日本国自衛軍   作:ストライクフランカー

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ぶっちゃけトルーマンが出るのこの話だけかな


巻きのプロローグ

 

 

 1945年2月某日未明、FDRことフランクリン・デラノ・ルーズベルト大統領が死去した、原因はミッドウェーで自らの機動部隊と引き換えに相討ちに持ち込み、その後も戦略を覆しかねない程の大規模な戦術的勝利を積み重ね驚異の戦闘力を発揮する日本軍兵士のせいで増えていく空の棺桶により高まる政権内からの批判と血圧によるストレス性心不全である。

 

 

 ルーズベルト大統領死去の報告を受けたトルーマンはそのあまりの衝撃に「ここは誰!私はどこ!?」と激しく狼狽した事が情報公開された秘書の手記から明らかになった

 

 それからのトルーマン大統領は人が変わったかのようにルーズベルト路線を全否定した、具体的には対ソ援助物資の停止及び原爆投下の中止であった、対ソ援助物資停止についてはもはやナチス・ドイツの終わりは目に見えてるのだから必要無いというのと帝政ロシアの債務を踏み倒した前科者にこれ以上の援助は如何なものか?という建前であった、建前と表現したのは戦後のトルーマン大統領が過激な反共主義者(コミュニスト=スレイヤー)としての本性を表したからである、日本への原爆投下中止については戦後の米ソ対立構造を見据え、ある程度の軍事力を持った友好的な衛星国として日本をアジアの反共防波堤として活用する為であるとされており、その流れで日本の側から降伏しやすい様に降伏案の変更が行われた

 

 ○天皇の戦争責任は不問

 ○軍部の徹底的な民主的改革・再編

 

 とした、これなら日本も降伏してくれるだろうとトルーマン政権の誰もが思ったがトルーマン大統領は1人不安そうな顔をしていたという、実際、アメリカが降伏の条件を下げた事で調子づいた軍部、そして新聞社は「これも全ては神州不滅の皇軍の奮闘が呼んだ成果であり、もう一押しすれば白紙講和も可能」と吹聴したという

 

 

 後世から見たらお前は何を言ってるんだと思いたくなるような思考だが人間というものは苦しければ苦しい時ほど僅かに見えた都合のいい光に縋りたくなるのである、それも当時の手前勝手な楽観主義、独断専行、横紙破り、硬直性、惰性、事勿れ主義の蔓延る軍上層部である。

 

 そこで水面下でソ連の対日参戦がリークされた、当然日本政府は当初はアメリカの罠であると疑っていたものの関東軍によって満ソ国境沿いに積み上がっていくソ連軍の部隊が確認されると日本政府はパニックになった、なんせ19世紀末からの日本人にとって南下する露助は恐怖の象徴であった

 その後速やかに中国戦線に投じていた兵力を満州に集結させた日本軍であったがあの精強無比のドイツ機甲師団を踏み潰したスチームローラーと恐れられる程に肥大化したソ連地上軍の無停止梯団攻撃により関東軍の築いた防衛線は突破され、朝鮮半島まで追い込まれた。

 しかし樺太・千島列島方面はアメリカのレンドリースを打ち切られ、脆弱な海軍力しか持たないソ連が占領出来るはずもなく増強された現地守備隊の奮闘により樺太・千島列島から完全に叩き出された

 この時点で民意のレベルで心が折れた日本はアメリカの条件付き降伏を受け入れた

 

 大日本帝国は満州をソ連に奪われ、朝鮮はアメリカ主導で独立し、南洋諸島はアメリカが領有する事になり戦前と比べて大幅にその領土・勢力圏は縮小した

*1

 しかしながらアメリカによって行われた日本の民主化は大部分が日本人に好意的に受け入れられた

 ○女性の政治参加

 ○独占禁止法

 ○小作人制度の廃止

 ○農地買い上げ、そして元小作人への安価での払い下げ

 ○学生改革

 ○労働法改革

 等である

 しかしながら悪名高き治安維持法などは治安破壊防止法と名前だけ変えて、過剰な拷問こそ無くなったものの概ね今まで通りの活動を続ける事となった

 

 

 そしてアメリカ政府内で揉めに揉めたのが日本の再軍備である、トルーマンとしては軍部の新兵から幹部、将校の教育システムを丸ごとアメリカ式にすればそれで良いと判断したが対日強硬派はそれだけでは不十分であると訴えた、そこで対日強硬派らに配慮する形としての言い訳が日本の軍隊は侵略の為の軍隊ではなく自衛の為の軍隊、つまり「自衛軍」であると……

 

 

 

 

 

 

*1
領土は史実+樺太全島・千島列島、台湾である




次の投稿は来週中に出来たらいいかな
それと蒋介石とか中華民国は海南島辺りに行ったんじゃない?

自衛軍の階級呼称どうしよっかなー
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