ゼインとBanG Dream!   作:侍魂

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仮面ライダーゼインとBanG Dream!のクロスオーバーです。
ヒロインは紗夜さんです。




一話 世界の崩壊と善意の復活

一話 世界の崩壊と善意の復活

 

「……」

 

荒谷で白色のドレスを着た少女見つめる先には白色の戦士と沢山のカードを体に装着しているマゼンタ色の戦士が睨み合っていた。

白色の戦士の周辺には、白色の戦士に倒されてしまい、カードに封印されてしまった戦士たちがばらまかれていた。

 

「私はゼイン……全ての悪意は根絶します」

 

「俺は全ての破壊者だ……お前を破壊する」

 

白色の戦士と沢山のカードを体に装着しているマゼンタ色の戦士が拳をぶつける

 

「ゼイン……」

 

少女が呟くと同時に戦士たちの激しい拳と拳のぶつかり合いで爆発が起こる

 

氷川家……

 

「またあの夢だわ……あれは何なのかしら……」

 

黄緑色の綺麗な瞳をした空色の長髪の少女、氷川紗夜は不思議な夢を何度も見る。

 

「そろそろ練習しないと」

 

紗夜は身だしなみを整え部屋に置いてある蒼黒色のギターを手に取り弾く。

 

数時間後……

 

「まだまだね……もっと練習しなければFWFに参加するなんて夢のまた夢だわ……」

 

ギターを弾き終わると机の上に置いてある雑誌を見ながら呟く。

 

 

FUTURE WOULD FES(フューチャーワールドフェス)

プロのミュージシャンでも参加が難しい大会であるFWF。

紗夜がギターを始め目標にしている大会である。

 

「お姉ちゃん!ご飯出来たってお母さんが……」

 

「日菜、ノックをしなさいっていつも言ってるでしょ」

 

紗夜と容姿が似ている双子の妹、氷川日永がドアを開けて入ってくる。紗夜は日菜の顔を見ると不機嫌そうに言い放つ。

 

「おねーちゃん……ギター始めたの?」

 

「貴方には関係ないわ」

 

日菜の問いかけに素っ気なく答える紗夜。

 

「いいじゃん。昔みたいに仲良く二人で一緒にさ」

 

日菜は仲が良かった昔を思い出しながら笑顔で提案するが……

 

「双子だからって何でも一緒にする必要ないわ。それに貴方は何時も私の真似ばかりするじゃない!!」

 

日菜の言葉に我慢の限界がきて怒鳴りつける紗夜。

 

「おねーちゃん……ごめんなさい」

 

「……私も……少し外を散歩してくるわ」

 

「う、うん」

 

日菜の謝罪に紗夜も謝罪すると散歩に行く。

 

「おねーちゃん……」

 

部屋には普段の彼女からは信じられなく元気がない日菜が取り残されていた。

 

 

(またやってしまった……日菜は悪くない……怒鳴りつけたのも私の問題……)

 

紗夜は日菜に対してしてしまった態度に罪悪感を覚えていた。

 

「いつか……FWFに参加出来たらこんな私でも」

 

何でも出来る天才である双子の妹、日菜に劣等感を抱えずに向き合えると考えていた。

 

「今日は嫌な予感がするからさっさと帰った方がいいぞ」

 

散歩の途中、カメラで写真撮影をする不思議な金髪の短髪の少年紗夜に忠告をした。

 

「貴方には関係ありません」(何なのこの人、新手のナンパかしら?)

 

紗夜は少年から忠告を受けるが無視して歩いていこうとするが周囲から大声が聞こえた。

 

「な、何だあれ!?」

 

通行人の一人が指差し大声を上げる大声の方向を振り向くと銀色のオーロラカーテンが現れて人間とは姿が違う異型の姿をした怪人が現れる。

 

「た、助けて!!」

 

「きゃぁ!?」

 

怪人たちは近くの人を襲い捕食したり殺害する。人々は恐れ逃げ回る。

 

「か、?怪物!?な、何なの!?ひ、ひぃ……来ないで!!」

 

おぞましい光景を見てしまい膝をつき恐怖で動けなくなる。怪人たちの目線が紗夜に向く。

 

「お前死にたいのか!!さっさと逃げるぞ!!」

 

「え、ええ!!」

 

少年は襲いかかろうとした怪人にタックルをして膝をつき紗夜の手を引っ張って逃げ出す。

 

廃墟……

 

「何処に行けば……」

 

「さあな……だがここにいても奴らに食われるだけだ」

 

安全そうな廃墟に逃げた二人。紗夜の問いかけに答える少年。

 

「そうですね……私は氷川紗夜です。貴方は?」

 

「俺は弦巻銀河だ」

 

二人は自己紹介する。すると頭の中にキーンと響く音が聞こえる。

 

「この音は一体……」

 

「っち!氷川!!」

 

硝子の破片の中から怪人が現れ襲いかかるが、銀河は嫌な予感がしたので紗夜を押し倒して回避する。

 

「弦巻さん!!」

 

紗夜が目の前を見ると鉄パイプを怪人の口にくわえさせ止めている銀河がいた。しかし何時までも時間稼ぎが出来るはずもなく鉄パイプを怪人が噛み砕く。

 

「早く逃げやがれ!!」

 

「弦巻さん……私は貴方を見捨てて逃げたくありません!!」

 

「バカ野郎が!!」

 

紗夜は銀河の言葉に力強い瞳で睨み返す。

 

<善意を確認>

 

「この声は……夢の中で見た……ゼイン……」

 

声の方を見ると石化したドライバーと石化した本が放置されていた。

 

<早く私をあの少年に!!>

 

「……分かったわ……弦巻さん!!」

 

夢と同じ悲劇を起こさないか躊躇いを見せるがゼインの言葉に我に返り石化したドライバーを慌てて銀河に投げた。

 

「こいつは……」

 

石化したドライバーと本を持つと石化が解けて、本来の形を取り戻す。銀河はすぐに腰に装着した。

 

「こ、来ないで!!」

 

鉄パイプをがむしゃらに振り回すが怪人は気にせずに紗夜に近づく。

 

精神世界……

 

「氷川!!」

 

<大丈夫です。銀河様。中での1分は現実世界の時間で1秒です>

 

ドライバーを腰に装着すると精神世界に来た。めのまえを見ると紗夜が襲われかけていたので手を伸ばすが優しそうな女性の声が聞こえ中と外の時間を説明してくれる。

銀河は目を閉じて深呼吸し気持ちを落ち着かせ冷静になる。

 

「お前は……ゼインだな」

 

「はい。やはり知っていましたか……」

 

「ああ。夢で何度か見たからな」

 

<私も貴方の夢を何度も見ました。弦巻銀河様、大金持ちの弦巻家の長男に生まれ、父親と母親、妹が一人……>

 

「今はいいだろうが!それよりも……俺に力を貸せ!」

 

<そうですね。分かりました。では私の使い方をラーニングします>

 

銀河はゼインに蓄積された膨大なデータをラーニングした。

 

「きゃあ!!」

 

怪人たちは紗夜に一斉に襲いかかる。

 

「いくぞ。ゼイン」

 

<はい。銀河様>

 

<ゼイン!>

 

銀河はゼインプログライズキーのボタンを押すと、キーモードとなる。

 

「変身!!」

 

掛け声と同時にプログライズキーをゼインドライバーに装填した。

 

<ゼインライズ! ジャスティス!ジャッジメント!ジェイル!ゼイン! サルヴェーション・オブ・ヒューマンカイン>

 

白い身体に白いマントを羽織った悪意を根絶する善の戦士、仮面ライダーゼインに変身した。

 

「よう。そいつは俺の連れだ。用事があるなら俺が聞くぜ」

 

仮面ライダーゼインの能力で時間を止め紗夜の目の前に現れると襲おうとしていたミラーモンスターたちを蹴り飛ばす。

 

「弦巻さん!!」

 

「下がってろ!!」

 

「はい!!」

 

仮面ライダーゼインの言葉に距離を取る紗夜。

 

「ミラーモンスターか……ならこいつだ」

 

左腰に装備されているライズブッカーブックモードから仮面ライダーたちの力をコピーしたライダーカードを一枚取り出した。

 

<<龍騎サバイブ!・・・執行!ジャスティスオーダー!>>

 

中央のスロット(ライドエクスマキナ)にライダーカードを横向きに読み込ませ、

左手がわのレバー(ライドエグゼキュター)を引くと下にシュレッダされてデータの破片となって消える。

右手側のプログライズキーを押し込んで読み込ませた龍騎サバイブの力を引き出し、ドラグブレードを抜刀したドラグランザーを装備した。

 

「はぁぁぁ!!」

 

迫り来るミラーモンスターたちをドラグランザーツバイを振り下ろし炎の刃を放ち撃破する。

 

「きゃあ!!」

 

<<ファイズアクセルフォーム!・・・執行!ジャスティスオーダー!>>

 

中央のスロットにライダーカードを横向きに読み込ませ、左手側のレバーを引くと下にシュレッダされてデータの破片となって消える。

右手側のプログライズキーを押し込んで読み込ませた。

 

「頼んだぞ」

 

ファイズの愛車であるオートバジンが飛行し紗夜を救助すると近くに戻る。

 

「付き合ってやるぜ……10秒間だけな!」

 

<スタートアップ!>

 

腕時計のボタンを押すと超スピードで移動し全員にロックオンされてアクセルクリムゾンスマッシュを当て撃破した。

 

<銀河様、新たな援軍が来ました>

 

ゼインの警告を聞き目の前を警戒すると、銀色のオーロラカーテンが現れ敵の援軍が次々と現れる。

 

「ちっ!次から次へと」

 

悪端を吐きながらも怪人たちを倒すためにライズブッカーからライダーカードを取り出す。

 

<ダブル・オーズ・フォーゼ・ウイザード・鎧武・ドライブ・ゴースト・エグゼイド・ビルド・ジオウ・ゼロワン……ファイナルカメンライド……ディケイドコンプリート21>

 

もう一つの銀色のオーロラが現れると不思議な音声が鳴り中からは、多くのライダーカードを体に装備し、主役とサブライダーの力を宿した仮面ライダーディケイドコンプリートフォーム21現れる。

 

<ジオウ……カメンライド・・・グランドジオウ>

 

ケータッチのジオウのライダークレストを押すと金色の仏像の姿をしたグランドジオウをディケイドコンプリートフォーム21の遺影を横に召喚する。

 

<ファイナルアタックライド……ジ・ジ・ジ・ジオウ>

 

ライドブッカーソードモードを構えたディケイドコンプリート21とグランドジオウの動きがシンクロしジオウサイキョウと書かれた長大な刃で怪人たちを一刀両断する。

 

「あんたは?」

 

「俺か?通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておけ!」

 

「ディケイド……夢の中で見た……」

 

ゼインの問いかけに決め台詞を言い放つディケイドコンプリート21。紗夜はゼインとの接触に不安を覚える。

 

「士君!こっちは終わりました!」

 

「うん!余裕だったね。夏海ちゃん!」

 

ディケイドである門矢士の仲間、しっかり者の女性、光夏海、笑顔が似合う男性の小野寺ユウスケ。士はそんな彼らに変身を解くと頷く。

 

「ゼイン……いや、弦巻銀河。近くにあるお前の別荘に案内しろ。今起きている状況を説明してやる」

 

「何故俺と別荘の事を……仕方ない案内してやる」

 

銀河は紗夜と士たちを弦巻家の別荘に案内する。途中で自己紹介を済ませる。

 

「説明してやれナツミカン」

 

「私がですか!?って私は夏海です!!分かりました。説明しますね」

 

「お願いします。光さん」

 

「紗夜ちゃん……分かりました。任せてください!!」

 

士に押しつけられる夏海だが、自分と同じ真面目そうな少女にお願いされたので嬉しそうに説明をする。

 

「実は紗夜ちゃんや銀河君の世界にも沢山の世界があるんです」

 

「えーっと……沢山の世界……海外って事ですか?」

 

「違う。平行世界だ」

 

夏海の言葉に曖昧な紗夜。補足しながら銀河は別荘の中のスイッチを押して空中にプラネタリウムを映す。

 

「例えばここが俺たちの世界、俺たちの世界に似た地球……仮面ライダーたちが存在する世界が存在する。その世界をA,R,WORLDというらしい」

 

銀河は一つ一つの地球を指さして説明した。

 

「ありがとうございます。って!何故同じ世界の弦巻さんが知ってるんですか!?」

 

「ゼインにラーニングしてもらった時に知った。」

 

「あはは。私の説明必要なかったですね……ゴホッン!では気を取り直して」

 

「ここからは俺が説明してやる」

 

銀河の説明を聞き乾いた笑いをする夏海だが、気を取り直して説明しようとするが士が横入りする。

 

「お前の世界を襲った怪人たちはお前、いや、ゼインの力を狙っていた」

 

「ゼインの力を……」

 

「ああ。だが敵が狙ってるのはお前の世界だけじゃない、さっきナツミカンが言った他のライダーたちの世界も狙ってるらしい」

 

「敵の正体は?」

 

「知らん」

 

「そうか……」

 

「だが敵の組織の正体はだいたい分かってる。あれだけの怪人を揃えれるのは大ショッカーだ。奴らは何度倒しても名前を変えて復活する……はた迷惑な存在だ」

 

士たち仮面ライダーが何度も倒すが、強大な組織になり復活する迷惑な組織、士はショッカーの仕業だと予想していた。

 

「仮面ライダーゼインであるお前と氷川に頼みがある。16のライダーの世界を巡り奴らの侵略を阻止しろ」

 

士は銀河たちに頼むが……

 

「俺に世界を旅して世界を救えだと?面倒だな」

 

「何だと?生意気なガキだ」

 

銀河の態度に士は不機嫌そうにしていた。

 

「この子、士君そっくりですね」

 

「ああ。あのふてぶてしさとかな」

 

普段の士の行動を思い出しながら一緒に旅をしてきた二人はひそひそと話す。

 

「任せてください!“私”たちが必ず救います!!」

 

「てめえ勝手に決めるんじゃねえ……いてて!!」

 

銀河が文句を言うと紗夜が耳を思い切り引っ張る。

 

「何か言いましたか?」

 

「っち、分かったよ。世界を救う旅とやらに行ってやるよ」

 

笑顔で問いかける紗夜に降参する銀河。

 

「だが俺たちがいなくなってこの世界はショッカーの侵略から大丈夫なのか?」

 

「そういうことか……大丈夫だ。もしもの為にゴージャスなライダーを置いて行ってやる」

 

銀河が何故断ろうとするのか理由が分かり笑みを浮かべると敵組織に対策として自分に尊敬しているゴージャスなライダーを呼んであることを伝える。

 

「そうか。俺が行くんだ。大船に乗ったつもりで安心していろ」

 

「生意気なガキだ……世界の移動に関してはゼインが知っている」

 

生意気な態度の銀河に士不機嫌になるがゼインドライバーを指さして教える。

 

「俺たちは次の世界に行く……まあお前なら大丈夫だと思うが気をつけろよ」

 

「士君!!……じゃあ私たちも行きますね。紗夜ちゃんたちも頑張ってください!」

 

「ああまたな二人とも!」

 

「光さん、小野寺さん。ありがとうございました!!」

 

応援する夏海に笑顔でサムーズアップするユウスケ。夏海とユウスケは士を追いかけていく、そんな彼らに深く頭を下げる紗夜。

 

 

「弦巻さん」

 

士たちが旅立ち二人きりになると紗夜が話しかける。

 

「何だ?」

 

紗夜の言葉に先程の仕打ちに銀河は不機嫌そうに問いかける。

 

「お礼が遅くなりましたが、私を助けて頂きありがとうございます。それと勝手に決めてすいませんでした」

 

「お前……」

 

紗夜は深く頭を下げた。そんな彼女を見て銀河の機嫌は直る。

 

「氷田」

 

「氷川です」

 

銀河の間違いに即座にツッコむ紗夜。

 

「気にするな。世界を見てみたいとは思ってたから丁度いい」

 

「そう言ってもらえると助かります」

 

「それよりもお前だ」

 

「えっ?」

 

「俺だけで十分だ。お前は必要ない」

 

「……私が足手まといだと言いたいのですか?」

 

「ああ。戦えないお前がいても足手まといだ」

 

銀河の拒絶した言葉にキッと瞳を鋭くする。

 

「確かに貴方のように“変身”して戦えません!!でも門矢さんが言ったように何かの役に立つかも知れません!!私も行きます……行かなければいけません。それに……」

 

紗夜の言葉に何か引っかかりを覚えるが自分の意思を曲げない銀河。

 

<銀河様は不器用な方ですね>

 

電源が付いたテレビから女性の声が聞こえる。

 

「貴方は?」

 

<初めまして紗夜様。私の名はゼイン>

 

「ゼインって弦巻さんが持っているベルトの……」

 

<私は人工知能です。テレビでも電子機器なら入り込めます>

 

 

「あの……ゼインさん。弦巻さんが不器用とはどういう意味ですか?」

 

<お前は必要ない……危険な旅に来ないよう銀河さんは貴方の為を思い言いました>

 

「弦巻さん……」

 

「ゼイン、お前口が軽いぞ……世界を救う旅は一方通行だ。さっきの怪人たちがウヨウヨいるかもしれない……そんな危険な旅は俺一人で十分だ」

 

実は銀河は紗夜を危険に巻き込まないよう悪ぶっていた。

 

 

「ふふ……ゼインが言うように不器用な方なんですね」

 

「ほっとけ」

 

銀河の人柄を理解した紗夜は微笑むとそんな彼女の言葉にふてぶてしく答える。

 

 

「弦巻さん……貴方のご厚意感謝します。ですが貴方だけに危険を押し付けたくありません。こんな私でも何かのお役に立てると思います……お願いします!私を連れて行ってください」

 

「お前……仕方ない。いくぞ。紗夜」

 

「はい。銀河さん」

 

こうして銀河たちはゼインの力でライダーたちの世界に旅立つ。

 

「沢山の錠前ですか?」

 

「ここは鎧武の世界……」

 

ゼインの力により銀河たちは鎧武の世界に移動した。スクロールの絵が変わる。多くの錠前が円上に並べられており、真ん中にはオレンジの模様をした錠前。

 

平成二期と令和のリマジネーションライダーたちの世界を巡る旅に出る。

 

光写真館・・・銀河たちが旅に出た後・・・

 

「士君、何故銀河君と紗夜ちゃん何ですか?」

 

「あいつらは本来なら存在しない異物だ。世界の破壊者と呼ばれる俺と同じでな」

 

夏海の問いかけに、士は何故銀河と紗夜なのか理由を話す。

銀河は本来ならこの世界には存在しない。紗夜も本来の歴史なら怪人に襲われて亡くなっている。ゼインに関しては世界中の人間を絶滅させようとした。今はデータを失っているが……

 

「士……」

 

士は世界の破壊者、悪魔と呼ばれて忌み嫌われる。そんな彼を信じずに襲ってしまった事のあるユウスケは顔を暗くさせる……

 

「……士君は破壊者なんかじゃありません!!」

 

「夏海……」

 

「そうだぞ。士。お前は俺の世界や沢山の世界を救ったんだから」

 

「ユウスケ……」

 

二人の言葉に聞いて名前を呟く。

 

「それにあの子たちもですよ」

 

「奴らはどうか知らんが、俺はこの世界いや、世界中に必要な存在だからな!!」

 

「おう!!「はい!!」」

 

夏海とユウスケの言葉に何時もの調子に戻る。

 

 

「ナツミカン、ユウスケ。感謝しろよ。全世界の宝であるこの俺と旅が出来るんだからな」

 

「あはは、相変わらず凄い自信」

 

「ムッー夏海です!それに士君、調子に乗りすぎです!!光家秘伝、笑いのツボ!!」

 

自信満々の姿を見て苦笑いするユウスケと夏海は頬を膨らませながら、士の首筋に指を食い込ませる。

 

「あははは!!夏海てめえ!!あははは!!」

 

笑いのツボを押された事で腹を抑えながら地面に倒れて笑いこける士の姿が見られた。

 

 

 




見ていただきありがとうございます。
次話からは帰ってきた後のお話の予定です。ゼインが使用するライダーカードは何度でも使用可能で、オリジナル武器であるライズブッカーにインプットされてます。
紗夜も仮面ライダーに変身します。








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