ここに来てから数週間ほど経ったが、全体的に受け入れムードだったおかげで私は無事百獣海賊団に馴染むことが出来た。ある程度過ごしたらここを出て行く気満々だったのだが、馴染んだせいで今では数ヶ月ごとに帰ってきてもいいかなと思うくらいには愛着が湧いている。あと単純にヤマトが心配。
カイドウとのぶつかり稽古もヤマトを巻き込んで週に数回のペースで続けており、ヤマトと共闘という形ならカイドウに傷を負わせることも出来ている。まぁ擦り傷程度なのですぐに治って殴り返されるのだが。
私的には毎日ぶつかり稽古をしたいところなのだが、カイドウからガキの遊び相手は疲れるぜと要約して言われたので自重してる。それにカイドウには百獣海賊団の仕事があるので、疲れてなくても毎日は無理なようだ。むしろ週に数回のペースで遊んでくれるだけ良い方なのだろう。
私達のぶつかり稽古はすっかり鬼ヶ島内で見慣れたものとなり、屋上で私達がぶつかり合って島が揺れても船員達は今日も元気にやっているなぁ程度で流せるようになっていた。
カイドウが相手をしてくれない日はヤマトの覇気練習を見学したり、キングやジャックに付き纏ったりして時間を潰しているのだが、個人的にはそろそろ鬼ヶ島の外に出てワノ国の観光をしたいところ。
そのことをカイドウに直談判すれば、ヤマトと同じ爆弾手錠をつけられた。カイドウ曰く私だけ特別扱いする気はないから外すことが出来たら行っても良いとのこと。
なのでつけられた直後に内部破壊で手錠を外し、その後の爆発もわざとカイドウが見てる前で受けた。
即条件クリアでお出かけ許可を貰い、私ならすぐにクリアすると考えていたカイドウからついでに兎丼にある囚人採掘場にいるはずのクイーンへお使いを頼まれたので了承。手錠からお使いを頼まれるところまでを見てしまって口をぱくぱくさせるヤマトに手を振った後、クイーン宛の荷物を船員から受け取った私は鬼ヶ島を月歩で出て意気揚々とワノ国を目指すのだった。
「ぷはー! 汚染水だこれ‼︎」
月歩で走ることしばらく。荷物と一緒に受け取ったワノ国の地図を見ながら兎丼まで来たのだが、少し喉が渇いてきたので川の水を飲んだところ水が汚染されているのかクッソ不味かった。
これは胃袋が強い人じゃないと体調を崩すレベルで、微弱な毒と言ってもいいぐらいだ。まぁ私には効かないけどね!
「うーん、これだとこの肉もダメかな?」
水を飲むために空から降りてきた私を食べようとしてきたので仕留めた鰐みたいな蜥蜴を見ながら私は呟く。試しに肉を抉り取って食べてみれば、食べれない味ではないがここの水を飲んでいる可能性があるなら串焼きとして客に提供するのはやめておいた方がいいだろう。
とはいえここで捨てておくのは勿体無いので、ありがたく頂くことにする。無駄に蜥蜴の身体が大きいので食べ終わった後はそうはならんやろと言いたくなるぐらい私のお腹は膨れ上がってしまったがご安心を。この世界は消化に集中すればすぐさま栄養にしてくれるので数分で元の体型まで戻るんです。
満腹になった私は再度クイーンがいるとされる囚人採掘場へ出発し、その数分後に目的地へ到着したのだが、どうやって入ればいいのだろうか。別に門をぶち破ってもいいがそれだと直すことになる船員達が可哀想だし……。
んー、普通に空を走って入るか。もしかしたら侵入者と勘違いされるかもだけど、クイーンに会うことができれば全て問題なし。
てなわけで早速侵入し、見つけやすい外見なためすぐにクイーンを見つけることが出来たのだが、クイーンは働いている囚人達の見学をしながら食事中のようだ。一応声をかけたが食事に夢中なのか鈍い反応しか返ってこない。
食べているおしるこは自分の酸素と言っていることから、フランキーのコーラみたいなものだろうか。なら邪魔をするのは悪いと思い、クイーンの近くにいて私の存在に気付いている胸にゾウがついたババヌキという人が話しかけてきたので代わりに挨拶をしてから時間を潰すためにそこら辺を適当にぶらぶらする。
実はここに来てから囚人達が運ぶ大きな石材が気になっていたのだ。あんなに大きいのなら重量もかなりあるはず。
つまりそれを運べばトレーニングになる。荷物は全部クイーンのところに預けておいたので早速置いてあった石材を持ち上げてみたのだが、重くはないが軽くもない中途半端な重量だった。
ふーむ、これだと大してトレーニングにならないため、さらに石材を追加して持ち上げてみる。
あ、これは良い。重くなるし紐で縛っていないから私が持つ石材の上に積み上げた別の石材を落とさないように気を付ける必要もあってバランス感覚が鍛えられる。
「ねぇ、これってどこに持って行けばいいの?」
「あぁ? そんなこともわからないのかよ。あっちの船着き場だよ。早く行け愚図!」
「はいはーい、ありがとうねぇ」
「ったく……えっ?イブキお嬢???」
どこまで持って行けばいいのか近くにいた百獣船員に聞けば、素直に教えてくれたのでお礼を言って離れる。その際に石材で隠れていた私の顔が見えたのか船員が二度見してきたが、気にせず私は船に向けて走り出す。
よーし!とりあえず停泊している船の全部に石材を載せるかぁ‼︎
◆
「クイーン様‼︎ 大変です‼︎」
「ムハハハハ、どうした? 囚人でも逃げ出したか?」
イブキが石材トレーニングを始めてから数分後、一先ず満足のいく量のおしるこを食べたクイーンは大急ぎで走ってきた看守に笑いながら問いかけた。この場所でわざわざクイーンに報告をしてくる場合は大抵捕らえていた囚人が逃げ出したり暴れ出したりするトラブルで、過去に何度も起きていることからクイーンの態度も気楽なものだ。
「イブキお嬢が囚人達の仕事をトレーニングと言って強奪しました!」
「えぇ〜〜〜‼︎ そもそもいつ来てたんだ⁉︎」
しかし看守からの報告にクイーンの目玉は飛び出ることとなった。イブキにはここの存在を教えていないはずなので、興味を持ったから来たという線は薄いだろう。
「イブキお嬢ならクイーン様がおしるこを食べている際に来ていましたよ。クイーン様の後ろから何度もお声がけしてましたがクイーン様は全て無視していました」
「嘘だろォ⁉︎」
看守長であるババヌキからの報告にクイーンは再び驚く。彼が指差す方向を見ればイブキの金棒が何らかの荷物と一緒に置かれていることからここに来たことは間違いない。
「ちなみにここへ来た理由はクイーン様宛の荷物を届けるためだそうです」
「なら殴ってでも教えろよアホンダラァ⁉︎ イブキは今どこだ⁉︎」
「石材場です‼︎」
おしるこ食ってる場合じゃねェ!と勢いよく椅子から立ち上がったクイーンは看守にイブキの現在地を聞くなり慌てて走り出した。この時の速度は過去最速であると断言出来るくらい速かったと後のクイーンが語るレベルだ。
状況はマズイなんてものじゃない。他者から見たら今のクイーンは「届け物をわざわざ届けに来た総督カイドウの娘を無視した挙句、囚人と同じ労働をさせている奴」になっているからだ。こんなものがカイドウの耳に入ったりすれば最悪の場合、雷鳴八卦を覚悟しなければならない。
まぁ実際にこの報告をカイドウが聞いたとしてもイブキがトレーニングを勝手にやったんだなと軽く流してお咎め無しなのだが、そこまでイブキのことを知らないクイーンは顔から多量の冷や汗を流しながら進路上にいる囚人や船員を押し除けてイブキがいる場所へと向かう。
「あそこか‼︎」
報告を受けた場所に近付くほど看守や船員達が騒いでいるのがわかる。耳をすませばイブキを制止する声が聞こえてくるがイブキが止まる様子は無さそうだ。
「イブキィ! ストップだ‼︎」
「えっ⁉︎ ちょっと危ない‼︎」
恐らくイブキを止めることが出来るのはババヌキか自分だけと考えて行動したクイーンだったが、その予想は見事に的中していた。しかしクイーンは焦っていたこともあり、山ほど石材を担いだイブキの前に飛び出す形で制止を命令してしまう。
ここでイブキがゆっくりと歩いていれば何の問題もなかったのだが、あいにくと運ぶことに慣れてきたイブキはそこそこの速度で走って石材を運んでいた。そんな時にクイーンが突然角から現れたのだから急ブレーキも間に合わない。
「ぶへぇ〜〜‼︎⁉︎」
「「「クイーン様ァ〜〜⁉︎」」」
結果、クイーンはイブキに激突されてから追撃で石材の山に押し潰されることとなった。
「ごめんクイーン大丈夫⁉︎ 頭が胴体までめり込んでない⁉︎」
クイーンに積み重なる石材を放り投げつつイブキが問いかけてくる。それに対してクイーンはツッコミを入れつつ起きあがろうとしたのだが──。
「お、おい! クイーン様、息していないんじゃないか⁉︎」
「……‼︎」
看守の誰かが叫んだ言葉に大看板の実力をフル活用して起きあがろうとした身体を押し留めた。この後の展開がある程度読めたからだ。
「ど、どうするんだ⁉︎」
「息が止まったなら人工呼吸を──!」
「誰が──!」
騒ぐ看守達の言葉を聞き取りながらやはり自分の予想通りになったとクイーンはほくそ笑む。さらに今回の場合だと人工呼吸をしてくる相手も予想出来る。
「えー、仕方ない──」
そう、原因を作ったイブキだ。看守達の話の全てを聞き取れたわけではないが、イブキがやる流れになっているのは間違いない。
イブキからの人工呼吸をアリかナシかで問われた場合、クイーンからすると断然アリだ。むしろ顔が整っていて美少女な見た目のイブキなら普通にばっちこいである。この処置は不可抗力なのでカイドウがこの件を知っても怒られる可能性は低いだろう。
そんなことを考えているうちにクイーンの近くに誰かが歩いてきた。サングラスをかけているとはいえ起きているとバレてはいけないので現在のクイーンは目を閉じており、誰が近くにいるかは分からない。しかし見聞色は使っているので攻撃を仕掛けようとする相手なら放たれる敵意を感じ取って即座に反撃は出来る。
近付いてきた誰かは敵意無くクイーンの口に指を少し入れてクイーンの口を開けようとしてきたので、クイーンは自然な感じで口を開けた。心なしかその口先は尖っており、見る人が見れば完全にキスの構えである。
そんなクイーンに待ちに待った甘い感触が口に触れる。そのまま口に入ってきたドロっとしたそれをクイーンは咄嗟に吸い込む。口内に広がるのはあずきの味で、甘さが染み込んだ餅がたまらない。自身の好物みたいな味にクイーンはクワッと目を見開いた。
"おしるこ"じゃねーか!
「ごぼおぼごぼ……! 殺す気かァ‼︎‼︎⁉︎」
「あ、起きた」
「起きたじゃねェよ‼︎ 永遠に眠るところだったわ⁉︎」
更に追い討ちで注がれるおしるこを溺れかけながらも飲み干したクイーンは飛び起きるなりおしるこが入った容器を持ったイブキに全力のツッコミを入れる。
「でもクイーン。さっき自分でおしるこはおれの酸素だって……」
「比喩表現だよアホンダラァ‼︎⁉︎」
「実際にコーラでパワーアップするサイボーグだっているからクイーンも同類かなって」
「そんなのが外にいるの⁉︎ スゲーなそいつ‼︎」
しかしそいつのせいでイブキが変な勘違いをしていたことになる。そのためそのふざけた装置を搭載するサイボーグの存在をクイーンは脳内に刻み込んだ。
「まぁ、起きたのならよかった。おしるこで汚れた口を拭いてあげるから顔下げて」
「ムハハハ、それぐらい自分で拭けるぜ」
「とか言いながら身体は正直⁉︎」
自分で拭けると言いながらも身体は傾き、布を持ったイブキに顔を拭かれているクイーンに看守の一人がツッコミを入れるのだった。
◆
「ムハハハ、荷物は確かに受け取ったぜ」
あれから場所は変わって囚人採掘場にあるクイーンの部屋でクイーンとイブキは向かい合っていた。イブキから渡された荷物をクイーンは待っていたのか包みを剥いで見えた中身に上機嫌だ。
しかしクイーンはイブキだけがいるこの状況はさらに欲しいものが手に入るチャンスだと見ている。
クイーンが使用する絡繰や細菌兵器。これらを作るには専用の装置や設備が必要な場合が多い。それらを集めるには当然お金が必要だし、そのお金は百獣海賊団から出ている。
あまりにも個人的なものはクイーン自身のポケットマネーから出すが、それだけだと手が届かない物も当然ある。そういう場合は基本的にはすっぱりと諦めるのだが、どうしても欲しい時はそれが百獣海賊団にとってどんな利益をもたらすかをカイドウに説明して納得させる必要があるのだ。
だが過去に一度だけカイドウが上機嫌だったため、あっさりとクイーンの要求が通ったことがある。その時欲しかった設備は百獣海賊団の役にも立つけど必要かと問われると別に必要ないと言える代物だったため、クイーンは驚いた記憶がある。
今回欲しい設備もどちらかといえばクイーン個人が欲しい物で、百獣海賊団には必要が無いものだ。このままカイドウの説得に向かっても確実に予算は下りないとクイーンは確信している。
しかしカイドウが上機嫌になればあの時と同じように通る可能性がある。そのために必要なのがイブキだ。
既にカイドウを上機嫌にする方法もクイーンは考えている。その一手として、クイーンは棚から取り出したものをイブキに見えるように机へ置いた。
「何これ?」
「これは
酒と聞いて顔を顰めたイブキにクイーンは親切心を前面に出しながら酒をすすめる。
前回の宴でイブキにはカイドウと同じような酒癖があるのは確認出来た。その中でも"怒り""泣き""落ち込み"は把握済み。そこでクイーンは考えた。それら三つがあるのなら"甘え"もあるのではないか?と。
クイーンが敬愛するカイドウはなんだかんだ娘に甘い。そんな娘に甘えられたら上機嫌になるのは確実。その間にクイーンが設備購入を打診すれば通る確率も跳ね上がるだろう。
問題はどうやってイブキに酒を飲ませるかなのだが、親切心で近付けば無下にはしないだろうと判断。あの宴の酔うスピードから薄めのアルコールでも酔うはずだ。
「更にこの海楼石の手錠があれば能力の暴発も無いから安心して飲めるぜ!」
「えー?」
イブキの反応は悪いが、親切心から言ってきていることは理解しているのだろう。前回の宴で酒付き合いが増えるとカイドウに言われていることから自分でも飲んで大丈夫な酒を探す必要があると考えているのか、宴の時ほど拒否感は強くない。イブキが一番恐れている能力が暴発する可能性をクイーンが先に海楼石を出すことで封じ込めているのも大きいだろう。
「……じゃあ取り敢えず一杯だけ」
クイーンから受け取った海楼石の手錠をはめたイブキは能力が発動出来ないことを確認出来たのか、試しに飲んでみることを決めたようだ。そのことに内心でほくそ笑みながら表情は笑顔でクイーンはコップに酒を注ぐのだった。
「えへへー、クイーン〜♡」
アルコールが弱いためか酔うまでに時間はかかったが、イブキはやっぱり酔った。酔ってしまえば長年カイドウの元にいるクイーンならある程度何上戸になるかを誘導出来るので、酔った段階で実質作戦成功だ。
しかしイブキはカイドウと全く一緒ではないため甘え上戸になるため結構時間がかかってしまった。ここが誰の邪魔も入らない場所だから良かったが、鬼ヶ島内ならイブキを甘え上戸にする前に時間切れで眠っていたかもしれない。
早くしないとイブキが寝てしまうため、クイーンはお腹に張り付いて顔を擦り付けてくるイブキを下手に刺激して怒りにならないように注意しながら電伝虫を取る。電話先はもちろんカイドウだ。
『……おれだ』
「カイドウさん? クイーンだぜ。実は──」
数コールで出たカイドウにクイーンは手短に用件を伝えた。ある程度理解を得られたところで次は設備の説明や必要性を伝えるのだが、ここで甘え上戸のイブキをひとつまみ。
「クイーンのお腹柔らか〜い。ムニムニ〜」
『イブキがいるのか?』
「そうなんすよ。アルコールの薄い酒に挑戦したみたいなんですけど、やっぱり酔ってしまったようで、今は甘え上戸ですね」
クイーンの言葉にカイドウがピクッと反応した。後は電伝虫越しだがイブキにカイドウへ向けた甘え声を出させれば作戦成功だ。
しかしここでクイーンの想定外が発生した。
「カイドウ〜?どこにもいないじゃん!」
まさかの酔ったイブキは目の前にいる存在しか認知しないポンコツ状態だったのだ。電伝虫からカイドウの声が聞こえようとそれはカイドウの声で話す電伝虫と認識しており、甘えようとはしない。
「それよりもクイ〜ン、私に手錠をつけて拘束して何をしたいのかなぁ〜?ヒック…!」
『……おい、クイーン』
「違うんすよカイドウさん‼︎ イブキが酔う時は手錠をつける!それがルールでしょ⁉︎」
「え〜、クイーン。私のこと食べたいとか閉じ込めたいとか色々言ったのに意地悪だぁ〜。ヒック…!」
「ちょっ……‼︎」
イブキの言葉に反応したカイドウに対して慌ててクイーンが弁明するが、その直後にイブキから爆弾発言が投下される。確かに甘え上戸にするために色々と思ってもいないことを言ったが、それら全てはものの例えであって事実ではない。
投下されたタイミングも悪く、クイーンはツッコミを入れる暇すらなくカイドウに与えてしまったと思われる誤解を解こうとイブキに向けていた視線を電伝虫へ向けたが、その口が動くことはなかった。電伝虫越しから放たれるカイドウの雰囲気が激変していたからだ。
『否定は……しないんだな?』
「(終わった……)」
『クイーン、今回の電話の件だが海軍に盗聴されるとマズイだろう。二度は言わねェ。イブキを連れて今すぐ鬼ヶ島に帰ってこい。わかったな?』
「……うす」
カイドウとの通話が切れ、クイーンは天井を仰いだ。これなら初期案だった光画タニシを使った映像通信の方がよかった。それならイブキだってカイドウに反応してくれたはず。
しかしまだチャンスはある。鬼ヶ島に行って酔ったイブキをカイドウの前まで連れて行くことが出来れば挽回出来る。そう考えたクイーンは最後の希望であるイブキに視線を向けたのだが──。
「すー、すー」
残念!イブキは時間切れで眠ってしまった…‼︎
その後、クイーンは部下を纏めて指示通り鬼ヶ島へ直行。せめてもの抵抗でクイーンは腹を掴んだまま寝てしまったイブキをそのままにしていたが、それも鬼ヶ島にいたヤマトが回収してしまった。
希望の残滓すらなくなったクイーンは表の用事である設備の必要性などをカイドウに説明するが、呆気なく却下されることに。それから誤解を解くためにイブキのあの発言についての説明をすることとなったのだが、必然的に何故そんなことを言ったのかも説明することになり、その間カイドウの横に控えていたキングのコイツ馬鹿だろ的な視線がクイーンに深く突き刺さり続けるのだった。
オリ主……フランキーがいるので割と真剣にクイーンのおしるこはフランキーのコーラと同列だと思っている。起きたら何故か鬼ヶ島で何故かヤマトが横にいて頭の中が疑問符で一杯。
カイドウからするとクイーンはそんなことはしないとは思っているけど、一応聞くだけ聞いてみた感じ。クイーンからするとビッグ・マムが記憶を取り戻した直後みたいな感じ。