架空TCGアニメゲーム実況RTA~実績解除【絶対無敗神話】を添えて~   作:Tsutsutsuki

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まずはカードの種類の解説です。
次回はゲーム進行についてです。


閑話 ~サルでもわかる!スペル&スピリット同時視聴編~

 お、〇〇氏の動画が投稿されている。

 チャンネル登録者数、動画視聴回数共に少ないけれど、長年続けてくれているチャンネル。

 仕事帰りの私に、癒しの一時を提供してくれる。

 

「なになに……スペル&スピリット? またマイナーなカードゲームだなぁ」

 

 〇〇氏は、流行りを避けて誰も動画にしなさそうなゲームを紹介する。

 何かこだわりでもあるのだろうか? 

 

 まあ、紹介するゲームはいつも知らないものばかりだけど、どれもつまらない事はなかった。

 今回もまた退屈しないものを提供してくれるはずだ。

 

「再生っと」

 

 ポチッ。

 

『今日はうp主が久しぶりにトレーディングカードゲーム、いわゆるTCGに触れる機会があったらしく、再熱したらしいから解説していくぜ』

『よろしくお願いするわ』

 

 今回の動画は、居間にまんじゅうが2つ、不思議な機械音声で進んでいくらしい。

 

『今回紹介するのはスペル&スピリット、略称はスペスピで──』

 

 それから2つのまんじゅうが会話形式で、スペスピの概要やら歴史やらを解説していく。

 

「スペスピ……アニメ化もデジタルゲーム化もされていたのか。少し興味出てきたかも」

 

『さて、今度は実際のカードを紹介していくぜ』

 

 ふむふむ。

 スペスピのカードの種類は、大まかに分けると全部で3種類。

 

 マスター、スペル、スピリット。

 

 それらの見分け方は、カードを上から見て、カード名称の次の欄【カテゴリー】に表記されている。

 

『マスターカードは私たちプレイヤーの分身なんだぜ』

 

 

【竜人 バアド】

 カテゴリー:マスター

 適正属性:炎

 種族:ヒューマン、ドラゴン

 マスタースペル:竜の咆哮

 

 

 マスターカードはデッキの40枚とは別に、1枚だけ必ず入れなければいけないカードなのか。

 覚えておこう。

 

『【適正属性】に表記されていない属性のスピリットはサモンできないし、スペルも詠唱出来ないぜ。自分の組んだデッキと相性の良いマスターカードを選ぶのが重要になってくるぜ』

『これは相手も同じ事が言えるから、相手のマスターカードを見ることで、デッキのタイプを判断して対策も立てられるわね』

 

 なるほど。

 自分のデッキに必要な属性の適正を持つマスターを選出すること。

 相手のマスターカードを見て、相手の戦術を予想してプレイングを行うこと。

 この2点が重要そうだな。

 

『【種族】はマスターとスピリットに表記されているぜ。こちらはマスターの種族にないスピリットが出せない、という縛りはないのだぜ』

『だけど、種族を参照して効果を発動できるスペルやスピリットがスペスピには多く存在しているから、シナジーを考えると種族も揃えて作った方がより強力なデッキになりそうね』

 

 種族でのシナジーは強力……と。

 メモメモ。

 

『【マスタースペル】はピンチをチャンスに変える超強力なマスター専用の能力だぜ!』

『対戦中1度しか使えないし、発動条件も……「手札を全て捨てる」や「LPを10払う」、「MP最大値を-5する」なんかもあるわね。どれも使い所が悩ましいわ』

 

【マスタースペル】どれもかなりピーキーな性能のようだ。

 後先考えられないピンチ時の逆転の一手、もしくはここで絶対に相手を仕留める! みたいな時に使うのが良さそうだ。

 

『次はスペルを見ていくぜ』

 

 

【旋風砲弾─ウィンドブラスト─】

 カテゴリー:ノーマルスペル

 属性:風

 コスト:3

 効果:相手のコスト3以下のスピリットを1体破壊し、その後相手マスターに2ダメージ。

 

 

『スペルカードはコストに表記されている数のMPを消費して効果内容を適用する使い捨てのカードだぜ。効果の処理が全て完了したら、忘れずに墓地に送るぜ』

『一見するとシンプルだけれど、確かスペルって種類が沢山あった気がするわ』

『流石だぜ。スペルのカテゴリーはノーマル以外にも沢山あるので、ここではよく使われる種類を紹介するぜ』

 

【ノーマルスペル】:自分のターンのセカンドフェイズに詠唱可能。MPを消費して効果を発動、使い終わったら墓地に送られる。

 

【カウンタースペル】:特定の条件を達成すると、コスト無しで詠唱できる。使い方によっては相手のターンでも発動可能。自分のターンであれば条件を達成せず、ノーマルスペルのようにMPを消費して詠唱することも可能。

 

【アームドスペル】:自分もしくは相手のフィールドにいるスピリットを対象に取って詠唱する。このカードか対象に取られたカードが場を離れるまで効果は継続する。

 

【ループスペル】:詠唱後も場に残り続けるスペル。場にある限り効果が適用される。追加コストを支払って更なる効果を発動するカードもある。

 

『お次はスピリットカードについてだぜ』

 

 

【爆水龍波リヴァイアサン】

 カテゴリー:スピリット

 属性:水

 種族:水生、ドラゴン

 コスト:8

 パワー:5

 効果:①このスピリットがサモンされた時、全フィールドのカードを持ち主の手札に戻す。その後戻したカード1枚につき、パワー+1。

 

 

『カテゴリー、属性、種族はマスターカードで、コストと効果はスペルで説明した通りだぜ。他のカードと異なる点はパワーが表記されていることだぜ』

 

【パワー】は戦闘の際に必要になってくる要素だそうだ。

 対スピリットの場合、数値が高い方が戦闘に勝利し場に残る。

 数値が低い方が、破壊されて墓地に送られる。

 対マスターの場合、その数値分相手のLPをマイナスする。

 

『スペルは1度詠唱して効果を発動すると墓地に送られてしまうけれど、スピリットは場に残って戦ってくれるからなんだかお得ね』

『そうだぜ。だけど、スピリットばかりデッキに入れる、というのも難しい所なんだぜ。スペルはスピリットよりもコストが低く設定されていたり、効果も強力なものが多いぜ』

『スピリットもスペルもバランス良く入れる事が大事って事ね』

 

 ほうほう、スペスピのカードについてだいたい分かってきたぞ。

 

『カードの種類についてはだいたい分かってきたわ。早速デッキを作って対戦してみたいけれど、デッキを作成する上で何か気をつける点はあるかしら?』

『そうだぜぇ……これは本当にデッキのコンセプトによっては変わってしまうことだけれど、【マナカーブ】を意識するのが大事だと思うぜ』

 

【マナカーブ】:カードをコスト順に並べた際にできる曲線の事。このカーブが乱れるとデッキが上手く機能しないこともあるらしい。

 

『君はどんなデッキを作りたいのだぜ?』

『そうね……コスト8の最上級カードが沢山入ったデッキを作りたいわ。強力なスペルやスピリットで完全勝利よ』

『ならば極端な例だけど、君のデッキは全てがコスト8の最上級カードのみで組んだ40枚のデッキとするぜ』

『何を引いても強力なデッキね』

『しかしスペスピのカードバトル開始時は、MPが0からスタートする。そこから最大値が毎ターン+1されるぜ』

『ならば私がカードを出すには、8ターン必要になるわね。楽しみだわ』

『しかし、相手は序盤から低コストのカードを沢山展開してきて、君は8ターン目を迎えることなくカードバトルに敗北してしまうのだった……だぜ』

『そ、そんなことが……!』

『コスト8の強力なカードを使いたい場合、MPが8溜まるまでの間のプレイングも考えなければならないんだぜ。そこでひとつの指標となってくるのが【マナカーブ】だ』

『序盤はコストの低いカードで耐えて、MPが8溜まったら一気に大型カードで逆転! こんな感じでいいかしら』

『最高のプランだぜ』

 

 デッキ作成では、マナカーブを意識すると良いのか。

 明日トレカショップに行ってみようかな。

 

『動画の後半では、カードバトルの進行について解説していくぜ』

『よろしくお願いするわ』

 




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