スーパーマリオギャラクシー2 ~パラレルワールド冒険~   作:ブルー・ハイパー

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ギャラクシー2 交わす一つの約束

前回、突然現れたゲラコビッツによってピーチ城は宇宙へ。

マリオも立ち直れなくなり、このままではピーチ城は永遠に帰ってこない…。

 

「兄さん…、いつまでも落ち込んでないで方法を探そうよ…。」

「そ、そうだったな…。すまない、情けない所を見せてしまって…。」

 

マリオも少しずつ立ち上がり、方法を探ろうとしている。

 

「あまりに突然だったからね…。皆落ち込むのも無理は無いよ。」

 

 

 

 

 

「今日はいよいよ作戦決行の日!! ピーチ城を持ち上げ、今度こそ宇宙

 生中継で結婚式を…。ガハハハハ!!」

 

場所変わってここはクッパ城。

今日、ピーチ姫を誘拐して結婚式を挙げるという計画を実行するというの

だが、言動からして既にピーチ城ごとピーチ姫がゲラコビッツに誘拐され

たということを彼はまだ知らなかった…。

 

「大変です、クッパ様!! 15分程前にピーチ城が何者かによって宇宙へ

 飛ばされました!!」

 

クッパの手下であるクリボーが今の状況を報告。

その報告を聞いてクッパは…、

 

「何ーー!!? どういうことだ!?」

「現時点で分かっているのはこの位です。申し訳ございません、クッパ様。」

「今すぐ飛行船を全て出せー!! ピーチ城とピーチ姫を奪い返すのだー!!」

 

クッパは全ての飛行船を出撃させろと命令する。

 

「了解しました。しかし全てとならば少々お時間を頂戴いたします。」

「無駄口叩かないでさっさと取り掛かれ!!」

「…了解。」

 

 

 

 

 

「兄さん、どこ行くの!?」

「クッパ城だ、やむを得ないが今の状況を打破するには奴の兵力が必要だ。」

 

一方、マリオはクッパ城へ向かっていた。

ルイージとチコも付いてきている。

 

「全く…、どんな時でも行動に移すのが早いな。兄さんは…。」

 

 

 

 

 

「やっと着いたな…、クッパ城。」

「ハァ…、ハァ…、兄さん速すぎ。」

 

8分経ってクッパ城の入り口に到着したマリオとルイージ、チコ。

彼らは城内へ入ろうとしている所だ…。

 

「クッパ!! いたら返事してくれー!!」

 

マリオは大声でクッパに呼びかけている。

しかし、クッパの気配を感じられない…。そこに、

 

「ん? 何だ!? こんな大事な時に…。クッパ様は地下のガレージにおられる。」

 

一人の手下に声をかけられた。

 

「大事な時って…、ゲラコビッツからピーチ姫を奪い返す為の準備?」

 

『大事な時』と聞いてルイージはそう判断し、その手下に話した。

 

「何ッ!? ピーチ城を持ち上げたのはゲラコビッツだっていうのか!?」

「そうだけど何か?」

 

手下は思わず大声で喋り、それが他の手下達にも聞こえ、大半の者が

驚愕する。

 

ゲラコビッツはかつてクッパ城も支配し、手下達を洗脳した。

そういう理由で今でもクッパ軍団の要注意人物として扱われている彼。

…もしまたクッパ軍団を洗脳するということがあれば堪ったものではない。

 

「これはマズイ…。今すぐクッパ様に報告しなければ!!」

 

大急ぎでその手下はガレージへ向かい、クッパに報告する。

マリオ達もその手下に後をつけ、ガレージへ向かう。

 

 

 

 

 

「ここか…、ガレージは。」

「うわ~、飛行船がたくさん並んでるよ…。」

 

ガレージにたどり着いたマリオ達。

そこに現れたのは…、

 

「ガハハハハ!! よく来たではないか。マリオと緑のヒゲ。」

「ちょ、緑のヒゲって言うなー!!」

「マリオよ、手下から聞いたのだが、ゲラコビッツがピーチ姫とピーチ城を誘拐

 したというのは本当か?」

「当たり前だ。俺はこの目で見たんだ。」

 

質問するクッパに曇り一つない目で真剣に答えるマリオ。

 

「あいにくだが、お前の手は借りない。お前にピーチ姫を横取りされてはたまらん

 からな…。」

 

だが、クッパは『マリオの力を借りる気は無い』と言い切る…。

 

「それでいいの? マリオ達がいないんじゃ絶対勝てないわよ!!」

「お前…、その喋り方、チッピーか!?」

「はーい!! その通りよ。」

 

突然現れたチッピーというスターの精。

このことにはマリオ達も驚いた…。

 

「イエロースター…、お前、なんでまたここに?」

「まぁ、いろいろ事情があってね。」

 

イエロースターはかつてメタコロ病を抑えるため、マリオ達と共に冒険した

仲間だ。

 

「チッピー、お前やっぱり頭にくる喋り方をするな。」

「事実を言っただけよ。相手はゲラコビッツよ!!」

「うるさい!! あの時はワガハイが勝ったんだ!!」

「ゲラコビッツが同じ手に2度かかるとは思えないけどね。」

 

大変な事態の中、クッパとイエロースターとの口喧嘩が起こる…。

 

「2人とも!! 今は喧嘩してないで早くゲラコビッツを止めよう!!

 今はそれが先じゃないの!?」

 

口喧嘩をしている2人をルイージが止める。

言葉の通り、今は時間を無駄に潰している場合ではない。

 

「…分かったのだ。」

「クッパ…、お前協力してくれるのか!?」

 

「但し、ゲラコビッツを倒してピーチ城を取り返そうとしたときは容赦はしない。

 その時は決着をつけるのだ。」

 

クッパはこれまでに見せたことが無い眼差しでマリオに言い放つ…。

 

 

 

 

 

「…分かった、その時は決着をつけよう…。約束だ。」

 

マリオはこのことを『約束だ』とクッパに言い返した。

 

「…じゃ、行くぞ。飛行船に乗り込むのだ!!」

 

「兄さん、ゲラコビッツを倒したらどうするの?」

「その時は全力で挑んでくるだろう…。だが、その時は俺も容赦はしない。

 俺が言えるのはこの位だな、ルイージ。」

 

「目標は宇宙に浮かんでいるゲラコビッツのマシーン。全軍出発するのだ!!」

「了解!!」

 

こうしてクッパと共にゲラコビッツに乗っ取られたピーチ城へ向かうマリオ達。

果たしてピーチ城を、ピーチ姫を取り返すことはできるのだろうか!?

 

 

 

「宇宙か…、intresting! 面白そうだぜ!!」

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