何かと区切りが悪いので一気に投稿してしまいます。
なるべく読みやすい量にするよう心がけます。
さて、今回はもう本編に行けそうなくらい一気に進みました。
次回でやっとアレができるのではないでしょうか。
でも書くの大変そうです...
暖かい。
それは、なれている感触。
ふわふわしていて、とても柔らかいそれは、弾力性もあり、彼の身体を癒すには十分のものだ。
そんな清々しい朝。
彼はベッドの上で目覚めた。
ダ「ん?なんだ、ここ。どこかの部屋か?たしかあのときオーベムに何か技をかけられて...」
?「そう、お前はそこで倒れて寝てるところをここまで運んできたんだよ。」
ダ「うわっ!誰だ?」
?「俺だよ」
ダ「そ、その声はミツだな。どうやってここに話してるんだ?それより、何であんなことしたんだよ!」
ミ「ここにはテレパシーで話しかけている。オーベムの力だ。お前をここに運んだのもオーベムだ。お前はオーベムをどう思っているか知らんが嫌いにはならないでくれよ。そして、二つ目。オーベムには記憶を操る能力がある。サイコキネシスに近い力だ。だが、それはちと痛みがすごくてな...あれは麻酔みたいなもんだ。」
ダ「少し説明してくれればよかっただろ?それより、記憶を弄ったってどういうことだよ!変なことしてないだろうな?」
ミ「だからそうなるだろ?いろいろ面倒だと思ってな。先に眠らせたんだ。
記憶を弄ったってのは、この世界に必要なもの...『言語』をインプットしたのさ。これでお前はこの世界への仲間入りを果たしたわけだ。」
ダ「なるほど。ということは、俺はポケモンの言葉が分かるようになり、話せるようにもなったってことか。」
ミ「そうだ。試しにそこの本を読んでみろ。この世界のマニュアルみたいなものだ。それじゃあ、またな。」
ダ「おう。本当に助かった。今までありがとう。
1つ素朴な疑問があるんだが。何でおれにここまでしてくれるんだ?」
ミ「なんだ、そんなことか。困っているやつがそこにいる。助ける理由には不十分かな?
ていうのは冗談で、昔お前ににたやつがこの世界に来たんだ。そいつはもういないがな。お前と同じ、小さな炎が目に宿った勇気のある男だったよ。
それじゃ、これから頑張れよ。」
そこでミツの声は止まった。
---もういない、か。
彼はいったいどんな気持ちで生活してたんだろうな...
少し悲しい気持ちになる。
ダイスケは半ば何をしていいかわからなかった。
---とりあえずその本とやらを読んでみるか。
本を見るついでに部屋も見渡してみた。
ベッドの他にテーブル、タンスの中には衣類、窓にはカーテンがついており、壁は木材で作られている。壁はクリーム色で、全体的に明るく仕上げてある。
人間の作る家と変わらないじゃないか。というのがダイスケの意見だ。
本はそのテーブルの上においてあった。
その部屋には似合わない真っ黒な本を開けると、全く見たことのない文字が並んでいた。
しかし、ダイスケには読めた。何が書いてあるかが理解できる。
本には様々なことが書いてあった。
買い物の方法、併設されたパソコンについて、いろいろな器具の使い方等。
そして、ダイスケはある1つの項目に目を止めた。
それは、見慣れないものだった。
「ポケモン同士のバトルによる、勝負の勝敗を決することを禁ずる。テーブルゲームが、勝負の勝敗を決めるものとし、4年に一度、テーブルゲームの最上級者を決める行事『遊ポケトーナメント』を王主催で、開催する。」
---なんだこれ?テーブルゲームってなんだ?概要は100ページか。
ダイスケはページを進める。
《遊ポケトーナメント概要》
4年に一度開かれるテーブルゲームの最上級者を決めるトーナメント制の大会である。
出場者は5名でチームを組み、参加しなければならない。
登録は全国のポケモンセンターで行うことができる。
地区大会上位2チーム、その後地方大会を勝ち進んだ上位2チームに王低で、対戦する権利が与えられる。
そして、最後に勝利したものには、王が1つ何でも願いを叶える。
---・・・
---は?なんでもって...なんでもって、なんでもだよな?いやだけど無理だろ。流石に世界を行き来するなんてな...
お、下には何を願ったか書いてあるのか。
1997年 第一回優勝者...
億万長者になる
地方の長になる
貧しいポケモンにお金を寄付
億万長者になる
永遠の命
---へえ、ちゃんと5人分の願いを叶えてくれるのか。みんな考えることが違うんだな~。見てて面白いな
これは面白いと眺めているダイスケはある1つの願いが気になった。
2003年 第7回優勝者...
禁足地へ行く
---何でこんなとこに行きたがるんだ?危険なんじゃないのか?
ダイスケは禁足地についてかかれたページをひたすらに探した。
一番後ろのページにそれはあった。
《禁足地》
正と死の狭間の場所である。
ここはポケモンによって管理されており時空と空間を司っている。
ここに行き、その後連絡が途絶え、行方不明となった者があとをたたず危険性が高いと判断され、そのポケモンとポケモンツリーにより、立ち入り禁止の場所となっている。
---よくわからないな。なんで、ポケモンが消えるんだ?ちょっとパソコンで調べてみよう。
家でパソコンを使っていたダイスケは、家に設置されたパソコンを軽々と使いこなした。
検索ワード:禁足地
出てくるのは有名なポケモンのブログや、信憑性のない記事ばかり。
ダメだ...とがっかりしていると、履歴の欄に2003年のものがあり、内容は禁足地についてのものだった。
---2003年って禁足地に行ったやつがいる年じゃないか?
どれどれ。みてみるか。
開いてみると、ページは現れず、1つのメモ帳ファイルがダウンロードされた。
恐る恐る開いてみると、ある1つの映像が頭のなかに流れ込んできた。
そこには飛行機が飛んでいた。
そして、その飛行機から煙が出る。
その飛行機は、ダイスケの乗っていたものだ。
その飛行機の高度が落ちていき、墜落しようとするとき、一人の人間が投げ出された。
そして、
その人間は、青い空間に吸い込まれた。
場面は代わり、ポケモンツリーが見える。そして、人間はポケモンツリーの指す先、禁足地から出る青い空間から放り出された。
人間は幸福が重なったのか、空を飛んでいたオニドリルに、体を掴まれ森まで飛ばされ、そこでおとされ、下にあった木がクッションになり助かった。
という映像だ。
ダイスケはこれが自分に起きたことだと考えた。
そして、メモ帳を開く。
『やあ、ここはミツが所有している家だ。こんなとこに来るのは俺と同じ境遇のやつだけだろう。禁足地について調べたのもその証拠の1つだ。
さて、俺がここに書くことはすべて真実だ。
俺と同じ境遇ならば、自分の過去の映像が頭に流れたはずだ。ほんとうにそうなったなら、お前は次の文を読んでくれ。
まず..
お前は違う世界から禁足地を通りこの世界に来た。そして、お前は同じようにすれば、ここから出られる。
ただし、禁足地に行くことは事実上不可能だ。
ここまでいっといてなんだが、俺もそこに行く方法が思い付かない。
でも俺にはポケモン研究者になるという夢がある。多くのトレーナーに希望を与えたいという夢があるんだ。
絶対に禁足地にいってやる。
もしこの文章が残ってるなら、俺はこの世界から脱出したんだろう。
俺だって出られたんだ。
お前だって行けるはずだ。』
ダイスケはこの文章を読んで確信した。
彼はミツが前に助けた人間だ。そして、彼は死んだんじゃなくて、ここから脱出したんだ。
そして、この第7回優勝者はこいつだ。
カレンダーにかかれた年数は2103年。
ダイスケは闘志に燃えていた。
3000は個人的にやりすぎた気がします。
すいません。
次回、新たなキャラクターが登場する予定です。