼プレイヤーの別行動を促す仕掛けだから

いのすけ:別行動のほうがいいんだ

GM:薬売りさんは物語の部外者なので、あんまりプレイヤーキャラ同士で話し合うシーンを入れないほうがモノノ怪感でると思うんです

いのすけ:なるほど

GM:デンゴさんがNPC動かして遊んでくれたのは嬉しかったです

デンゴ:よかった

GM:初回だから原作由来のシナリオで原作っぽい入りにしたいと思っただけで、クトゥり売り自体は好きに遊んでくれて大丈夫です! よろしくお願いします!

 

いのすけ:ともあれ調査

いのすけ:開かずの間を調べます

デンゴ:開かずの間なんだ

GM:どの才幹で調べますか?

いのすけ:同じの使い続けるとマイナスがつく、けど持ってない才幹で判定すると距離分マイナスがつくんだよね

GM:はい 論理も結界も使ってるのでマイナス1 この周囲1マスのやつで判定してもマイナス1

いのすけ:どれ使おう

デンゴ:医術とかどうですか 医者です!妊婦さんが大変だと聞いて

いのすけ:それはありなんだけど、医者として来て部屋を調べるのはカスじゃない?

いのすけ:交渉が丸い? いや結局妊婦さんを放置して部屋を調べまわる怪しい奴になっちゃうんだよな

GM:その悩みは予想外だった

いのすけ:これはたぶん対物便利技2つを使い切ったあとだからなのもあって

GM:モノノ怪が動き始めれば、すべての行動がモノノ怪を斬るためで正当化されるけど

GM:今はあかずの間に押し入る理由を用意すると、あかずの間を調べる行動を後回しにしたくなっちゃうのか

いのすけ:なのでやっぱり開かずの間調べるのやめます

GM:はい

いのすけ:香道で侵入者を見つけようかな 怪しい匂い・・・!って

GM:いいと思います

2d6→4(3,1)

いのすけ:天秤つかって振り直します

2d6→7(3,4)

GM:侵入者、血の匂いとかするのかな 刺客なので

・侵入者の秘密/3点

飛び入りさんのお腹の子供を殺すべく派遣された刺客。飛び入りさんが働いていた家から金を受け取って、子供が生まれる前に始末する仕事を請け負ったやくざ者である。

飛び入りさんの後を追ってきたため、部屋が残っていないのは分かっており、こっそりと侵入するしかなかった。

 

1巡目の終了時、この秘密が誰にも知られていなければ、この秘密を公開して飛び入りさんに襲い掛かる。

 

いのすけ:けっこう凄いやつだった こっちにしてよかった

デンゴ:そうなんだ気になるな

デンゴ:気になるので先回り使っちゃおうかな

 

【先回り】

他プレイヤーのシーン終了時、追跡で判定する。成功すればそのシーン中で獲得された情報全てを獲得する。シナリオ中1度だけ使える。

 

GM:判定どうぞ

2d6→10(5,5)

 

デンゴ:秘密読みます

デンゴ:こういうのもあるんだ

GM:こういうのもあります

デンゴ:そういうわけで、いのすけさんが刺客を見つけると、そこには先回りしてきたデンゴが

 

 

【挿絵表示】

 

 

いのすけ:「何奴」

デンゴ:「オレは飛脚のデンゴというものだ」

デンゴ:「旅館は飛脚の稼ぎどこでな。手紙を出したい奴はいないかね、っと。宿泊客の様子を伺うのは町飛脚の習いなのよ。妙なやつがいれば気にもかかるさ」

いのすけ:「妙なやつ、か」

デンゴ:「人目を避けて影から影へ。怪しいったらありやしない。あの男、部屋取ってねえ以前に金持ってねえんじゃねえか」

いのすけ:「ああ。香の匂いで上塗りして、血生臭さを隠している。気になる奴だ」

デンゴ:「鼻がいいんだな」

いのすけ:「僕は鍛鉄もやるから。熾き火の加減は匂いで計る。煙臭さが薄れて鉄粉を強く感じるのが良い火だ」

デンゴ:「腕がいいと言ってくれ、ってか」

いのすけ:「べつに。僕はこれしか知らないだけ」

 

デンゴ:この人ほんと鋳掛屋ロールに気合い入れてきてる

いのすけ:いや、もうすでに使えそうな知識の大半を吐き出してる

デンゴ:そうなの

いのすけ:グーグル先生が教えてくれる程度の知識しかないので

GM:ぱっと出る時点ですごい

デンゴ:それ

GM:デンゴさんもぱっと出してきてるんだよ セッションを楽しみにして準備してくれてたんだなって感じて嬉しい

 

GM:ところでGMが関わらなくても話が動いてる時間って幸せなので、やっぱりプレイヤーは合流してたほうが嬉しいかもしれないと思いました

いのすけ:僕は楽しいけど、モノノ怪っぽくはないシーンだったかもしれないです

デンゴ:モノノ怪、言葉で説明しないからなあ

 

 

 

メインフェイズ一巡目 飛脚のデンゴのシーン

 

デンゴ:流れからすると、侵入者のことを無視して他のことする感じではなさそう

いのすけ:そうですね

デンゴ:でもシステム的には、秘密を知ってればもう襲撃は止められるんだよね

GM:そうですね 秘密を抜かれなかった場合は原作と同じように殺しにかかってきて座敷童子被害に遭いますが

GM:秘密を抜かれてると、うかつに動けなくて、プレイヤーさんに「なに見てんだよ・・・」するだけになります

 

デンゴ:じゃあ女将さん番頭さんに「なんか怪しいやついますよ」するか、狙われてる志乃さん(飛び入りさん)の方に話しに行くかだと思うんだけど

デンゴ:いのすけさんはどっち優先だと思います?

いのすけ:え!

いのすけ:鋳掛屋はそんなにコミュ力高くないので、はっきりした証拠もないうちから「あの人怪しい」とかは言えないかな

デンゴ:ならいのすけくんに「あいつを見張っといてくれ」って言って、デンゴが女将さんに話に行こう

GM:はーい

 

デンゴ:「女将聞いてくれ かくかくしかじかなんだ」

GM:かくかくしかじかなんだ!?

デンゴ:あんまり話しすぎるとモノノ怪っぽくないという学びを得たので

GM:女将「なるほど、かくかくしかじかなんだね」

デンゴ:「しかも、まるまるうまうまなんだ!」

GM:この人、シリアスやろうとしてないだろ!?

GM:番頭「つまり、角丸ゴシックってことですかい」

デンゴ:「そうなんだよ」

いのすけ:そうなんだ

デンゴ:じゃあ筆法で女将の秘密を探っていいですか?

GM:しまった 隙を晒してしまった 筆法でだいじょうぶです

いのすけ:そうなんだ!?

デンゴ:いや、さすがにどうかと思うので

 

デンゴ:手紙を捏造してですね

デンゴ:街であの男を見ていたが、ずっと妊婦のことを陰から伺っている どうも嫌な予感がするが、やくざもんと絡むのも怖い せめて女将さんにはこのことを知らせておきたいと思った

デンゴ:みたいな内容をおかみさんに見せます

GM:ほー

GM:じゃあ捏造手紙の中でついでにかまをかけるような感じにしませんか?

GM:女将さんには知らせておきたいと思った だって、ほら、女将さんは・・・ みたいな調子で

いのすけ:なんかテクニカルなことをしている

GM:それを見ると女将さんが口を滑らせて、なんか秘密の糸口がつかめた みたいな

デンゴ:それでお願いします

デンゴ:でもなんか知的な探り合いロールはできる気がしないので、具体的なところはかくかくしかじかでお願いします

GM:まるまる

いのすけ:うまうま

2d6→11(5,6)

 

GM:女将さんは手紙を読み終わった後、もう一度最初から読み直す 今度はその字のクセが見知ったものじゃないかと確かめるために、一文字ずつ睨んでいく

GM:「足抜けした子らの旦那……の字ではないか」「どこまで知って」「アレの中身をやくざなんかに見られたら」

GM:とか呟いてから、はっとしてデンゴを見つめて黙りました

 

・女将の秘密/2点

この宿はもともと湯女風呂で、女将は従業員に体を売らせていた。

幕府の規制が厳しくなってからは風俗業から手を引き、健全な旅館としてやっている。

だが開かずの間には何かを隠している模様。

 

この秘密を知るものは、開かずの間の壁を調べられる。

・開かずの間の壁

あかずの間をよく観察すると間取りに違和感がある。

不自然に広くてきれいな部屋、一箇所だけ分厚い壁。反響音の差。

 

デンゴ:これ結構どこから調べ始めても同じところに合流する?

GM:まあ真(まこと)は基本的に原作と同じですからね




・才幹判定
才幹表に記された21個の技能のどれかを使った判定。
そのキャラが指定の才幹を持っていれば目標値は5。持っていなければ、持っている才幹の中で一番近いものを選び、離れているマス目分だけ目標値が高くなる。
六面ダイスを2つふって出目の合計が目標値以上なら判定成功。

・飛脚
郵便屋さん。古くは権力者だけが持つ独自の通信網の担い手だったが
江戸時代に入ると道路整備が進み、民間運営の町飛脚が出てくるようになる。
飛脚は高度にシステム化されていき、商業と強く結びついてさまざまな商品と金融証書とを運ぶ重要な役割を担うようになった。取引の約束書きはやがて、それ自体が取引の契約書として形式化されていき、為替業や先物取引、運送保険などを生み出していく。江戸の通信事業社なので、いろんな分野と結びついていてスゴイツヨイ。

また全国に強固な通信網が整っていく傍ら、その一部を利用する地方専門の小規模な飛脚業も活発化していった。宿屋に出向いて自ら営業するデンゴは、おそらく庶民向けリーズナブル業者・歩行飛脚とかである。
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