陽乃中、雪乃下で、いろはすを片手に結いする、間違いつづけた彼女たちの青春は、フィナーレへと結する。完   作:mokahurapeto-no

4 / 7
雪ノ下陽乃は恋心を教えてはくれない。

 時間は遡ること数日前。

 

「やっはろっー!」

 

 はるのんか、ガハマさんなのか分からない挨拶。

 そも、ガハマさんの専売特許だった挨拶だが、いつしか、さも最初っから使ってたわよ?私。

 みたいな顔をして使うようになっていた。

 

 突然の訪問、

 インターホンは真っ黒のまま。

 恐らく、カメラ部分を手で抑えているのだろう。

 賢い雪乃がそう考え至るまでに時間はかからなかった。

 

「...どちら様でしょうか?由比ヶ浜さんならお部屋へ、姉さんならお帰りください。」

「うっしっし、ゆきのんっ私だよっ、結衣だよ!」

 

 確かに聞こえたのは由比ヶ浜さんの声。

 そうなの...そうなのだけれど...

 

「...ホントに由比ヶ浜さん..よね?」

「え、私疑われてる?本物だよぉ、ゆきのん」

 

 や..やりかねない、姉さんなら

 

 由比ヶ浜さんの声を録音...通話で脅迫....若しくは誘拐

 考えたとて、仕方のないこと。

 腹をくくるしかないわね...

 

「分かったわ、今エントランスの扉開けるわね」

 

 

 

 

 

------

 

 

 

 

 

 

「ピンポーン」

 

 玄関のチャイムが鳴らされる。

 どうやら、ご到着したようだ。

 

 玄関の扉をすっと、掴む。

 そして開く。

 

「やっはろー雪乃ちゃん!」

 

 終わった...

 薄々予感はしていた。

 

 まあ、でも姉さんだから仕方ない。

 

 「やっぱり姉さんだったのね、もう最初っから言ってくれればいいのに...」

 「だってぇ、雪乃ちゃん、私を部屋に入れてくれないじゃん~」

 

 ひどいー、なんでなんで、とダル絡みをしてくる。

 

 ここまではいつも通り。

 いつもと違うのはここからだ。

 

 いつもなら、挨拶と並行しながら抱き着いてくる。

 いや、挨拶なんかほっぽりすててこちらに向かってくる。

 

 だが今はどうだろうか。

 玄関先でもじもじしたまま、初恋の男子の家の玄関に立ち入る時のようだ。

 

 もじもじとも、うねうね、とも、取れない不規則的な動作を繰り返している。

 

 怪しい...怪しすぎる...

 

 「ところでさ、雪乃ちゃん。今日はプレゼントあるんだよね」

 「...なにかしら?私特に誕生日とかではないのだけれど...」

 

 おもっきし警戒し、少し後ずさりする。

 

 「ひどいなー、そんな警戒しないでよ。可愛い妹へのささやかなプレゼントなんだからさ」

 

 怪しい、けど受け取らないのはそれはそれで、申し訳ない。

 ここは一先ず受け取っておこう。

 

 「分かったわ、ありがたく受け取らせてもらうわ」

 「オッケー、今もってくるね。雪乃ちゃん」

 

 携えてきたバッグから、取り出すのかと思っていたのもつかの間、半開きのドアの左側をちらと、見た次の瞬間

 

 「やっはろー!ゆきのーん!」

 「おはようですっ!雪乃先輩!」

 「雪乃さん、おはようございます!今日はよろしくお願いします」

 

 皆息を合わせたような大合唱。

 皆一様に、同時に発言したので何がなんやら......

 

 すると、状況が呑み込めない私に姉さんが一言

 

 「今日のお泊り、よろしくね雪乃ちゃん」

 

 は......?

 

 

 

 

 

......

 

 

 

 

 

 

 あうあう、している雪乃ちゃんに一言いい、

なし崩し的に部屋に上がり込んだ。

 

 まぁ、雪乃ちゃんもぐちぐちと言ってたけど、私たちを追い返さないってことはそこまで嫌って思ってない。

 もう、ツンデレなんだから!かわいいっ!

 

そんな、こんなで時間は流れ今に至る。

 

「そういえばなんですけどー、雪乃さんなんで兄を選んだんですか?」

 

 いやー、其れ聞いちゃう?まあ私も気になってはいたんだけどさー

 

 あ、ほらほら、顔真っ赤になって、俯いちゃったじゃない。

 

 誰もが気になってはいた質問。

 だが、恥ずかしがりやな雪乃に言うのは憚られる。

 

 でも、今言ったのは義妹に当たる小町。

 将来的には妹になるのだ。

 

 妹、口に出して呟いてみても実感はわかない。

 イメージがあまりできない。

 

 雪乃自身妹ということもあり、どうするべきか、密かに悩んでいたのであった。

 

 だが、まあ、姉を反面教師し、自分の中の理想の姉を演じよう。

 雪乃はそう思っていた。

 

 なら、この質問に対してどうするべきか。

 

 「そ、そうね、少しだけだったら......」

 「やったー、大好き雪乃さんー!」

 

 がばっと、抱き着いてくる小町に雪乃は動揺する。

 ついでに頭のにおいをスンっと嗅ぐ。

 

 少し、八幡と似ているような心地のいい匂い。

 この匂いが雪乃をさらに堕落させた。

 

 雪ノ下雪乃は、妹に甘かったのだ。

 

 「えー、でも雪乃先輩ってそもそもどんな人がタイプなんですか?」

 「あー、確かに。ゆきのんって、そもそもこういう恋バナとかしないしねー」

 「雪乃ちゃんは隼人みたいのがタイプじゃないのー?」

 

 こういう会話の時、人は三タイプに分けられる。

 

 由比ヶ浜のような場をつなぐ、沈黙を生ませないように円滑に会話を進める潤滑油タイプ。

 小町や、一色の様に基本は同調をし、話を膨らませる、同調形タイプ。

 そして最後は、、、遠慮配慮などなく、人が聞きづらい話を平気な顔してぶっこんでくる、はるのんタイプだ。

 

 はるのんの唐突な発言。

 場は一瞬にして凍てつき、修羅場と化した。

 

 「姉さん?何を言っているの?私が?あの人を?」

 「えー、本当かなあ?」

 

 確かめちゃうぞーっと言い、雪乃に抱き着く。

 抱き着かれた雪乃はというと、「ちょ、やめ...」と言いつつも、口角が若干上がっている。

 はるのん、もとい、ゆきのんも大概シスコンなのだ。

 

 きゃっきゃ、うふふ、してまぐわう二人を見た、全員は思った。

 これが日常茶飯事なんだなと。

 皆思った。大丈夫そうだなと

 

 

 

 

 

 

 

......

 

 

 

 

 

 

 

 「はあはあ」 「はぁ~はぁ~」

 

 息も絶え絶え、汗はしとしと、目線は凛々と。

 

 「ああ゛づがれだ゛ぁ」

 「こちらのセリフよ、姉さん」

 

 二人の美女は肩で息をし、ぷはぁっと点を仰ぎ見ていた。

 

 「じ、じつ、げほっ、じつはぁ、はあはあ、ねえぇさんの方が....はあはあ、あの、げほっ」

 「ちょ、大丈夫雪乃ちゃん。ゆっくり、ゆっくりねー」

 

 雪乃ちゃんの背中をなでるように優しく擦る。

 全く、いつになっても可愛い妹なんだから。

 

 「雪乃ちゃん体力無いねー、相変わらず。」

 「返す言葉もないわ。でも、一言だけ言わせてもらうと姉さんは逆に筋肉増えたかしら?」

 

 お、最近ジムに行ってるのバレたか?

 さっき、じゃれ合っているときに触られたか。

 

 「正解ー、最近ジム行ってるのよ。良くわかったね、雪乃ちゃん」

 「さっきじゃれてる時の力すごかったわよ。私手籠めにされていたのだけれど」

 「でも、はるさん先輩は何でジムに行ってるんですか?」

 「そうですよ!陽乃さんもともとグラマラスな体型じゃないですか。」

 「うわ、お米ちゃんグラマラスて、ふるぅ」

 「む、そんなことないですよ!兄もよく使ってますよ!」

 「え...なんか先輩が使うと、うわぁ」

 「犯罪のにおいがするわね」

 「は..はは、ヒッキーだしね。ちょっと怪しむよね」

 「君たちひどくない?比企谷君そんなんじゃないよー」

 「そうですよ!顔が犯罪者なだけで兄は犯罪はしてない?よ?と、思います...」

 「せめてお米ちゃんぐらいは信じてあげなよ......」

 「ヒッキー、信頼無いなぁ」

 

 それにしても、ひどいな比企谷君は。

 この子たちから好かれてるはずなんだけどな、少なくとも嫌ってる子はいないみたいだし。

 

 「話戻るのだけれど、好きな人の話するのかしら?」

 

 もう、言いたくてたまらないのかしら?この子ったらー

 可愛いっ!

 

 「雪乃ちゃん、自慢したくて堪らないんじゃん、可愛いっ!雪乃ちゃん」

 

 首をふるふると横に振り、顔をかあーと紅潮させ、顔を両手で覆い隠す。

 しずしずと、静かに、ぽしょぽしょと、か細い震えるような声音で独り言のようにつぶやく。

 

 「だって、好きなんだもん」

 

 おい、私の妹可愛すぎるんですけど。

 国で保護しなきゃ、この天然記念物を。

 

  

 「かわえぇのぉ、雪乃さん~」

 「ゆきのん、かわいい......」

 「小町、養いますよ、いや、まじで。」

 「うちの妹世界一可愛いでしょ」

 「はい、まじでかわいいですー、可愛すぎですって」

 「そっ、それでっ!うちの兄のどこが好きなんですかっ!?」

 「こ、小町さん...近いのだけれど」

 

 がばっと、近づき首をぐっと、雪乃に寄せる小町に対し、雪乃は後ずさりしながら顔を背けていた。

 

 「そうね、お互い少し、ほんの少しだけコミニケーション能力が低いところとか、言葉足らずなところとか、共通点は多かったわ」

 「少し、じゃなくて、大分だよ君たち二人は尚更ね」

 「そんなことは!ない...と思うのだけれど..」

 「はは...ヒッキーとゆきのんマジ面倒くさいからね」

 「まあ、先輩たちの関係っていびつどころじゃないと思いますけどねー」

 「まあ、世間一般で言う普通ではないと小町も思いますけどねー」

 

 由比ヶ浜は心もとない右手をポリポリと掻き、一色は興味なさげに携帯を流し見し、横目で雪ノ下の事を見ている。

 小町はというと心が折れてしまった雪乃を赤子をあやす様に撫でている。

 雪乃はというと心が折れてしまったのか、何もしゃべらなくなり仏像へとなり果ててしまった。

 

 そんな雪乃を見ていられなかった小町が腕をがばっと広げ、こっちに来なよと手で招き入れる。

 瞬時に雪乃は小町の胸へと飛び込み、怯えてしまった子猫の様になってしまった。

 

 「ごろにゃーん」 

 

まぁ、いいんだけどさ。

 なんかこう、完全無敵の才色兼備を持っている子が篭絡されていくのを見るのって、、、なんかこう、いいよね。

 

 でも、それが妹なのがなんかこう複雑な、、、

 

 自分の妹がほだされているのを見る私の気持ちよ...

 まぁ、いいんだけどさ、いいんだけどね.....うん

 

 「そういえばさ、私。見ちゃったんだよね。」

 「なにかしら?姉さん」

 「雪乃ちゃんと、八幡くんの情事」

 「なっ.....!」

 「そんなことしないわよ。ヒキガエル君なのだから」

 「まあ、いいわよ。カメラで確認してみましょ」

 

 家に残っているカメラから機能の記録を見てみる。

 すると、くっきり、はっきり、めっきりキスした瞬間が....

 

 「なっ、、、」

「いやー、あつあつだねぇー」

 

 ニヤニヤしている口が収まらない。

 まずいなあ、雪乃ちゃんに怒られちゃうなぁ。

 

 まぁ、当の本人は枕に顔を埋めて「うぅ~」って、唸り声をあげているんだけどね。

 おまけにくち周りをペタペタ触って、「もしかして、、、ここに、、、」って、ぼそりと呟いて、また枕にダイブしてる。

 

 一色ちゃんは、何故か渋柿を食べたような顔をしてるし、小町ちゃんはくちを抑えて「はわわ...」とうぶな反応をしているし、由比ヶ浜ちゃんは複雑そうな顔をしているし。

 

 本当にあの子は女たらしなんだから....ったく

 

 「でー、どこまでいったの?比企谷君と」

 「何処までって...何の事かしら?」

 

 キョトンとした顔で首をかしげる。

 まるで、小動物の愛玩のようなしぐさ。

 

 あ、だめ。かわいいわ。うちの妹。

 

 これはダメそうだ。そう察した一色が雪ノ下のもとに近づき、こっそりと耳打ちする。

 「...を...して....やる...」

 「なっ...」

 

 そういうと、顔を真っ赤にして口をもごもごさせる。

 そして、相手を捲くし立てるように早口で言う。

 

 「如何に引きこもりのヒキガエルくんでも、雄としての本能だけは残ってたってことなのかしら?そうだとすると、困るのだけど....いや、別に嫌ってわけではなくて...ただ、ちょっと動揺するというか...緊張しちゃうから....うう...」

 

 誰に言われてるわけでもないのに、急にイマジナリー八幡君としゃべりだす雪乃ちゃん。

 昔から変わらない、いつもは口下手なくせに、焦ると饒舌で早口になるところ。

 この感じで、人としゃべれたらもうちょい友達いたのかしら?

 

 いや、雪乃ちゃんの性格だし期待薄だな。

 

 まあ、雪乃ちゃんの魅力はわかる人にだけ分かればいいんだし。

 現に私みたいに変な虫が取りつかないんだから。それはそれでいいことなんだと思う。

 

 私とは...違うもの。

 

 そう、雪乃ちゃんは私とは違う。

 

 この子は蚊帳の外に飛び立つことが出来る。自由に外に飛び出せる。

 

 私は...余りにも、蚊帳の中にいることに慣れすぎて、外への飛び立ち方を忘れてしまった。

自分の縄張りでは最も自由を手にしているように見えるが、一歩外。

 陣地から、飛び出せば、何もできない。

 

 まるで生まれたての小鹿みたいに、

 ただ、下唇を噛んで、眺めることしかできない。

 

 そうやって生きてきたから、他の生き方を知らないまま育ってしまった。

 生きるのに必死で、周りなんか気にしたことがなかった。

 自分の常識は世界の常識だと盲目的に思っていた。

 後ろを振り返ることなんてしたことがなかった。

 後ろに、振り向いている暇がなかったから。

 

 でも、ふと気づく。

 世界から一瞬切り離されるとき、だだ広い部屋に一人いるとき思う。

 世界から断絶され、ハザマのような場所にいる感覚と、強烈な喪失感を感じる。

 今まで、失ってきたもの感じてか。

 はたまた、これから失うものを思ってか。

 

 思う。

 これからも、一人なんだなぁ。と。

 

 そう、思う。

 

 だから、後を追わせたくなかった。

 私の跡なんか。

 

 一人で生きていけるような力を付けさせてあげたかった。

 

 自分で決断できる強さを。

 

 だから、切り離して、距離を作って、苦しめて、そして選ばせた。

 彼らの本物というものを。

 

 正しいかどうかなんて私にも分からないけど、選ばないことだけはしてほしくなかった。

 あの時の私の後悔を、してほしくなんてなかった。

 

 でも、それと同時に嫉妬している。

 

 助けてくれる人がいていいなあって。

 私にはそんな人...居なかったから

 

 比企谷君があの時の私と出会っていたらそうなってたかなとか、たまに思う。

 

 彼なら多分変えてくれただろう。

 めんどくさがりながらも何だかんだ世話を焼いて、救ってくれる。

 

 彼がやってきたことを見てきたから、確信を持って言えるのだろう。

 

 だから...わたしは....

 

「...んぱい...はるさん先輩!」

 

 「ん?どしたの?」

 

 

 「んもー!どしたのじゃないですよ!体調良くないんですか?」

 「ああー、ごめんごめん。ちょっと考え事してて...」

 

 蛇足なことを考えすぎていたみたい。

 私らしくもない。

 

 「 んもー、気を付けてくださいよ」

 「陽乃さーん、大丈夫ですか~?小町心配ですよー」

 「は、はるさん先輩!?み、水とか入ります?!」

 「いえ、由比ヶ浜さん。大丈夫よ。妹の愛情がたっぷり詰まったスポーツドリンクをあげれば、すぐ直るのだから」

 「ゆきのん、それ、なんか変な薬とか入ってない?」

 「いえ、大丈夫よ。少し元気になる白い粉を水筒の中に混ぜ込むぐらいだから」

 「それ大丈夫なやつ!?違法じゃない?」

 「何を言ってるの?勿論、たぶん、恐らく大丈夫だと思うのだけれど。」

 「それ絶対大丈夫な奴じゃないし!?」

 「いや、大丈夫でしょ。それ、絶対スポドリの粉ですよ。スポドリの」 

 「え!私てっきり公序良俗に反すること押してしまう薬かと...」

 「おこめちゃん、、、まじ?」

 「失礼ね、小町さん。そんな変な薬を入れたことは一回ぐらいしか、ないのだけれど。」

 「え?雪乃さん、一回はあったってことですか?」

 「.......」

 「.......」

 「...そういえば、最近は雨が多くていやね。」

 「いきなり話題変えすぎだしっ!?ゆきのん...さすがに誤魔化せないよ..」

「そんなことは!.....」

「ゆきのん、だって!....」

「雪乃先輩...さすがに擁護のしようが....」

「雪乃さん、さすがの小町も...」

「っ、違うのよ小町さんっ!」

 

 わいわいがやがやしてきたなー

 

 話もヒートアップしてるし。

 

 でも、なんだか雪乃ちゃんも楽しそう。

 

 なら、私の秘めたる恋心を伝えなかった意味もあるだろう。

 

 単純で明快。

 軽率で正直。

 完璧な私が唯一、ひかれた人。

 

 そして、最初で最後の初恋。

 

 簡単な話だ。

 

 何故足しげくあの高校に通ったのか、

 わざわざ時間を使ってまで、彼の帰りを校門前で待っていたのか、

 バレンタイン、ちょっとおいしそうに作っちゃったりして、柄にもなく浮かれちゃって。

 喜んでくれるかな?とか、柄にもなく美味しくなかったらどうしよう、、、とか。

 本当にバカみたい...

 合理とか、打算とか考えずに動いてしまうのが恋だと、齢19で初めて知った。

 

 でも、この恋心は彼だけには教えてあげない。

 

 自分の胸の中に大切にとっておくから。

 

でも、心の中で伝えるくらいなら、雪乃ちゃんも許してくれるかな? 

 

 でも、これで最後。

 

 だから、最後だけ伝えさせて。

 

 「私は比企谷八幡の事を愛してるって」

 

 ...なーんてね?

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。