眺める事しか出来ない俺が彼女たちを見守ったか   作:はとみかん

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大分時間かかりました。

もっと早く書けるようになりたいですね。

書き方は模索中なので、大目に見て欲しいです。


意味をなくしても、鳥は飛ぶ。

 

なんでだろうな...

 

酷く...この場所には...

 

この山には...懐かしさを覚える。

 

...大丈夫...奏を覚えてるし、家も分かる...

 

この装備も...忘れてない...

 

でも...記憶が...あの鳥に、食われた...

 

ストーリーが...一切思い出せない...

 

それに...前世も...

 

他にも...消えている気がするが、全く思い出せない...

 

ふぅ...こういう時は、落ち着いて。

 

......一度、振り返るか。

 

記憶が消えるまでの記憶を。

 

...と言っても、かなり、記憶がバラバラで、消えたタイミングになるほど、断片みたくなってるが。

 

 

 

...思い出す方がマシと信じますか。

 

 

 


 

 

 

 

 

よし、落ち着いて...記憶を繋いで行くんだ。

 

その日の始まりから、順に...

 

天気は晴れ、雲はあったが、少なかった。

 

…そこまではいらんか?

 

いや、ちゃんとやろう。

 

いつもの服装(ジャスティティア)

 

いつもの灯り(ランプ)

 

大分今更だが、親もよくこんな装備でいさせてくれるよな...

 

そういやアンティークな物とかよく買ってきてくるな、だから気にしないのか?

 

そりゃ隠してる物もあるが。

 

...後で、聞いてみるかな。

 

最近は、姉さんに着せ替え人形みたいにされて。

 

それで、違う服装で連れまわされてたな。

 

それが落ち着いて、E.G.O装備に戻れて。

 

少し違った道で歩いてた。

 

で、この後だ...

 

救急車が通った。

 

そう、救急車。

 

多分いつも通りなら気にも留めなかった。

 

でも、この世界のことだ、引っ掛かりがあったんだよ。

 

奏から相談をされてて、奏のお父さんがどうやら元気がなさそうで思い詰めているって話。

 

だから言ったよ。

 

『奏はさ、音楽を作れるんだろ?なら、作って聞かせてみたらどうだ?』

 

って。

 

何もかも忘れて、ただの『黎明』として。

 

絶対に別のことを言えたのにな。

 

ただ...お父さんと一緒にいてやればいいって言えばよかったのに。

 

...後悔は後...今は、消えた所まで、思い出すんだ。

 

救急車を見た後は...取り敢えず、病院の近くまで行くことにしたんだ。

 

また道を変えて、今度は病院の前を行く道に。

 

近くに長く居座って、奏を待つことにしたよ。

 

 

 


 

(まだかな...)

 

壁に寄りかかりながら、奏を待つ。

 

 

...なんとなく、この先も、同じような待ち方をしそうだな、と思いながら。

 

「...ん」

 

いた。

 

奏だ。

 

ここに、立てるとは、思わなかった。

 

過去語り(書かれたシナリオ)の終わりが近い。

 

多分、何をしても、変わらないのだろう。

傍に居てやりたい

でも一つ、してやりたい事がある。

 

■■をだして、話しかける。

 

「おはよう、奏」

 

「...おはよう、れい」

 

いつも奏はそう呼ぶ。

 

でも、いつもより元気なく、奏は返事を返した。

 

俺はいつも(黎明)を演じて。

 

君はそれを知らず、話してくれる。

 

いつかは話す。

 

■■の■■を。

 

それが■■■だから。

 

でも、今は...

 

今は、君の話を聞かせてくれ。

 

「どうしたんだ?奏、元気がないのか?」

 

「あ...うん...実は...」

 

一つ、一つずつ、奏は話をする。

 


 

それで、奏のお父さんの状態を聞いた。

 

簡単に言えば、記憶障害。

 

奏には辛い話になる。

 

実の父に娘として認識されなくなるのは。

 

奏は迷っていた。

 

これからどうするか。

 

奏は父の部屋に入っていった。

 

自分は椅子に座って待つ事にした。

 

ランプを机の上に置いて。

 


 

ランプの灯りを見つめていた。

 

気づけば『森』にいた。

 

薄暗い、森の中に。

 

 

カラン

 

 

遠くで、ランプが揺れた音がする。

 

...呼ばれている。

 

あの灯に。

 

明るい...あの、灯に。

 

 

カラン

 

 

響くような…足音。

 

...知っている。

 

だけど...行かないと。

 

 

カラン

 

 

「...大鳥」

 

魅了には...抗えなかった。

 

口が開き、大鳥の目が赤くなる。

 

そこで...散らばった音がした。

 


 

気付いたら、外にいた。

 

何故かE.G.O装備はランプになっていた。

 

家に帰って、夕食を食べた。

 

その後は寝たが、夜更けに起きた。

 

記憶が消えたと気付いたのも、このタイミングだった。

 

いつものように家を出た。

 

山に向かった。

 

心が落ち着く、この場所に。

 

 


 

ここで記憶は終わり。

 

後は、残った感覚だけ。

 

案外残ってたな、一部、抜けてたが。

 

さて...どうするかな...

見つけた

このまま...消えたらどれだけ楽かな...

 

馬鹿な考えだ...

 

でも...空を...

 

飛んでみたいな...

空を飛びたいのなら、私が手を貸してあげる

目を閉じて...

そこに立って

崖端に立つ。

飛び降りるの

少し下がり、飛ぶ。

 

このままなら、死ぬことになる。

 

 

 

どうだろうか。

 

今の姿は。

 

確かに、飛んでいる。

 

 

 

 

 

()になって。

 

なんでこんな姿に?

 

でも...一つ、心当たりはある。

 

でも今は。

 

誰にも知られず、空を飛んでいたい...

次に会う時は、君のE.G.Oを聞かせて。

 

 




...やっぱりアイツ、ついて来る気しかしないのよな。

次回はメインストーリーに行きたいと思います。
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