フォルゴレの印象、ヒロアカキャラ。
緑谷出久→ヒーローじゃなくてコメディアン。なんかジャンル違い。悪くは言わないが良くは思ってない。目立つ形で個性を使わないのも理由の一つ。
麗日お茶子→乳をもげ♡の人。
飯田天哉→ハワード先生が彼は伝説のピッツァ屋さんだと言っていたな、「う・そ」、ハアアアア!!
轟焦凍→誰?(実家でクレ◯ンしんちゃんや銀◯のように教育に良くないからと子供に見せない感じだった)。
爆豪勝己→やかましいコメディアン。コレから何を学べってんだコラアアアアアア!!
オールマイト→彼はヒーローではないかもしれない。けれど誰かを救う素晴らしい人物だ。
オールフォーワン→ジャンル違い感が凄くて敵意すらわかない。もしやそれが個性か?いらない。
ドクター→あの素体があれば脳無はより強く、なんかバグりそうだしやっぱりいらない。
死柄木弔→乳をもげ♡の人。
ステイン→ヒーローの印象を地に落とす外敵、抹殺対象。
ヒーロー公安委員会→はやく国へ帰れ。
緑谷成二、轟焦凍の職場体験。
都市部にそびえ立つ巨大なビル。
そこがエンデヴァー事務所。
三十人以上もいるサイドキック達は、『炎のサイドキッカーズ』と呼ばれ、その実力はランキングに載るプロヒーローにも劣らないとされる。
「ようこそエンデヴァー事務所へ!!」
威圧感あるエンデヴァーとは違い、サイドキック達は元気でフレンドリー。
まるでリーダーに足りないモノを自分達で補おうとしているかのように見えた。
家庭では駄目だが部下に慕われる。
まるで某有名料理漫画の主人公の父親だなと俺は思ってしまった。
「よく来た、焦凍!そして緑谷成二」
オマケかな?
「俺の親友をオマケ扱いするなよ」
いつから親友になったのだろう。寿司か?回る寿司を一緒に食ったからか。
「そのような意図はない。緑谷成二は雄英卒業後にウチでサイドキックになってもらう予定だからな」
将来が決められてるんですけど!!
「俺達みたいに本人の意思を無視するなよ」
そのとおりだけど、君の親子関係を考えたらかなりの皮肉だぞ轟君。
「ぐうっ。だがな焦凍よ。彼の個性と実力を活かすにはウチ以上の場所は」
「成二が事務所開いて俺がサイドキックになれば良いだろ」
「そんな事は認めんぞ焦凍ーーーー!!」
親子間のやり取りは自宅でやってくれないかな。自宅でこんな会話したことない?本当にエンデヴァーであって轟炎司という素の自分を投げ捨ててるんだなこの人。
拗れてる親子の対話を他人事のように眺めている俺だが、祖父母はともかく実父実母とは腹を割って話す機会は禄になく生きてきたので人の事はあまり言えない。
ただまあ、エンデヴァーの印象が子供に見てもらいたい父親のように感じた。
暫し親子トーク後、
「職場体験についてだが、現場を体験させる前に貴様の個性を知りたい」
俺の個性に興味がある様子のエンデヴァーは手の空いているサイドキック達も引き連れて事務所内のトレーニングルームへと向かう。
俺の個性は他人の放つ炎にどこまで干渉できるのか?どうやらその事に興味があるようだ。
けど、言わせて欲しい。
これは職場体験を飛び越えた新人研修なのではないかと?
それから数日間。
エンデヴァーとショート(轟君のヒーロー名)、炎のサイドキッカーズと個性検証及び連携訓練に時間を費やすことになるのであった。
炎系個性は周囲に被害を出さないように操ることが必須だが、一番困難で神経を使う。
けど俺が居れば全力放出に集中しても目標にだけ狙い打てるのだ。
予想はしていたけど本当に俺の個性は炎系個性と相性が良いようだ。
なおエンデヴァー事務所のナンバー2ともいえるサイドキックの『バーニン』に大層気に入られてしまい、卒業後は必ずウチに来いと勧誘をされた。
「職場体験ってこんなんだっけ?」
「なんかすまねえ」
そうして俺はエンデヴァー事務所にて充実した時間を過ごすことになった。
緑谷出久の職場体験。
今にも崩れそうな年季のある建物。年季がありすぎて外壁が崩れて立入禁止の覆いまでされた建物。
その中に住む老人とワン・フォー・オールの訓練に励んでいた。
オールマイトの師であり、オールマイトの先代の相棒にして、闇の帝王との戦いを生き抜いた伝説の古豪グラントリノ。
彼は緑谷出久がオールマイトから受け継いだ個性ワン・フォー・オールを、オールマイトよりもよく知っていた。
組み手でズタボロにのされ、室内をズタボロに破壊して、緑谷出久は少しずつワン・フォー・オールの、否、個性への理解を深めていく。
一番よく見ていた幼馴染の動きを個性使用に取り入れながら。
しかし同時に、彼の心にチリチリと焦燥に似た感情もまた存在した。
分析と予測で理解を深めていく、けどそれで自分の知らない間に圧倒的に強くなった実弟に勝てるのかと。
体育祭で初めて見たその実力。
緑谷出久は双子の弟に勝てるヴィジョンを見ることができないでいた。
その燻ぶる衝動が、出久が成ニに抱いている感情である劣等感だと自覚し爆発するのは、まだまだ先の未来のことである。
爆豪勝己の職場体験。
「成二の言ったとおりだな」
「ク、ソがあ」
仰向けに倒れて呻くボロボロな姿の爆豪勝己と、その横に無傷で座るフォルゴレ。
「気は進まなかったが、君にはこのやり方が必要らしい」
パルコ・フォルゴレ、ライオンモード。
それは町中でファンに囲まれて愉快に笑う姿と似ても似つかない、強者にして王者の姿。
本人としてはなりたくない、戻りたくはない姿なのだが爆豪勝己にはそれが必要だと戦友である緑谷成二に頼まれていた。
そしてそれは事実であり、先程までフォルゴレへと珍獣のような眼差しを向けていた爆豪勝己は、敗北の屈辱と全身の痛みに呻きながらももはや逆らう気はないようだ。
「それじゃあ職場体験の一週間。君には私について回り色々なことを学んでもらうよ!!
ヒーロー事務所ではないから一般的な業務は無理だけどね!!」
カバさんモードへと戻り、いつもの画風で朗らかに笑いかけるフォルゴレ。
成二に頼まれたから二つ返事で引き受けたが、フォルゴレとしては自分がヒーローを教えられるとは思っていない。
だが、世の中には清麿や成二のように異常な理解力を持ち、どんなことでもきっかけとして成長する存在がいることを知っている。
爆豪勝己もそんな存在なのだろうと、上下関係が構築できた以上はいつも通りに振る舞うのだ。
「な、あ」
「痛むかい?よし、美人なナースがてんこ盛りの病院へと行こうか!?」
「んなもんより、雄英の梅干し婆(リカバリーガール)の方が良いわ。
んで、そんな話がしたいわけじゃねえ」
「HAHAHA、ではなんだい?」
緑谷成二に自身が成長する為に推された職場体験先がまさかのヒーロー資格を持つコメディアン。
その事実に驚愕し、もしや社交性やら人当たりやら余計なお世話過ぎることを学べと言いたいのかとキレかけた。
とはいえ爆豪勝己の目は節穴ではない。
モニター越しではわからなかったが、本人と相対すればパルコ・フォルゴレが超人的な、それこそプロヒーロー以上の肉体と実力があることを察することができた。
ゆえに実力を確かめる為に勝負を挑み、こうしてあっさりと転がされていた。
「なんでアンタは、こんなに強いアンタは、ヒーローじゃなくてコメディアンしてんだよ。
そんだけ強えなら今みたいに批判されねえ、真っ当で最強のヒーローになれるじゃねえか」
強者であるならば強者として振る舞うべきだと爆豪勝己は思っている。
オールマイトの勝つ姿に憧れ、ヒーローを目指した少年にとってパルコ・フォルゴレの在り方は理解できないものだった。
またパルコ・フォルゴレがヒーローファンからアンチ対象とされ、ネット内で散々叩かれていることも知っている。
先程自分を叩き伏せた獅子が如き強者の姿でヒーローをやっていれば、そんな無用なトラブルはなくなるではないかと思ったのだ。
「最強のヒーロー、か」
その目に寂寥を帯びさせて、フォルゴレは過去を振り返る。
確かにフォルゴレとてそう考えたことはある。オールマイトのような誰からも好かれる存在になりたいと思ったりもした。
けれど、
「私が成りたかったモノは、最強で一人ぼっちなライオンでも、憧れられて祀り上げられる象徴なんかじゃなく、牙に小鳥が止まるカバさんなんだよ」
「カバ、だと?」
「そうさ」
パルコ・フォルゴレは爆豪勝己に語りだす。自らの過去を、どこか勘違いしたバカなライオンの話を。
「・・・・・・・・・・・・」
「ヒーローの真似事ならその時もしていたさ、でも圧倒的な力は恐れられて周りから人が離れていく。なあ勝己君、怖がられて近づかられないのは寂しいもんだぜ」
その切なげな表情のフォルゴレを見て爆豪勝己はなんで緑谷成二が職場体験先を此処にしたのか、その意図を悟る。
力を誇示して、暴力を振りまいて生きてきたのは自分も同じ、それが行き着いた成れの果ての一つがかつてのパルコ・フォルゴレ・一人ぼっちのライオンなのだと。
「君はそうなるなよ。
カバさんに成れた私の周りには沢山の人が、かけがえのない友人がいる。
でも故郷の両親は愉快なコメディアンでスターになった私に、今でも近づかないままなんだよ」
自分は恵まれていたのだと爆豪勝己は理解した。あの細かいことなど気にしない両親が、どれだけ突き放してもしがみついてくる幼馴染が、一度離れても気にかけてくれる幼馴染の存在がいたからこうはならなかったのだと。
でも、それを知ってなお、
「ふざけんな。それは周りがダセえからだろ」
爆豪勝己は納得できなかった。
「勝己君」
「最強のライオン、カッケェじゃねえか。
俺なら離れねえ、
最強のライオンを越えてやろうとすぐ側で牙を研ぎ続けてやる」
強者である獅子を受け入れられない周囲に納得ができなかった。
強いことが悪いことなんて思いたくない。
パルコ・フォルゴレの、カッコいい最強の獅子の姿を否定などしたくなかったのだ。
「まいったな。
導くように頼まれた私が、救われた気分だよ」
泣きそうな顔を隠すように手で覆う。
不格好なカバさんでいることに不満はない。
キャンチョメに示したこの姿が間違いだとは思わない。
一人ぼっちのライオンの姿は、消え去りたい過去の姿ではあったけど。
それを肯定された事実は、自分なら拒絶しないという言葉は嬉しかった。
「アンタの今を俺は否定しねえ。
だが俺の前ではライオンで居やがれ。
いつか俺が越えてやる」
爆豪勝己はオールマイトを超えるヒーローに成りたい。
しかし此処に新たな目標が出来た。
パルコ・フォルゴレを超える最強のライオンに成りたいと。
「いいよ。
君の前ではライオンでいてあげよう」
そうしてフォルゴレは獅子の顔で笑う。
最強に焦がれる少年に応えようと思った。
しかし、
「でも明後日にコンサートがあるから、明日は一緒にダンスレッスンだけどねっ!!」
そもそもパルコ・フォルゴレの来日の目的はコンサートである。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・待て、俺も踊るのか?」
そして職場体験とはそれに参加することである。
「そうだよ?」
実は緑谷成二と夜嵐イナサも一緒に踊ろうと誘っていたりする(両者の第二希望はフォルゴレ芸能事務所)。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あの変態セクハラソングをか?」
世界的に大人気で、ヒーローも動画投稿で踊ったりしている曲である。
「そうだよ」
無論、『乳をもげ♡』だけではないが。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・冗談だよな?」
最後の抵抗。しかし、
「本気さ!!」
爆豪勝己に拒否権などないのだ。
「フッ(あの野郎(成二)爆◯してやる)」
爆豪勝己は職場体験で新たな目標となる、尊敬すべき存在と出会った。
強者とはどんな存在なのか、その一つの在り方を学んだ。
そして、『乳をもげ♡』の振り付けを一日でマスターし、パルコ・フォルゴレのバックダンサーの一人としてデビューするのであった。
なお後日振り込まれたギャラの額に、両親共々驚愕で目を見開くことになるとか。
あと緑谷成二へと報復を誓った。
補足・説明。
職場体験回です。
エンデヴァー、家庭では酷くて職場で慕われる。美◯しんぼの海原◯山みたいだと作者は思いました。もっともあちらよりエンデヴァーの方が酷くて、山◯士郎は轟焦凍より遥かに酷いが。
職場体験ですが、仮入社扱い。
エンデヴァー事務所は緑谷成二をロックオンしています。
緑谷出久は原作のままですが、実弟の存在により焦りがあり、同じく兄弟関係がアレなファーストさんは内部で複雑な気分で見ています。
フォルゴレとかっちゃん。
とりあえず上下関係築いてから過去語り。
ただかっちゃんならば、ライオンフォルゴレから離れないかなと思いました。
ただ、カバさんの方が強いぜ☆
とは度々話す模様。