バカとダイヤと召喚獣   作:アマノジャック

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アンケート2

【質問】僕の所属している文月学園の学園祭『清涼祭』が週末の土日にあります。各クラスから色んな出し物があるのですが、アナタが惹かれた内容を教えてください。


長谷川月日の答え
「メイド喫茶♪」

吉井明久のコメント
「三年Aクラスの出し物ですね…僕が二年生の時もそうでした。そういえば普段からメイド服ですけど…もしかして、単純にメイドが好きだからとかですか?」


サトノシュレンの答え
「世紀末焼きそば」

吉井明久のコメント
「1年Aクラスの出し物だけど…世紀末?」


サトノギャラントの答え
「ゴルシの焼きそば」

吉井明久のコメント
「何でゴールドシップさんが文月学園にいるのかな?」


第十四問 清涼祭1日目(その2)

 

場所は校庭の簡易ステージ…一般公開は3回戦からのため、集まってる生徒や観客は多くない。学園長からは3回戦まで不戦勝でいいと言われたが…ダイヤちゃんが1回戦から戦わないとフェアじゃないとのことでルパンちゃんと共に参加している。

 

「では試験召喚大会、1回戦を行う…互いの召喚獣を出してくれ。」

 

立会人は鉄人、相手は二年Fクラスの生徒。こう言うのはなんだけど…ダイヤちゃんとルパンちゃんが負ける未来は見えない。

 

試獣召喚(サモン)

 

4人の声が重なり…魔法陣から召喚獣が現れた。ダイヤちゃんは変わらずのミニスカ騎士。ルパンちゃんは…先週みた勝負服に大きなマントが追加されており、トランプを握っていた。

 

 

【社会】

トレセン学園 サトノダイヤモンド

303点(中学社会)

 

&

 

トレセン学園 サトノルパン

105点(地理)

 

VS

 

二年Fクラス 小津幕縁

43点(地理)

 

&

 

二年Fクラス 菅望

37点(世界史)

 

 

「300超え!?」

「いや、それよりあの子…中学生だぞ!?」

「マジかよ!?年上に見えてた!」

 

ダイヤちゃんの召喚獣に驚く2人。2人は道着だが…小津幕君のは分厚い反面、菅君のは薄い。柔道と空手って感じかな?武器は持って無いけど。

 

「「はぁぁあ!」」

「来てるぞ!」

「分かって……る?」

 

 

【社会】

トレセン学園 サトノダイヤモンド

303点

 

&

 

トレセン学園 サトノルパン

105点

 

VS

 

二年Fクラス 小津幕縁

Dead

 

&

 

二年Fクラス 菅望

Dead

 

 

勝負は一瞬だった。ダイヤちゃんのレイピアが小津幕君の胸を貫通しており、ルパンちゃんのトランプによる手刀?斬撃?が菅君の肩から斜めに捕らえていた。

 

「勝者、サトノダイヤモンド&サトノルパンペア。」

 

「やったねルパンさん!」

「……私たちなら当然。」

 

鉄人が勝者を淡々と言う。ダイヤちゃんとルパンちゃんはハイタッチをしていた。

 

「2人ともやりましたわね。」

「いやいや…点差あり過ぎだよ。勝って当然さ。」

「ダイヤ無しでも勝ってそうね。」

「でも勝ち勝ちだよね!」

 

カペラのみんなも喜んでる…うんうん。

 

「では、このまま2回戦を行う。準備はいいか?」

「「はい!」」

 

ん?ちょっと待って!?

 

「連戦させる気ですか!?」

「…俺も思ったがそういうルールだ。それに彼女たちが…」

 

「……問題無い。」

「その通りです!」

 

「ということだ。2回戦を始める!対戦相手はステージに来てくれ!」

 

一瞬で終わったから本当に疲れてないのだろうけど……次の対戦相手が出てきた。

 

「吉井先生…お久しぶりですね。」

「新房君!」

 

彼は去年二年Fクラスにいた生徒だ。最初は補習からよく逃げてたけど…鉄人の洗脳により、僕の補習からは逃げないようになった。その結果、自身の成績をかなり伸ばした生徒の1人である。

 

「吉井先生、去年から貴方のお陰で大きく成長できました。その成果をお見せしましょう。」

「一緒に勝とうね才童君!」

 

「両者、召喚獣を!」

 

試獣召喚(サモン)

 

 

【理科】

トレセン学園 サトノダイヤモンド

230点(中学理科)

 

&

 

トレセン学園 サトノルパン

17点(化学)

 

VS

 

三年Dクラス 新房才童

120点(物理)

 

&

 

三年Dクラス マックスポイント

98点(地学)

 

 

「…ルパンさん?」

「……ごめんねダイヤ。理系はちょっと…」

 

ダイヤちゃんとルパンちゃんのやり取りにどこかデジャブを感じる。…あ、新房君ってDクラスになったんだ。成長したな…

 

「…他校の生徒でも手加減はしないから。」

「もちろんです!やぁ!」

「……1秒でも長く引き付ける。」

「さっさと片付ける!」

 

ダイヤちゃんVS新房君、ルパンちゃんVSマックスポイントさんと1対1の戦いとなっていた。

 

「…お上手ですね。」

「…これでも召喚戦争を何度も経験してるからね。」

 

「……えいっ!」ビュン

「結構粘るわね!」

 

 

【理科】

トレセン学園 サトノダイヤモンド

170点

 

&

 

トレセン学園 サトノルパン

17点

 

VS

 

三年Dクラス 新房才童

100点

 

&

 

三年Dクラス マックスポイント

68点

 

 

「ダイヤが追い込まれてますわ!?」

「ルパンが倒されるのも時間の問題だ…」

「ダイヤ…」

「ううう…頑張れ2人とも!!」

 

今まで一方的に追い込んでダイヤちゃんだったが…新房君の操作の上手さにより今回は少しずつ削られている。ルパンちゃんも何とか回避しつつマックスポイントさんを攻撃しているが…1回でも食られば戦死だろう。

 

「ならっ…!」

「…何をする気か知らないけど…このまま倒す!」

 

「……っ!」サッ

「よし…あれ?倒せてない!?」

 

 

【理科】

トレセン学園 サトノダイヤモンド

90点

 

&

 

トレセン学園 サトノルパン

3点

 

VS

 

三年Dクラス 新房才童

60点

 

&

 

三年Dクラス マックスポイント

59点

 

 

「マックスさん、そっちはいい!こっちを倒す!」

「えぇ!」

 

「ルパンさん!……。」ボソボソ

「……了解!」

 

マックスポイントさんの攻撃が当たったもののルパンちゃんはギリギリで耐えた。それを見た新房君はマックスポイントさんにダイヤちゃんへと狙いを変えるように指示をする。

 

「とどめだ!」

「えいっ!」

 

「……」

 

武器を構えてダイヤちゃんへ迫る2人。そこへルパンちゃんが守るようにダイヤちゃんの前に立ち塞がり…持ってるトランプを周り撒き散らす。

 

「撹乱か!もう1人の子の攻撃が来るぞ!」

「えぇ!」

 

今度はダイヤちゃんの攻撃を警戒する2人…しかし、既にトランプの中からダイヤちゃんの武器が飛んできており…

 

「きゃっ!?」

「マックスさん!?」

 

 

【理科】

三年Dクラス マックスポイント

Dead

 

 

マックスポイントさんの反応が遅れ、レイピアが頭を貫いて戦死した。そのままルパンちゃんが新房君の前へと突っ込んできて…レイピアを回収しつつ、ダイヤちゃんへと投げる。そのまま、新房を取り押さえようとするも…

 

「くっ…この!」ブンッ

「……ダイヤ、後は任せた。」

 

 

【理科】

トレセン学園 サトノルパン

Dead

 

 

反撃をもらい戦死した。しかし、ダイヤちゃんが攻撃するには十分過ぎる隙が出来ており…

 

「はぁ!!」

「しまっ…!?」

 

 

【理科】

トレセン学園 サトノダイヤモンド

50点

 

VS

 

三年Dクラス 新房才童

Dead

 

 

「勝者、サトノダイヤモンド&サトノルパンペア。」

 

ダイヤちゃんの召喚獣のレイピアが新房くんの召喚獣の胸を突き刺し勝利した。

 

「…勝てなかったか。」

「ごめんね才童君…」

「ううん。僕が指示を間違えたから…僕こそごめんね。」

「…ねぇ才童君。この後、一緒に…」

 

落ち込む新房君にマックスポイントさんが声を…ん?

 

「異端者発見!女子と話した罪により連行する!」

『了解!』

 

「ぎゃあぁぁぁ!!」

「さ、才童君ー!?」

 

「Fクラスから逃れても…俺たちから逃れれると思うなよ!」

「男とは…」

『愛を捨て、哀に生きる者!』

 

そのまま謎の黒い集団に連行されていった。

 

「吉井トレーナー、アレは何ですの!?」

「あぁ、FFF団だよ。懐かしいな…」

「懐かしい!?今、懐かしいと言いました?」

「堂々と人が拐われているわよ!?見逃していいの?」

「え?まぁ、文月学園ではよく見る光景だし…」

「よくあるの!?」

 

カペラのみんなからツッコミが入る。…ダイヤちゃん、そんなのをキラキラした目で見ないで。アレは文月学園の恥だから。何はともあれ…ダイヤちゃんとルパンちゃんは見事に1,2回戦を勝ち進んだ。

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