(完結)ヘスティア・ファミリアに犬と猫が居るのは間違っているだろうか   作:景田

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妖精殺人のアイズ3

「と、言う訳でアイズたんは謝罪に行った時に怯えられた事とかがトラウマになって悪夢に出てくる程に心に傷を負ったんや。」

 

「そう………何ですね。」

 

「アイズたんに…幻滅したか?」

 

「少しですが…。その、『アイズさんでも間違える事は有るんですね、ちょっと意外で怖いな』と思いました。」

 

きっと自分は今、笑顔とは程遠い酷い顔をしているのだと理解したレフィーヤ。だって、自身の憧れで有るアイズさんが、今話題のヘスティア・ファミリアの眷属を間違ったとはいえ殺したのだ。

 

ヘスティア・ファミリアの眷属を怪物と間違ったことに対する憧憬への失望、殺人者への恐怖心、猜疑心等などのネガティブな感情が溢れてくる。

 

其れでもアイズさんが苦しんでいるのなら助けたいという気持ちもある。

 

「レフィーヤ、アイズの部屋行って()い。今の落ち込んでいるアイズにはレフィーヤみたいな明るい子かリヴェリアママが一番や」

 

「はい!」

 

 

 

「アイズさん!」

 

アイズの部屋に突撃したレフィーヤはベットの中で眠るアイズを発見した。掛け声に起きたのかまた寝ぼけているが目を覚ます。

 

「ん………レフィーヤ…?」

 

「アイズさんとヘスティア・ファミリアのお話をロキ様から聞きました。」

 

「レ、レフィーヤ…あの話、聞いたの?」

 

あの話と聞き、今自身が落ち込んでいる原因である悪夢の事に思い当たるアイズ。自身が殺人をした事に対する軽蔑や怯えの目線を向かれると思っていたアイズにかけられた言葉は…

 

「はい、それよりも…そんなに事を後悔しているのなら私と一緒に今からでも償いましょう!ヘスティア・ファミリアの人達と触れ合って満足に謝罪出来るようにしましょう!」

 

「で…でも………それって自己満足じゃ…其れに私の事怖くないの…?」

 

「それで良いじゃないですか!お互いの蟠りを治す為に先ず自分で満足する事の何がいけないんですか!殺人をした事への恐怖心は多少在りますが其れでも私はアイズさんを助けになりたいんです!こういう時は突撃で押すんですよ!」

 

「わ、分かった…」

 

レフィーヤの剣幕により、アイズは起き上がりヘスティア・ファミリアへ行く準備をした。

 

理由はヘスティア・ファミリアへ行く途中に考えれば良いやとレフィーヤの目線を受けながら考えるアイズ。

 

少々強引でその場のノリの様な形でアイズを励ましたレフィーヤは、もっと理知的な形でリヴェリア様のような事も出来たのではないかとその場で少し自身を恥じたのだった。

 

 

 

因みに、この出来事の後で理由を考えてもヘスティア・ファミリアのホームへ途中まで行って納得せずに其の儘帰ってを繰り返し、捻り出した答えが何時ぞやの『どうして其処まで早く強くなれるの?』という少々無理な、ヘスティア・ファミリアの眷属達に会える口実だった。




マジの強引な話の展開と感じで難産だった…あんまり気にしちゃいけませんよ。

こういうしんみりした形よりワイワイの展開やったらスラスラ出来たりするんだけど
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