(完結)ヘスティア・ファミリアに犬と猫が居るのは間違っているだろうか 作:景田
此れは、某トラブルメーカーのせいで起こった事件である。
並行世界編1
「よし!漸く完成したワンね!流石に全てを真似は出来なかったワンけど似たような物は出来たワン!名付けて【
黒竜をオラリオやオラリオ外の者達と総出で倒した約三後。今やベルは17歳で身長は伸びて170Cとなっている。
何故にこんな物を作ったのかというと………リア充達を目の当たりしてイカれてしまったのである。
アルフィアや黒古、しぶだとかハーンだとかクッチーだとかウェナスだとかベルとリューとか、ファミリアの皆は基本誰かとくっついている。
そんな光景を見てしまえばトラブル起こし過ぎて男っ気のない自分は、最近仲が良いアスフィと百合を咲かせるか、或は男性化したりしてみようかと本気で考える程イカれてしまっている。
流石に百合とか男性化はヘスティアに止められたが、ならば自分の本分である物創りに逃げるしかないと考え、最近研究を進めているスペの時空属性の魔法を元に何か作れないかと漕ぎ着けた結果がこれだ。
時空をランダムに、しかも一方通行で帰れず過去未来だとかを自由に行き来出来るわけでもない紛い物だが、【
一応使用した後、【〇〇という時空に向かった】という記録というか履歴は【
だが…作り終わった後の興奮が冷めていく所謂【賢者タイム】になって来ているマドクはヤバい物を作ったと考えて取り敢えず寝るかと門を放置して其の儘熟睡したのである。
「マドクー?あれ?神様から様子を見て来てって言われたんだけど………寝てる………」
そして、熟睡してる中、ヘスティアにより見てきてと言われたリューと結婚間近な17歳のベル・クラネルが部屋の中に入って来た。
そんなベルの目に映るは転移門の様な大きな魔道具である【
「新しい転移門?でも細部が違うし…なんだろう?」
無闇に出来立てホヤホヤの調整もロクにしてないだろう魔道具につい触れたベルは………
ピシュン
跡形もなく何処かに飛ばされた。
「ん?………んんん?」
先ず、ベル(17歳)の目に映ったのは戦いである。何か見たことがある様な
技術や能力がお粗末であり、3年前の自分はこうなっていないと疑問を持ったベルの思考は加速する。
(一先ず此処は何処だ?…大体3年前にオッタルさんと戦って勝った場所だ。そして僕が何故この様な場所に居るのか………まさかマドクが作った魔道具?転移門みたいだし…スペみたいに時空間すら移動したのか?だとすれば僕はこの時間軸では
「む、お前は………?」
考え込んでいるベル・クラネル(17歳)は、如何せん棒立ちだったのでベル・クラネル(14歳)をボコボコにしているオッタルに気付かれた。
(不味い、この時間軸に同一人物が居るだなんて絶対騒がれる!ならば…)
「【か、神々よ御笑覧あれ、我が名は喜劇の道化アルゴノゥト、喜劇を紡ぐ道化である、綴れ冒険、笑覧の劇場、さあ喜劇を始めよう】【
ゴーーーーーン
彼は(前世の人格に)ご自慢の逃げ癖を用いて地味に高速詠唱をしながら逃げた。
「私の名は【アルゴノゥト】!さぁ勝負だ!屈強な男!」
「あ、【アルゴノゥト】?」
「そうだ!幼き私に似てるイケメンよ!」
「ふむ、何者かはさておき…口で話す事は無いだろう、此れで語ろう。【アルゴノゥト】」
「うむ!私少し頑張っちゃうネ!」
神々Side
『だ、誰だー?!』
「いッやマジ誰だよ?!この【
「この好青年、アルゴノゥトって行ってたぞ?」
「でも魔法使ってたよな?あれで【
「人格替えた結果【アルゴノゥト】って名乗ってたとして元のヤツは何なんだよ!」
「【
「ロリ巨乳にこんな戦力あったならあんな貧乏してないぞ。」
「(あれは…突然現れたベル君似の好青年。ベル君よりも年を取っている様だし、ベル君より…いや【
ヘスティアSide
「うわ気持ち悪!」
「ど、どうしたのよヘスティア。そんなに声を荒げて…」
「な…なな…何か………急にベル君と似た様な気配の子が眷属になってる!」
「えぇ゙?!」
「ベル君であってベル君じゃないみたいな………兎に角気持ち悪い!」
アルゴノゥト(ベル・クラネル{17歳})Side
何か貶された様な感覚を感じたが、取り敢えず今目の前の戦闘に注目しよう。
「ぬぅ!この力は…
「ははははは!ハズレだ屈強な
「何ッ?!」
「ふむ、この位で良いかな。其処の幼き私に似てるイケメンよ!どうかこの戦闘を変わってくれないかね?」
「え、ぇ゙?!いや今の貴方でオッタルさんは充分倒せますよ?!」
「君は其れで良いのかい?事情はよく分からないが此の戦いはホントは君の戦いの筈だ、
「!!!」
「違うかい?」
「いいえ!変わります、やらせて下さい!」
「そうか………なら私は君達の戦いを他の者が邪魔しないよう此処で待っている!勝て幼き私に似てるイケメン…ベル・クラネル!」
「はい!!!」