積極的に関わるつもりはないが、もし出会ったら一度はやってみたいと思っていた主人公勢に対しての強キャラムーブ。それを無事に達成出来た私はルフィ達の船が見えなくなってから無人島を出て、現在は国がある島でのんびり生活していた。
特訓、屋台営業、休暇。いつもの三つを主軸として生活しており、仮面で顔を隠しているからか未だに私がイブキだと周りにはバレていない。そんな私の最近のマイブームは赤髪海賊団に入ってからも音楽配信活動を続けているウタの配信をBGMに本を読むことだ。
育ちがアレなので今まで本にはあまり興味がなかったのだけど、読んでみると意外と面白いものが多かった。前世ではweb小説を好んで読んでいたこともあり、一度ハマれば暇さえあれば本ばかりの生活になってしまった。
とはいえ流石に本ばかりではなく新聞なども読んで情報を仕入れるべきだろう。この時期なら麦わらの一味はシャボンディ諸島に行っている頃だろうか。頼むから誰も彼らにシャボンディ諸島の消えない惨状を説明しないでくれよ……。多分全部私が関わっていると思うから。
まぁ一番破壊しているのは大将二人にシャンクスとカイドウだから上手く私の存在は隠れているだろ。なんて気楽に現実逃避をしながらお店からここ最近の新聞をまとめて購入し、近くのカフェに入って発行日付の古いものから目を通していく。
ふむふむ、どうやら原作通りに麦わらの一味は壊滅したようだ。あの場の流れで覇気の存在を教えたとはいえ、短期間での習得は無理だったみたい。原作通りならバーソロミュー・くまによってルフィ達はそれぞれ別の島に吹き飛ばされているだろうけど、再集結はどうするのだろうか?
百獣海賊団からティーチが逃げたとはいえ、エースを捕まえる時間はないだろうし、捕まえないなら頂上戦争は始まらない。それならルフィ達は最初に決めた3日後に合流するつもりで動くだろう。
……仮に全員合流出来ても実力不足が原因でルフィ達の冒険は終わってしまうのでは? いや、なんだかんだ上手いこといくか。
実力が無い分は現地で仲間を増やして補うだろうと原作でありそうなことを考えながら読み終えた新聞を畳み、次の新聞を手に取る。そして開けば、新聞の一面を大きく飾る記事が目に入った。
『火拳のエース、処刑日が決定‼︎‼︎』
……とりあえず周りにバレない速度で仮面を外して数回程目を擦り、装着しなおしてからもう一度見てみるが、内容は全く変わっていない。諦め悪く新聞の向きを様々な方向に変えてみるが、やっぱり同じ内容だ。
「はぁ〜、やっぱりティーチを殺しておけばよかった」
そもそもエースは白ひげ達と行動してたはずなのに何で捕まっているんだ。もしかして単独行動してたのか? 何のために?
色々考えてみたが、さっぱりわからない。新聞に載ってたりしないかなと読んでみても、ティーチが黒ひげと名乗って王下七武海に加入したというクッソどうでもいいことしか書いてなかった。
役に立たない新聞をぐしゃぐしゃにしてゴミ箱に投げ捨て、注文していたミルクを飲んで気持ちを落ち着ける。
うーむ、ヤマトと仲良しなエースは助けてあげたいけど、今頃はインペルダウンに収監されているだろうしなぁ。あそこの戦力なら私だけでも突破出来る自信はあるけど、あの閉鎖空間だと獣型になれないデメリットがある。それに時間稼ぎを徹底されて援軍を呼ばれると厳しい。
……そういえばヤマトは大丈夫なのだろうか。白ひげ達が既に情報を得て戦争の準備に入っているなら当然ヤマトも参加するはず。なんなら待たずにヤマトだけでインペルダウンに突撃しそう。
ふむ、一度電話しておこうか。恐らく白ひげはこれは自分達の問題だと言ってヤマトを戦争に参加させようとはしない。で、ヤマトは友達のエースを助けにいくと白ひげの言葉に納得しないで何が何でも参加しようとするはずだ。
だからまずはそんなヤマトを落ち着かせて……なんて考えながらヤマトへ電話をかけているのだが、いつまで経っても繋がらない。電伝虫はそこそこ大きいのでいつでも持っていられるものではないとよく使用している身としてわかっているので時間をおいてから再びかけてみるがやっぱり繋がらない。結局その日は繋がらず、次の日の昼頃にかけても結果は同じだった。
「もしかしてヤマトの身に何かあった?」
ヤマトとついでにエースのビブルカードを取り出してみるが、焼けて小さくなりつつあるエースのものとは違ってヤマトのビブルカードは貰った時とサイズが変わっていない。だから大きな怪我などはしていないはず。
うん、これは考えても埒が明かないね。直接会いに行こう。むしろ昨日の夜にヤマトが電話に出なかった時点で行くべきだったな。
そうと決まればささっと準備を済ませ、手の平にヤマトのビブルカードを載せる。そしてビブルカードが動く先を目指して島を出発するのだった。
◆
「お願いだ! 僕を行かせてくれ‼︎」
「駄目だ! オヤジを信じて待っててくれ‼︎」
到着したら怪我をしているヤマトと白ひげ海賊団と思われる人達が戦っていた件。
なんでぇ? なんて思いつつ、空から会話を聞いてみたところ、ヤマトがどこかへ行こうとしててそれを白ひげ側が止めている感じだろう。
しかし気になるのはヤマトの怪我だ。あちこちに包帯を巻いた姿は痛ましく、なんらかの戦闘があったのは確実。
「ねぇ、これってどんな状況?」
「っ! イブキ‼︎」
十中八九黒ひげ関係だろうなと思いつつも、違ったら恥ずかしいので状況を知るためにヤマトと白ひげ船員達の間に着地する。
注目を集めるためにカイドウの真似をして空から落ちてみたが、カイドウと違って高度も重さもないので埋まることはなかった。これなら金棒を突き刺す体勢で落ちた方が良かったな。着地音もカイドウみたいな"ドォン"じゃなくて"スタッ"だし。もし大の字で落ちていたら私だと"べちっ"って音が鳴りそうだ。
でも一度はあんな派手着地をしてみたいじゃんと内心で愚痴りながら上手く衝撃を分散させるために取った四つん這い姿勢を解いて地面から立ち上がると、ヤマトは焦燥を感じる表情から驚きの表情に変化したが、白ひげ船員達は息を呑んで警戒を強くした。
んー?なんでこんなに警戒されているの? 白ひげ海賊団に迷惑をかけたことはない……とは正直言い切れないけど記憶している中ではない。それに加えて最近は穏やかに暮らしていたから暴れてすらいない。特訓して屋台してたまにカイドウやヤマトと電話しているだけだ。
「一日に何度電話しても出なかったから様子を見に来たのだけど、何かあった?」
「うん、実は──」
何故か私を警戒してる白ひげ船員に話を聞くのは面倒なので、まずはヤマトに何があったのかを聞くと、ヤマトは素直に答えてくれた。
どうやらヤマトが合流してからも白ひげ海賊団はティーチを探し続けていたらしい。とはいえ流石に効率が悪いと思ったのか、ここ最近はいくつか隊をばらけさせて捜索していた。
ヤマトはエースや2番隊のメンバー数人と共に捜索に参加していたのだが、ある日ティーチを見たとガラの悪い男から情報を入手。男から出航の準備をしていたから今頃は島を出ているかもしれないと言われたからか、手がかり発見の連絡を済ませたエースは本隊の合流を待たずに独断専行を行う。
しかしそれはティーチが仕掛けた罠だった。教えられた場所に向かったエース達はティーチが集めたメンバーから奇襲を受け、不利な状況から戦闘を開始。とはいえエースとヤマトがいたからか寄せ集めの海賊達は簡単に蹴散らし、戦闘はエース達が圧倒的に有利で進んだ。
が、ここでティーチがヤミヤミの実を食べたことで得た能力でエースを引き寄せて痛手を負わせた。当然自然系の能力者であるエースは覇気を使ってないのにダメージを入れてきたティーチを警戒。ティーチの能力を分析しようとした。
だがティーチの能力は私がヤマトに伝えていたのでヤマトは知っていた。そのためヤマトはすぐにエースへティーチの情報を知っている限り伝えたのだが、それこそがティーチの狙いだった。
このタイミングでティーチはヤマトが呼んだカイドウに拉致されてワノ国へ連れ去られ、そこで自分がどんな目に遭ったのかを暴露したのだ。しかも自分は被害者だと言いたげな口調で。
奴にとって都合の良いことにヤマトはティーチがワノ国へ連れ去られたことをエース達には言ってなかった。私がそうした方が良いと言っていたからだ。連れ去られた後のことは本当に何も知らないヤマトは慌てて連れ去られたことを黙っていたのは事実だけどそれ以降のことは知らないと周りに伝えたが、慌ててしまったことでむしろティーチの言葉の信憑性を高めてしまう。その結果、ティーチの狙いは見事に炸裂した。
ヤマトのことをよく知っており、信頼関係も出来ているエースはともかく、それ以外のメンバーはヤマトを味方だと確信出来なくなった。2番隊の元隊長がおでんだったことに加え、ヤマトがカイドウの子どもであることも原因だろう。
ティーチと同じようにまたカイドウを呼ぶのではないかと疑心暗鬼に陥った結果、早とちりでヤマトを攻撃する者が現れてしまい連携はぐちゃぐちゃ。他の味方からも攻撃される可能性が出てきたことでヤマトは思うように動けなくなり、エースはそんなヤマトや味方に気を取られて負傷が増える。タンク役だったヤマトが満足に動けないのに、船員達は早とちり野郎が攻撃したせいでヤマトの反撃を警戒してタンク役にならない。だからといって黒ひげ側の攻撃が弱まることはなく、むしろ強くなったので仲間を守るために必然的にエースが前に出るしかない。そのため状況は徐々に黒ひげ陣営が有利になっていった。
そしてしばらく経った後、黒ひげ陣営からの攻撃に耐え切れなくなったエースはヤマト達を逃すために大技を放ってから倒れた。それを待ってましたと大技をやり過ごしたティーチは倒れたエースを確保すると即座に撤退を開始。ヤマトは負傷覚悟で突っ込んでエースを取り返そうとしたが、エースを掴んでいるティーチ本人とその近くにいた男がその場から消えたことで逃してしまった。
その後連絡を受けて急行していた本隊が合流するのだが、エースがいない上にティーチの言葉を真に受けた2番隊の一部が自分の推測も混ぜてあることないことをベラベラ喋るせいでヤマトの立場は一気に悪化した。真面目さ故にヤマトも一部は否定しつつもティーチがワノ国にいたことは肯定してしまったので余計にだ。
とはいえマルコを筆頭としたヤマトと仲が良い人物達はティーチ関連を黙っていたヤマトを叱りつつも、最終的には味方をしてくれたらしい。
「でも彼らはエースを取り戻す戦いに僕を連れていってくれなかった……。今の僕じゃ足手纏いになるかもしれないからって……」
「そりゃあ総力戦になるんだから置いていくしかないよ。白ひげ本隊でも優先順位を理解出来ずにヤマトを攻撃した馬鹿がいるんだから、その下の傘下ともなれば何するかわからないし」
なんなら敵の言葉を鵜呑みして大好きな白ひげを刺した奴もいるから私はヤマトを置いていった白ひげの判断を称賛する。馬鹿がヤマトを処刑しようとか言い出したら海軍と戦う前にカイドウ率いる百獣海賊団と戦うことになってエースを救うどころじゃなくなるだろうし。
にしてもティーチはよくやったな。最初はどうやってエースを捕まえたんだと思っていたけど、ヤマトを利用しやがった。しかもヤマトを白ひげ海賊団に向けて爆弾代わりに投入するおまけ付きだ。もしかして私が思っている以上にティーチは頭が良いのか? それともそう思ってしまうレベルで早とちりした奴が馬鹿なのか?
「ん、話はわかった。素直に話してくれてありがとう」
ヤマトが自分有利な話をするとは思えないので、自分主観で可能な限りの出来事を私に話してくれたのだろう。金棒を台にして悔しそうに俯き唇を強く噛むヤマトの頭を精一杯撫でながら、視線は白ひげ船員達へ。
「で、お前らは2番隊のメンバー?」
「……ち、違う。おれ達は──」
「ならいい。少しの付き合いなのに白ひげは私のことをよくわかってるね」
攻撃されたとヤマトが話した以降、ずっと私の覇気を当てられていたからか顔色が悪い船員の一人が私の質問に首を横に振りながら否定する。まぁここにいるのは勝手について来そうなヤマトを動かさないようにする人員だろうし、数人は私も知っている顔だ。
ヤマトを攻撃しかねない人間を白ひげが配置するとは考えにくいので、威嚇のつもりで放っていた覇気を引っ込めると彼らは膝をついて荒れた呼吸を整え始めた。
そんな船員達の姿を見て、思わず落胆のため息が出た。コイツらが2番隊のメンバーなら潰してスッキリ出来たのに。特に最初にヤマトを攻撃した奴。
「ねぇ、イブキ? イブキはエースを助けに行くんだよね?」
「行くよ。ヤマトの友達だし、エースがいないと姉弟自慢対決も出来ないもん。まだ私の秘蔵お姉ちゃん自慢コレクションを出してないのに勝手に死なれたら困る」
「何それ僕知らない。そんなに僕を自慢出来ることあるの? ……じゃなくて! エースを助けに行くなら連れていって!僕も戦いたいんだ‼︎」
ふふふ、前回は和解で終わったが、私は勝ちを諦めてなどいない。そのためにカイドウや百獣船員から昔のヤマトの話をねだったりして、これを出せばエースでも即座に負けを認めるヤマト自慢をこっそりと集めていたのだ。それを言う前に勝手に死なれてたまるか。処刑なんて断固阻止だ。
「良いよ。って言いたんだけど、今回は駄目」
「ッ‼︎ どうして⁉︎」
「よく見れば指先が震えてる。脚もガクガク。ダメージがまだ回復してないよね?」
「それぐらい──‼︎」
「平気、でしょ? 知ってるよ。一緒にカイドウと遊んでいるからね。でもねヤマト。私達は今、白ひげ側からも狙われる可能性がある立場なんだ。もし戦場で白ひげ側から攻撃されても対応出来る? その金棒を振って、怯んだ白ひげ船員がその隙を狙った海兵に攻撃されて死ぬとしても自分を守るために反撃出来る?」
私は攻撃された時点で殺す気で反撃するけど、ヤマトは無理だろう。だって私の質問に口を噤んだ。その反応をした時点でヤマトがこれ以降何を言おうが連れていく選択肢が私の中から無くなった。
どうやらこの決定は表情にも出ていたようで、ヤマトは私の表情を見て共に行くことは出来ないと気付いてしまったのかその場で力無く座り込んでしまった。
「イブキ、僕は……僕は悔しいよ。友達に助けられたのに、その友達を助けにもいけないなんて……」
「ごめんね。でも大丈夫、エースは私が連れてくるからヤマトは怪我を治すことに専念しておけばいいよ。エースがその傷を見たらショックを受けそうだし。……もしかしたら責任を取るとか言い出すかもよ? そしたら白ひげ海賊団から引き抜いてヤマトとエースの海賊団でも作ってみたら?」
「……ははっ、何それ? エースは白ひげさんが大好きだからそんなことしないよ。でも、もしそうなったらイブキも来るよね?」
「勿論入るよ。どうせならウタも引き込もうよ。きっと楽しいよ」
俯いて地面に視線を落とすヤマトへ私は胸を張って自信満々にエースを連れ戻すと宣言する。その言葉にヤマトが顔を上げて私を見てくれたのでウインクをしながら冗談を言ってみれば、ここに私が到着してから初めてヤマトは笑ってくれた。
「わかったよ。エースのことはイブキに任せる。二人で無事に帰ってきてね。待ってるから」
「うん、待ってて。最悪は海軍本部を毒に沈めてでも連れてくるから」
◆
ヤマトから託されて遥々やって来ました海軍本部。凍りついた二つの大津波、その片方の頂上から下を覗き込めば既に戦争は始まっているようで、海軍と白ひげ海賊団&傘下海賊団がドンパチやりあっている。
そのことから明らかに遅刻したと分かるのだがそれは仕方ない。そもそも処刑の情報を知るのが遅かったのだ。そこからヤマトの場所まで走り、今度は海軍本部があるここまで走って来てこれだ。休み無しで来たんだからこれ以上はどうしようもない。
さて、ここからどうやって交ざり込もうか。エースを助ける方法は考えているのだが、それを成功させるためには出来る限り私の存在はバレない方が好ましい。だから海軍の視線を集める出来事が起きるのを待っているのが現状だ。
細かいタイミングは覚えていないのだが、原作通りならそろそろインペルダウンから脱出したルフィ達が海軍の軍艦と共に落ちてくると思うのだけど……。っていうか対面にある津波の頂上付近で氷に捕まって動けなくなっている軍艦がそれだろ。
早く氷を砕いて落ちてくれないかなぁ……。なんて考えながらしゃがみ込み、両手で頬杖をついて向こう側でバタバタしている彼らの姿を見守っていれば、それがフラグになったのか抜け出したい方向とは逆側の氷を砕いてしまった彼らが軍艦と共に落ちていった。
叫び声をあげて落ちていく彼らに戦場のあらゆる人物が視線を向けているのが分かる。まぁいきなり現れたアレを意識せずに戦えという方が無茶か。
「よし、行こう。最優先はエースの救出。次点で後から来るはずのティーチを殺害。本当はティーチ殺害を優先したいけど、ヤマトに頼まれて私も約束しちゃったからね。今回はエースを優先するとも」
目標を再確認したと同時にルフィ達が乗っていた軍艦が海へ落ちて大きな水飛沫をあげたので、私も飛び降りて可能な限り人の少ない場所へ降り立つ。
「……なっ、お前は──」
「"
それでも着地地点の周りにいた海兵には見つかってしまうので、ささっと心臓を貫手で貫いて殺害。順次増えていく目撃者をその度に0人へ戻しながら建物の陰を目指して進む。気配は消せても姿は消せないからね。
「おい! お前ら何があった⁉︎」
「全て一撃だと? ここに誰がいたんだ……」
「潜入成功。完璧なステルスだね」
運良く私を見ていなかった海兵達が胸から血を流して倒れ伏す海兵達へ駆け付け声をかける姿を物陰から確認しつつ、目撃者ゼロで上手く潜伏出来たことを自画自賛した私は手を振って指先から滴る血を石畳へ飛ばしてからエースを助けるために最適な場所へ移動を始めるのだった。
オリ主……ヤマトからの話を聞いて戦闘中なのに味方を攻撃するとか馬鹿だろと思ったが、原作は本当かわからない話を信じて親玉を刺した大馬鹿がいるので白ひげ海賊団ならありえるかと変な納得をしてしまった。
ヤマトに言った言葉は嘘じゃなく、最悪は海軍本部を毒に沈めてでも"エース"を連れて帰ってくる。
おいたわしい白ひげ船員……馬鹿がヤマトを攻撃したせいで怒ったオリ主の覇王色を浴び続けることになった。今回の任務はヤマトの足止め。そのため馬鹿があることないことを喋っていた際にヤマトに対して悪感情を持っていなかった者が選別された。
エースの元へ行こうとするヤマトを頑張っておさえていたのにヤマト以上の危険人物が放出確定となってしまい内心は白ひげに対する謝罪でいっぱいだったが、ヤマトのためだしぃ?姉弟自慢対決が出来ないしぃ?などと言いながら腕を組み、頬を赤らめて恥ずかしそうにそっぽ向く姿を見て「あ、これはちゃんと助けてくれるわ」と確信した。
はい、次は頂上戦争です。その中で一番可哀想な人物は誰かわかりませんが、途中から一番胃痛を感じるハメになるのはドフラミンゴです。