トリニティに自由・平等・友愛のトリコロールを   作:すんすんおじさん

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ふと思い浮かんだので書きました
亀投稿になります。申し訳ない


第1話

 

「なぜだ!」

 

自由フランス国民首長、シャルル・ド・ゴールは悲鳴をあげる

 

「なぜイギリス(三枚舌)アメリカ(ヤンキー)はノルマンディーへの上陸を教えなかった! パリへ最初に帰還すべきはフランスだろう! 次官、上陸作戦はどうなっている!」

 

「未だ水際にて戦闘中です。ドイツの戦車部隊に手間取っているようです」

 

「よろしい! 奴らが手間取っている間に我々もフランスへ帰還するぞ! マルセイユへの上陸作戦を立案する! 海軍の代表を呼べ!」

 

言い切ったド・ゴールは司令室の扉から飛び出した

そして、彼が目にしたのはこちらに銃を突きつける元部下達の姿であった

 

 

 

◇ー◇ー◇

 

 

「・・・ここは、どこだ?」

 

彼が目覚めて一番、目に入ったのはイギリス(三枚舌野郎)のような街並みであった

 

「私は・・・そうか、ジローの部下にやられたのか」

 

ならばここはどこか?

撃たれたのは事実だ、しっかりと覚えている

だが、体に傷がないどころか腹も少しが出ているではないか! これほど休まるまで私を治療できるところがこのアフリカに存在しただろうか? 答えは否だろう。つまり、ここは・・・

 

「ここはイギリスか? 病院で怪我は治すのに私を道に放っておくとは、これが紳士の行動かね?」

 

引き攣った笑い声を出しながら道端に座っていると、とある高校生に話しかけられた

 

「あ、あの。お困りでしょうか?」

 

「・・・私はシャルル・ド・ゴール。ここはどこだ?」

 

「ここですか? トリニティの宿舎街郊外ですが・・・」

 

「トリニティ・・・?」

 

なんのことだ? イギリスにそのような街があったとは思わんが・・・

ド・ゴールは少しばかりの不安を押し殺し、平常心を偽り高校生との会話を続ける

 

「私はフランス人で英語には優れていなくてな。あいにくトリニティと言うなの街を知らない」

 

「どうやらお疲れのようですね。あちらに公園があるので、そこで休んではどうでしょう? それかヴァルキューレまで案内しましょうか?」

 

「いや、私は疲れてなどいない。それで、君。トリニティとはなんだね?」

 

いじっぱりなところが出てしまったのだろう。高校生の提案をフル無視して話を始めてしまった

 

「そ、そうですか・・・トリニティの説明ですね。トリニティとは、キヴォトスの三大校の一つで私が通っている学校でもあります」

 

キヴォトス・・・? 三大校・・・?

ド・ゴールの頭の中では疑問が溢れ出ていたが、流石に説明してくれているのを途中で止めるようなことは理性がとめた

 

「そう言えば、私の名前を伝えていませんでしたね。桐藤ナギサ、高等部一年生です」

 

 

◇ー◇ー◇

 

 

「なるほど・・・つまり、私は学園都市キヴォトスとやらに来てしまったと・・・」

 

「はい・・・そうなるかと」

 

公園にて、桐藤ナギサにド・ゴールはこの世界、学園都市キヴォトスについて全て教えてもらっていた

 

「外から来た人なら、連邦生徒会に助けを求めてはどうでしょう? 保護が受けられると思いますが・・・あっ、学園に入学するならトリニティがおすーーー

 

助けを求める。この言葉にド・ゴールは反抗心を燃やしてしまった

 

「助けを求めるだと? なるほど、なるほど・・・よし、私は連邦生徒会とやらに助けを求めないぞ!」

 

「え!?」

 

一体何を言っているんだこの人は。とそんな顔をしている桐藤ナギサの肩を掴み、ド・ゴールは聞く

 

「働けるところはないか!?」

 

「へ?」

 

「大人として、私は子供の組織に保護してもらうことは私の人生が許さない! だから、働ける場所を教えてくれないか?」

 

「そ、その・・・」

 

困惑した声にド・ゴールは不安を覚えたが、不安を消すために話を遮るほど理性は擦り切れていない

 

「私、シャルルさんのこと学生だと思ってたんですが・・・」

 

「・・・は?」

 

ダメだ、ド・ゴール。相手は高一だぞ、殴りかかるのを我慢しろ

 

「いや・・・背も私と大差がなかったので、高校生なのかな?と」

 

ここでド・ゴールは自らの視線の低さに気がついた。前世界では196cmを誇り、基本皆を見下ろしていた彼が、高校一年生で160cmのナギサと目線を同じくしているのだ

 

「私は・・・知らない内に子供になっていたのか?」

 

「私にはシャルルさんの前の姿はわかりませんが・・・先程話してもらった用にシャルルさんが死んでいたのであれば、いわゆる転生とやらをしたのかもしれませんね」

 

「ふむ、にわかに信じられんが・・・」

 

高校生と同程度になってしまったド・ゴールはこの真実を受けいられずにいたが、ここは元大人。そう言うものだ、と流すことにした

 

「シャルルさん、私はこのトリニティ学園の生徒会、ティーパーティーの一員です。少し怪しいですが外から来たであろう貴方を放っておけません、とりあえず私と一緒に来てください。フィリウス代表に話をつけましょう」

 

 

シャルル・ド・ゴールと言う異物が紛れ込んだブルーアーカイブは正史通りに解決することができるのだろうか?

それはまだ誰にもわからない

 

 

 

 

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