思い付き小説倉庫   作:yakyo

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小Ψ子供2人を引き取ってしまった

 

 

??「お、お兄さん誰?」

 

 

・・・それは僕の台詞だ。

というかここはどこだ。

 

確か今日は天気よかったから部屋で昼寝してたはず・・・。

 

なのになぜこんな研究所みたいな所に居るんだ?

 

 

《貴様!一体誰だ!!いつ侵入した!!》

 

 

そんなの僕が聞きたい。

 

それに、何だ?

このいかにもモ〇スターハンターに出てきそうなモンスターは。

 

 

「グァアアアアアア!!」

 

 

躾がなっていないようだな。

 

 

お座りだ。

 

 

「く、くぅぅ・・・。」

 

 

ん?僕が何をしたかって?

僕はただ殺気をぶつけただけだ。

 

生き物には本能で強さの判断するからな。

僕が格上だと知らしめた。それだけさ。

 

 

《なっ!凶暴な異宙生物を怯えさせただと!?奴はいったい何者なんだ!?》

 

 

さて、ここがどこだか分からないが面倒事に巻き込まれないためにとっとと帰ろう。

 

 

??「あ、あの!!」

 

 

なんだ?

急に青髪の少女と赤髪の少女が話しかけてきた。

 

 

青髪「お、お兄さん。混血児なの?」

 

 

混血児?

なんだそれは。

僕は至って普通の一般市民だ。

 

 

赤髪「一般市民はこんな所来ないよ。」

 

 

うるさい。

僕だって好きでここに居るわけではない。

 

 

《あの男を捕まえろ!!奴を実験動物にしてトッププレデターの戦闘員にするんだ!!》

 

 

物騒だな。

悪いが進んで実験動物になる気はない。

 

僕はこの場から逃げさせてもらう。

 

 

《お前ら!その男を捕まえるんだ!》

 

 

青髪「っ!?」

 

赤髪「っ!?」

 

 

ん?急に2人が怯えだしたぞ?

 

そういえばさっきから、この2人はこのモンスターの前に立ってたな。

 

 

青髪(怖い・・・。でもこの人捕まえないとまた痛いことされるっ!)

 

赤髪(ヒサメちゃんは優しいから人を傷付ける事はしない・・・ならあーしが!!)

 

 

・・・・なるほど。

 

何やら訳ありありのようだ。

 

 

《その男を捕らえられなかったらお前ら、どうなるか分かってるんだろうな。》

 

青髪(もしこの人捕まえられなかったら、私とカンナちゃんの首輪から毒が・・・。)

 

赤髪(くっ・・・・。)

 

 

・・・・はぁ・・・。仕方がない。

 

逃げるのは簡単だが、このままだと後味が悪い。

 

それに僕を知られたんだ。

記憶を消さなければならないからな。

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 

なんだかんだ合って研究所が崩壊した。

 

戦闘描写はどうしたって?

 

 

これはギャグ小説だぞ?

 

そんなのあるわけないだろ。

 

 

僕は普通に2人の首に付いてる装置をアポートして取り除き、普通に研究員らしき奴らの記憶を書き換えて刑務所に送って、普通に他の被験者たちを解放させて、普通に研究所を破壊した。

 

な?普通過ぎてつまらないだろ?

 

 

ヒサメ「どこが普通!?」

 

カンナ「普通の定義がおかしい!?」

 

 

うるさいぞ。

僕が普通と言ったら普通なんだ。

 

しかし、まさか僕の頭に付いてる制御装置の片方が無くなっていたとは、いったい誰が外したんだ。

 

そのせいで、僕は「別世界」に来てしまったようだ。

 

1人の研究員に記憶を読んだ所。

どうやらこの世界は異宙と呼ばれる世界に地球丸ごとが転生してしまったらしい。

 

なんだそのファンタジー設定は。

 

それで、この組織の名はトッププレデターと呼ばれ、異宙人から再び人間の手に覇権を取り返すために作られた組織の様だ。

 

やれやれ、変な世界にテレポートしてしまったようだ。

 

 

ヒサメ「け、研究所無くなったから、私達どうすればいいの?」

 

カンナ「ん~・・・じゃあこの人について行こうか!」

 

 

は?

 

 

カンナ「この人なら面倒見てくれそうじゃん!」

 

ヒサメ「な、なるほど!」

 

 

ふざけるな。

何で僕がお前らの面倒見なきゃいけない。

 

 

カンナ「え~、だってあーし達だけだとこのまま野垂れ死にそうだもん!」

 

 

大丈夫だ。お前らならどこでも強く生きていけるさ。

 

 

ヒサメ「テキトーな事言ってるよね!?」

 

カンナ「あーし達を養え~!!」

 

 

足にしがみつくな鬱陶しい。

 

 

恋愛フラグ「いや~斉木君、モテモテだね~。」

 

 

・・・・なんでお前がここに居るんだよ。

 

 

恋愛フラグ「それは恋愛フラグが立ったからだよ。」

 

 

僕はそんなもの立たせた覚えはないぞ。

 

 

恋愛フラグ「悪の組織から少女を救いだすのは恋愛フラグの序章なんだよ。」

 

ふざけるなよ。

こんなので一々恋愛フラグ立ててたら世の中恋愛脳一色だ。

 

 

恋愛フラグ「でもさぁ~。」

 

 

おい、無視するな。

 

 

恋愛フラグ「これはちょっと不味いかな~。」

 

 

確かに、こんな子供に恋愛フラグが立ててたら流石にまずい。僕がロリコンだと思われる。

 

 

恋愛フラグ「そーじゃなくて。ちょっとこっち来て。君たちはちょっと待っててね。この人と大事な話しがあるから。」

 

「「??」」

 

 

おい、引っ張っておいて何だ。

 

 

恋愛フラグ「君が助けた青髪の子。ヒサメちゃんっていうんだけど、その子の子供の姿なんだ。」

 

 

つまりどういう事だ?

何が言いたい。

 

 

恋愛フラグ「その子、カゲチヨ君達が助けに来るまでずっとあの研究所に居たんだよ。」

 

 

・・・つまり、僕は変に歴史を変えてしまったってわけか。

 

 

恋愛フラグ「そう言うことになるね。」

 

 

何て事だ。

なら正規の歴史になるように巻き戻さなければ・・・。

 

 

恋愛フラグ「それだとあの子達は可哀想だよ。」

 

 

・・・お前は僕にどうして欲しいんだ。

 

 

恋愛フラグ「この世界のカゲチヨ君達には悪いけど、この世界を少しでも生きやすくするために組織を崩壊させる。君ならできるでしょ?」

 

 

だがそれだと歴史が変わって、お前の知るヒサメとやらが居なくなるかもしれないぞ。

 

 

恋愛フラグ「大丈夫だよ。ドラ○ンボールでも過去を変えても未来は変わらなかったでしょ?」

 

 

あんな超人インフレ大作漫画と一緒にするな。

 

 

恋愛フラグ「それに君は正規の歴史だからってあの子らを見捨てられる?」

 

 

・・・いいだろ。

お前の踊らされてやる。

 

だが決してこいつらを助けたい訳じゃない。

後味が悪いまま寝たくないだけだ。

 

 

恋愛フラグ「ツンデレだね~。」

 

 

やかましい。

 

 

恋愛フラグ「あ、それと・・・君の部屋に侵入して、好奇心で制御装置外してしまいました。すみません。」

 

 

僕がこうなった原因は貴様だったか。

 

 

 

 

その後、僕は組織を全部壊し、研究員や鈴の吸血鬼とやらをボコして捕まえ、被験者達を逃した。

 

なにやらバルボアとやらに喧嘩を吹っ掛けられたから完膚なまでに叩きのめしてやった。

 

だがこんな事をしても世界が変わるわけではない。

僕に出来ることはこれくらいだ。

 

後の事はこの世界の人間が何とかすればいい。

 

 

恋愛フラグ「たった一週間で組織を壊滅出来るなんて、君って異常だよね。」

 

お前から提案しておいて引くんじゃない。

 

恋愛フラグ「それで、ヒサメちゃん達はどうするの?」

 

施設に入れるに決まってるだろ。僕は面倒を見るつもりはない。

 

ヒサメ「やだー!!」

 

カンナ「くー兄ぃと一緒に居るー!!」

 

恋愛フラグ「懐かれちゃったねぇ~。」

 

鬱陶しいだけだこんなの。

 

恋愛フラグ「別にいいんじゃない?この子達は身元もいないし、連れて行っちゃっても問題ないでしょ?」

 

 

軽く言うな。

その発言がすでに問題だぞ。

 

 

恋愛フラグ「それに、歴史を改変させちゃった責任は取らないと駄目だよ?」

 

 

そうさせたのはお前の責任だって事を忘れるな。

 

 

ヒサメ「くすおお兄ちゃん。行っちゃうの?」

 

カンナ「あーし達の前から消えちゃうの?」

 

 

・・・・・。

はぁ・・・これだから子供は苦手だ。

 

 

仕方がない。

僕の家で保護してやる。

 

だが条件として僕の超能力の事はバラすなよ。

 

 

「「やったー!!」」

 

恋愛フラグ「素直じゃないな~。」

 

 

そのムカつく笑みをやめろ。

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 

その後。

 

 

無事、元の世界に戻った僕は、青髪の子供「ヒサメ」と赤髪の子供「カンナ」を連れ、家に帰った。

 

創造の神の計らいによって、ヒサメとカンナは斉木家の養子として引き取られたと言う設定で僕の両親に受け入れられた。

 

 

父と母はヒサメとカンナにメロメロで、特に父は気持ち悪かった。

 

ちなみに父、斉木國春は漫画編集者。母、斉木久留美は専業主婦だ。

 

母さんは僕の事はいつも「くーちゃん」と呼び。

ヒサメには「ヒーちゃん」、カンナには「ナーちゃん」と呼んでいる。

 

 

あと、ヒサメとカンナの臓器は人工的に作られていたらしく、40歳前後しか生きられない様に設定されたらしいから、これも創造の神が書き換えて女性の平均寿命と同じ設定にしたとの事だった。

 

何だそれ。

何でもありか。

 

 

ヒサメ「くすおお兄ちゃん!動物園行きたい!」

 

カンナ「あーしエランド見に行きたーい!」

 

 

渋いなおい。

 

そんなに行きたきゃ父さんにでも連れて行ってもらえ。

 

 

カンナ「お父さんとはちょっと・・・。」

 

ヒサメ「何か・・・ねぇ・・・。」

 

 

あからさまに嫌がるな。

 

 

カンナ「くー兄ぃと行きたいの!」

 

ヒサメ「行こうよー!」

 

 

行くわけないだろ、面倒くさい。

 

 

久留美「楠雄、動物園に連れて行ってあげなさい。」

 

 

あ、はい。

 

 

 

 

 




という事で、混血のカレコレの子供ヒサメと子供カンナを引き取った斉木でした。

斉木が転移したカレコレの世界は、カゲチヨはゾンビと吸血鬼のハーフにならずに町で家族とヒビキとシロウとで仲良く暮らしている。

ジディも母親と一緒に暮らしている。

その他の混血児達は施設に行ったり行ってなかったり。

斉木のおかげ(せい)で、カゲチヨ達の過去は変わったが、フラグちゃん達の知るカゲチヨ達には異変は無かったので問題なかったとさ。
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