異世界迷宮の英雄に!   作:チワワ

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異世界迷宮にハーレムをの二次創作が増えましたね!
念願の英雄ジョブなしの方もいたりで狂喜乱舞しております!!

資料まとめも頑張りたいのですが、やはり難しく停滞しております。みんな頑張ろう〜と思うしかできませぬ…。

とりあえず本編の週一投稿、頑張ります。


24-入浴に行きたいか?

宴は終わった。

誰の顔も満足そうだ。

まあ一番楽しんだのは俺だろうがな。

 

俺は片付けは村民の皆に任せ、風呂に水を溜める事にした。

たしかミチオ君は風呂を満杯にするのに数時間かけていた。

今の俺がどれだけの時間で入れられるかわからない以上、早めに準備した方が良いだろう。

 

MP回復二十倍とつけられるだけのジョブをつけ、ウォーターウォールを使い始める。

5回、6回……と使い続けるが、まだまだ溜まらない。

うーん、たしかにこれはなかなか大変だ……。

よし。ここはミレーナさんとリビラの入浴姿を想像しながら頑張ろう。

エロ is パワーである。

 

途中で、MP回復二十倍でじっとしているのと、パーンとデュランダルで戦うのと、どちらが早く回復するかの実験を挟んでみた。

結果はデュランダルで戦う方が圧倒的に早かった。

パーンと2回も戦えば全快するので、ワープの消費分を入れても戦う方がいい。

 

これからはパーン狩りを午後にまわすか……?

でも風呂を溜めながらだと、ちゃんと数を狩れないかもだし……。とりあえず保留して、いつも通りにやるか。

 

三時間ほどで無事に風呂を入れる事を終えた。

まだ日は出ているが、皆と一緒に一番風呂だ。

 

 

「これが風呂ですか……」

「わー、凄い!」

「僕も初めて見ました」

 

風呂の家は一軒を丸々リフォームして作られている。

六人くらい入れる浴槽をリビングの中心に据えた様は、日本人の俺でも驚いた。

脱衣場の部屋にバスタオルや着替えを置き、浴室には昨日作った石鹸を持ち込む。石鹸はまだまだ固まっていないが、体を洗うのには使えるだろう。

 

「さて、入るぞ」

 

皆を連れて浴室に入る。

見知った裸とはいえ明るい内に見せ合うのは初めてだから、ちょっと緊張する。

だが俺が緊張しているところを見せると、皆も緊張して風呂を使いづらくなるからな。

堂々としたフリをしておかないと。

そう、堂々と裸を見せ、堂々と裸を見るのだ。

そこにはやましい思いしかないが、それこそ俺の道。

 

ミレーナさんは中肉中背の、平均的な女性のスタイルと言えるだろう。

若さはないかもしれないが、ちょうど熟れ頃のエロティシズムを醸し出している。正直、興奮します。

 

ミンは十歳らしく、まだまだ子供の体だ。女性として花開くのはこれからだろう。

食事量が増えたおかげか、出会った時よりふっくらしてきた気がする。健康的で良いことだ。いっぱい食べさせてやらないとな。

 

リビラはやはり、その胸の大きさに目がいく。中学入りたてみたいな身長なのに、その大きさは脳がバグる。

これからもその胸を堪能させてもらいたい。

 

 

まずは皆で体を洗う。

毎日タオルを濡らして拭いてはいるが、石鹸と湯を潤沢に使える状況とはやはり雲泥の差だ。垢がどんどん出てくる。

髪の毛も同様に汚れが落ちるが……こちらは髪のパサつきが気になる。

洗髪後はなんらかの油で髪の毛を保護できれば良いんだが……。

 

たしか、椿油とか良くなかったっけ?

カメリアオイルがそうだよな?

 

「リビラ。カメリアオイルって髪の毛に付けたりする?」

「カメリアオイルですか? はい、おっしゃる通り、髪の手入れにも使われます。ただ高級品ですので、専ら貴族の方々が使われています」

「……ちなみに、いくら?」

「たしか、このくらいで500ナール以上したかと」

 

リビラはそういって親指と人差し指で大きさを示した。

 

「……高いな」

「三十四階層以降のボスのドロップですから。致し方ないかと。

使うならオリーブオイルで良いと思います」

「あれ? オリーブオイルって食べ物に使うんじゃなかったか?」

「食事にも使えますが、髪の手入れや武具の手入れなどにも使います。こちらは40ナールです」

 

おおう……なんという価格破壊。

 

「次に髪を洗う時までには用意しよう」

 

 

ザバァー!

浴槽に入ると、湯があふれて流れ出す。

いやー、こんな贅沢はなかなかできないね。

自分で湯を生み出してないと、もったいないの気持ちがあふれちゃうよ。

 

「はぁ〜」

 

久しぶりの入浴だ。あー気持ち良い。

 

「はぁ……」

「ちょっと、あつい……」

「おお……なにかほっとしますね……」

 

ミンにはちょっと熱かったか。水を足して温度を下げてやる。

 

「気持ち良いだろ?」

「はい」

「うん。このくらいが良いです」

「ありがとうございます、主様」

 

極楽極楽。

……ついでにチラッと視線を向けると、リビラの胸がふよふよと浮いているのが目に入る。

うん……風呂場は我慢しようかな、さすがに。ミンがいるし。

いや今更という気持ちはあるけど、明るいところで目の前で、というのは……うん。

 

「おりゃ」

「わっ!」

 

自分を誤魔化すために手で水鉄砲を作り、ミンの顔にお湯をかける。

突然飛んできたお湯に、ミンはびっくりしていた。

 

「カズト様、どうやったの? 魔法?」

「いやいや、手をこういう形にして……」

 

今度はミレーナさんにピュッとかける。

 

「きゃっ」

「わたしもやる!」

 

俺達はきゃっきゃ、きゃっきゃと騒ぎながら風呂を楽しんだ。

 

 

「じゃ、湯冷めしないようにしっかり体を拭いて戻れよ。俺は石を温めてから戻る」

「わかりました」

「は〜い」

「お先に失礼します」

 

風呂はまず俺達が入るが、その後は村人が入る。

追い焚き用に熱した石を作り、後から入る者はそれを使って温度を調整して入る取り決めだ。

火傷しないように石を入れるバケツや火バサミは用意してあるし、浴槽にも石を入れるスペースは区切ってある。

 

とはいえ、それでも多分3家族ぐらいしか入れないだろう。

体を洗ったりすればどんどんお湯は減っていくからな。

 

この村は大体三十世帯ほどだから、一回りするには十回ほど風呂焚きが必要になる。

3日に1度、風呂を焚くとすれば30日に1回しか風呂に入れない事になるが、そもそも風呂に入れるだけで贅沢とのことだ。

 

清潔は健康の基本だ。せっかく食料を提供しているんだ。村人には健康を維持してもらうためにも、もう少し入ってもらえるとありがたいが、魔法以外の手段では手間も燃料も必要になる。

残念だが、俺が用意したついでの時に入ってもらうしかないな。

 

後は石鹸の材料やオリーブオイルを用意して、石鹸の作り方を村人に教えて、石鹸の補充やこの浴場の掃除もやってもらって……。

 

うん、まあいいや。考えるのは今度にしよう。

……本能がそろそろ我慢の限界だし。

 

俺は浴場を出ると、リビラのいる別宅へ向かった。

 

 

「お待ちしておりました、主様」

 

後は寝るだけといった服に着替えたリビラが出迎えてくれる。

……ネグリジェとかも欲しいな。一着千ナールくらいするんだっけ? 高いな……。欲望を満たすには金がいるなあ。

 

とりあえず着飾るのはいずれとして、今日は洗いたてのリビラを汚してしまおう。

 

推定Gカップの胸を堪能させてもらいました。

 

 

本宅に戻ると、ミンとミレーナさんがブラヒム語の練習をしていた。

 

「受け渡されし英✕の魂? と共に打ち倒す 圧倒 オーバーホエルミング」

 

オーバーホエルミングの詠唱か。

前よりはかなり上達しているようだが、あと少し足りないようだ。

 

「すごいじゃないか。あと少しで完成しそうだぞ」

「あ、おかえりなさいカズト様」

「おかえりなさいませ、カズト様」

「ただいま。英なんとかと、魂? のところが良くないみたいだが、他は良さそうだったぞ」

「そっかぁ。英雄に似た言葉だと思うんだけどなー」

 

英雄に似た言葉……か。

 

「英雄……ヒーロー……勇者……」

「うーん……なんか違うよ、カズト様」

「偉人……豪傑……」

「豪傑?」

「ん? 豪傑。あー、激しく、優れている人、かな。傑物とか」

「英雄……豪傑……英傑……うん! 英傑だ! ありがとうカズト様!」

 

ぴょんぴょんと飛び跳ねながら、ミンは喜んでいる。

俺の出した言葉を元に、正解を導き出したのか。

俺達はミンを褒め称えた。

 

「まあ。偉いわよ、ミン」

「本当だ。後は魂の部分で完成だな」

「うーん、なんだろう? ほとんど同じ言葉だと思うのに……」

 

むう。ここもなんとか正解を見つけて、ご主人様の威厳を見せたいところだが。

 

「魂……ソウル……魂魄……精神、精霊」

「違うみたい」

「丁寧な言い方かしら? 御霊、とか」

「あ、それだ! ありがとうお母さん!」

 

OH……。威厳見せつけ失敗。

 

「受け渡されし英傑の御霊と共に打ち倒す 圧倒 オーバーホエルミング!」

 

詠唱が完成すると、ミンの両手がブレる。

凄いな、こんな速度で動けるのか。……さすが英雄だ。

 

と思ったら、ミンが動きを止めて落ち込んでいた。

 

「わたしってなんでこんなに才能ないんだろう……」

「ミン? どうしたの?」

「あ、MP枯渇か……? ミン、ほら、これを飲むんだ」

 

俺は慌ててアイテムボックスから強壮丸を出した。

見たところMPゼロの自殺しそうなほど酷い状態ではなさそうだが、それでも大分精神が落ち込んでいる。すぐに回復させてやるべきだろう。

 

「いいです、カズト様……わたしに薬なんてもったいないです」

 

薬を無理やり口の中に入れようとしたが、思ったより抵抗される。

ああもう、仕方ない。

俺はミチオ君に倣って、口移しでミンに薬を飲ませた。

頭の中で(おまわりさんこっちです)と声が聞こえるが、(医療行為です)と反論しておく。

 

「オーバーホエルミングを使うには、レベルが少し足りないみたいだな。使う時には薬を用意しておくか、俺のデュランダルを使う時だけにしよう」

「……はい……すいませんカズト様……」

 

ミンは恥ずかしそうに、ちょっと顔を赤らめながら返事をした。

 

「なに、失敗は誰にでもある。気にしなくて良い。それよりちゃんとスキルが使えたんだ。偉いぞ」

 

俺はぐりぐりとミンの頭を撫でた。




グルメシャンプーならぬグルメリンス……。

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