妖夢 「姫様と某の魂を同化させるのだ!」
霊夢 「っ!どうやら能力が開花したみたいね」
妖夢 「これで姫様を救うことが出来るのだな」
霊夢 「ええ、あんたにも作戦を話しておくわ」
・・・説明中・・・
妖夢 「なるほど、影の軍勢を某と虎之介殿と紫音殿、そして魔理沙殿と共に抑えろと」
霊夢 「そうよ」
妖夢 「しかし煙々羅に普通の武器が通用するのか?」
霊夢 「そのために虎之介が今武器を作ってくれているわ」
虎之介 「妖夢!出られたのか!」
妖夢 「虎之介殿!」
虎之介 「ちょうど武器の試作品が出来て渡しに来たんだ」
妖夢 「おお!これが煙々羅にも通用する刀・・・」
虎之介 「刀身は氷の影響で青っぽい色になってるが大丈夫か?」
妖夢 「大丈夫ですよ」 「それよりも・・・」
虎之介 「?」
妖夢 「こんな優れた刀で試作品なんですか!?」
虎之介 「なんかおかしいか?」
妖夢 「おかしいですよ!(笑)」 「氷の能力を付与している時点でね!」
虎之介 「煙々羅の得意属性は風、この世界の妖術は基本火は氷に強く氷は風に強く風は土に強く土は雷に強く雷は水に強く水は火に強いと言う特徴があるんだ」
妖夢 「なるほど」 「だとしたら某の能力は何でしょうか?」
虎之介 「多分土属性だな」 「この世界の妖術はバランスが崩れないようにアマテラスオオミカミ様が得意、苦手持ちのやつが全属性揃うように集めている説があるからな」
妖夢 「なるほどという事は、煙々羅が風、虎之介殿が氷、九尾様が火、紫音殿が水、魔理沙殿が雷、某が土という事ですね?」
虎之介 「いや、九尾様はおそらくそこの輪に入っていない」 「神は基本的に弱点がないからな」
霊夢 「そうね、たしかに九尾様は火が得意だけど弱点は存在しないわ」 「ちなみに私は無属性よ」
妖夢 「無、無属性?」
虎之介 「簡単に言えば純粋な妖力だけの能力だな、霊魂を呼び出して戦ったり吸収の術などを使う」 「無属性な分弱点はつけないが最も安定している」
妖夢 「では一体誰が火属性なのだ?」
虎之介 「多分俺の妹だな」
妖夢 「ヒイッ!(震え上がる)」
虎之介 「どうした?そんなに震え上がって」
妖夢 「虎之介殿の妹って某の事が大好きなやんでれ?ですよね?」
??? 「よ〜う〜む〜く〜ん〜」
妖夢 「こ、この声はまさか・・・」
ほしの 「やっと見つけたのです」 「もう逃さないのです!」
妖夢 「ぎゃああああああ!!!!!」
虎之介 「俺がほしのを抑えるから早く姫の所へ行ってやれ!」
妖夢 「ありがとうございます。では一旦姫様の所へ行ってきます!」
ほしの 「妖夢くん!行かないで!」
・・・城下町・・・
妖夢 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」 「ここまでくれば大丈夫でしょう」 「お!姫様に団子を買っていくとするか」 「すみませーん」
ゆりか 「はいはい、ってさっきのお侍さん!」 「ど、どうしましたか?」 「うちの団子に虫でも入っていましたか?」
ゆりかは先程大量に団子を買っていった妖夢が戻ってきたので何か問題でもあったのではないかと慌てていた
妖夢 「いえ、そう言う訳ではなく・・・」 「また団子を買いに来ました」
ゆりか 「あ、そうでしたか」 「早とちりして申し訳ありません」 「何本買いますか?」
妖夢 「うーん250本ほどお願いします」
ゆりか 「か、かしこまりました」 「すぐにご用意させていただきます。」
妖夢 「代金は城に請求してくれ」
ゆりか 「わかりました」 「(まあ団子をたくさん買ってくれてるおかげで一気に財政が改善したからいっか)」 「(これで先代の借金が返せるんよ)」
・・・城にある幽々子の寝室・・・
妖夢 「姫様ー!ご様体はいかがですか?」 「団子を買ってきましたよ」
幽々子 「ありがとう妖夢、早速いただこうかしら」
魔理沙 「姫様・・・先程200本食べたばかりではありませんか・・・(ドン引き)」
それから虎之介と霊夢もやって来て作戦を話していたときだった
虎之介 「・・・いるんだろ?紫音」
紫音 「拙者に気づくとは流石でござる」
虎之介 「妙な気を感じていたからな」 「で?なんのつもりだ?」
紫音 「・・・拙者はここから旅立つことにしたのでござる」
幽々子 「たび、たつ?」
紫音 「拙者は魔理沙殿や虎之介殿のように術式が使えるわけでも妖夢殿のように剣術能力があるわけでもない」 「そこで拙者は考えたでござる」 「自分の役目はもう終わったのではないかと」
幽々子 「そんな事はないわ!」 「紫音ちゃんがずっと私の心の支えになっていたのよ!」
紫音 「初めて姫様に会った時は従えることも考えたでござるが拙者は元来自由を愛する忍びでありつらい過去も背負っている」 「だから役目の終わった拙者はここから旅立つことにしたのでござる」
魔理沙 「そうか、それが紫音殿の選んだ道か・・・」
幽々子 「魔理沙殿まで・・・」
紫音 「それでは拙者はこれで・・・」
虎之介 「待て!」 ヒュウーーー
紫音 「うわっ!足が!」
虎之介 「お前ふざけんじゃねぇぞ」
紫音 「え?」
虎之介 「共に姫を守ろうと約束したじゃねぇか!」 「あれはその場しのぎの嘘だったのか!」
虎之介が突然大声を上げて怒鳴りだした 皆は虎之介とは長い付き合いだがここまで怒っている姿など一度も見たことがなかった
紫音 「でも拙者の必要など・・・」
虎之介 「幽々子がさっき言ってたじゃねぇか!」 「お前の存在が心の支えだって!」
紫音 「でも拙者は所詮自由を愛する忍び、もとより国と関わるつもりなどなかったでござる」
虎之介 「だからって結末も見届けずに逃げようとするな!卑怯者!」 「お前は魔理沙に対して卑怯者だって言ってたじゃねぇか!それは何だったんだ!」
紫音 「はっ!」 「拙者はなんて愚か者だったんだ・・・」
虎之介 「わかってくれりゃあいいんだよわかってくれりゃあ」
??? 「クソがー!」 ブオン!
虎之介 ガシッ 「ようやく会えたな、黒幕さん」
??? 「クソっあたいの気配に気付いていたのか!」
虎之介 「当たり前だ、スサノオノミコトいやクロエ!」
すべての黒幕はなんとクロエだったのだ。
虎之介 「あんたは元々厄除けの神様として祀られていたが乱暴者だったせいで一度天界を追い出された、その時に俺達はお前が地上で暴れたときに備えてシロナ様から力を授かった」 「そして神の力を取り戻すためにヤマタノオロチを残っていた力で生み出しあたかも自分で倒したかのように自作自演をした」 「その結果罪が許され天界に戻って力を取り戻してシロナへの復讐を誓ったがその時シロナの次に障壁となったのが九尾様だ」
虎之介 「その当時九尾様の力は信仰と博麗の巫女の力によって最盛期を迎えておりシロナ様すら倒せるかもしれないと言われたほどだ」
葵 「なるほど、そこで煙々羅を生み出す事で当然民は九尾である我を頼る」
霊夢 「そこで私達博麗の巫女が九尾様の事を依代として煙々羅を封じ込めた」
虎之介 「その後霧雨一族の管理していた九尾様の像を嵐を発生させて破壊し撤去させた」
葵 「それによって我の信仰が急激に失われて力がなくなりその代わりとして皇族の魂を捧げていたと」
クロエ 「ふっふっふ、はーっはっはーー!見事な推理だったな虎之介よ」 「だが貴様に何が出来る?」
幽々子 「あなたが、私から父上や母上を奪ったの・・・?」
クロエ 「そうだ!特に直接何かしたわけじゃないがな!」
幽々子 「ゆる・・・さない」
幽々子はとても怒っていた
クロエ 「あたいは神だ、お前らのような少し強いだけの人間が勝てるわけ無いであろう」虎之介 「それは試してみないとわからないだろ!」 ヒュオーーー!!!!
クロエ 「ぐっ、何故氷でここまで喰らう?」
虎之介 「シロナ様からお告げがあったんだクロエは氷弱点にしたってな」
クロエ 「ならば」 「おりゃぁ!」 ブワァ
妖夢 「ぐっ」 「やはり某は風が苦手なのですね」
クロエ 「アハハハハ」 「どんどん当ててってやるよ」
虎之介 「みんな!俺に力を!」
クロエ 「そんなもの効くわけ無いだろ?」
虎之介 「氷結地獄G!」 ガシャーン!
通常の3倍の妖気を必要とするがその分破壊力は3倍のガッツ技を放った
クロエ 「グァァァァ!!」 「きょ、今日のところはこれで勘弁してやるのさ」 ヒュン(瞬間移動)
虎之介 「・・・逃げたか」
幽々子 「うっ」 バタッ
虎之介 「幽々子!しっかりしろ!」 「極楽の術!」
虎之介はとっさに回復妖術の最高峰である極楽の術を幽々子にかけた
幽々子 「ありがとう虎之介君」
虎之介 「幽々子はひとまず部屋で休んでろ」 「俺の部下を護衛につけて置くから」
幽々子 「ありがとう虎之介君」
虎之介 「紅丸!蒼影!」
紅丸 「お呼びですか主様」
蒼影 「ハッ」 (瞬間移動)
虎之介 「姫の護衛をしておけ!」
二人 「「ハッ」」
虎之介 「これは俺達の修業が必要だな」
妖夢 「そうですね」 「姫様を守るためにも」
紫音 「新月の夜まで後2週間あるでござるからな」 「でも、何をするのでござるか?」
虎之介 「安心しろいい修行場所がある」
果たしてその修業とは!?
・・・次回へ続く・・・
ついに黒幕が明らかになりました 果たしてどんな修行をするのか・・・