【問題】日本で最も南にある島の名前は何でしょうか?
サトノダイヤモンドの答え
「沖ノ鳥島」
吉井明久のコメント
「正解。満潮時には2つの露岩を除いて沈んでしまうから政府によって護岸工事が施されているよ。」
サトノラーゼンの答え
「南鳥島」
吉井明久のコメント
「南って付いていてややこしいけど不正解。それは日本で最も東の島の名前だよ。」
サトノエトワールの答え
「鹿児島県」
吉井明久のコメント
「確かに『島』が付いてる都道府県の中では最も南だけど…今回の問題で聞いているのは最も南にある『島の名前』だよ。まずは落ち着いて文章を読もう。」
「採点完了っと。それじゃあ、データを入れてくるから反映されるまで待っててもらってもいい?」
『はい!』
今日はチームカペラのメンバーにテストを受けてもらった。参加者はアラジンちゃん、ラーゼンちゃん、クラウンちゃん、エトワールちゃん、ダイヤちゃんの5人だ。残りの4人は近日にレースを控えているのもあり…あれ?答案用紙が1人多い?
「シュレンちゃん?新潟大賞典があるって…」
「登録はしていたが…除外となった。前走のOP戦で活躍できなかったから当然だが…無念だ…」
「そっか…」
コホン!とにかく、残りの3人は月日トレーナーとトレーニングをしていた。そして僕らは、他のウマ娘たちの邪魔にならないようトレーニングコースの片隅を陣取らせて貰っている。
「それじゃあ…戦闘用の召喚フィールドを展開するから…『
『
6人が呪文を唱えると魔法陣からそれぞれの召喚獣が現れた。みんながどんな姿になったのか、見てみるとしよう。
【数学】
ウマ娘 サトノシュレン
115点
「ふむ…」
シュレンちゃんは軽い緑の甲冑に肩から羽のような飾りが付けられた召喚獣。多分、これが彼女の勝負服なのだろう。武器は…弓矢。しかも、矢先には火が付いてる。この点数にしては武器が豪華な気がしなくもない。
【数学】
ウマ娘 サトノアラジン
88点
「わあぉ♪」
アラジンちゃんは黄色のターバンに薄黄緑色のトーブと某映画で出てきた王子様のような姿だ。ただし、走りやすさを重視してか、足の露出は多い…これも彼女の勝負服になるのかな?武器は巨大な金色ランプを片手で担いでいた。
【数学】
ウマ娘 サトノラーゼン
65点
「…カッコいいね。」
ラーゼンちゃんはシュレンちゃんよりもゴテゴテな緑の甲冑を纏い、大きな両手剣を構えていた。…走りにくそうだし、これは流石に勝負服じゃないよね?
【数学】
ウマ娘 サトノクラウン
2点
「
クラウンちゃんは…うん。ボロボロの体操服を着ていた。サトノ家を象徴する黄色も緑も見られない。…1問目からの解答がずれてたからなんだけどね。たまたま連続で解答が被った所があったから0点じゃなかったというだけの話だ。勝負服以前の話である。
【数学】
ウマ娘 サトノエトワール
39点
「うぅ…何でみんなはこんなに点数取れてるの?」
エトワールちゃんは緑の半袖トレーナーと短パンにたくさんの星が付いた格好に虫取網を持っていた。…流石にこれも勝負服じゃないよね?
【数学】
ウマ娘 サトノダイヤモンド
230点
「…」
前にみているが、ダイヤちゃんの召喚獣はミニスカートの緑の騎士。武器としては細い片手剣を腰に差していた。これがダイヤちゃんの勝負服になるかもしれない。とにかく!これで6人の…
【数学】
ウマ娘 サトノクラウン
Dead
「
「はーい、戦死者は後で補習ね。とりあえず、邪魔にならないようにこっちに来てね。」
訂正、5人の勝負が始まった。勝負が着くまで、クラウンちゃんには見学をして待ってもらうとしよう。
「シュレンさん!行きます!」
「来い!エトワール!」
「えい……あれ?あぁ!?」
【数学】
ウマ娘 サトノシュレン
115点
VS
ウマ娘 サトノエトワール
Dead
エトワールちゃんはシュレンちゃんに虫取網を振るうも呆気なくかわさせ、火の矢を頭に当てられ脱落した。
「大きいは…強い!!」ぶんっ
「いや、遅すぎるわよ!?」さっ
「そこですっ!」
「なっ!?」
「……あ。ダイヤのこと忘れ…」
【数学】
ウマ娘 サトノラーゼン
Dead
&
ウマ娘 サトノアラジン
Dead
VS
ウマ娘 サトノダイヤモンド
230点
武器が空ぶったラーゼンちゃんとそれに気を取られていたアラジンちゃんに隙が出来る…そこをダイヤちゃんは素早く剣先を伸ばしていき、2人まとめて串刺しにして脱落させ、そのまま剣を引き抜いた。
「やりました!次は…」
「私とタイマンか…」
「いきますよシュレンさん!やぁ!」
「ふんっ!」
「…!上手ですねシュレンさん。」
「これでもチーム内では年長だからな。」
【数学】
ウマ娘 サトノシュレン
115点
VS
ウマ娘 サトノダイヤモンド
192点
火の矢がダイヤちゃんの肩へと当たり、点数を削る。点数差があるため致命傷ではないが…そこそこのダメージが入る。その後もシュレンちゃんは矢を構え直し攻撃の手を緩めず、火の矢を発射し続けた。
「凄い攻撃!ですが…距離を詰めればこっちのものです!えいっ!」
「あまいあまい!そう簡単に近づけさせ……弾切れだと!?」
「終わりです!」
【数学】
ウマ娘 サトノシュレン
Dead
VS
ウマ娘 サトノダイヤモンド
160点
火の矢が射てなくなった隙を突き、ダイヤちゃんの片手剣がシュレンちゃんの胸を貫いていた。
………
「ふむ…ダイヤには負けたが、なかなか面白いものではあったな。」
「…ワタシの剣、誰にも当てれなかった。」
「ラーゼンの武器は大きくて目立つから誰を狙ってるか丸分かりよ。それに当てれなかった時の隙も大きいし。」
「私がシュレンさんを攻撃しても点数を減らせなかったです…もっと点数取らないと…」
「エトワールはまだ良いわよ…私なんてジャンプした時に挫いただけで終わったのよ…まぁ、シュレンさんとダイヤの戦闘は見応えがあったけど!」
「…腰を落として…こう!」
戦闘が終わり、それぞれの感想を言い合う6人。先ほどの戦闘はクラウンちゃんの脱落から、エトワールちゃん、ラーゼンちゃん、アラジンちゃん、シュレンちゃんと順に脱落しダイヤちゃんが勝者となったのだ。戦死者がいるので補習…でもいいのだけど、その前にレースでのデータを集めることにしよう。……ギャラリーの視線も気になってきた所だ。
「このまま、レース用の召喚フィールドに変えるつもりだけど…準備はいい?」
『はい!』
『
白金の腕輪により召喚フィールドが東京レース場仕様へと変わる。
『
【社会】
ウマ娘 サトノシュレン
92点(世界史)
VS
ウマ娘 サトノアラジン
77点(地理)
VS
ウマ娘 サトノラーゼン
84点(中学社会)
VS
ウマ娘 サトノクラウン
95点(中学社会)
VS
ウマ娘 サトノエトワール
55点(中学社会)
VS
ウマ娘 サトノダイヤモンド
305点(中学社会)
再び6人が召喚獣を呼び出した。先ほどの違いは全員の武器が無いことと、クラウンちゃんの召喚獣が緑のチャイナドレスを纏っているところか。そして…周りのギャラリーの数も多くなる。
「おいおい、謎のコースが発生したって聞いたから着てみたけど…あれって吉井トレーナーだよな。本当にチームカペラにいるじゃねぇか…」
「…ウマ娘の召喚獣だけで走らせる気か?どんなトレーニングになるんだ?」
「今回用意出来たのは1600、2000、2400mの3パターン。3Dホログラムの長谷川トレーナーが1勝クラスの平均タイムで走るから、それに自身の召喚獣の動きを合わせてみて。今回はコースでの操作に慣れてもらうためだから…各距離を3回ずつ行おうかな。好きな距離を選んでね…適性にあったのでもいいし、全部でもいいよ。」カチカチ
白金の腕輪を操作しつつ、半透明な月日トレーナーを呼び出した。3Dホログラムと言いつつも大きさは召喚獣と同じ…まぁ、干渉出来ないんだけどね。とりあえず、ゲートを1600mの所に設置する。成果があれば今週のG1に走るルパンちゃんの力になれたかも………いやいや、今は余計なことは考えないでおこう。
「…私は2000と2400に参加しよう。」
「私は全部参加するわよ♪」
「…むぅ。…ワタシは全部で。」
「私はシュレンと同じの2000と2400で。」
「わ、私もシュレンさんとクラちゃんと同じで!」
「私は当然、全部いきますよ!」
「待ちなさいダイヤ!アナタに1600は微妙でしょう!」
「クラちゃん!?こ、これはあくまでトレーニングだし…」
「いいよいいよ。こっちもデータが多くなるからありがたいよ。」
「ほらっ!吉井トレーナーもこう言ってるよ!」
「もう…」
「あ、展開次第で月日トレーナーのスピードは変えていくからずっと一定だとか思わないようにね。」
何はともあれ、ゲートにアラジンちゃん、ラーゼンちゃん、ダイヤちゃんの召喚獣が収まった。そして…ゲートが開いた。
「…」すいー
「吉井トレーナー。月日ちゃんって水平に滑っているだけに見えるのだけど…」
「ごめん…走るモーションまでは用意出来なかったよ。」
先頭を走るのはアラジンちゃん、続いて月日トレーナー、ラーゼンちゃん、最後方はダイヤちゃん。最後の直線…
ホログラム 長谷川月日
??点
VS
ウマ娘 サトノアラジン
28点(地理)
VS
ウマ娘 サトノラーゼン
35点(中学社会)
VS
ウマ娘 サトノダイヤモンド
170点(中学社会)
点数はダイヤちゃんがまだまだあり…どんどんスピードを上げていく。
「やあぁぁあ!!」
「嘘だろ…」
「ダイヤに…マイルで負けた…」
そのまま大外からダイヤちゃんが全員を差しきって勝利した。そのまま科目を変えて2000m、2400mを行ったものの…点数の高かったダイヤちゃんが圧倒した。
………
「うぅ…疲れたよぉ…何か、頭痛い。」ズキズキッ
「お疲れエトワール…多分、こういう集中力のいることって普段からしないからね…アメでも食べる?」
「ありがとうアラジンちゃん~」パクッ
「ダイヤが1番上手く操作出来ていたように見えるな。」
「…これも点数の差?」
「可能性は高そうだ。」
「…ワタシ、吉井トレーナーへ協力するに傾きそう。…シュレンさん、勉強教えて。」
「ダイヤがいいのでは?」
「…シュレンさんがいい。」
「スピードを上げるには…こうして…それで…」
「ダイヤ!?アナタ、まだ操作できる余裕があるの!?」
「うん?これなら何時間でもトレーニング出来そう!」
「ウソでしょ!?」
「クラちゃんもパソコンとずっとにらめっこ出来るでしょ?あんな感じで…」
全コースと各召喚獣の操作が終わる…全員が疲労な顔の中、ダイヤちゃんだけがまだ召喚獣で遊んでいるけど、よし!とりあえず、色んなデータが取ることが出来た。1つ分かったことを言うと…これでは距離適性は関係ないことかな。ダイヤちゃんがマイル適性無いのに点数で圧倒していたからね。
気がつけばギャラリーもいなくなっている…まぁ、まだまだ発展途上のトレーニングだ。レース場の数、3Dホログラムの動き、接戦時の判定、その他諸々と僕がこれからしていく課題も多い。…これって文月学園の教師としての仕事であって、チームカペラのサブトレーナーとしての仕事はまた別にあるんだよね。と、とにかく!今回取れたデータからより良い物にしていきたいな。
「カペラのトレーナー、すげぇよな。あっちで担当の指導しながら、こっちで召喚獣を見ずに操作するって。」
「サトノの人間なら当然なのかも…」
「あー、吉井トレーナーが羨ましいー!」
「ご主人様って呼ばれてー!」
…何か変な誤解が生まれてるけど…ま、いいか。とりあえず、今からダイヤちゃん以外の子たち全員の補習をしないと。