ドキプリ世界で蒐集家   作:大きいお友達

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第九話「大人と子供。普通なら一発アウトです」

 マナに町の案内を頼んだが正直必要はない。何しろサーチャーでこの街のありとあらゆることを調べつくしたからな。なんならマナに案内できるくらいには詳しくなったつもりだ。そのうち他の場所の調べようかな? いや、面倒だしやめるか。

 

 そんなわけで約束の日を迎えたわけだがマナは約束の10分前に到着するように余裕をもって家を出た。私服も中々可愛らしいと言えるもので中々似合っていると思う?そんなマナであるが案内する事に対して他のプリキュアからは前日まで反対されていた。俺が危険すぎるからと。だがマナはそんな反対を振り切って約束を守ろうとしてくれている。これは俺も約束を反故になんて出来ないじゃないか。最初から反故にする気もないがな。

 

「マナは約束を守ってくれているのは知っている。だから後ろの者達に関しても見逃すことにしよう」

 

 友達が心配なんだろう。マナの後ろには三名程後をついてくる者達がいたがそれに関して何かを言う気はない。ぶっちゃけ、ついてきてくれた方が面白そうだからな。

 

「……さて、では始めようか」

「お待たせしました」

 

 約束の地、学校の正門前で経っていれば到着したマナに声をかけられた。ふむ、今気づいたが彼女の声は鬱ゲーに登場するロシアのスカーレット? だがスターダスト? だが忘れたが第一人称最悪で以来名前すら覚えなくなった奴の声に似ているな。あっち嫌いだからあっちがマナの声に似ていると判断しよう。

 

「それじゃぁ早速お願いしようかな」

「それは良いけど。どういったところを案内すればいいの?」

 

 む? それもそうだな。マナがよくいく店でもいいがからかってみたい気持ちもある。町の大通りから外れた地にひっそりとたたずむ大人のおもちゃ屋に誘導させて顔を真っ赤に……なるのか? 知識ない場合??? で終わるし別にいいか。むしろ後ろで睨んでくる3人組の方が詳しそうだ。

 

「んじゃマナが案内したい良い店にしようかな」

「んー、それなら……」

 

 そうして始まった案内改めデート? だがマナのセンスがいいのか案内される場所は何処も高評価をつけられる場所ばかりだ。中学生だから高価な店は紹介されなかったがそれを差し引いても高評価を上げたくな場所ばかりだ。素晴らしい。

 

「ふむ、美味い」

「それは良かったよ」

 

 アイスなんて久しぶりに食ったが中々良いぞ。確か転生前は……21? とか言う店のアイスが好きだったんだと思う。あれ? アイスのはずなのにハゲが頭に浮かぶぞ?

 

「むむむ?」

「どうしたの?」

「いや、なんかハゲが頭に……」

「ハゲ?」

 

 まぁ、マナに言ってもわからない事だな。前世の事だし。

 

「それよりもマナは結構フレンドリーに話すな。一応年上なんだが」

「うぇ!? 敬語の方がよかった、ですか?」

「んいや? 全然」

 

 敬語に拘りなんてないしな。言語なんて相手に伝わればいいんだし。

 

「そ、そう?」

「それよりもマナは何故プリキュアになったんだ? まぁ、ジコチューの現場に偶然出くわしてそのまま成り行きで、って感じだろうけど」

「アハハ、大正解」

 

 マナの性格的にそんな感じだと思ったぜ。いや、アニメではよくそういった事が多いからな。魔砲少女もそんな感じだったはずだ。闇の書の主、尾上? 相模? だが忘れたが名前ひらがなのロリっ子も事故に巻き込まれて覚醒だったと思う。いや、戦いに巻き込まれてか? なんだか最近記憶している事があまり思い出せなくなってきているが一体どうしたのやら。

 

「しかし、ロリっ子のくせして中々やるな」

「そのロリっ子って言い方やめて欲しいかな」

 

 まぁ、あまりいい気分はしないか。そう呼ばれて喜ぶ奴なんて……爆裂ばっか言ってた少女くらいか? あれ? どうだっけ? Mだったっぽいのは覚えているがどうだっけ?

 

「ロリっ子はロリっ子だろう。まぁそれよりも、だ。今後はジコチューも強くなるだろうしあまり深入りは禁物だぞ?」

 

 その場合ジコチューがあふれてバッドエンドだろうがな。

 

「ううん。止めないよ」

「知ってたよ。これでやめるくらいの奴なら興味は失せていた」

 

 マナならどんな状況でも諦めないだろうからな。そんな強い所が興味を惹かれる理由でもあるからな。

 

「ん? マナ、口にアイスがついているぞ」

「え? ほんと!?」

 

 口元にチョコアイスがついている。……白色だったら大きいお友達が歓喜するかもしれないな。……いや? 変態的趣向の持ち主ならひらめくかもしれん。食事中に考える事じゃないな。

 

「ほらよ」

「……?」

 

 ハンカチを取り出して拭こうとしたところを指ですくって舐める。うまし。お、予想通り監視人たちがガタリと動いたな。一方のマナは何をされたのか分かっていない様子だが……。

 

「~~~っ!!??」

「おお、真っ赤っか」

 

 期待通りに真っ赤になってくれたぜ。これなら桃ロリじゃなくて赤ロリだな。ヴィータかな? ん? ヴィータって誰だ?

 

「な、なにを!?」

「いや、世の女性はイケメンにこれをやられるとノックバックすると何かで見た気がするからな。実践してみた」

「ソースがあやふや!」

 

 仕方ないだろ。だって覚えてないんだもん。ん? イケメンの部分はって? 知るか。

 

「さて、アイスも食ったし町の案内の続きに戻ろうか。あ、昼は安心してくれたまえ。俺のおごりだ。好きなものを食べるといい」

「わ、わーい。うれしいなー」

 

 何やら若干棒読みだが構わないだろう。さぁ、楽しい楽しいデート? の続きといきましょうかね。

 

もし続編を出すならどのプリキュアが良い?

  • ハピネスチャージプリキュア!
  • 魔法つかいプリキュア!
  • キラキラ☆プリキュアアラモード
  • HUGっと!プリキュア
  • ひろがるスカイ!プリキュア
  • 小説版ドキプリ
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