どうしても減らない……
一夏&箒vsセシリア&鈴はカットです。
春樹も廻も関わんないからね。
「予想はしてましたが、いやはや運命的ですね」
繰空廻がそう呟く先には、織斑一夏&篠ノ之箒ペアvsセシリア・オルコット&凰鈴音ペアの結果が表示されていた。
そこには『勝者 織斑一夏&篠ノ之箒ペア』と書いてある。つまりは次……二回戦の第一試合でラウラと廻が戦う相手は、ラウラが叩き潰したい相手である織斑一夏に決まったということ。
その事実を受けて、ラウラはどうなるのか。
廻はそーっとラウラの顔色を伺ってみた。
「……ラウラさん、顔凄いことになってますよ」
「知るか、今の私には関係ない……!!」
そこに合ったのは、歓喜と憤怒と憎悪、それらをブレンドした上で煮詰めたような、ぐちゃぐちゃの感情を表現するようなラウラの獰猛かつ凶器的で狂気的な笑みがあった。
余りにもな表情に、廻が一言告げるが今のラウラには届かない。
それほどまで感情の渦がラウラの中にあった。
「繰空、私はこれより対織斑一夏を想定した調整訓練に入る。どけ」
「はいはい……オーバーワークは毒ですよ?」
「はっ! あれだけ魅せられたんだ、私だけ無様を晒していられるか!!」
これは止めるの無理ですね、と判断した廻は「ご自由に」と一言だけ告げて移動の邪魔にならないよう席を譲る。
去っていくラウラを見ながら廻が呟いた。
「ま、気持ちは分かりますけどね。しかし一夏があそこまで仕上げて来るとは……それに箒さんも中々、次はラウラへの妨害とか考える暇も無いですかね」
「それはそれで良いんですが」と付け足しながら、廻は先程まで目の前で繰り広げられた激戦を思い出す。
先の試合は最初から対面を決めていたのか一夏対セシリア、箒対鈴の形で始まった。
クラス代表決定戦と練習で無数に体験したビット攻撃、それに対して一夏は廻の目から見ても完璧と言えるほどの対応を見せた。
全てのビットと自身の位置関係を捉えているのか、死角を含む全方位から来るビット攻撃を回避しただけでは無く、ビットの位置関係による誤射の恐れを利用した攻撃の抑制すらやって見せた。
最後は隙を見つけて瞬時加速で距離を詰め、零落白夜の一撃を与えて勝利。
無駄の無い流れるような勝利だった。
「(この世界の一夏はセシリアさんと関わることが多いですからね……その影響でビットへの対応は目を張る物があります。空間把握能力でも上がっているんでしょうか)」
次箒と鈴の戦いだったが、最初から驚くべき変化が箒にあった。箒が二刀流を見せたのである。
「(本来なら二刀流になるのは紅椿の登場に合わせてなんですが……ここで出してきましたか。元々の剣道技術があるとは言え、ISでの二刀流は先程が初実戦。ですが鈴さんの二刀流と互角だったのはかなり仕上がってますね……しかも不利な中距離、遠距離にはちゃんとシールドを使って対応してましたし)」
最終的には合流した一夏が零落白夜で鈴を落としたが、そのまま箒が戦っていても押しきっていたのでは? と思わせる程の接戦だった。
これからの戦いの為、二人の情報をアップデートしていく廻。二人を倒すためにどうするべきか、それを考え始める。
「(一夏はどうせラウラさんが相手するでしょう、というかこれは変えたら彼女からの攻撃の方が酷くなりそうです。なら必然的に私が戦うのは箒さん……二人のラウラ対策はどうなっているのでしょうか、原作通りに二対一に持ち込む? ……それなら箒さんを押さえれば良いのですが、少なくとも私の実力を知った今なら非現実的だと分かる筈。……自分で言っててなんですけど凄い恥ずかしいですね)」
そこからあーだこーだと頭の中で考え続ける廻だったが、やがて忘れていた一つのピースを思い出した。
「(あ、そういえばVTシステムどうしましょう? アレって放置して大丈夫でしたっけ。うーん、昔ここじゃなくて銀の福音戦で発現した時は酷いことになったような……てなると、ここで始末した方が良いですよね)」
忘れていたこの章の最終戦、VTシステム。
原作ではラウラが自らの敗北を認められ無かった事で起動し、最後は一夏の零落白夜に打ち倒された
……何が不味いかと言えば、一夏とラウラの戦いでラウラが普通に勝ってしまうパターンだ。
「(起動に必要なのはとてつもない負の感情……ラウラの目の前で私が一夏を倒せばいけますかね。その場合はVTシステムを誰が倒すか……いや倒すだけなら私で良いんですけど、問題はラウラを変えなきゃいけないんですよね。じゃないとひたすら今のラウラのままで一夏を付け狙い続け……別にいいかな、それでも)」
後半は投げやりになりながらVTシステムの対処方法を考える廻。
そうして自身の頭の中で結論を出す。
「(1.一夏が原作以上の成長により一人でラウラを倒すパターン。原作通りの敗北による起動ですから原作の流れに乗りましょう。
2.箒が何とか私を出し抜いて二対一でラウラを倒すパターン。なにからなにまで原作通りならそのままの流れに任せましょう。が、箒を逃せば私の評価が下がるので個人的には嫌ですね。
3.ラウラと私が勝つパターン。箒を倒した上で一夏を不意打ちでラウラの目の前で倒す。これでVTシステムを起動させて私が倒す、変わりにラウラが一夏を狙い続けますけど……ま、どっかしらで一夏が女の子に墜としてくれるでしょう)
こんな感じですかね」
最後の一言だけを声に出たが、周囲の生徒からすれば何の事か分かる筈も無し。
結局廻はこのまま第一回戦の全試合を楽しみ、第二回戦第一試合の用意を促すアナウンスまでアリーナの観戦席に続けた。
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無事に第一回戦の全試合を終えた後、第二回戦第一試合に向けたアリーナの待機室。
繰空廻とラウラ・ボーデヴィッヒは顔を合わせることもなく、これからの試合に向け話していた。
「先に言っておく、織斑一夏は私の獲物だ。一回戦の様に間に入ればまずはお前から潰す」
「はいはい、分かってますよ。邪魔なんかしません、というか多分できません」
「ほう、篠ノ之束の妹をそこまで評価するか」
「そりゃあ、代表候補生である鈴さんと訓練機であそこまでの接戦を見せられたので」
「つまりは今回はお前の妨害は考えなくて良いということか。嬉しいが物足りないかもしれんな」
「勝手に油断してくれて助かりますよ、その方が喉元を狙いやすいので」
「抜かせ、貴様が何をしようが勝利は私の物だ」
お互いに軽口を叩きながらラウラは専用機のジュバルツェア・レーゲンを、廻は貸し出されている訓練機のオレンジ色のラファールリヴァイヴをそれぞれ纏い、アリーナの中へと出撃する。
アリーナの中には既に織斑一夏と篠ノ之箒の二人が待っていた。
どちらのペアも第一回戦で素晴らしい戦闘を見せたペアという事で会場の熱気はMAX、外部からの招待客も目を光らせている。
そんな中の中心にいる四人が、会話をしながらその時を待つ。
「貴様は私が倒し、潰す! 織斑一夏!!」
「こっちだってそのつもりだ、来いよラウラ・ボーデヴィッヒ。勝つのは俺だ……!」
「ふむ……一夏君、何か雰囲気変わりました?」
「そうかもしれんな、だが今の私は一夏を信じるだけだ。廻、お前の相手は私だ!」
「威勢だけ……じゃぁ無いんですよねぇ」
お互いに軽い挨拶程度に言葉で牽制しつつ、廻は一夏の変化に気づいた。
トーナメントが始まる前の鈴、セシリア、廻のオーラのぶつけ合いではとても頼りなく感じた一夏の存在感。
それが増している。
1番の可能性が上がったかな?
なんて考えつつも、目の前の箒を捉える。
メンバー間の緊張が周囲にも伝わったのか、観客達すら鎮まる中でカウントが進んでいく。
3.
2.
1.
GO!
戦闘開始と共に全員が無言で動き出す。
ラウラと一夏は互いしか見ず、ラウラのビーム手刀と雪片弐型がぶつかり合う。
廻と箒はその戦いの邪魔にならぬようにと距離を取り、またこの二人も向かい合う。
廻は左目にナックルガード付きの盾、右手にブレードを持ち。箒は二刀流を構えて。
いざ尋常に……と言った所で箒から廻に問いかけが投げられた。
「廻……戦いの前に、尋ねたい事がある」
「……はい?」
いかにも一触即発です。
という雰囲気だったのに、突然言葉を投げてきた箒に廻は思わず呆けてしまう。
「そういうのって戦いが始まる前に終わらせておくべきじゃありません?」
「すまない、だが一夏に聞かれたく無かった。今ならあの二人は聞いてないだろう」
「……否定はしません」
廻が一夏とラウラの方を見れば、既に二人は全力全開でぶつかり合っていた。
恐らくは
結局廻は「(まあ一夏とラウラを消耗させる意味でも悪くないか)」と考えて箒との会話を続けることにした。
「まぁ、はい。で、何が知りたいんです?」
「何故お前はラウラとペアを組んだのだ?」
「……織斑先生辺りから聞いて無いんですか?」
「お前達の実力によるお互いの利用……お前達にとってこのトーナメントの優勝は前提条件であり、更に別の目的がある、と」
「大体正解ですが」
「たが、その別の目的の正体は千冬さ……織斑先生も確実な事は言わなかった。予想でお前の更なる成長が目的ではないか、とは言っていたがな」
「あ~~~……成る程。うーん、う、う~ん……50、いえ55、いえ59? とりあえず60点はあげれませんねぇ、いえ大体というか殆どあってるんですけど、そこが私にとっての核なのでそこを間違われると……」
箒の語った千冬の予想に、廻は「そこ間違えちゃったか~」と天を仰ぎながらうんうん唸り、答え合わせですかね、と呟いて語り始める。
「まぁ~……正直な事を言うと、あまり言いたくないと言うか、余りにも幼稚というか、恥ずかしいですね」
「……何がお前の目的なんだ、廻」
「そうですねぇ……私の目的、というより夢ですよこれは」
「夢?」
「ええ、そうです。夢、多分この学園の全員が夢見て、でも現実に突き当たって諦めたり、本気で挑んでいる人たちは既に目標に変えて動いているような、夢」
「それは、なんだ?」
箒は尋ねながら、何となくだが答えが分かっているような気がした。
この学園……IS学園に通う生徒達が夢見て、けれど諦めるか、本気なら既に目標という現実的に捉えている物。
それは恐らくーーー
「世界最強、ブリュンヒルデと言った方が良いですかね?」
確かにこのIS学園へ入学した者なら必ず夢に見た称号と言って良いだろう。というより、実際にその為に学園に来た者も多い。
だが廻の言うとおり、大半の者にとってそれは夢なんて朧気な物ではなくれっきとした目標だ。
その上で、この学園に来ている。
だが、廻はそれを夢と表現した。
「夢とは、随分と曖昧だな」
「私もそう思います。ただまぁ、どうせなら最初から聞いて下さいよ。箒さんだって無関係じゃないんですから」
「む? そうなのか……聞かせて貰おう」
もう全部話すから最後まで聞いてくれ。と言った廻に、箒も知りたいという意思と自らも関わっているという疑問によって応じる。
それを見た廻が芝居のように大袈裟に見えるよう手振りを付けながら語り始める。
「実の所、これまでの私にとって世界最強の肩書きはあんまり意味がありませんでした。私は実につまらない、良く言えば現実が見えてる子供でして、ISが世に出た時も織斑先生が世界最強になった時も特に何も思わなかったんですよ。
「何? では……お前が世界最強を夢見たのは、IS学園に来た後ということか?」
「ええ、その通り。もっと言えば箒さんが私を倒したあの日、ですね」
「……あれか」
「それまでの私は、ISの事を好きではあったんですけど別に負けたから何か変わるとは思ってませんでした……ただ」
「ただ、なんだ」
自らの過去と今、そして変化を語る廻。
それにに対して箒は続きを促しながら、そのきっかけが自分だと知る。
もしかしたら、この虎を起こしたのは自分なのでは、という感覚とそれだけで春樹との戦いのような事をするのかという戸惑いが箒の中にあった。
廻は、呆気からんと、自然に言葉を紡いでいく。
「悔しかったんですよ、私の予想以上に」
「それは……以前も言っていたな。私達とお前の交流が深まった時だったか?」
「ええ、悔しくて。強くなりたくて、セシリアさんや鈴さん達代表候補生と専用機持ちが居る環境が最適だと思いました。それまでは……正直避けてました。すいません」
「そうだったのか……思い返せばそれまでは一夏が無理やり参加させてたな……すまん」
「それはお互い様という事で。とにかく悔しかったんですよ、私は私の予想以上に負けたという事実が気に食わなかった、そこで私は漸く気付いたんです……私はISで1番になりたい。
それはまるで罪を告白するように/恋を語る乙女のように/狩るべき獲物を知った狩人のように。
複雑な感情であり、その根本は非常にシンプル。
欲しい、という欲望。
「私は、あの日初めて世界最強を夢見ました。欲しいと思いました。その景色を見たいと考えました。そしてその為に、私は動き始めた」
「それがラウラとのペアに繋がるのか」
「その通り。そもそも世界最強になるためには、モンドグロッソに出場する必要があり、その為には国家代表の肩書きが必要です。その国家代表になるために必要なのが……」
「代表候補生の肩書き」
「それと専用機ですね。この二つを手に入れるには、IS学園内では足りません。どれだけ努力と結果を出してもそれをこの学園の外に見せないと」
「!その為にこのトーナメントを利用したのか」
この学年別タッグトーナメントには、IS学園にしては珍しく外部からの人間を招き入れる。
それは代表候補生を含む専用機持ち達の実力を計るためであり、企業達の戦略のためであり、
廻は、そこに目を付けた。
「実際、二年生以降ではそういう目的で挑む先輩も多いらしいですよ? ここで注目を集めて自分の価値を証明できれば企業のテストパイロットや、代表候補生へのスカウトもあり得るそうです」
「っ! 春樹を相手にラウラと妨害しあったのは」
「私がラウラ・ボーデヴィッヒ相手でも引けを取らない存在だと価値を示すためですね。ラウラは強い。軍事訓練を受けているラウラ、通常の訓練を受けている代表候補生、訓練なんて全く受けていない一般生徒。誰が強いかなんて簡単でしょう? だからこそ、その最強を出し抜ければ私の価値は上がる」
「それがお前がラウラと組んだ理由か……!」
「もっと言えば、優勝が確定なら戦う回数も多くそれだけアピールチャンスもあるから、ですね」
「アピールチャンス、か」
自分の戦う理由を言いきった廻が、やりきった感を出しながら深呼吸をして「ご清聴ありがとうございました」と終わりを告げる。
実際は観測者の仕事がある以上、語った憧れや理由の4割はでたらめだが、それを気付かせる程廻は間抜けではない。
観客席にも聞こえたそれは、恐らく各国のIS関連の人間にも何らかの影響を与えるだろう。
「どうやら、私は虎の尾を踏んだらしいな」
「その結果、尾を踏まれた
箒が二刀流を構える。
会話はこれまで、これから先は戦いという証。
箒は自身の全力で廻に立ち向かう事を決める。
覚悟を込めて、宣言する。
「私はお前の踏み台になる気は無い。油断するならそこを全力で付かせて貰おう……!!」
「……なるほどなるほど」
覚悟を決めた箒を見て、廻が嗤う。
シャルルと戦った時も見せたような、獰猛で獲物を見つけた獣のような笑み。
だが、目の前の箒だからこそ、気付く。
廻は確かにその口元こそ弧を描いているが、その目は全く笑っていない。
寧ろこれ以上なく真剣に、敵である箒を捉えている。
「油断? ありえません。今私の目の前に居るのは、篠ノ之束の妹でも、男性操縦者の幼馴染でもない」
突然だが。
獣が最も油断しない時とは何か。
外敵と戦うとき、子供を守るとき、群れのボスの座を賭けたとき、色々あるだろうがーーー
「中国代表候補生凰鈴音と訓練機で互角に戦ったIS操縦者、篠ノ之箒です。全力で行きますよ」
繰空廻は、獲物を狩る瞬間だと考える。
「っ!!」
一瞬、箒が気圧される。
その一瞬で廻が距離を詰めて右手のブレードを振るう。対して箒は左手の刀で受け止め、右手の刀を廻へと振るった。
その攻撃は当然廻の盾にガードされる……だけではない。
ギャリギャリギャリ!
金属同士が擦れる音を立てながら、刀の下で盾が滑る。
そのまま正面に付き出される盾、この盾はナックルガード付きであり。それは盾での攻撃を前提としたデザインだ。
つまり箒は、廻に思いっきり
「ぐぅっ!!」
「まだまだ行きますよ!」
殴られた衝撃のまま後ろに跳んだ箒へ追撃をかける廻。左手の拳を振りかぶって、再び打撃を目指す。
箒はこの拳を刀一本で受け止めるのは不可能と判断、そこから防御の為に打鉄のシールドを廻との間に挟む。
ガキィンッ
盾による打撃は弾かれたが……廻は即座に次の一手を打つ。
衝撃に逆らわずに後ろへ跳びながら、両手の武器を二丁拳銃に高速切替。
そのまま箒の全身を狙うように連続射撃を浴びせた。箒も二刀流とシールドで防ぐが、打撃を防いだ盾の移動距離分どうしても穴はある。
そこを的確に付いてくる廻の射撃に苦しみながらも、シールドを前に出して突き進む。
それに対して廻は箒の横を狙うように、機体を振るように移動させる。
箒が対応してシールドを移動させても、数発は命中してSEを奪う。
「いつかの再現みたいですね」
「ああ、そうだ、な!!」
箒が廻の次の位置を予想して瞬時加速。
結果はドンピシャ、廻の目の前に箒が現れる形。
以前はこれで箒が勝った。
だが今回はーーー
「流石ですね。でも、だからこそ!!」
「くっ、はぁ!!」
廻は箒の対応を予測しており、既に両手に銃は無く箒と同じように両手に握られたブレードで迎え撃つ。
瞬時加速と同時に振られた刀を受け止め、逆の手で上からブレードを振るう。
たざ箒も負けてはいない、刀を動かして廻の一撃を防御しようとした。
もっとも、
クン
「残念、狙いは
「しまった!?」
廻の太刀筋がISのパワーアシストもあって途中で
結果、刀の一つは箒の手を離れてしまう。
そのまま落ちていった刀はアリーナの地面に突き刺さった。
……箒が苦し気に新しい、三本目の刀を量子空間から取り出す。
「おや、拾わないんですか?」
「拾わせてくれるのか」
「ええ、その間の隙に撃ちますけど」
「ならお断りだ!」
軽い問答の後に再び動き出す二人、その戦いは誰が見てもISの操縦を初めて2ヶ月の動きではない。
それをモニターで見ていた鈴は「やっぱ箒も十分天才でしょ」と呟いて呆れていた。
簡単キャラ紹介
繰空廻
今回語ったブリュンヒルデへの憧れは、最初にIS世界に転生したときの感情を再現したもの。その時は世界最強へと手が届いた。
織斑一夏
空間把握能力を獲得、同時にビット適正Dを獲得。あくまでもまだ、周囲を把握しているだけ。