(完結)ヘスティア・ファミリアに犬と猫が居るのは間違っているだろうか   作:景田

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どちらかと言えば…というよりメインは『神の宴』


ヘファイストスとの共同武器だワン(ニャ)

『神の宴』、其れは神が開く宴である。因みに『神会(デナトゥス)』ではない。こちらは非公式だ。

 

それは暇を持て余した神達が定期的に開いた宴の事を示す言葉、定期的とは言っても月1回のペースで…と言うわけでもなく週に何回も開かれることもある。神々は暇で暇で娯楽に飢えて飢えまくっている、獣かな?金大丈夫か?この『神の宴』に来ていた神々は交流の他に情報収集を目的としている者も居るがそれは少数派、ほとんどは只々馬鹿騒ぎをしたいというのが主な理由なのである。マジで獣かな?

 

其処でヘスティアはとある女神を探していた。直ぐにホームを訪ねたほうが早く済むけれどこういう宴が直近であるならば其処で頼み込むほうがいいだろうという考えだ。(ハーン案)

 

ヘファイストスは、炎のような赤髪の麗神なのだが………

 

「ヘファイストス!」

 

「あらヘスティアじゃない?最近あの子達はどう?上手く鍛冶をやれてるの?」

 

「あぁ…上手くやれているさ。というかつい1ヶ月前に来たばっかじゃないか?」

 

「其れはそうだけど…あの子達は私の第二の家族みたいなものでもあり弟子なのよ。貴女の子に鍛冶を教えたのは誰だと思ってるの?」

 

「それは勿論神友の君さ!所でヴェルフ君と今はどういう関係なんだい?」

 

「そ、それは…その…」

 

「ふふっ…相変わらず仲が良いのね、貴女達」

 

「フレイヤ?なんで君がここに…」

 

美神、フレイヤ。銀の髪、紫っぽい様な銀の瞳、抜群の身体、存在=美であると、そう在るだけでそう認識させる美の女神。因みにアルフィアにはベルの前にフレイヤが存在するだけで【福音(ゴスペル)パンチ】で殴られる模様、経験はまだしていないだろうが、とても理不尽。

 

「ヘファイストスとは会って話したかったのよ。それに貴女ともね、ヘスティア?」

 

「おーーーい!ファイたん、フレイヤ、ドチビー!」

 

「ごめんフレイヤ、少し君よりとても大嫌いな奴と相対するから話は少し後にしてくれ…それで?そんな貧相な恰好をして何しに来たんだい?

rrroッッキィ~~〜?」

 

威圧的なツインテール(パワーワード)、威圧的な目線、威圧的な胸部装甲、威圧的な気配を大きく表現しながら長年の宿敵ともいえる貧相な胸部装甲野郎に向けて最大限顔を歪ませる。

 

「貴女今すごい顔よヘスティア?」

 

長年の宿敵ロキはニマニマと気色悪い笑みを浮かべながら、ヘスティアの格好をジロジロと舐めまわすように観察してきた。

 

「いやぁ~、なんやファミリアや背丈がとても貧相な神がここに来るって聞いたからな。どんなみすぼらしい姿してるか見に………見に………」

 

先ず、ロキがわざわざ貧相な胸部装甲を晒したことへの弁明、説明をしよう。

 

先ず、ヘスティアがそもそも神の宴や神会に基本参加し無いことだろう。神の宴に参加したのはファミリア初期の頃の1回だけ、初期の頃はとあるパラレルワールド程貧乏ではなかったが、ある程度カツカツなので其処まで良いドレスを着ていなかった事をロキが覚えていたのだろう。

 

神会は冒険者登録がしたい者をギルドがさせてくれ無いので行く必要がほぼ皆無。

 

と、言う事で財産やらが凄い成長したヘスティア・ファミリアを(5年経っても【妖精猫(キャット・シー)】と【妖精犬(クー・シー)】の集まりやろ)と高を括っていたロキの敗北である。

 

(ヘスティア・ファミリアのホームは基本的にヘファイストスが情け的な意味で建てたと外からは思われているので、財産が凄いとは思われていない。後ロキがとある事でヘスティアに謝罪として財産のある程度を渡した事があるのも原因かな?)

 

「なっ、なんやそのえっらい綺麗なドレスッ?!」

 

「ん?これがどうかしたかいロキ?」

 

「白々しいっ!そないなもんどこで買ったんや?!ドチビにドレス何て買う余裕なんてないやろ!!」

 

「チッチッチ〜違う違う。これはボクの眷属達(子供達)が丹精込めて作ってくれた"ボクだけ"のドレスさ!ロキ〜?君の眷属達(子供達)はこんな事をしてくれやしないだろう!神冥利に尽きる(親冥利に尽きる)ぜ…」

 

「やっぱり…貴女の子は義理堅いというか神思い(親思い)ね。(この前も金槌送ってもらったし)」

 

「ななな、ウチの眷属達(子達)でも、そないな事してくれないっちゅーのに!」

 

「ロキ、貴方眷属達(子供達)からの神望(人望)すらないの…?」

 

此処でフレイヤ様からの特大ダメージ!呆れの目線もプラスされロキは血反吐を吐いた!

 

「そうだねぇ〜フレイヤ。ロキは眷属達(子供達)からの神望(人望)"すら"無いよね〜。眷属達(子供達)からの神望(人望)と自身の胸の無さを今一度両方実感する時さ!」

 

「グボッ!ゴホッ…カハッヒュー…ヒュー…

 

彼の一番のコンプレックスも交えて煽るヘスティア、ゲスい顔である。

 

眷属から慕われている事も、貧相な胸部装甲でも、ロキは完全敗北をして膝から崩れ落ちる。其れと『眷属達(子供達)からの神望(人望)すらないの…?』という無意識のフレイヤの攻撃にもダメージがあり、それでも手を床についたのは素直に絶賛する程の意地だった。フレイヤは、攻撃をしたことに気づかず、哀れみと呆れの目線を向けていた。それすら攻撃になるとは知らずに…

 

そんな惨めなロキを言い負かしたヘスティアは、それはもう清々しいほどに良いゲスい笑顔をしていた。

 

「それじゃあ、私も帰らせてもらうわ」

 

「あら、もう帰るの?フレイヤ」

 

「ええ。知りたいことは知れたし」

 

「???」

 

「あぁ…そういえばヘファイストス、お願いだ!ボクの家族に、武器を作って欲しいんだ!ハーン君やガーン君、ケマ君が家族の為に武器を打つんだ。その手伝いでもいい!力を貸してくれ!」

 

 

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