【コードネーム】チュロス
【性別】女
【戦闘経験】なし
【出身地】カズデル
【誕生日】6月22日
【種族】サルカズ
【身長】157cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
【物理強度】普通
【戦場機動】普通
【生理的耐性】普通
【戦術立案】標準
【戦闘技術】欠落
【アーツ適性】優秀
バンシーの河谷から来た、Logosの「姉妹」。Logosの推薦により、アルバイトを経て成人と同時に正式に入職した。
購買部の仕事を中心に、子供達の教育、医師の補佐、葬儀、装備開発など、幅広く活動している。
造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。
【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。
【血液中源石密度】0.06u/L
血が美しすぎる!若さと防護意識の高さだけでは説明しきれぬ。鉱石病耐性を持った奇跡のサルカズの可能性がある!詳細を知るために実験が必要だ!
──ワルファリン
実験は既にこちらで行った。チュロスの細胞は通常通り感染し得る。血液中源石密度が低いのは、彼女が源石粉塵の吸引を防ぐ呪術を纏っているからだろう。つまり防護意識の高さ、それから若さによるものだ。
──ケルシー
エリートオペレーターLogosの妹。バンシーの姫君であるチュロスは姉妹達からあらゆる教育を受けたが、それ以上に本人の学習意欲が高く、幼少期は「もっと遊びなさい」と勉強道具を取り上げられるほどだったそうだ。
その勤勉さによって彼女は内勤のほぼ全ての業務に適性を見せた。チュロスが訪れた当時、ロドスはバベル崩壊後の再編の真っ最中で人手が足りていなかったため、どの部署も彼女を欲しがった。しかし本人が選択したのは購買部での店番という、彼女の能力をあまり活かせなさそうな仕事だった。
確かにチュロスのアドリブによる「宣伝ソング」は面白いが、彼女にはより相応しい仕事が有るのではないか?最初はそう思われていた。だが彼女はレジに立ち続ける内に、歌声によるアーツの才能を開花させていった。
購買部の雑多な商品に囲まれると自分が何を買いに来たのか分からなくなる事も多い。そんな時にチュロスの「宣伝ソング」を聴くと思考がクリアになり、本来の目的を果たす事ができる。興味が無いと思っていた商品が、自分に必要なものだと気付けるようにもなる。そして気分が良くなった客はチュロスの助けになろうと考え、売れ残っている商品を買ったり、必要そうな人に勧めたりする。
滞っていた在庫が、栓を取り除かれたかのように流れだした。しかし真に重要なのは、目に見えない効果の方だ。吹き抜ける風の心地良さを知った後に窓を閉める気にはならないように、ささやかだが手放し難い安らぎがチュロスの歌には有る。そして医療では代替し得ないその癒しがより多くの者へ届くのは、誰でも立ち寄る事のできる購買部なのだ。
チュロスは今では購買部以外にも仕事を担っているが、彼女を欲していたはずの各部署は、引き止める事無くチュロスを購買部へ帰す。皆が彼女を「購買部の歌姫」と呼んでいる。チュロスは最初の選択が最良であった事を証明したのだ。