もしもモモンガ様が人間だったら   作:15巻まだ?٩(๑•ㅂ•)۶

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等々ギガントバジリスク戦が始まります。

是非お楽しみください!


第15話アインズ・ウール・ゴウン

 

モモンガ達は野営を終え、とうとうギガントバジリスクの目撃された土地に近づいていた。

 

 荒野で見渡しが良いため、すぐに見つかるの思っていたが、意外と捜索は難航し、モモンガはアウラも仲間として連れてきていれば良かったと後悔していた。

 

「どうだった、ナーベよ」

 

「飛行《フライ》」を発動し、上空から偵察を行っていたナーベが帰還すると辺りの状況について報告を始めた。

 

「はい、ターゲットの姿はありませんでした。しかし、大きな足跡があり、恐らくバジリスクのものかと」

 

 ナーベの報告を元に現地に向かうとそこには確かに足跡が多数存在し、森へと続いていた。

 

 しかし、流石に森へと入っていくのはレンジャーがいない状態では危険だ。

 

 今日は探索を諦め、バジリスクが森から出てくるのを待つしかないとラキュース達は考えた。

 

「これはモモンさん、もう数日待つしかありませんね」

 

 ラキュースがその旨をモモンガに伝える。しかし、モモンガはその提案を聞くことは無かった。

 

「いえ、バジリスクは恐らくこの辺りの主、であるならば誘き出す方法は幾らでもあります」

 

 モモンガは全員に離れるように言うと、剣を地面に叩きつけ、軽い地響きを数度起こした。

 

 すると森がざわめき始める。

 

 (テリトリーを荒らすものが現れたことを伝えれば、出てくるだろう)

 

 どうやら思惑通り上手くいったようだ。モモンガは剣を構え、ナーベと共に臨戦態勢へと移行する。

 

 蒼の薔薇の2人も装備を整え、来るべきバジリスクに備える。

 

「来るぞ」

 

 どさどさと音を立てて緑色の魔獣はこちらへと接近する。

 

 

 ――――――――――

 

(さてここからが試験ね、何事なくみな無事だといいのだけど)

 

 ラキュースは少しばかり心配だった。ギガントバジリスクは猛毒の体液や石化の視線などを持ち、それに加え凄まじいフィジカルで戦士にとって最悪の敵だ。

 実際ガガーランでも単独での討伐は難しいだろう。

 

(まあナーベさんの魔法を加味すれば、倒せるのかもしれないけど)

 

モモンガが回復魔法を使えれば、そしてナーベがイビルアイ程とは言わずとも熟練のマジックキャスターであれば、討伐は可能だとラキュースは推測する。

 

 (道中の戦闘も凄まじかったし、ストロノーフ様を救ったのだから、かなりの実力者なのは確かでしょうけど)

 

 未だ戦ったのは弱いモンスターばかりなので参考にはならない。

 

「モモンさん、ナーベさん。もし危ないようでしたら我々で援護します。ご武運を」

 

 ラキュースが声をかけるとモモンは頷き、ナーベは自信満々なのかそれを鼻で笑った。

 

 (さあモモンさんの実力者見せてもらいましょう)

 

 そうラキュースが思った瞬間だった。前方にいたはずのバジリスクが突如真っ二つに分かれた。

 

「な……なに……が?」

 

 ラキュースには何が起こったのか理解できなかった。ガガーランも動揺で、瞬きを繰り返したままフリーズしている。

 

「モモン……さん……?」

 

 先程までそこにいたモモンガの姿はない。代わりに真っ二つにされたバジリスクの先には剣の血を振り払いながらこちらへと歩く騎士の姿があった。

 

「猛毒の体液は流石に危険だったので、ヒヤヒヤしましたが、何とかなりましたね」

 

 モモンガはなんでもない様に話し始める。その姿に恐怖すら覚える者もいるだろうが、ここまでの実力を見せられ、ラキュースの身体はガクガクと震える。

 

「モモン……お前……何者なんだ?」

 

「私ですか?カッパー級冒険チーム、アインズ・ウール・ゴウンのリーダ、冒険者モモンですよ」

 

 ここにまた1つアダマンタイト級冒険者が誕生するのであった。

 




という訳でようやくアインズ・ウール・ゴウンの名前が出せて満足ですが、少々モモンガさん強すぎかもですね笑

まあでも100レベルの戦士職が本気で突撃したら見えなくてもおかしくないかなと思いました!

お読み頂きありがとうございました!
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