神にチート能力を貰った俺は、最強の力を駆使して成り上がる。 作:ウルトラ暇人
「さて、こっちから行かせてもらうわよ!!」
ドウベイテイオーが鋭い蹴りを放つ。
『デーン ジャァックポォット(ネイティブ)』
やたらジャックポットの発音がいいメダルゲームに蹴りがめり込み、メダルゲームが故障する。
『メダルを受け取ってね!』
故障したメダルゲームが異常な枚数のメダルを吐き出し始める。
「次はあんたがこうなる番よ。」
怖すぎだろ。俺メダル吐き出すようになっちゃうの?
「さあ!!避けられるもんなら避けてみなさい!!」
ドウベイテイオーは蹴りの連撃を浴びせてくる。
避けることも難しく、また受け流すことも出来ない俺は、ジリジリと壁際へと追い込まれていく。
クソ!ここまでか!
「さあ!!これで終わり…やんっ!!」
奇妙な叫び声を上げ、ドウベイテイオーが派手に転ぶ。
どうやら先程のジャックポットネイティブが吐き出した大量のメダルで足を滑らせたらしい。
動体視力がチートによって向上してる俺は、転ぶドウベイテイオーの腰を掴み、支える。
この小説はR18ではないので、ドレスを着た女に転ばれてパンツが見えでもしたら大変だからな。
「…あ」
ドウベイテイオーが目を丸くして俺を見る。
「あ、あたしのこと、助けてくれたの…?敵なのに…?」
いやまあ、パンツ見えたら大変だし。という建前を隠して、クールに頷く。
「男の人にこんなに優しくされたの始めて…」
え?R18のセリフ?シチュエーションにそぐわなすぎるだろ。
「あたし、あんたのことが好きになったみたい。負けでいいわ。ドレスも…もっと綺麗なの着てまた来るから。そしたら結婚してもらうから。」
顔を真っ赤にさせてドウベイテイオーがそう言い放つ。
制限時間付きのラブコメくらい惚れるの早いな、余命1年って言って書いてたけど半年くらい恋愛が進展してなかったときの進み方?
「それまであんまり近寄らないでね。妊娠しちゃうから。」
そう言うとドウベイテイオーは走ってどこかへと消えた。
怖すぎだろ、違う意味で。
「ドウベイテイオーを倒すとは恐れ入った!!」
それを見ていたバニーおっさんがマッスルポーズを取りながら近づいてくる。
そういやこいつもいたわ。
「鉄拳のバリー!!参る!!」
デン!!デデデン!!!
壮大なBGMが鳴る。なんだこれ?ボス戦のエンカウント音みたいだな。
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鉄拳のバリーが あらわれた!!
ニア たたかう スキル
じゅもん にげる
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ボス戦だった。しかもRPG式。
とりあえずこうげきを押してみるか。
▽ ゆうたの こうげき!!
「ははは!!!私は性自認は女だ!!そんな私を攻撃するとはどうなるか分かるかね!?!?」
バリーに こうげきは きかない!
防御の仕方が最悪すぎるだろ。今を生きる皆様にマジで謝ってくれ。
▽ バリーの こうげき!!
バリーはあやしいてつきで スマホをいじる…!
「インターネットでお前のことを晒し上げてやるぞ!!」
ゆうたのMPが 21へった!
姑息すぎるだろ。鉄拳のバリーの鉄拳の部分どこだよ。あいつの指、まだスマホしかいじってないけど。
――――――――――――――
ニア たたかう スキル
じゅもん にげる
――――――――――――――
うーん、どうするか。
しかしこのウィンドウ、俺とバリーを挟むようにして出てきてるけど、よく作り込まれてるな…まるで触れ…触れるわ。
俺はウィンドウを持ち上げて、バリーに向かって歩く。
「お、おい!お前何をしている!ターン制バトルだぞ!RPGしたことないのか!?」
うおおおおおおおおおおお!!!うるせえ!!!!
バチン!バチン!バチン!とウィンドウでバリーを何度もぶん殴る。
「おい!!もう一回殴っただろ!次は私のターンだ!!」
まだコマンド押してねえから俺のターンだ!!!くたばりやがれ!!!!
バリーはいつの間にか気絶していた。
最悪なカジノだった。
「ゆうた様、楽しめましたか?」
バニーを着た奴隷が気絶したバリーを踏みつけながら登場する。
ああ、そういえばドベ娘のメダル当たってたっけ。
ドベ娘のメダルを回収しながら、奴隷に質問する。
これメダルの換金どうやんの?
「…?」
いや、換金。ないの?
「良くわかりません」
もしかして遊ぶだけ?ここのカジノ。金策とかは出来ないのか
「良くわかりませんが、皆様あちらの方にいかれます。」
三店方式かよ!!!
俺はメダルを金に変えてその場を後にした。