テーブルゲームと不思議の世界   作:キングあつりん

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なんかボリュームがすごいことに...

2話分のボリュームですね。

次話投稿が遅れそうなので2つに分けようかなとも思いましたが、やっぱまとまっているのでこのまま行きたいと思います。


ポケモンの町

「ハァハァ...やっと、ついたぞ。」

ダイスケは夜になる頃に森を抜け、町に到着した。

 

その町は街灯があちこちにあり、一軒家もあるがビルもある。

しかし、自然もしっかり残っており、華やかだが、その中に素朴な雰囲気も出ている。

カナズミシティとコトキタウンを足して2で割ったような見た目である。

 

ダ「ん?これがこの町の名前か?えーと、なんだ?読めないぞ。見たこともない文字だ。ここはホントに日本じゃないのか。やっぱり全然知らないところにおとされたんだな...とりあえず民家を探そう。」

 

そういうとダイスケは町へと入っていった。

 

入った瞬間にダイスケはあることに気がついた。

夜になってまだ早い時間だというのに、いつもどこにでもいるはずの中高生や、仕事から帰る人やそういった人たちの車がひとつも見当たらない。

 

---見える家には電気がついているし、たぶん今日はもうみんな帰ってるんだろう。車は...使わない町なんだろうな。うん、きっとそうだ。

 

不安がりつつもその不安を押し退けるようにして、歩き続けた。

 

 

ある1つの民家にたどり着いたダイスケはドアを開けてもらおうとした。

 

インターホンがない。

今時そんな家があるのかと思いつつノックをした。

 

数十秒待つと、扉が開き中からヒトカゲが姿を現した。

 

ダ「......あれ?ヒトカゲ?人は?」

玄関の奥の方を見ても人の姿は見えない。

 

頭の中が「?」で一杯になりつつも冷静に考えた。

---そうだ!ポケモンには人間の言葉が通じるんだ。ヒトカゲに人がいるところまで案内してもらおう。

ダ「ねえヒトカゲ?この家に人はいないの?」

 

そう問うダイスケだが、ヒトカゲは「は?」というように首をかしげた。

 

---うーん。今はいないのかな...ヒトカゲの反応もないし。とりあえずポケモンセンターの場所を聞いておくか。

 

ダ「ポケモンセンターはどこにあるのかな?」

 

ヒトカゲはまた「は?」といったように首をかしげた。

ダイスケは少し疑問に思った。

 

---ポケモンは色々な理由で必ずといっていいほどポケモンセンターを訪れるはずだ。

知らないはずがない。

もしかして人間の言葉がつうじていないのではないのか?

 

そして、これ以上話してもダメだと判断したダイスケはありがとうと一言残して、そこから立ち去った。

 

去る際に、明かりのついている窓から中のようすが見えた。

居間のようだ。

中にはさっきのヒトカゲがいて、そのとなりには子供のヒトカゲが3体ほどいた。そして、♀のヒトカゲも。

 

---ここはヒトカゲの家なのか?いや、そんなはずがない。野生のヒトカゲがこんな立派な家をもてるはずがない。ヒトカゲ好きの人の家なのだろう。

 

 

ダイスケはその後、少し歩くと明かりのついた家がまた見えた。また、窓からのぞくとピカチュウがいた。

人はどこだと探すが、ピカチュウしかみあたらない。

そして、部屋に♀のピカチュウと子供のピカチュウ、ピチューが、入ってきた。

その後、彼らはポケモンたちだけで料理を作り、ポケモンたちだけで食事をとっていたのである。

 

ダイスケはその光景をビックリしてみていた。開いた口が塞がらないといった様子だ。

 

頭の中に一筋の不安がよぎった。

これはまずいと思い、他の民家を覗いてみた。

 

ダイスケの予想は的中した。

家の中では、ポケモンが所帯を持ち、食事をとったり、テレビを見たりしながら生活をしている。

 

---なんでだ?ここには人間がいないのか...あ!あれは..

 

そこには、青い屋根に自動ドア。決して民家には見えない1つの建物があった。

フレンドリーショップのように見える。

 

ダイスケは助かったと安堵し、そこに入った。

 

ウィーーーン

ダ「すいません!電話貸してもらえませんか!?」

第一声がそれだった。追い詰められていたダイスケが唯一の身近なものに出会ったからだろう。

希望をもって助けを求めた。

 

しかし、返事がない。

どうしたんだ?と思いレジを見ると、そこにはダイスケよ心を打ち砕くには十分なものがいた。

「ドガーーース」

ドガースだ。人間の店員ではない。

 

ダイスケはその場で凍りつき、次の瞬間後ろ向きに走り出した。

 

逃げたかったのだろう。自分の家に。

この町から、この世界から、そして、帰れないかもしれないという不安から...

 

どれだけ走ったのだろう。町の門が見えた。

 

?「おい!もうわかったか。お前は覚悟しなくちゃいけないんだ。」

そこで誰かに呼び止められた。

 

後ろを振り向くとそこには森で助けてくれた男がいた。

 

男「何もかもから逃げたくなるのはわかる。でもそれじゃダメなんだ。」

ダ「でも!どうすればいいんだよ!こんなところに一人でいたって、どうしようもないだろ!」

ダイスケは目に涙を浮かべながら言った。

 

ダ「もういいよ!関わんないでくれ!」

もうどうでもよくなっていた。

ダイスケの気持ちはここからいなくなりたい。それだけだった。

 

ダイスケが走り出そうとしたそのとき

男「お前がいくのは勝手だが、いったら確実に死ぬぞ。まだ生きたいんだったら俺についてこい。色々教えてやる。」

 

ダイスケは「死ぬ」という言葉にものすごく動揺した。

自分の死について考えたことなど一度もなかった。

しかし、この極限の状況の中だからこそ、自分は本当に死ぬのではないかということを考えることができた。

 

そのとき、身体が震えた。

 

いなくなりたいということよりも、死にたくないという気持ちが勝っていたのだ。

死ぬことを考え、恐怖を覚えたが、自分がまだいきたいという活力も同時に感じることができた。

 

このあととらなければいけないこともわかった。生きるための...

 

目に涙あとを残しながら、少し成長したダイスケは男のもとへ向かった。

 

男「よし、俺に捕まれよ。ちょっと飛ぶからな。」

ダ「え?」

とっさに男に捕まると、男が青い光を見にまとい浮遊した。

 

ダ「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁ!どうなってんだ?」

男「これは俺が持ってる能力だ。そう怯えるな。そういえばまだ名乗ってなかったな。俺のことはミツとよんでくれ。事情があって、顔を見せることはできない。」

ダ「分かったよミツ。これからよろしくな。」

 

空を飛んでいるときに、あの町が見えた。

たくさんの怖さがあったが、今のダイスケには耐えることができた。

 

今のダイスケの気持ちは変わりつつあった。

「もうだめだ」ではなく、「頑張ろう」と。




ここまで読んでくださりありがとうございます。

もうちょっとでチュートリアル?が終わりそうなので頑張っていきたいです。

ところで、このチュートリアルなんですが...
1話がすごい滑っちゃってた気がします。

勢いでやってしまって後戻りができないので開き直っておりますが。

3話じゃなくて1話をこれくらいのボリュームにすれば...

くどくど言っても仕方ありませんのでこれからを変えていきたいと思います。


良ければ次回もよろしくお願いいたします。
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