【問題】剣豪の佐々木小次郎が持ったとされる刀の名前を答えてください。正式な名前でなく通称の名前でもいいです。
サトノダイヤモンドの答え
「備前長船長光」
吉井明久のコメント
「正解。まさか普通に刀の名を答えてくれるとは…」
サトノシュレンの答え
「正式な名前は不明。刃渡りだけで3尺(1mくらい)ある長刀だったとは記録されている。」
吉井明久のコメント
「よく知ってたね…これも正解にするよ。」
サトノギャラントの答え
「物干し竿」
吉井明久のコメント
「正解。この答えに安心を覚えてる僕がいる。」
『さぁ、いきなり2対1となってしまいましたが…横布君はどうするのでしょうか?』
召喚大会もいよいよ決勝戦。ダイヤちゃんとルパンちゃんは靴剣さんを倒したことで、後は横布君だけなのだけど…
「…円、俺1人で勝つことになってすまないな。」
「別に…私が勝手に突っ込んだせいだし。逆に決勝戦まで私が1度も戦死してないのが奇跡的よ。てか、まだ試合は終わってないからね。勝ってから言いなよ。」
「…そうだな。」
次の瞬間、横布君の召喚獣の腕輪が光る。
『ここで横布君、高得点者の特権である特殊能力を発動!どのような能力なんだ!!』
「……ダイヤ!来るよ!」
「はい!何が来るにしても…まずは距離を取りましょう!」
「……了解!」
そのまま、召喚獣を後ろへと下げて横布君から距離を取る2人。しかしルパンちゃんに狙いを定めたのか、横布君は一気に距離を詰めて日本刀で切りかかった。
「……速い!けど、ここまで離れてるならトランプで…」
「爆伸。」
「……そんな!」
【国語】
トレセン学園 サトノルパン
Dead
VS
三年Aクラス 横布涼生
352点(現代文)
日本刀の攻撃範囲外からトランプを投擲しようしたルパンちゃんだったが、横布君がキーワードを唱えたことで日本刀が大きく伸び…そのまま切られ戦死した。
「ダイヤ!すぐに攻撃!」
「はいっ!!」
戦死を悟り、ルパンちゃんは最後に日本刀を掴むとダイヤちゃんへ指示を飛ばす。戦死した召喚獣はすぐに消えるものの、ルパンちゃんのしたそれは僅かな隙となり、ダイヤちゃんにとっては大きな攻撃チャンスとなったのだ。
ダイヤちゃんはそのまま横布君へと距離を詰め、渾身の突きを放つ。長ければ長いほど扱いにくくなる日本刀…今からダイヤちゃんのところまで振り回しても確実に間に合わない。ダイヤちゃんと横布君の点数差は現在30点ほどまで縮まっており、もしこの攻撃が当たれば戦死かそれに近いダメージを与えることもできるだろう。…当たればね。
【国語】
トレセン学園 サトノダイヤモンド
312点
VS
三年Aクラス 横布涼生
303点
「──え?」
「流石にこれくらいの対策はしてるよ。点数を逆転されるとまで思ってなかったけど。」
『サトノルパンさん戦死!サトノダイヤモンドさんがすぐに攻撃したものの…横布君、ダメージは負いましたが見事な返しです!』
結論を言おう。ダイヤちゃんによるレイピアの一撃は…失敗した。確かに日本刀は届かない…横布君自身も回避できない…ならどう対処したのか?答えは"鞘"である。左手で鞘を掴み、レイピアの突きを反らした。流石に無傷とまではいかなかったが、それにより大きく自身へのダメージを減らしたのだ。
そのまま距離を取り、仕切り直す2人。レイピアを水平に構えるダイヤちゃんに対して、右手に元の長さに戻った日本刀、左手に鞘で二刀流の構えを取る横布君。しばらく互いを見つめ合い…最初に動いたのはダイヤちゃんだった。
「やあぁぁ!!」ブンッ
「甘い。」ガキンッ
「…くっ!」
横布君はダイヤちゃんの攻撃を鞘で流して、日本刀で切りかかる。
【国語】
トレセン学園 サトノダイヤモンド
277点
VS
三年Aクラス 横布涼生
293点
『サトノダイヤモンドさん、攻撃を仕掛ける!しかし、これを横布君は見事に対処!ここで点数は再び逆転だ!』
再び定位置に戻る2人…ダイヤちゃんがやや押されていた。突きの攻撃が通らない以上、同じことは繰り返すのは悪手だ。しかし、またダイヤちゃんから動いた。
「はあぁぁ!!」
「また同じ手か……ん?」
「やぁっ!」ゲシッ
「…ピンク。」
「そこっ!」ブンッ
【国語】
トレセン学園 サトノダイヤモンド
272点
VS
三年Aクラス 横布涼生
201点
『何と!サトノダイヤモンドさんの蹴りが決まった!予想外だったか横布君、反応が遅れてしまったぞ!』
突きを行うダイヤちゃんだったが…鞘に当たる前にレイピアを止めて、ハイキックを行った。そして、横布君の注意はスカートの中へと逸れ…ダイヤちゃんの突き攻撃への対処が遅れ、ダメージを負った。
「…涼生?」
「召喚獣って結構クオリティ高かったんだな。」
「それは…何を見ての感想かしら?」
「パンツ。」
「あんたねぇ…」
その後も戦いは続く。レイピアの突きと蹴りを中心に攻めるダイヤちゃんに対して、日本刀の斬撃と鞘の打撃で反撃する横布君。そして…
【国語】
トレセン学園 サトノダイヤモンド
52点
VS
三年Aクラス 横布涼生
43点
『互いが互いに譲らない!しかし、サトノダイヤモンドさんがやや有利の戦況だ!』
「頑張れダイヤ!!」
「そのまま押しきって!」
「負けんな横布!」
「代表!いけいけー!」
「先輩頑張れ!!」
ダイヤちゃんの応援をするチームカペラと横布君の応援をする文月学園の生徒……いや、半分くらいの男子生徒がダイヤちゃんを応援してるな。気持ちは分かるけど。2人はまた互いの様子をうかがっていた。
「…次で終わらせようかな。」
「そうですね…」
2人の召喚獣が同時に距離を詰めてきた。日本刀とレイピアがぶつかる…と思った次の瞬間、ダイヤちゃんはレイピアから手を離したことで日本刀の斬撃が空振った。
「これって…」
「昨日もしてた…」
「涼生!尻尾で掴んでくるわ!」
「問題な…」
「はぁっ!」シュルッ
「…え?」
レイピアを尻尾で掴む場所を予想し、鞘を構えた横布君…しかし、尻尾は横布君の鞘を捉えて引き寄せた。これにより、横布君の召喚獣の体勢が崩れた。
「終わり…です!!」ゲシッ
「しまっ…!」
【国語】
トレセン学園 サトノダイヤモンド
52点
VS
三年Aクラス 横布涼生
Dead
ダイヤちゃんがレイピアごとハイキックを行い…それは横布君の喉を貫いた。消滅する横布君の召喚獣。つまり…
『決まりました!!サトノダイヤモンドさん&サトノルパンさんペアの勝利です!!これは終始見事な戦いでした…皆さん、4人に大きく拍手をお願いします!』
パチパチパチパチパチパチッ!!
「おめでとうサトノダイヤモンド!!」
「サトノルパンさん、次のレース見に行くね!」
「カッコよかったよ!!」
観客席から割れんばかりの歓声と拍手が響き、ダイヤちゃんとルパンちゃんが輝く笑顔で応える。チームカペラのみんなに笑顔を見せて、手を振ってきた。なので僕の軽く手を振るとダイヤちゃんがさらに眩しい笑顔となった。おめでとう2人とも。