ちなみにもう一つのサブタイトルは「カイドウの悩み」です
「大丈夫なの? 本当の本当に大丈夫なの?」
「大丈夫だよ! イブキは心配性だなぁ」
あれからしばらく走り、身を休めることが出来る島に到着した次の日のこと。一晩中何かを考えていたヤマトは朝の身支度を終えたタイミングでワノ国へ帰ると言い出した。
なんでも一度自分の原点を確かめたいらしい。ヤマトが走っている間も宿に泊まっている間も考えていたのは知っているので、それだけ悩んで出した答えを否定するつもりはない。なのでヤマトがそう言うのならと私は次の目的地をワノ国へ変えようとした。
でもヤマトはこれ以上私に頼り切るわけにはいかないから一人で帰ると言い出したのだ。
正直言って不安しかない。今までは私が先導していたのでいきなり一人になってもキチンとワノ国へ帰れるのか。帰り道で怪しい人に引っかかってしまわないか。前の島と似たような状況の島を見つけて方向変換しないかなどと、心配事をあげればキリがない。
なら私もヤマトとは別にカイドウに呼ばれてワノ国に戻る必要があるなどと適当に理由をつけてヤマトと共に行くと言えばいいのだけど、ヤマトから漂うしばらく一人にして欲しいという雰囲気を前にしてその言葉は飲み込み、ヤマトを信じることに決めた。
ワノ国への永久指針は渡したし、念のためこの場所からワノ国までの海図も渡しておいた。時間があれば海図の見方とか教えていたので仮に永久指針を無くしてもなんとかなるだろう。……なるよね?
やっぱり心配だったのでヤマトが島を出るまで纏わりついてしまったが、最終的にはヤマトを見送った。まぁワノ国に帰るのも永久指針を見て針が示す方へ真っ直ぐ進むだけだもんね、言葉にしてみればとっても簡単なのだ。
「大丈夫。ヤマトは強い。私の保護なんていらないはずなんだ。だから大丈夫」
自分に言い聞かせるように独り言を漏らし、ヤマトを追いかけたい気持ちを抑えつける。それを数回繰り返したあと、気持ちを落ち着かせた私はこのままだとヤマトを追いかけてしまいそうなので最低限の準備を済ませてからあえてヤマトとは逆方向を目指して島を出た。
久しぶりの一人だけど、やることは特に変わらない。隣にヤマトがいない寂しさを感じながら私は別の島を目指して走るのだった。
『イブキ! 元気かな? 僕は今、白ひげさんのところで世話になってる‼︎』
「…………は?」
それから数日後。ワノ国に着いたら連絡してと伝えたのにヤマトからの連絡は全く来ず、電伝虫とヤマトのビブルカードを数分に一回は確認しながらヤマトのカバンに電伝虫を入れたよねと自分の記憶を思い返すこと数十回。やっとかかってきたヤマトからの電話を取ると、開口一番にそんなことを言われた。
食事をしている最中だった私は、その連絡にポカンと口を開けることしかできない。
「どうして⁉︎」
『う、やっぱりそう思うよね。実は──』
聞き間違いかと疑いたくなるが、私の耳はまだ馬鹿にはなっていない。思わず椅子から立ち上がってそうなった経緯を聞いてみれば、私の慌てようが伝わったのかヤマトは気まずそうに話し始めた。
内容を要約したところ、永久指針に従って真っ直ぐ進んでいると大嵐に遭遇。迂回するにもかなり遠回りすることになるだろうからそのまま行っちゃえと突撃し、しばらく進んだ頃に自分の力で割ってしまわないようにと手のひらに載せて持っていたせいで永久指針が暴風によって吹き飛ばされた。
暗雲で太陽光が遮られているので辺りは暗く、更に大雨で前がよく見えないので当然永久指針は紛失。どこに行けば良いのか分からなくなったことに慌てたヤマトはその場で海図を取り出した。
しかし海図は紙に書かれているのであっという間に雨でふやけ、風でグチャグチャになって千切れたことで使い物にならなくなった。
もうその時点で私に電伝虫で助けを求めて欲しいのだが、ヤマトは大丈夫と言った手前すぐに私を頼るのは嫌だと考えたようで、出来る限り自分で進むことにしたようだ。
結果としては鎖国しているワノ国の情報なんてどこにもなく、どうしようもなくなったタイミングでワノ国に来たことがあるエースのことを思い出し、丁度彼のビブルカードを持っていたのでカードを頼ってエースと合流。エースが所属している白ひげ海賊団に助けを求めてそこで世話になっている、と。
「……うん、とりあえず白ひげ海賊団の誰かに代わって。出来れば白ひげ本人か隊長クラスの人がいいけど」
『ちょっと待ってね……。あ、おーい! マルコ〜‼︎ イブキが話したいって‼︎』
話を聞き終わった私は無意識のうちに片手で顔の半分を覆い、ため息を吐きたくなるのを必死に我慢しながら向こうの責任者的な立場の人を呼んでもらうようにヤマトへお願いする。幸運なのか不運なのか判断はつかないけど、とりあえずヤマトが世話になっているのなら挨拶とお礼はしとかなければ。あぁ、なんだか頭が痛くなってきた。
『あ〜、マルコだよい。イブキか?』
「うん、私だよ。今回はお姉ちゃんが本当にごめん」
『元気がねェな。大丈夫か?』
「ひとまず安全な場所にヤマトが辿り着いた安堵とどうしてそんなことになったみたいな困惑とかで頭がゴチャゴチャになってるから大丈夫じゃない」
マルコに心配され、自分の内心を自覚すると一気に精神的な疲れが出てきた。電話相手がマルコになったので我慢していたため息を吐き出しながら椅子に座り直して頭を強めに机へ置くと、ゴチンと心地の良い音が鳴る。
「今すぐ迎えに行くから申し訳ないけどお姉ちゃんをもう少し船に置いてもらってもいいかな? お礼の品も持っていくからリクエストがあれば教えて」
やっぱり白ひげにはお酒かなぁ。でも私って飲めないからお酒の良し悪しなんてさっぱりなんだよね。カイドウにアドバイスを貰うのも一つの手だけど、酒を飲まない私が酒のアドバイスを求めるなんて絶対に怪しいし、そこから今回の件がバレそうだ。
そうなれば確実にややこしくなる。白ひげの世話になるヤマトにキレるカイドウとそれに反発するヤマトの姿が簡単に想像出来た。
『いらねェよい。こっちもティーチのことで迷惑かけてんだ。なんならこっちの方が詫びの品を渡したいところだよい』
「……じゃあ勝手に借り1しとく。何かあったら連絡して。よっぽどのことでも一つは手伝うよ」
『おいおい、おれ達は白ひげだよい。そんなよっぽどなんて起きるわけがねェ』
「そっか。でも覚えといて、子育てみたいなやったことが無いもの以外なら基本断らないから」
掃除洗濯なんでもござれ。なんなら野生で10年以上生き続ける方法も教えちゃうぞ。なんて気持ちを込めて伝えてみたが、白ひげ海賊団は船長が四皇な上に大所帯。私の手伝いが必要な時なんてほぼ無いだろう。
「じゃあ今からそっち行くから悪いけどしばらくヤマトをお願い」
『あ〜、そのことなんだがな。もう少しヤマトをここに置いておいていいか?』
「……なんで???」
『イゾウとヤマトがあの人のことで意気投合してな……。この電話も数時間話して少し休憩ってなったタイミングで思い出して……みたいな感じだよい』
「うん、とりあえず合流してから予定していた説教項目が一つ増えたけど……イゾウは知っているの? ヤマトはカイドウの子ってこと」
『知ってる。その上で子どもであるヤマトに責任は無いって言っているよい』
「ならいいや。じゃあ心配だけどヤマトのことは任せるね」
『あぁ、しっかりと預かるよい』
「互いのおでん像に対する解釈違い争いとか、多分最低一回はあるはずのカイドウ襲来も頑張って乗り越えてね?」
『…………ん? カイドウ襲来って何──』
受話器を電伝虫の殻に戻して椅子にもたれかかる。最後にマルコが何かを言っていた気もするが、気のせいだろう。気になることがあるならかけなおしてくるだろうし。
あ、そういえばいつ頃迎えにいけばいいのか聞き忘れてた。……まぁ、迎えが欲しかったらまた連絡をしてくるか。ヤマトは私のビブルカードを持っているはずなので迎えに行かなくてもヤマトから合流出来るので大丈夫だろう。
白ひげ海賊団にヤマトが身を寄せることは想定外だったが、私がいない状態で私以外の人と生活をするのはヤマトにとって良い刺激になるはずなので預けることは悪いことではない……と思いたい。
さらに白ひげは四皇なので武力面でも安心だ。彼らなら確実に起こるであろうカイドウ襲来も乗り越えてくれるだろう。そんなことあるかと考えたくなるけど、カイドウはちょくちょく私の様子を見に来るぐらいだから私の近くにヤマトがいないならヤマトの方も様子を見に行くだろうしなぁ。
唯一の不安は原作であった頂上戦争だけど、発端のティーチは鬼ヶ島にいるから安心。
とりあえずカイドウへの報告は後だな。話せば絶対に迎えに行きそうなので最低でも三日はヤマトが白ひげの場所にいる話をしないでおこう。きっとそれがいい。
……さて、ヤマトは安心して任せられる場所へ行ったし、久しぶりに一人で行動することになったな。
よし! 一人旅を始めた時みたいに気ままに行動しようか‼︎ ぶっちゃけカイドウ考案のヤマト教育を見たせいでここ最近は少しイラッとしてたからね‼︎
自分の機嫌は自分で取る‼︎ となればまずはこのお店で美味しいものを沢山食べよっか‼︎
そう考えをまとめ、店員さんに追加で注文を頼もうとメニューを手に取ったタイミングで、私自身の機嫌取りを邪魔するかのように机の上に置きっぱなしだった電伝虫が再びプルプルプルと声を出し始めた。
「……はい、イブキだよ」
『イブキか。少し伝えることが出来た』
「そうなんだ。どんな内容?」
恐らくマルコからかけなおしてきたのだろうと受話器を取れば、私の予想とは違って聞こえてきたのはキングの声。
伝えることが出来たと言う割にはいつもと似たような雰囲気なので、電話してまで伝えなきゃいけない分類の中では軽いものだろうと判断し、私も気楽にキングへ先を促した。
『ティーチが逃げた』
「ふーん? ……ふん???」
しかし私の予想は容易く裏切られ、世間話をするような気軽さで私からするとものすごい爆弾を投下してきたキングに私は変な声で聞き返すことしか出来ないのであった。しかもヤミヤミの実も宝物庫から紛失しているってさ。……マジで???
◆
「肉ぅ! 肉肉肉肉ぅ‼︎」
「ぐるぅ⁉︎ ぐるるがぁ‼︎⁉︎」
今現在、私は私を襲ってきた肉食獣を逆に追いかけまわしていた。現在地はどこぞの無人島。キングから爆弾発言を受けた私は気分をリフレッシュするために導かれるように無人島へ向かった。
やはり無人島は良い。人の気配はないし、静かで尚且つ澄んだ空気は気持ちを落ち着かせ、時々私を狙う猛獣の視線が加わることでまた別の雰囲気を味わうことが出来る。
それら全てが疲れ切った精神にスーッと効いて元気になれる。とはいえこの島の頂点捕食者を訪れた初日に食べてしまったのは失敗だった。それによって私が頂点になってしまったから猛獣達からの視線に恐れが混じってしまっている。
まぁ、それなら今度は蛮族なりきりプレイをして楽しむのですがね。いつもならそこらの草葉を服にして着ているのだが、今回は思い切って狩った猛獣の毛皮を服にして着用し、骨はアクセサリーだ。自分の頭をすっぽりと覆うことが出来る蜥蜴の頭蓋骨がお気に入り。
言葉もちょっとカタコトにしてみて、一回落ちてきたカイドウに「ニンゲン、カエレ」って木の上から言ってみたら本当に帰ったので楽しかったぞ。
その際にせめて肉は血抜きをしてから焼いて食べろとアドバイス?をもらったが、今の私は蛮族プレイを楽しんでいる。なので肉は生一択だ‼︎
病気?寄生虫? 最強生物譲りのこの肉体がそんなものに負けるか。病気はまだしも寄生虫はその気になれば全身に毒を巡らせて殺せるし。
とはいえそろそろ焼肉も食べたい。丁度追いかけていた猛獣も狩れたことだし、今日はコイツを焼いて食べようか。
てなわけでいつもは血抜きもせずにその場で食べていた猛獣を一度放置して、先に焚き火を作る。
作り方は簡単で、適当な木を折って積み重ねてから探せばそこら中で見つけることが出来る松ぼっくりみたいなものを燃料代わりに数個くらい適当に配置。火種は武装色で硬化させた腕とそこらにある石を擦り合わせて発生させた火花で綿を着火させて用意。後は風で火種が消えないように注意しながら準備した場所に置いて燃え上がらせれば完成だ。
肉を焼いている間はぶっちゃけ暇なのだけど、丁度火が目の前にあるのでキャンプファイヤーみたいな感じでダンスでもしてみようか。リズムもへったくれもないけれど、踊っていれば自然と楽しくなってくる。
うほほほーい!うほほほーい!無人島生活たーのしーい‼︎‼︎
◆
「…………」
場面は変わってここは鬼ヶ島。そこを本拠地として活動している百獣海賊団の総督であるカイドウは自室で腕を組み、目を瞑っていた。
側から見たら仮眠でもしているのかと思われそうだがそんなわけではなく、カイドウは非常に頭を悩ませていた。
悩みの原因であるのはおでんに毒されたバカ息子であるヤマト……ではなく、ヤマトの腹違いの妹であるイブキだ。
カイドウと関わりのある人物達は、基準とするには到底使えない奴らばかりなので独自の判断となるのだが、ふとした時にヤマトは鬼ヶ島に監禁ではなく猛獣蔓延る無人島へ放り込むのが正解だったのかと考えてしまう程度にはカイドウはイブキのことをよく出来た娘だと認識している。一度も連絡してこないヤマトとは違ってこまめに連絡をしてくるし、カイドウという人物のことを知りながらも時々体調を心配するような発言もする。
カイドウの質問には素直に答える方が多く、時折嘘を吐いたりもするが軽いものばかりでカイドウが不利になるような嘘は滅多に吐かない。
白ひげ達のような甘さもあるが底抜けではなく、自身が定めた一定のラインを越えれば警告もなく相手を攻撃する凶暴性もある。が、そのライン越え判定は普通に接していたらまず越えることはないし、仮に相手が越えても攻撃すれば自分達が不利になると思えば我慢もする。
総合的に言えばあんな環境で育ったとは思えないほど周りを見て行動している。そう評価していたからこそカイドウはイブキなら大丈夫だとヤマトに関する諸々を任せていた。
しかしカイドウは忘れていた。いつの日かカイドウ自身がイブキは目を離せば知らぬ間に野生へ帰っていると評価したことを。
知らぬ間に……そう、知らぬ間にイブキは野生児に戻っていたのだ。ここ最近は連絡が来ないなと思い様子を見に行けば、とある無人島で野生児スタイルとなったイブキは楽しそうに猛獣を追いかけていた。手に持つ武器もカイドウがプレゼントした金棒ではなく、猛獣の骨や爪を適当に蔦で縛った恐らく自作した武器を使用している念の入れようだ。
涙目で逃げる猛獣を追いかけるイブキの瞳は明らかに正気ではなかったが、聞かなければ何も始まらないと考えたカイドウはイブキへ近付いた。その際にスムーズに話を進めるために見聞色でイブキの内心を覗いたところ、イブキの心は全力で駄々を捏ねていることが判明した。もうやだ野生に帰る状態である。
そのあまりにもあんまりな内心にカイドウは面食らったが、最終的には休養も必要だと判断を下し、接触を諦めてそっと無人島から去ることにした。そもそも野生児のイブキがある程度距離を詰めていたカイドウに気付かない時点でおかしいと気付くべきだった。
そんな考えで無人島から去り、イブキの近くにいるはずのヤマトがいないので探した結果白ひげ海賊団と一度矛を交えることとなったがそれはさておき、困ったことにイブキが全く元に戻る様子がない。思い切って接触した時なんて野生児の進行具合が酷くなっていて思わず的外れなアドバイスをしてしまったほどだ。
しばらくしてから見張りで置いた船員からの報告ではここ最近は火を使い始めてキャンプファイヤーをしているらしい。一緒に踊って楽しかったと馬鹿なことをほざいた船員には交代を命じてその時は通話を終了させた。
このままだといつまで経っても野生児から戻ってこなさそうなので渋々説得人員を派遣しているのだが、今のところ実力行使をしたはいいものの逆にボコられて帰ってくるか、一緒にキャンプファイヤーを囲んで楽しんで帰ってくるかの二つだ。
戻ってきた船員から時々報告ついでで渡されるイブキからのお土産らしい何かの肉焼きは受け取りつつ、それはそれとしてカイドウは後者の者を肉じゃなくて本人を連れてこいと金棒で殴打した。
部下じゃ駄目ならカイドウ自身が行けば良い話なのだが、困ったことにある程度正気に戻った今のイブキは最初期の頃みたいにカイドウに気付くなり全力で地中へ逃げるので捕まえられないし、あの頃より見聞色も育っているので遠距離から超速接近からの奇襲も出来ない。
つい最近では一昨日に予定が空いていたクイーンが面白がって捕まえに行ったようだが結果としては見事に逃げられたようだ。詳しく話を聞いてみたところ、キャンプファイヤーで踊るならと踊って仲良くなって連れ帰ってくる作戦だったようだがミュージックを流してクイーンがリズムに乗り始めたタイミングでイブキはこっそり穴を掘って逃げていたらしい。
その報告を聞いた時、カイドウの脳内ではリズムに乗ることに夢中でイブキを見ていなかったクイーンがイブキが掘った穴を見て驚いている姿がありありと描かれていた。細部は違うだろうが間違えてはいないだろう。
数日後に仕事ついででキングと共に様子を見に行くことになっているが、どうなることやら。
クイーンからの報告では今のイブキは何らかの染料で頬に爪や牙のような模様を描いているらしく、そのことからさらに野生化が進んでいることが判明している。イブキもベクトルが違うだけでヤマトと似ているところがある事実を理解し、もしかしてヤマトのおでん関係やイブキの野生回帰は自身の遺伝なのかと考えたカイドウは深く息を吐き、お土産として受け取った肉焼きを口に含み、よく味わってから色々なものを飲み込むように酒を口へ流し込むのだった。
「カイドウさん、捕まえました」
「………………そうか、よくやった」
それから時間が流れて当日、おれに任せてくださいと無人島へ向かったキングが頭にいくつもタンコブをこしらえて涙目のイブキをあっさりと連れ帰ってきたことから、カイドウは誰が見ても複雑な心境だとわかるような表情でキングを労わるのだった。
オリ主……ヤマト関係で色々溜まっていたのにティーチ関係が突っ込んできたので許容値を突破。限界が来たので一度全てをリセットするために無人島へ帰った。そこで数週間過ごし、完全に正気に戻ってから数日後にキングが来たので戻ろうとしたのだが、キングの小言にお母さんみたいと言ってしまったせいで殴られた。タンコブはそのせい。
ちなみにティーチ関係は金色神楽でのイブキとカイドウの追いかけっこに乗じて宝物庫の鍵を破壊して中からヤミヤミの実を強奪し、その場で食す。→初遠征で目的地に到着してから不意打ちで自身の周りにいる百獣船員を攻撃して逃走って感じです。不意打ちはヤミヤミの実を使用していないのでまだティーチがヤミヤミの実の能力者だとは気付かれていません。
あと百獣側もヤミヤミの実が無くなっていることは金色神楽が終了してからすぐに気付きましたが、とある事情があってティーチが犯人だとは気付きませんでした。
オリ主がヤミヤミの実の紛失を知ったのが何故今なのかというと、負い目を感じさせないようにカイドウからストップがかかっていたみたいな設定。
次話はキチンと原作キャラとエンカウントさせるぞぉ。……ぶっちゃけワノ国編と最後はどんな感じで終わらせるかは決めてあるので、そこまで話を繋がることができれば無事に完結出来る……はず‼︎