スーパーマリオギャラクシー2 ~パラレルワールド冒険~   作:ブルー・ハイパー

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World-0 ~ゲラコビッツの復活~
ギャラクシー1 全てはここから始まる


これはもう一つの星くずの物語…、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は100年に一度、光り輝く星くずがキノコ王国に降り注ぐ。

 

 

 

 

ピーチ姫からお誘いを受けたマリオとルイージは今、ピーチ城へ向かっている途中、

 

 

他の地方からやってきたキノコ王国の皆も今日はピーチ城へ次々に集まる。

 

 

それ程、今日と言う日が特別なのであろう…。

 

 

 

「なぁ、今日が何の日か分かっているよな? ルイージ。」

「当たり前だよ!! 1ヶ月以上前からカレンダーで印つけてるのに…。」

 

とっても清々しい青空の中、ピーチ城へ向かっているマリオとルイージ。

また、彼らもこの日を楽しみにしていた様だ…。

すると、そこに…。

 

 

「なぁ、あれ何だ? 星みたいな形をした生き物みたいだが…。」

「兄さん、あの子。ひょっとして…、」

 

ルイージは何か心当たりがあるようだ…。

彼はすぐにリュックから辞書を取り出し、ページを捲っていくと、

 

「…やっぱり。兄さん、あの子は『チコ』っていう星の子だよ。」

「どれどれ…。」

 

マリオもルイージの辞書を見て、写真と見比べた。

だが、マリオは疑問に思った点が2つある。

 

「ルイージ。あのチコ、色が写真より薄いぞ。それに随分と小さいし…。」

「確かに…、珍しい種類なのかな?」

 

マリオ達が考え込んでいる最中…、

 

「ここは…、どこ?」

「あ、チコが起きたぞ。」

 

突然、さっきまでピクリとも動かなかったチコが目覚めた。

だが、そのチコはここがどこなのかが分からないらしい…。

 

「ママはどこ? ママーーーーー!!!!」

「お、おい、ママって誰のことなんだ?」

 

チコがまるで遠くにいる誰かを呼ぶように大きい声で『ママ』を呼んだ。

マリオも『ママ』が誰なのかをチコに問う。

 

「誰って…、『ママ』は『ママ』だよ?」

「いや、そういう意味じゃなくて…、」

「兄さん。あのチコ、ひょっとして迷子になったんじゃない? 兄さん、

 彼のママを探そうよ!!」

 

チコの言動からして彼は母と逸れて迷子になったのではないかと判断した

ルイージ。困った人は放っておけないルイージはチコの『ママ』を探そう

と提案する。

 

「当たり前だ、早くこのことをピーチ姫に知らせて手伝ってもらうんだ!!」

「流石兄さん、実行に移すスピードが早いな…。」

 

大急ぎで走って行ったマリオ。

ルイージやチコも後に続く…。

 

 

 

 

 

「ピーチ姫!! ここにいらっしゃいましたか…!」

「どうしたの? マリオ。結構慌ててるみたいだけど…。」

 

「兄さん、やっぱりピーチ城にいたんだね。」

 

マリオが到着し、チコを抱えたルイージも到着する。

 

「あら? ルイージまで私に用事があるの? …ところで一緒にいるその子は?」

「ボクね、マリオとルイージと一緒にママを探してるんだよ。」

 

次の瞬間、チコは突然2人の名前を言い当てた…。

この事でマリオとルイージは驚愕。

 

「ど、どうして俺たちの名前を?」

「ママが絵本を読んでくれたんだ。キノコ王国を何度も救ってきたって。」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーー!!!!!!!

 

突然、地震が起こった。

城の中にいる皆は慌てて机の下に逃げ込む…。

 

「地震か…、机の下に逃げ込め!!」

 

マリオが皆に机の下に逃げ込むよう、指示する。

 

「怖いよ…。怖いよ…。」

「大丈夫よ、すぐに収まるから…。」

 

地震を怖がるチコ…。

そんなチコに対し、ピーチ姫は彼に優しく言葉をかける。

 

「その言葉…、ママにそっくり…。」

 

ピーチ姫に聞こえないくらい小さい声で呟くチコ。

そして地震は収まり、ピーチ城にいた皆は一安心。

だが、恐怖はそれだけでは無かった…。

 

「ふるるるるる!!!!」

「お前…、ゲラコビッツか!!?」

 

かつてキノコ王国中を『メタコロ病』で世間を騒がせ、挙句は封印

されていた暗黒のスターの精『ダークスター』を蘇らせた悪の科学者…。

 

「お前…、クッパの体の中で死んだんじゃなかったのか!?」

「そうだ!! 何で生きてたんだ!?」

 

死んだはずのゲラコビッツが生きている。

その事実をこの目を見たマリオとルイージは彼に激しい口調で理由を聞く。

 

「ふるるるる…。そんなことを知る必要はないるる。」

「何?」

「何故なら今ここでお前たちが死ぬからるる!! 変身!!」

 

するとゲラコビッツの体から黒いオーラが発生。

そのオーラは彼を飲み込み、姿を変えさせていく…。

 

「変身完了、ダークゲラコビッツるるる~!!」

 

「こっちも攻撃するぞ、ルイージ!!」

「OK!!」

 

マリオブラザーズとダークゲラコビッツのバトルが始まった…。

ピーチ姫はチコと共に部屋から出ていき、城内の皆を外を避難させる。

 

「皆さん、城内にゲラコビッツが現れました!! 危険なので城内の皆

 さんはすぐに脱出してください!!」

 

ピーチ姫は放送を入れ、城内にこの事実が知れ渡った。

ただ、その放送はゲラコビッツにも聞こえ…、

 

「今日は都合が悪いるる。バトルはまた今度るる!!」

「ま、待て!! ゲラコビッツ!!」

 

次の瞬間、ゲラコビッツは透明になっていき、そのまま消えた…。

 

「俺も一旦城から出て皆の様子を見てくる!!」

「ちょ、僕も行くよーー!! 一人にしないで~!!」

 

 

 

 

 

「外に出てみたが、皆は大丈夫そうだな。」

「そうだね。」

 

「ふるるるる!! キノコ王国の皆さん、お久しぶりるる~!!」

 

「ゲ、ゲラコビッツ!!」

「アイツ…、まだ城に残ってたのか…。」

 

突然、ピーチ城から響くゲラコビッツの声。

思わず怒りを露にしたり、怯えて逃げ出す人もいる…。

 

「今からこの城は『ゲラコビッツ城』に改名したるる。」

 

ゲラコビッツに再び乗っ取られてしまったピーチ城…。

このままピーチ城はゲラコビッツの手に堕ちてしまうのか!?

 

「ではゲラコビッツ城はこれより宇宙へ飛び立つるる。」

 

するとピーチ城が浮き上がり、そのまま上昇していった…。

ピーチ城の下にはゲラコビッツの巨大マシーンがあり、それが

上昇してピーチ城を持ち上げている。

まるで、かつてクッパ城が空高くキノコ城を持ち上げたのと同

じように…。 

 

「あとピーチ姫はワレが貰っておいたるるよ~!!」

 

「待てー!! ゲラコビッツ!!」

 

しかし、マリオが叫んだ時にはピーチ城は既に宇宙へ飛んでいた…。

当然、マリオの声などピーチ城には届かず、落ち込む。

 

「に、兄さん…。」

 

果たしてピーチ城を取り返す方法はあるのか!?

マリオは立ち直れるのか!?

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