不死身の牛による幾星霜のアカデミア   作:特撮好きな博麗

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ゲームマスターを普通に忘れていたので設定に付け足しました。
いきなり合宿編からですが、今回は無個性プレイヤー達が集う回です。


林間合宿編
デザイアグランプリに集う『無個性』達


 

 

 

 

 

 ある日、男装をした美しい女性が少年の目の前に現れてこう告げた。

 

「おめでとうございます、緑谷出久様!今日から貴方は仮面ライダーです!」

 

「か、めん……ライダー?」

 

 不思議と、雄英高校“普通科”に通う少年・緑谷出久は馴染みがある様に感じた。開かれたケースの中にあるそれらに触れた途端、彼は全ての記憶を思い出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「道長くん、ギーツくん、優雅くん、小刀禰さん!!」

 

「お、出久。」

 

「珍しいな、お前が最後とは……」

 

「おっ久ー☆」

 

「久し振りだな、出久くん。」

 

 デザイア神殿へ転送されると、そこにはハーフアップの髪型の何処か似ている少年二人と、チャラそうな少年、美しい容姿の少女の姿が目に入り、出久は直ぐに四人の下に近付いた。

 

「今回は巫剣さんやサリアさんもいるよ〜」

 

「!巫剣さんやサリアさんまでいるなんて…………でも、今回は少人数制なんだ。」

 

「らしいな。何でも、今回は雄英高校とも関わりがあるからか、比較的歳が近い経験者達でのDGPとなったみたいだぜ。後、アースのおっさんが胃痛起こして胃薬飲むのも見た。」

 

「………………後で何か差し入れしようぜ。」

 

「「「「賛成!」」」」

 

 最早お約束となった、『苦労人アースへの差し入れ』イベントに少年少女達は賛成するのだった。その様子を見ていた巫剣とサリアは、相変わらずだなと笑う。

 その様子をニコニコと微笑みながら聞いていたナビゲーター・ヒノリはこほんっと咳をした後、今回のDGPに関する説明を行ない始めた。

 

「今回のゲームは特殊なものとなっており、なんと出久様や道長様達が通う“雄英高校のヒーロー科”を守る事が条件となっています。」

 

「…………ん?ヒーロー科を守る……?確かにジャマトはある程度知る俺達くらいしか倒せないが……」

 

「……そういえばヒーロー科って合宿……イヤな予感が……」

 

「かっちゃんと鉢合わせの可能性が……」

 

「「ああ…………」」

 

 何かに勘付いたり嫌な予感を感じる中、出久は冷や汗を垂らしながら幼馴染の爆豪勝己との鉢合わせの可能性に背筋を凍らせた。雄英高校に通う道長と優雅も、彼と幼馴染であることは知っているし学校内でも(色々な意味で)有名なこともあり、出久にとても同情するのだった。

 彼らは皆『無個性』であり、殆どの参加者達は個性持ち達に虐められてきたも過言では無いため、良い思いを持っていない者もいる。しかし、歴代のDGPの中には欲の為に醜くなる者も多く、それを知るからこそ出久達は大人の様な落ち着きを持てる様になっていた。だからこそ、不満はあれどそれらを一度呑み込むことにした。

 

「ゲームは明日から行なわれることになっていますので、今日はデザイア神殿にお泊まりになってください。一度荷物を整理しに帰ることも可能ですから。」

 

 そういうと、ヒノリはその場から離れた。

 

「…………久し振りに泊まり込みのデザグラか。」

 

「前は出久が初参加した奴の一つ前だったな。」

 

 双子の様に見える道長とギーツの言葉に、全員が二人の方へと視線をやった。

 

「え、僕が初参加したのって確か…………大丈夫だったの?その、親御さんとか…」

 

「俺は大丈夫だ♪」

 

「その頃には両親は他界していたし、保護者を名乗り出たミコトもDGP関係者だから、その辺りはギーツと同じだから安心してくれ。」

 

『(安心出来ない……)』

 

 コンッと指で狐を作るギーツと、さらりと両親の他界とかを述べる道長に、二人以外は安心出来ないと内心ツッコんだ。

 このままだと収録がつかないと思い、巫剣が行動を起こした。

 

「と、兎に角…………僕は信者の方々の説明等をするので、一度帰りますね。」

 

「私も一度帰らないとなぁ…………億劫だけど。」

 

「じゃ、全員一度帰るってことで☆どうせならトランプとか持ってくる?」

 

「確か男子寮と女子寮の間に談話室があったから、参加したい人はそこに集合ってことにするか。ついでに、アースへの差し入れも作るか。」

 

「今回はチョコレートでどうかな。」

 

「コーヒーとかもいいと思うけど……」

 

「あー…………なら、マシュマロ入りのチョコレート……いや、コーヒークリーム入りのチョコレートとか作ってみるか。此方にもキッチンあるしな。」

 

 巫剣が切り出したことで、全員が一度帰還し荷を整理しにいくこととなった。次々とデザイア神殿から退去する中、ギーツだけがその場に残る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そうして、“背後から現れた人物”に背を向けたまま語りかけた。

 

「………今回のゲーム、お前が仕組んだな?彼奴らは出来る限り平等のままゲームを行うことを心掛けているからこそ、『無個性』だけのプレイヤーを選択している。それなのに、よりにもよって雄英高校のヒーロー科と鉢合わせする様なゲームだ………“奴”を除けば、考えられるのはお前だけだ。」

 

「さあ?何のことやら。しかし、君は本当にそれでいいのかい、ギーツ。君の本来の願いは、“彼”の本来の願いと反するものだ。何故そんなにも“彼”を拒む?」

 

「……“彼奴”には……普通の人間として生きてもらう為だ。だからこそ、“お前達”には手を出させない。俺も“お前達”の思い通りになってやらない。」

 

 道長達といた時とは打って変わり、静かに殺意を込めてギーツは“彼”にそういった。そして、彼もデザイア神殿から立ち去った。

 

「…………フッ。その威勢は【昔】から変わらないな、■■…………だが、いつの日かその願いは破られることになるぞ。」

 

 ククッと喉を鳴らして笑うと、“彼”もまたその場から消えるのだった。

 

 

 




道「いきなり話進んでるじゃねぇか」
作「サーセン!!」
ギ「せめて数話経ってからの方が良かったな〜」
道「お前、小説書き始めて何年目だ??」
作「3年くらいは経ってます(白目)」
道「はぁ…………スランプってことにしておいてやる。とりあえず、次はヒーロー科の合宿でDGPが開催される。こんな駄作者だが、見てくれる・応援してくれる奴は大歓迎だ。」



「「次も俺達のハイライトだ!」」

作「頑張りま〜す……(疲労)」
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