ニチアサの世界に転生とは聞いていたが…! 作:よく酔うエンジン
今回はオリジナル要素は薄めです…すみません。
雪森さん。白鞘侍さん。ラジワフさん。誤字報告ありがとうございます!
サッカーボールに足を乗せながら、けいたの元気な声が響く。
「俺たち兄弟の、固い絆を見せてやる!」
「「「「「おー!!!!!」」」」」
なお含む緑川家に立ち向かうは、みゆき、あかね、やよいの3人だ。
「ウチらだって!チームワークで負けへんで!」
「「「おー!!!」」」
みゆき達は、けいた達に混じって、サッカーをすることになった。
人数差の問題や、経験者…というより現役サッカー部員のなおの存在のせいで明らかに緑川家の方が有利だが、そこは臨機応変に交代交代で遊ぶつもりだ。そもそも、なお以外がまだ小さな子供ということもあって、むしろちょうどいいかもしれない。
そして、けいたのキックで試合開始となる…その瞬間だった。
「絆だと…?くだらないオニ!!」
河川敷の上に、川を横断する様にかかる橋の上…そこに、金棒を携えたアカオーニが立っていた。仲睦まじくサッカーをしようとする家族の様子を見て、眉間に皺が寄っていた。
そして、徐に"白紙の本"を取り出した。
「世界よ…!最悪の結末…"
ぐしゃり…と真っ黒な禍々しい絵の具の様なものが押し潰され、アカオーニの手を黒く染める。
「白紙の未来を黒く塗り潰すオニ…!」
ベシャリ!
染まった手をそのまま振るって、開いた白紙のページを黒く染め上げる。その瞬間であった。
ゴゴゴゴゴ…
邪悪で悍ましい黒い気体が空へ一瞬にして集まる。
そして、そのまま街を黒い空気で覆ってしまい、昼にも関わらずまるで夜中の様な空の色へと変わった。
そして、まだ朝だと言うのに空が血のように赤く染まり、その場にいるだけでも気分が沈んでしまうほどの空気に世界が"染まった"
「えっ…!?」
「これって…!」
3人とも瞬時にその異変に気がついた。みゆきにとってはこれで四度目である。空気が重くなり、心まで沈むようなその雰囲気…忘れるはずもない。"バッドエンド空間"である。
「全然楽しくない…」
「帰る…」
「家族…そんなのいつかはバラバラになる……」
先ほどまで元気に遊んでいた緑川家の子供達は、なお含め膝をつき、その空気にやられてしまった。
最悪の結末を見せられる、"バッドエンド状態"に陥ってしまった。
「ハッハ…!人間どもの発したバッドエナジーが…悪の皇帝"ピエーロ"様を…蘇らせていくオニ!!」
ガコンッ…!
どこかで
「み…緑川さん!」
ズシィィィン!
慌てて駆け寄ろうとするみゆきの前に、一つの巨体が上から落ちてきた。
アカオーニである。
「良い子はいねがぁぁっ!!」
「この前の赤鬼さん!!?」
「それを言うなら…"泣く子はいねぇがぁ"や…」
みゆきはアカオーニに対して驚きの声をあげて、アカオーニの発言に対してあかねがすかさずツッコミを入れる。
「ウン…?」
「あっ…あわっ…」
「ちょちょっ…」
無論、その言葉を耳にしたアカオーニに気づかれることとなった。そのギロリとした目線に3人とも後退りをしてしまう。
アカオーニ自体、かなり大柄で筋肉質だ。おまけに棍棒も持っている。変身しないで生身で相対するとなれば、なかなかに威圧感がある。増してや彼女達は元気いっぱいな中学2年生女子だ。思わず後退りしてしまうのも無理はなかった
「みんなー!!プリキュアになって戦うクルー!!」
「やっぱりちょっと怖いかも…!」
「だっ…大丈夫!!」
「えっ?」
キャンディの声に反応し、戦おうとするも、前の様に勇気が出ない。そんなやよいに対してみゆきが声をかける。
「私たちは1人じゃないもん…!」
「せ…せや…!」
「いくよっ!」
「「うん!!」」
気合い十分。そうだ、私たちは1人じゃない!怖くなんかない!
その言葉を胸に、3人ははスマイルパクトを取り出し、それぞれキュアデコルをセットした。
『Ready…?』
「「「プリキュア…スマイルチャージ!!」」」
『GO!!』
瞬間、スマイルパクトから光が溢れ出し、一直線に天へと射出された。そして、変身用のポンポンが射出される。
『GO! GO! Let's Go!』
方や光を集約させて軽々と、方や真っ赤に燃やして轟々と、方や電気が外走りながらも可愛らしく、伝説の戦士の衣装を纏っていく。
PON!PON!PON!
PON!PON!PON!
PON!PON!PON!
そして、戦士の装束へと着替え終えた3人は、顔をポンポンで軽く触れ、最後の仕上げを行う。
PON!PON!
スチャッ!
「キラキラ輝く未来の光!キュアハッピー!」
「太陽サンサン熱血パワー!キュアサニー!」
「ピカピカぴかりん!じゃんけんポン♪キュアピース!」
大切なものを傷つけさせないため。今度は3人の戦士がこの世界に降り立った!
そして、その様子を握り拳を作って唖然とするものがいた。
「ピカピカぴかりんじゃんけんポン…?前は"チョキ"だったのに今回は"パー"オニ!!?じゃんけん負けたオニ!!」
名乗りの時に行うキュアピースのピースサイン。今回はピースサインではなく手を平にしてポーズを作っていたようである。
"ぴかりんジャンケン"という名乗りの通り、どうやら名乗りの度にピースは手を変える様である。
「どういうことや…?」
サニーからそんな言葉が飛び出た。つまり呑気に戦闘前だと言うのにジャンケンをしていたと言うことになる。その言葉はもっともなものであった。
「今日のぴかりんジャンケンは"パー"でした!」
「おもしろーい!」
「キャンディはチョキだから勝ったクルー!!」
「え?ど、どの辺がチョキ!?」
キャンディのほぼぬいぐるみの様な、指など存在しない様に見える手にツッコミを入れたその瞬間、アカオーニが大声で叫んだ。
「面白くないオニ!アカンベェ!!」
ドクン…!
ジャンケンに負けた腹いせとでも言わんばかりに、アカンベェを召喚する赤玉を取り出した。天高くあげると、心臓の鼓動音の様なものと共に赤い禍々しい光が飛び出る。そして、その光は付近にあったサッカーのゴールネットを取り込んだ…!
『アカンベェ!!』
ピエロのような赤っ鼻。巨大なたらこ唇。メルヘンチックな手足。ゴールネットを取り込んで、ネットを翼のように携え、細長い巨体を携たアカンベェが産声を上げた!
「ク、クル〜!!」
『アカンベェッ!!』
「っ!!?」
慌てて現時点では何もできないキャンディが物陰に隠れる。
そして、アカンベェが空高く飛び上がり、そのネットでできた翼を広げて空を自在に飛び回った!
『アカンベェェッ!!』
今回のアカンベェは飛翔能力を持ちあわせていた。そして、飛翔能力だけでなく、もう一つ能力があった。
『アカァァンベェッ!』
ドキュン!ドキュン!
それは、"銃撃"である。
頭部の先がキャノン砲に変形し、なかなかに大きな音を鳴らしながらサッカーボールのような白い弾丸が空中から地上に向けて勢いよく連射された。
狙いは…動けなくなっている緑川家だった。
「ッ!!駄目ぇぇっ!!」
いち早く反応したのはハッピーだ。
なお達緑川家は、現在バッドエンド状態にされて動けずにいる。
直撃したら身体能力が強化されているプリキュアでさえダメージを受けそうな威力を、回避すらできない一般人…しかも子供に撃たれでもしたら…そう考えたら、動かずにはいられなかった。
ハッピーは慌ててなお達を庇う様に立ち、握り拳を作って気合いを貯める。ハッピーシャワーで弾丸を迎撃しつつ、アカンベェを倒す算段だ。
「気合いだぁぁっ!!」
キュワン!
溜まり終えた力が彼女の手に集まり、彼女は気合を込めて大きく叫ぶ。
「プリキュア…!ハッピーシャワー!!」
その光は一直線に連射された弾丸…そしてその背後にいるアカンベェへと向かい、大きな音を鳴らして白煙が生じる。
直撃したという何よりもの証拠だ。
「やったっ!」
飛び出したハッピーの元に向かう中で、サニーがその様子を見て直撃を確信した…が。
「うわっ!!?」
『ベェェッ!!』
白煙の中から五体満足のアカンベェが飛び出してきた。
先ほどのハッピーシャワーは、飛来してくる弾丸全てに直撃させることはできたが、アカンベェまでは届かなかった様である。
倒したと思い込んで油断していたハッピーにその巨体が迫る!
「うわわぁぁっ!!きゃぁぁぁっ!!!」
そして、アカンベェはその勢いのまま突撃して翼のネットで棒立ち状態になっていたハッピーを捕獲。
まるで蜘蛛の巣に捕えるかのようにハッピーをネットの糸に絡めて、拘束してしまったのだ。
「ハッピー!!!」
その様子を見て慌ててサニーとピースが空へ再び逃げたアカンベェに追撃を仕掛ける。方角はピッタリ…このままいけば攻撃は入ると確信したサニーだったが…
『ベェッ』
「きゃぁっ!」
なんと、突っ込んできたサニーに対し、アカンベェは拘束したハッピーを自分の盾にするかのようにサニーの前に突き出した。
「うわぁっ!?ハッピー!!?」
仲間を殴るわけにはいかないサニーは、攻撃を思わず中断してしまった。その一瞬の間は、アカンベェにとって絶好の攻撃チャンスである。
『ベェッ!』
ドゴォッ!
「うわぁぁっ!!?」
「サニー!?きゃぁっっ!」
空中に居たせいで逃げ場がなく、思いっきりその隙にサニーは拳を叩き込まれてしまう。
そして、吹き飛ばされた方向にいる、同じく追撃を仕掛けようとしていたピースを巻き込んで、まとめて地上へとはたき落としてしまった。
ドォォォン!!
「ハッハ!間抜けオニ!」
「サニー!ピース!」
吹き飛ばされたサニーとピースが河川敷の上にかかる橋の大きな柱に衝突し、大きな音と共に土煙が舞った。
橋の上に居るアカオーニは、拘束したハッピーを抱えたアカンベェを従えながらその様子にご満悦な様子だ。
「こんなやつ放っといて、自分たちだけ逃げたらいいオニ!」
「ううっ…」
立ち上がる2人を前に、挑発するようにアカオーニがそう叫ぶ。
その言葉に、サニーがすかさず反論の言葉を叫んだ。
「っ…そうはいかへん!うちらの絆は!……まだそんなに固ないけど…」
「ええっ!!?」
ピースの驚愕の声が響く。
「これから固い絆になるんや!だから絶対逃げへん!!」
「そうそう!」
「サニー…!ピース…!」
なんとも締まらないが、実際みゆきが転校してきたのはつい数日前。やよいが友達になったのもつい先日。実際、今の状態を固い絆と言われれば肯定することは難しいだろう。
だが、だからといって仲間を見捨てて逃げる理由にはならない。
「"絆"…?」
家族の絆を何よりも大切にするなおの心に、その言葉が響いた瞬間。その場で顔を項垂れていたなおを覆う暗いオーラが消えたのだ…!
「あっ…!緑川さん!」
「えっ…?星空さん?なにこれ…!?」
意識を取り戻したなおに対し、ハッピーは捕まってしまっている状態とはいえいつものテンションで話しかける。
「ハッ…!ごめん緑川さん!私が星空さんかは秘密なの!」
「って!それ言うたらバレバレやーん!」
「あ…あはは…」
相変わらずハッピーは嘘をつくのが苦手なようである。
ある意味でハッピーらしいといえばらしいが。
「えっ!?あ…あかね…!?やよいちゃん!?」
その声と様子、ツッコミのキレから、目の前にいる派手な格好をした少女達が、自分がよく知る友達だと理解したようである。
しかし、なおから見てみれば、友人3人が可愛らしい派手な格好をして、空が不思議な色に染まり、得体の知れない怪物が二体目の前にいて…等、とにかく情報量が多く、困惑を隠せない様子だった。
しかし、その空気が一瞬でさらに緊迫したものへと変わった。
ガァン!
「何が絆オニ!」
「「「「っ!!?」」」」
それは、アカオーニの怒声だった。
金棒を橋の上に力強く打ちつけ、大きな音を鳴らしながら、アカオーニが力強い声を上げる。
「仲間ぁ?家族ぅ?そんなもの!最後にはぜーんぶバラバラになるオニ!」
「っ…!!」
なおにとって、聞き捨てならない言葉が耳に入った。
「だったら今…バラバラにしてやるオニ!アカンベェ!!やれオニ!」
『アカンベェッ!!』
「「はっ!?」」
アカオーニの声を受けて、アカンベェが空高く飛び上がり、再度頭からキャノン砲を出す。そして、地上にいたサニーとピースに向けて、何発もの弾丸を叩き込んだ!
ドォン!ドォン!ドォン!
「「うわぁぁっ!!」」
「あかね!やよいちゃん!!…はっ!?」
急な攻撃に対応しきれなかったサニーとピースは思いっきりその攻撃を受けてしまい、再度土煙が上がった。
そして、アカンベェはその勢いのまま、アカオーニがバラバラにしろと命令した家族…
緑川家の弟妹達に再度突撃を仕掛けた…!!
『アカンベェッ!!』
「っ…はっ!!やめてぇぇぇぇぇっ!」
ハッピーは拘束され…サニーとピースは攻撃を受けてしまって動けない…今、弟妹達を守れるプリキュアは1人もいなかった。
ただ下を向いて、バッドエンドに染まり迫る脅威にすら気づけない子供達に向けて、その恐ろしい巨体が迫る。
そうなって仕舞えばどうなるかなを想像するなど容易い。
しかし、捕まって何もできないハッピーは叫ぶことしかできなかった。
(このままでは…緑川家のみんなが…!)
そう最悪の予想が頭を駆け巡った。攻撃を受けて動けずにいたサニー達も慌てて駆け寄ろうとするが、距離的に確実に間に合わない。
「はっ…!」
刹那、その様子を間に受けて、1人動く少女がいた。
(この光景…"あの時"みたい…)
家族がトラックに轢かれて殺されてしまいそうだというのに…動けなかった"あの時"と。
そうあの時、幼馴染の言葉を受けてそう誓ったのだ。
今度こそ、動いてみせると…そう誓ったのだ。
家族の危機の前に…一番上のお姉ちゃんが…こんなところで立ち止まって見てるだけなんて、絶対にありえない!!
「だぁぁぁぁぁっ!!」
バシュゥン!
『アカンベェッ!!?』
過去と打って変わり、少女は立ち上がり、家族の危機を前に走り出した。そして、近くにあったボールを勢いよく蹴り飛ばして当て、アカンベェを弾き飛ばした!!
「なっ!?」
「クルッ!?」
目の前に広がる光景に驚きを隠せないアカオーニ。そして、プリキュアやキャンディ達。
正直、目の前で起こっていることはよくわかっていない。しかし、彼女は迷わない。
自分がやることはただ一つ。
長女として家族を守るのだ。
『ベェッ!?』
「っ!緑川さん!?」
なおは、弟妹達を庇う様に手を大きく広げてアカンベェの前に立った。"もうあの時のようにはならない"と言わんばかりに。
「家族はバラバラになんかならない!」
「んぅ?」
力強い声で、家族を襲う脅威に臆すことなく、彼女は啖呵を切る。
「私たち家族の絆は…永遠に切れない!」
「クル〜!!」
「なおちゃん…!」
なおは、アカオーニが先ほどはなった言葉に対して真っ向から反対する。その言葉は、アカオーニを苛立たせるのには十分だった。
「なんだお前…!やってしまえ!アカンベェ!!」
『ベェッ!』
ズシン、ズシンとその巨体がのっそのっそ近づく。
自分よりも何倍も大きな怪物。普通ならば怖くて逃げ出してしまうだろう。ここだけの話、お化けの類は見ると泣き出してしまうくらいには大っ嫌いだ。
しかし、なおの中に恐怖の感情など何一つとしてなかった。
それどころか、ここから一歩も動いてなるものかと、その強い意志が心の中で"吹き荒れていた"
「あんた達がどこの誰か知らないけど…もし私たち家族の絆を断ち切ろうって言うのなら…」
彼女は叫んだ。今度こそ、自分が守るのだと!
その強き決意が…奇跡を起こした。
パキーン
その時、緑色のまばゆい聖なる光が彼女を包み込んだ。
『アカンベェッ…!?』
「っ…!緑川さんっ…!」
その光の衝撃により、近づいてたアカンベェを吹き飛ばされた。
そして、同時にその衝撃で解放されたハッピーは、その光に釘付けになっていた。彼女にとってはこれで4度目である。
新たな伝説の戦士の誕生の光を見るのは。
「えっ…ええっ!!?」
ただでさえ、よくわかっていない状況だったというのに、またよくわからないこと…自分から光が溢れ出るなんてことが起きた。
そんな状況下、ただ家族を守りたい意志しかなかったなおは状況が無論飲み込めていなかった。
そんな混乱しきったなおの前に、キャンディが現れた。
「チミが4人目のプリキュアクル!!」
「プリキュア…!って!たぬきのぬいぐるみが喋ってる!!?」
「なんでたぬきクル!!?」
ひつじと勘違いされたり、錬金で生まれたどこぞの生物と勘違いされたりと、妖精と言い当てられたことがないキャンディを尻目に、伝説の戦士の証である"スマイルパクト"が緑の光と共に現れる。
「えっ…えっえっ!?な、なにこれ…?」
「"スマイルパクト"クル!"キュアデコル"をセットして、"プリキュア!スマイルチャージ"!!って叫ぶクル!」
「ええっ…?な、なんだかよくわかんないけど…やってみるよ!」
状況はよくわからないが、変な確信があった。
これがあれば、友達を…家族を守ることができると。
そう思い、彼女は現れたスマイルパクトを手に取って、その手に現れたキュアデコルをスマイルパクトにセットした!
『Ready…?』
「プリキュア…スマイルチャージ!!」
『GO!!』
瞬間、スマイルパクトから光が溢れ出し、一直線に天へと射出された。
『GO! GO! Let's Go March!!』
その光が一箇所に集中し出し。化粧用具に扱うポンポンと軽く叩いて扱う”パフ”が現れた。
それを手に取り…
キュワァァァッ!
パフから溢れ出す光を自分を覆う様に周囲に力強く振るう。荒れ狂う竜巻の様に、その光が彼女の周りを踊りだす。
ポワン!ポワン!
キュワン!キュワン!
両腕、両足に順に戦士の装束が実体化し、溢れ出る力と共に、彼女は戦士の装束へとあっという間に姿を変えた。
緑色の綺麗な可愛い洋服。
羽の様な肩の装飾。
そして、大きなみどりのリボン。
ブワァァァッ!!!!
そして、最後と言わんばかりに髪が大きくなって、力強く風にたなびいた。ツインテールとポニーテールを合わせた特徴的なトリプルテールが現れて、その変身が完了する。
PON!PON!!
スチャッ!
「勇気リンリン!直球勝負!」
右手で力強く指を差しながらまた一人新しい伝説の戦士がその名を叫ぶ!
「キュアマーチ!!」
この世の笑顔を守るスマイルプリキュアの一人…キュアマーチが誕生した瞬間であった!
「"私たち家族の絆は永遠に切れない"…ねぇ」
その光の陰で異物の微笑む声がした。
なおの変身バンク、個人的に風が吹き荒れる描写とか、なおの力強い目つきとかあって好きなんですよねぇ…
Q.なんでドンモモタロウとスマプリ掛け合わせたの?
A.(その25)
プリキュアにも戦隊にもダンスをする文化があり、縁を感じたから。
感想、お待ちしております!
サルブラザーって見た目だけならかっこいいと思いますか?
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思う!
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かっこいい…とは思わんかな()