侍 「忍び殿ー!」 「どこにいますか忍び殿ー!」
紫音 「おや?また拙者を探しているようでござるな」
侍 「どうすればいいんだ」
紫音 「また拙者をお呼びでござるか?」
侍 「忍び殿!」 「実は姫様が・・・」
紫音 「姫様が?何でござるか?」
侍 「姫様が、姫様が、何者かにさらわれてしまったのです!」
紫音 「ええええええええ!!!!!!」
侍 「姫様が私に席を外すように言って話が終わった後に入った所いなくなっていました」
紫音 「なるほど、でもあの部屋の出入り口は一つではないのだろう?」
侍 「確かに隠し扉はいくつかありますがすべて誰かが出入りした形跡は見られませんでした」
紫音 「だとしたら一体どうやって・・・」
??? 「お困りのようだな」
侍 「へ?」 「あ、貴方様は!」
??? 「最強の妖術使いの家元一族現当主の家元虎之介だ」
突如現れたのは一族全員が高い能力を持ち数々の伝説を作ってきた家元一族の現当主である家元虎之介だった 彼は一族で珍しく氷の妖術が得意で噴火している火山を氷漬けにして農民を飢饉から救ったり凶悪な盗賊の集団をを氷で作った罠で捕まえたり1万人を一度に全員氷漬けにしてしまったり氷で瞬時に錬金術の如く武器を作り出すなどと数え切れないほど様々な事を成し遂げてきた男である、その伝説と容姿も優れている事から非常にモテているが彼は全ての告白を断っている
虎之介 「で?どうしたんだ?」
侍 「実は・・・」
虎之介 「はぁ!?姫がさらわれた!?」
侍 「それで城の謁見の間を見に行こうとしているところでした」
紫音 「あ、拙者は紫音でござる」
虎之介 「お前そんな派手な格好してていいのかよ?忍びなのに」
紫音 「な、何の事でござるか?」
虎之介 「お前とは一回会った事あるし」
紫音 「へ?アッタコトアル?」
虎之介 「まだ小さかったから覚えてないか」 「昔吹雪の中で凍えている少女がこんなに立派な忍びになってるとはな」
紫音 「あーーー!!思い出したでござるぅ!」 「拙者が任務で北の方へ行った時に付き添いとはぐれて寒さで凍えていた時に助けてくれたお兄ちゃんでござるかーーー!!!!」
虎之介 「そうそう、あの時のな」
侍 「そんな寒いところで虎之介さんは一体何をしていたんですか?」
虎之介 「あーその時はまだ力が覚醒してなかったから親父に修行してこいって言われてずっと修行をしてたな」
紫音 「忍びの修行より過酷でござる・・・」
虎之介 「まあ氷属性のやつは歴代でもとんでもない伝説を築いているからな」 「一番すごいのでクロエと協力してヤマタノオロチを氷漬けにしたって言われてるし」
紫音 「や、ヤマタノオロチを!?」 「・・・ヤマタノオロチって何でござるか?」
侍 「え?知らないのですか?」
虎之介 「はぁ、ヤマタノオロチってのは頭と首が8つある巨大な蛇だ」 「その大きな口で牛だって丸呑みにしてしまうんだ」
侍 「そしてそのヤマタノオロチは毎年一人ずつ若くてきれいな娘を差し出せ、さもなくばお前達の田畑や家を荒らすぞと脅したのです。」
虎之介 「そんな時に立ち上がったのが俺のご先祖様とクロエ様だ」 「その時クロエ様は乱暴者だったせいで姉のシロナ様に天界を追い出されていたんだ」
侍 「その後ヤマタノオロチに酒を飲ませて酔った隙に首を切ったのです。」
虎之介 「切った首や体を封印したのが俺のご先祖様だ」
紫音 「なるほど~」
虎之介 「ま、立ち話ばっかしててもあれだし」 「城に行こうぜ」
謁見の間にて
紫音 「うーん何も無いでござるな」
虎之介 「確かに抜け道を使った形跡もない・・・っ!」
侍 「どうされましたか?」
虎之介 「俺達は今見られているぞ!」
紫音 「へ?だ、誰が拙者の事を!?」
虎之介 「そこか!」 ビュッ!グサッ!!
虎之介は瞬時に氷でクナイを作り出しソレを撃ち落とした
侍 「これは・・・式神?」
虎之介 「式神・・・姫をさらった犯人がわかったぜ」
紫音 「へ?わかったのでごあるか?」
虎之介 「犯人は陰陽師の霧雨魔理沙だな」
侍 「霧雨殿が?」 「そんな訳はないと思いますが?」
虎之介 「確かにあいつは今若くして隠居しているがおそらくだが調べている内に姫の呪いを解けるかもしれない方法を見つけたのだろう」
侍 「それなら直接言ってくれたら我らも協力したのに・・・」
虎之介 「おそらく魔理沙のやつは無理やり姫の呪いを解こうとしているのだろう」
紫音 「無理やり・・・」
侍 「おそらく霧雨殿は霧雨一族が代々受け継いできた塔の中だろう」
虎之介 「よし紫音行くぞ!」
紫音 「了解でござる!」
・・・その頃姫様は・・・
幽々子 「う、うーん」 「あれ?ここはどこ?」
??? 「目が覚めましたか」
幽々子 「あ、あなたは・・・」
??? 「はいお察しの通り霧雨一族の現当主霧雨魔理沙です。」
幽々子 「どうしてこんな事をしたのかしら?」
魔理沙 「まずはこの桜の国の秘密について喋りましょう」 「姫様は影の軍勢について御存知ですか?」
幽々子 「ええ、突然現れては人々を襲い日に日に勢力を増している軍勢の事でしょう?」
魔理沙 「はい、そうです。突然現れては人々を襲い力を増している・・・」 「そこで私は調べました」 「すると新たなる事実が明らかになったのです。」
幽々子 「新たなる事実?」
魔理沙 「実は影の軍勢は皇族の魂を生贄にして抑えている事がわかったのです。」
幽々子 「私の魂を捧げる事で影の軍勢を抑えている・・・」
魔理沙 「それで姫様の一族は呪いによって寿命が削られて早々になくなるのです。
幽々子 「でもそんな事をやらなくても・・・」
魔理沙 「あなたには少し気絶してもらいますよ」
幽々子 「え?」 「うっ」 バタッ
魔理沙 「申し訳ありません姫様、これしか方法がなかったのです。」
外では
紫音 「くそうこの結界ものすごく硬いでござる」
虎之介 「ちょっと下がってろ」 「はああああああ」
虎之介は力を溜め始めた
虎之介 「氷結地獄!」 ガシャーン!!
すると結界が パキーン!! と大きな音を立てて割れた
魔理沙 「!どうやら結界が破られたようだな」 「この気配は虎之介か?」 「ふふふ虎之介めたとえ幼馴染でも私の邪魔をするのならば許さんぞ」
虎之介 「オラァ!」 バキィ!!
鍵のかかった扉が大きな音を立てて吹っ飛んだ
紫音 「だ、大丈夫でござるか?」 「扉を吹っ飛ばして」
虎之介 「大丈夫大丈夫」 「魔理沙と俺は幼馴染だからな」
魔理沙 「やはり止めに来たのか虎之介」 「お前たちに姫様は渡さない」
紫音 「大人しく出てくるでござる!」 「この卑怯者!」
魔理沙 カッチーン(ブチギレ) 「そうかそうかこの私に喧嘩を売るか」
紫音 「ん?な、何でござるかここは〜!!」
虎之介の脳内 「ここは術に掛かったフリをしておくか・・・」
紫音 「ぎゃあああ!!許してほしいでござるぅ!!」
虎之介 「うぉぉぉ何だこりゃあ!!」
魔理沙 「ふふふ」 「さて、邪魔者はいなくなったな」
魔理沙は姫を術で浮かせながら下に降りてきた
虎之介 「・・・なんてな!」 ビュッ!
魔理沙 「何!?」
虎之介が突然起き上がりクナイを投げてきたがとっさに避けた
魔理沙 「おのれ虎之介」 「まさか私の術が効いていないとは」
虎之介 「当たり前だ」 「お前の術の構造なんかお見通しだ」
魔理沙 「ふふふだがこのような妖術には耐えられまい」
虎之介 「っ!吹雪の術!」 ヒュゥゥゥゥ 「・・・逃げたか」
魔理沙 「さあ早く術式を・・・」
??? 「おや?魔理沙殿ではありませんか」
魔理沙 「お、お主は・・・」 「なぜだ!お主は賊の討伐に向かっていたはずだ!」
次回に続く!
次回はあの最強の侍とキーキャラクターの巫女が出てきます