スーパーマリオギャラクシー2 ~パラレルワールド冒険~   作:ブルー・ハイパー

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World-1 ~宇宙へ飛び出すマリオ達~
ギャラクシー4 ルーバとの取引


「お前は…、ソニックか!?」

「Yes! 覚えててくれたか!! Thanks!」

 

紫のチコと一緒にいたソニック…。

彼とは以前オリンピックや亜空の使者での出来事で共演したという過去がある。

 

「じゃ、本題に入るよ。」

 

紫のチコは割り込むかのように話しかけ、本題に入る…。

 

「わたしはルーバ。チコの親分みたいなものさ。でもある時、隕石にぶつかり、

 一緒にいた皆とはバラバラになり、今はこんな状態という訳さ。」

 

「ルーバって言ったな、じゃここはどこなんだ?」

 

すると次の瞬間、ルーバは驚愕の事実をマリオ達に告げる。

 

「信じられないかもしれないがアンタ達は今、宇宙船の上にいるんだよ。

 わたしらチコは小さな惑星を宇宙船にして旅をしているのさ。」

 

「俺はテイルスに宇宙まで飛べるメカで飛んでいた時、偶然ここを通過したんだ。

 ルーバっていう人が困ってるみたいだったから今は『チコ』って言う星の子を

 探しているんだ。」

 

「アンタ達をここに呼んだ理由を教えよう…。パワースターを集めてもらう為さ。」

「宇宙にもパワースターがあるの? ルーバさん。」

 

宇宙にもパワースターがあるのかをルーバに聞くルイージ。

 

「勿論宇宙にもあるさ。いいかい? この宇宙船はパワースターの力によって動く。

 パワースターが無ければただの飾りさ。」

 

「でもどうして私達にそんなことを頼むの?」

 

イエロースターはルーバに問いかける。

するとルーバは予想外の答えを出す。

 

 

「これはアンタ達の大切な人の為でもあるのさ。」

「ピ、ピーチ姫の為…?」

 

「そう、今ゲラコビッツっていう奴はピーチ城に暗黒のバリアを張っている。

 今のアンタ達では近づくことすら敵わないって訳さ。」

 

「暗黒のバリアー…、ダークスターの力か!?」

 

マリオは『暗黒のバリア』と聞いてダークスターの力が影響していると判断した。

 

「そう…。ダークスターの力は以前より増している。どういう理由でゲラコビッツ

 が復活したのかは知らないが奴はダークスターの力を全て吸収し、前とは比べ物

 にならないくらいパワーアップしている…。

 このまま正面から戦ってもアンタ達が奴に勝つことは絶対にないよ…。」

「じゃ、どうやって倒せって言うの!?」

 

イエロースターは思わず頭に血が上り、ルーバに問いかける。

 

「だけど方法が1つだけある。

 ダークスターのバリアはパワースターの力で破壊することができるさ。最も、

 1つだけの力じゃ無理だけどね。」

 

「パワースターの力で破壊できるのか…。」

 

「マリオさん、ここは一つ取引をしようじゃないか?」

「な、何だ? 取引って…。」

 

ルーバから『取引しよう』と言われてどんな取引なのか内容を伺う。

 

「わたしがアンタ達の船を造ろう。」

「え? 宇宙船!? 凄い!!」

 

ルーバの一言でルイージは興奮。

しかし、ルーバの説明はまだ続いている。

 

「その代わり、アンタ達はわたし達の為にパワースターと逸れたチコ達を探す。

 というものさ。宇宙のパワースターがすべて揃うとダークスターのバリアを

 破壊できる。これはアンタ達とわたし達どちらの為でもあるんだよ。」

 

「…分かった。パワースターとチコは俺達が見つけ出す!!」

 

マリオは『今、ピーチ姫を助け出すにはこの方法しかない!』と考え、ルーバ

の取引に応じる。

 

「取引成立だね? それじゃ今までで一番すごい船を造るからちょっと待って

 おきな。」

 

するとルーバは手から眩しい光を召喚し、その光を惑星に当てる。

 

「それーーー!!!」

 

そして光が収まるとさっきまで立っていた惑星はマリオの顔をした宇宙船とな

っていた…。

 

「す、凄い…、本当に宇宙船みたいだな…。」

「Wow! 凄いぜ!!」

 

マリオ達の前には舵があり、今にも動かしてくれと言わんばかりに舵が勝手に

回っている。

 

「それじゃ、早速パワースター集めに行ってもらうよ。マリオさん、この船の

 船長はアンタだ。頼むよ、船長。」

 

「お、俺が船長!? て、照れるなぁ…。」

「じゃ、僕とイエロースター、ソニックは副船長ってことで…。」

「まぁ、誰を副船長にするのは自分たちで決めな。」

 

「それじゃ、パワースター集めに行くぞー!!」

「オーーー!!」

 

マリオ達を乗せて星船マリオは発進。

ここから一番近いギャラクシーへ向かう。

 

「最初のギャラクシーは『空島ギャラクシー』さ。凶暴なパックンフラワーが

 パワースターを持っているはずだよ。気を付けて行きな。」

「任せておけ。俺が絶対にパワースターを全て取り返す。」

 

そしてマリオ達は星船にある部屋の中へ入り、準備をする。

 

 

 

 

 

「マリオー!! マリオー!! どこにいるのだー!?」

「ガルルルル…。(あの野郎、勝手にいなくなりやがって…。)」

 

一方、こちらは無数の飛行船の中、いなくなったマリオ達を探しているクッパ…。

 

「マリオめ…。今度見つけたらぶっ飛ばすのだ。」

 

「クッパ様、あの星を探索してみてはいかがでしょうか?」

「何? どういうことなのだ?」

 

突然、一人のクリボーが現れ、クッパに『惑星を探索してみては?』と案を出す。

クッパはどういうことなのかをクリボーに質問する。

 

「まずはマリオ達が消えた理由についてです。行方不明となった直後、マリオ達

 のいた部屋を調べてみましたが、部屋に星の波動がわずかに残っていました。

 恐らく彼らは星の力によってどこかへ引き寄せられたのではないかと思います。」

「で…、それと何の関係があるのだ?」

「話はここからです。先程部屋に残っていた星の波動と同じ波動があの星に向かって

 いきました。その為、マリオ達はあの惑星にいるのではないかという考えです。」

「……うん、言っていることが全く分からんのだ。」

 

とても長い説明にクッパが訳が分からなくなっている状態。

 

「ま、まぁ…、あの惑星に行けばいいというのだな?」

「我々の考えとしてはそうです。」

「なら急いであの惑星に向かえ!! マリオを見つけ出すのだ!!」

「分かりました。直ちに向かいます。」

 

クッパの命令により、飛行船の動きは急変。

さっきまで緩やかに飛んでいた船は全て方向を変え、猛スピードである惑星へ向かう。

 

 

 

 

 

「ここだな…。『空島ギャラクシー』ってのは…。」

「俺は走りたくてウズウズしてたんだ。Sorry! 先に行かせてもらうぜ!!」

 

ソニックはさっきから走りたくてウズウズしていた様子…。

ソニックはそのまま走ってスターリングを潜り、他の惑星を飛んでいく。

 

「Wow! 俺は宇宙を飛んでいるのか!? Wonderful!!」

 

初めて自分の体で宇宙を飛ぶ感覚にソニックは思わず興奮。

マリオ達もソニックの後を追うようにスターリングを潜る。

 

「凄ーい!! 宇宙ってこんな感覚なのね!!」

「兄さん、凄いね!! 宇宙って。」

「あぁ、確かに宇宙を駆け巡るなんて考えただけでも…。」

 

マリオ達は話をしながら他の惑星へ向かう。

ギャラクシーはいくつかの惑星で構成され、スターリングを潜ると惑星を行き来する

ことができる。

そして次の惑星に着くと…、

 

「何だ? この家は…。」

 

マリオ達はある大きな家の前に立っていた。

特に何も聞こえない。留守なのだろうか!?

 

「一応、呼びだしてみるわ。」

 

イエロースターがドアの前に立ち、ノックする…。

 

「は~い、今出ますよー!!」

「あ、あの声は…、まさか!?」

 

今の声…。マリオにとって聞き覚えのある声だった…。

果たして現れた家の主とは!?




作者さんの登場は次回の予定です。
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