エンカウント率ぅ   作:フドル

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誤字脱字報告ありがとうございます‼︎

前回、ティーチの黒水を黒渦と間違えるミスを犯したことを報告で知った時は思わず頭を抱えました。思い込み、駄目、絶対。


そんな物に私が釣られクマー‼︎

 秩序側である海軍が崩壊してしまえば、海軍によって守られていた数多くの人間が海賊によって血を流すことになるのは必然。

 

 自分達も海賊とはいえ、それは許容出来ないシャンクス達は早々に戦争を止めるための準備をしていたのだが、百獣海賊団が戦争に介入しようとする動きがあると情報を得たことでそちら側を先に止めるために動くこととなった。

 

 海の上で対峙し、船から出てきたカイドウと「ウチの娘がそちらの娘さん達と仲良くして頂いて……」「いえいえこちらこそお世話になってます」といった内容を海賊風に変換して言い合ってから始まった抗争はカイドウ側があっさりと退いたことで想像よりも早く終わったが、そこから最高速で船を動かしてもマリンフォードに辿り着いた頃には戦争は終わりかけていた。

 

 白ひげは死に、エースはルフィと共に戦線から離脱。シャンクス達が割り込んで戦争を終わらせようとしても一番お互いに納得がいく可能性が高い状況だったが、大将二人を相手にしていたマルコがかなり劣勢だったため、状況の把握をすっ飛ばして一先ず三人の戦いに乱入。助けたマルコからザッとここまでの経緯を聞き取り、現在進行形で大暴れをしているイブキの相手をウタに任せた。

 

 そしてシャンクスの期待通りにウタは能力でイブキをウタワールドに取り込むことに成功。ウタワールドならウタはほぼ無敵なので、イブキの毒によって暴走しているセンゴクを止めるようにと安全に説得出来る。そのためシャンクス達は一応戦場の鎮圧は済ませたと考えていた。

 

「ウタ、イブキはどうだ?」

「無理かも。完全に拗ねちゃってる」

「……アイツには悪いことをしたな」

 

 しかしシャンクス達はイブキが戦っている理由までは知らなかった。まさか白ひげが死んだことでフリーとなった黒ひげを押さえるために攻撃しているのではなく、単純に黒ひげを殺したいから攻撃しているとは思わなかったのだ。つまり、この場で戦争とはなんの関係もない戦闘をイブキはやっていたわけである。

 

 紛らわしいわ‼︎とシャンクス達はウタワールドにいるウタ経由で得た情報を話す現実世界のウタにツッコミを入れながら頭を抱えた。どう見てもイブキ視点から自分達を見た場合、恩を仇で返した形になるからだ。

 

 ならウタワールドからイブキを解放して黒ひげ達を殺しに行かせれば良いだろって話なのだが、黒ひげ陣営はシャンクス達がウタ経由で話を聞いている間にティーチを回収して恐るべき逃げ足で逃げており、既にこの場にはいない。当然逃げる彼らの姿をシャンクス達は見ていたが、逃げるならとシャンクス達は誰も行き先を気にしていなかった。そのためどの方向に逃げたのかは全く知らない。

 

 それをイブキへウタが伝えると、ウタワールドで暴れていたイブキは暴れるのを止めた代わりに拗ねた。ウタからの謝罪も腕を組んで顔は常に明後日の方向を見ており完全に受取拒否である。今はウタがイブキを抱き上げて頬擦りをしながら全力で謝罪と説得をしているらしいが効果は薄そうだ。

 

 シャボンディ諸島のことを忘れていない船員達は頬擦りってイブキには逆効果なのではと思ったが、それを言ってもじゃあどうするのって話になるし、もしかするとウタが自分達に何かを謝るときに自分達も拗ねてみたら同じことをしてくれるかもしれないという期待から誰も口に出すことはなかった。おっさんになっても娘には構ってほしいのである。

 

「仕方ない。本当はウタの件で恩返しの意味を兼ねて準備していたんだが……。見合った謝罪の品は後日に用意するとしても今はこれで凌ぐしかないようだな……」

 

 時間があればイブキが納得する条件を擦り合わせることも出来たのだろうが、この戦争を穏便に終わらせることが出来るセンゴクの限界が近い。

 

 そのためシャンクスは秘密道具の使用をウタに許可したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「お肉あるし魚も美味しいよイブキ」

「ふーんだ。食べ物で釣ろうとしても無駄だよ」

 

 私の正面に移動し、美味しく焼けた肉や魚を持つウタへ私は身体ごと明後日の方向に向けることで返答する。我ながらガキみたいな行動だけど、ウタワールドに取り込まれた以上、こうすることでしか不満を表現出来ないのだ。能力の適応もウタワールドには反応してくれない。

 

 一応暴れたよ? ウタが呼び出した音符兵を薙ぎ倒しながらここから出せってさ。ウタ本人を倒すのは難しいとはいえ、ウタを消耗させれば能力の反動で寝るまでのタイムリミットが近くなるから。能力の所有者が寝てしまえばウタワールドは崩壊して私もここから出ることが出来る。

 

 でも獲物のティーチが逃げたのならウタワールドから出る意味もなくなった。戦争もエースを逃がせた時点でどうでもよくなったので後処理のことなんて知らんがなって感じだ。

 

 センゴクが毒で死んだら戦争を止めれない? 白ひげ船員で無事だった人はみんな船に乗っていて逃げる準備は既に完了しているんだから、みんな逃げれば相手がいなくなった海軍は戦争を終わらせるしかない。なし崩し的に終わるかキッパリと終わるかの違いだよ。まぁ負傷者をほったらかしにして全員で軍艦に乗り込んで逃げる白ひげ海賊団を海軍が追うのなら話は変わるけど。

 

 っていうか寝ているであろう現実世界の私を操ってセンゴクの解毒を試してみたらいいじゃん。取り込んだ後ならまだしも、取り込む前に打ち込んだ毒に対応した解毒剤を出すことは無理だって知ってるけどね。そこまでウタウタの実の操る力は万能じゃない。

 

 これまでの行動から今のシャンクス達には私を納得させて解毒させるための交渉材料はないと思うし、解放されてからティーチを探すのも現実的ではないのでウタワールドから出た後のことを呑気に考える。とりあえずヤマトのもとへ戻ってエースの救出に成功したことを伝えて、その後はヤマトと一緒にエースのビブルカードを使って合流かなぁ。

 

 もしかしたらカイドウがティーチを追っているかもしれないけど、カイドウもティーチに泥を塗られた形なので追いかけていたならそのまま襲っている可能性が高い。出来れば私が殺したかったけど、ウタワールドからカイドウに声を届けることは出来ないのでティーチのことは一旦忘れるしかない。

 

 攻撃しているにしても瀕死一歩手前で連れてきてトドメを任せてくれないかなぁなんて考えていると、私の背後でウタがゴトゴトと何かを準備している音が響き始めた。音からしてそれなりに重量があるものだとわかるが、それでどうやって私を納得させるつもりなのか。

 

「イブキがセンゴクって人を解毒してくれるなら、シャンクスはこれをあげても良いって言ってるけど」

「ふん、物で釣ろうなんて言ってもそうはいかな──」

 

 少し気になったのでウタが話しかけてきたタイミングで仕方なく振り返るフリをしながら置かれた物の正体を確かめた私だったが、それが何かわかると思わずガン見してしまった。

 

 それも仕方ないだろう。ウタの横に鎮座するそれは新品の串焼き機だったのだから。

 

 くっ! 確かに私の串焼き機は貰い物なうえに無人島生活中はたまに整備して後はほったらかしなのでところどころガタが出ている。新しい物を新調しようにもこの世界だと串焼き機をピンポイントで売っている場所なんて限られるし、オーダーメイドしようにも完成までその島に残れる保証がないので先送りにしていた。そこをシャンクス達は突いてきたわけか。

 

 正直に言うと滅茶苦茶欲しい。でもここで頷くとチョロい女だと思われるかもしれない。それは嫌だ。なのでここは渋りつつ、仕方ないと言いたげに了承するのがベスト!

 

「ちなみに解毒してくれれば屋台の方も新調出来るって言ってたよ」

「……ふっ、私も舐められたものだね。こんなものに釣られると思ってるの?」

「イブキ、自分の目がどうなっているか見てから言ったほうがいいよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ウタワールドから解放された私に解毒され、復活したセンゴクによって戦争は終わった。原作よりも遥かに海軍の被害が大きいので赤犬を筆頭に一部の海兵達は戦争を継続するべしとゴネたがセンゴクは一喝で黙らせた。

 

 負傷者の手当てを始めた海軍を尻目に私達海賊サイドは白ひげの遺体をシャンクス達の船であるレッド・フォース号に運び、丁寧に保存。そしてここにいては両者ともに落ち着かないだろうからと速やかに出航した。

 

 最終的な目的地は白ひげの故郷であるスフィンクス島。目的は白ひげの埋葬。そのためレッド・フォース号の後ろには今回戦争に参加した白ひげ海賊団の船が付いてきている。まぁその前に倒れたルフィと共に戦線離脱したエースを回収する方針だけど。

 

「わぁ〜、高さ調整も出来るし油汚れが付きにくい構造になってる」

 

 そんな大船団が海を進む最中、私はレッド・フォース号の甲板の隅っこを占拠して正式に私の物になった串焼き機の機能確認をしていた。やっぱり新品は良いね。屋台も戦闘の余波に巻き込まれてところどころに歪みが出来ていたから新しいのが来るのが今から楽しみだ。

 

 ……えっ? やっぱり物に釣られてるじゃんって? 仕方ないじゃん二つとも欲しかったんだから。カイドウに頼めば簡単に用意してくれそうだけど、何でもかんでもカイドウ頼りはオロチの奴みたいでなんか嫌だったのだ。

 

「久しぶりだねヤマト!」

「うん、ウタも久しぶり」

 

 誰に対してかわからない言い訳を脳内で垂れ流している私の背後ではエースの場所へ行く前に回収されたヤマトがウタと久しぶりの再会を果たしているが、ヤマトの様子はいつもと比べると暗い。恐らく死んだ白ひげや帰って来なかった船員達のことを思っているのだろう。

 

「なぁ、マルコ。金を貸してくれないか?」

「嫌だよい。っていうか他所の船のモンに金を無心するなよ……」

「既にウチの連中には断られていてな……。なんなら借金もしている」

「自業自得だよい」

 

 そして別方向では白ひげ海賊団の代表としてシャンクスの船に乗っているマルコへシャンクスが金の無心をしていた。これには理由があって、ウタが私に提示した条件の内、屋台の方はその場の思い付きで言ったようなのだ。それをウタワールドから解放された後のやり取りで知った私はティーチを仕留められなかった細やかな仕返しとしてシャンクスへ屋台の代金は赤髪海賊団ではなく、シャンクス個人の財布から出すようにと条件を付け加えた。勿論渋れば解毒はしないという脅しもつけて。

 葛藤はしたけど最終的に条件を飲んだおかげでシャンクス個人の財布はすっからかん。このままだと好きにお酒を買って飲むことも出来ないのでマルコを頼ったみたいだが、見事に断られている。ざまぁみろ。

 

 そんなことよりもヤマトだ。そもそも今回はヤマトに非なんて無い。彼らは覚悟を決めて戦場に行ったし、白ひげ本人は最初からあそこを死に場所だと定めていたのだから。

 

「ん、ヤマト。頭出して」

「えっ、こう? ってうわわわ‼︎⁉︎」

 

 とはいえ私が何を言っても今のヤマトに響くかはわからないため、応急処置として両手でヤマトの頭をわしゃわしゃと乱雑に撫でる。いきなりの私の行動にヤマトは戸惑う仕草を見せたが、励ましだと気付いたのかしばらくすると大人しくなった。

 

「面白そう! 私も交ぜて!」

 

 そこへウタも乱入し、二人がかりでヤマトの頭をひたすらに撫でる。もう摩擦で発火するんじゃないかと思うレベルで撫でる。

 

「うがー! 僕は怒ったぞー‼︎」

「「きゃー! ヤマトが怒ったぁー!」」

「待てー! 二人とも僕と同じくらい髪の毛をぐしゃぐしゃにしてやる!」

 

 しかし流石にしつこかったようで、ボサボサ髪になったヤマトはいきなり頭を上げて両腕を上げながら目も吊り上げて怒りを露わにした。だけど言葉や態度では怒っているように見えても雰囲気は全然怒っていないことが丸わかりだったので、私とウタは怖がるフリをしながら仲良くヤマトから逃げる。

 

「おれの娘『達』は可愛いな」

「お頭、おれ『達』の娘だ。勝手に増やさないでくれよ」

「もうあの二人も娘で良くないか?」

「勘弁してくれ。空からおっかない父親が落ちてくるぞ」

 

 ワイワイ騒ぎながら鬼ごっこを始めた私達を見てシャンクス達は私達の誰かを応援する。そんな感じで賑やかに目的地まで船は進むのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 何者からも妨害は無く順調に進んでいた船団だったが、凪の帯(カームベルト)の先へビブルカードが進もうとするので一時停止。空を行ける者が先行し、エースを捜索することになった。

 

 メンバーはマルコ、ヤマト、私、ウタの四名。内、ウタはエースがいるなら近くにルフィもいるのではないかと予想し、久しぶりに顔を合わせたいという理由で同行する。ヤマトはエースへ謝罪をしたいとのこと。私はその付き添い。

 

 凪の帯ってことは多分ルフィ達は原作通りに九蛇海賊団の本拠地である女ヶ島(にょうがしま)にいると思うのだけど……幼馴染属性を持ち、尚且つルフィと仲の良い女が急に生えてきてハンコックは耐えられるかな。

 多分ウタはルフィのことを恋愛的な感情じゃなくて悪友的な感じで見てるとは思うのだけど、ルフィも成長しているからどうなるかわからないんだよね。案外あっさり好きになったりして。

 

 もしウタの存在にハンコックが過剰反応して修羅場になったらそれはそれで面白──じゃなくて面倒なので、不穏な気配を感じたらその度にルフィに嫌われるかもよってハンコックを刺激しておけばいいや。うん。

 

「大丈夫だと思うが、ここら辺にある島の一つに女ヶ島がある。近付けばマルコは男だからいきなり攻撃される可能性は高い。気をつけて行けよ」

「モテモテってことか。男冥利に尽きるよい」

 

「へー、ウタも月歩を出来るようになったんだ」

「シャンクスのところに行ってからも練習していたからね!」

 

 軽くシャンクスと話した後でマルコが両腕を不死鳥の翼に変化させて飛び立ち、私達は月歩でマルコを追いかける。……まぁ、両腕が翼になる関係上、マルコはビブルカードを持てないのですぐに私と先頭を交代するんだけどね。

 

 ルフィの兄貴ということでエースのことを知りたがるウタに私達が知るエースのことを教えつつビブルカード頼りに進んでいると、予想通り女ヶ島が見えてきた。どうやらレイリーはもう来ていたようで、沿岸部に座ってルフィと何かを話している。

 

 ……ん、エースもいたね。ルフィ達から少し離れているのはレイリーにどんな顔をすればいいか分かんないって感じかな?

 

 レイリー達がいるところからほんの少し離れた場所で、エースは木にもたれかかっていた。レイリー達の話は聞いていても視線は海へ向いていたからか、私達のことには既に気付いているようだ。

 

 当然レイリーも私達のことには気付いており、遅れてハンコック達も気付いた。私達を侵入者だと推測した女ヶ島の戦士達が弓を構えたが、レイリーが何かを言ったことで渋々と弓を下した。なので撃ってきたら即座に反撃するつもりで握っていた金棒から私も手を離す。

 

「やっほ、エース。調子はどう?」

「イブキ! それにマルコにヤマトまで! あと……あ〜」

「えっと、ルフィの幼馴染のウタです」

「……成程、弟がいつも世話になってます」

「いえいえ、私も昔はよくルフィに遊んで──」

 

 私達はエースに会いに来たのでルフィ達のところではなくエースの場所に着地すれば、エースは立ち上がって私達を迎えてくれる。しかしウタのことはエースも知らなかったようなので少し声が詰まったが、ルフィの関係をウタが話せばお兄ちゃんモードになったエースはウタに頭を下げ、それに釣られてウタも頭を下げる。

 

 兄と幼馴染の挨拶が済めば、マルコがエースへ何をしに来たかを伝え始めたので、暇な私はルフィ達の方を見たのだが何故かハンコックが私……正確には私の背後にいるウタを凄い形相で見ていたので自然と視線が合うことになった。

 

 原作では美女と言われており、私も見たらどうなるのかと少しワクワクしていたが、そんなにって感じだ。男はメロメロで女もメロメロになるハンコックの美貌は確かに美しいとは思うけど、野生で美貌はそんなに必要じゃないし。美しくても死んだら肉だ。

 

「うわぁ〜、凄く綺麗な人だねイブキ」

「そうだね。私にはよく分からないけど」

 

 私が余所見をしていることに気付いたヤマトが私の視線の先を追い、その先にいたハンコックを見たことで感嘆したかのような声が漏れている。

 

 しかしそれも少しの間だけで、エースとマルコの話が終わるとヤマトはキュッと顔を引き締めた。時々躊躇いながらもエースのもとへ行くヤマトを私は内心で応援しつつ見送る。そんな私をヤマトを見た後でウタが視線で大丈夫なのかと問いかけてくるので、手をぷらぷら振って大丈夫だと伝えておく。

 

 だって絶対エースは気にしてない。むしろ大笑いするか、ウジウジしているヤマトを叱るのではないだろうか。

 

 その私の予想は正しく、エースはヤマトにデコピンをした後でおれの心配をするなんてお前にはまだまだ早いとヤマトの鼻をつつき始めた。

 

 うーん、これはエースに全任せでいいな。今回は私の出番は無しだね。

 

 そんなわけで大人しく身を引き、お兄ちゃんモードのエースと長女なのに妹みたいなヤマトや、ウタとの久しぶりの再会で思わず抱きしめ合ったルフィとウタを見て般若みたいな顔になったハンコックを眺めて時間を潰していれば、色々と話は纏ったようだ。

 

 まずルフィは原作通りに二年間覇気の修行をするようだ。違う点はそこにウタとエースも立候補したこと。

 

 ウタは単純にシャンクス以外のところで修行したいとのこと。常に上のステージにいる人達とじゃなくて、同じレベルの人と切磋琢磨しながら修行したいというのが主張だ。赤髪海賊団のみんなには滅茶苦茶ゴネられたけど許可はもぎ取ったらしい。

 

 エースは今の強さじゃ白ひげの名を守れないからもっと強くなりたいらしい。そのためにレイリーの力を借りたいみたい。オヤジの残したものはおれが守っていくと覚悟を口にするエースにマルコがひっそりと感動していた。

 

 ルフィの修行をメインにしたいレイリーは少し難色を示していたが、ウタとエースに加えてマルコもエースを頼むよいと頭を下げたことで最終的には許可を出した。まぁウタとエースの二人はレイリーにとっても無関係とは言えない人物だから断り辛いんだろうなぁ。

 

 ちなみにヤマトは不参加だ。白ひげ海賊団にお邪魔する前の本来の目的である自分の原点を確かめるためにワノ国へ帰るようだ。既にこっそりとワノ国近辺まで送ってもらえるようにシャンクスに頼んでいたらしく、気持ちを変えるつもりはないみたい。

 

 私はそろそろ無人島が呼んでる気がするから一旦パス。原作で登場したルフィの修行場所である無人島が近くにあるのだから行くしかないだろう。多分……いや、確実に向こうでルフィ達と出会うだろうからその時は手伝おうかな。

 

 そんなわけでルフィはしばらく休んだ後、仲間達にメッセージを送るためにレイリーの案を実行。その後に修行を開始。ウタは修行が始まるまで女ヶ島で待機。エースはマルコと一緒に戻り、白ひげの埋葬を済ませてから合流で、ヤマトはシャンクス達の手助けを受けてそのままワノ国へ帰還。最後に私は無人島。

 

 うひょーい! 生息してる猛獣が強いってわかっているから今から楽しみだ‼︎ あ、でもルフィ達のためにちゃんと残しておかないと駄目なのか。くっ、なら無人島に来て一番最初にしている頂点捕食者を狩って食べるのはやめておいたほうがいいか……。勿体ないなぁ……。




オリ主……串焼き機が新しくなって非常にご機嫌。屋台はアドリブだったのでまだ来ていないが、修行が終わった頃に迎えに来る予定のシャンクスが持ってくるらしいのでウキウキしている。
 ハンコックの美貌は確かに凄いとは思っているけど、同じメスの時点で効果は半減。猛獣が他種族の美貌にメロメロなんてあり得ないだろと考えており、野生に美貌なんていらないだろ主義なのでさらに激減。そのためハンコックの"メロメロ甘風"を受けても石にはならない。

 無人島についてからそういえばカイドウは最後まで来なかったなと気付いたが、無人島を前にして気にすることではないかとすぐに明後日の方向へ思考を投げ飛ばした。


ハンコック……急に現れた恋敵(思い込み)がルフィと自分の目の前で抱きしめ合ったので石になってしまった。が、自力で解除して恋のハリケーンを荒ぶらせている。

カイドウ……最初は落ちるつもり満々だったが、何故かオリ主がいるし白ひげの最期にも思うところがあって中断。ここで落ちればあの死に様を穢すような気がした。それはそれとしてオリ主が優しめに済ませる気配を感じたので代わりにシャンクスには話をつけに行く。



 原作でルフィを立ち直らせたのはジンベエですが、ここではエースがその役割をしています。いくらルフィでも見上げる敵が沢山いて心が折れかけていたので発破をかけた感じです。その際にアラバスタで出会った際にルフィを見てどう思ったのかをエースは正直に話し、ルフィから仲間と会いたい発言も引き出しました。




 いやぁ、今年ももう終わりですね。休みになればいっぱい投稿するぞー!なんて休み前は毎回考えるんですけど、いざ休みに入れば自由時間ばかりでやれることが多くてコッチにまで手が回らないんですよね。
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