世界の旅人   作:神の子、与希

20 / 23
チワーッス!三◯屋デースッ!
どうも。今回も暇だったので投稿はやかとよ!
…方言を知らないのに喋る奴って、ムカつきますよね?!自分に対してムカつきましたもん!今!
俺は方言知らないっすねぇ…方言喋る女の子って、キャワいいよなー


新しい日常の始まり

俺の目は、幻覚を見続けているのか?

今私の目の前には宇宙人を名乗るピンク色の長い髪の美少女。服装はタオルを巻いただけというなんともセックスィーな格好である。

あ、宇宙人という証拠に尻尾を見せてきた。

 

「いやいやいや、宇宙人の君がなぜここにいるんだ?」

 

⁇「ララだよ」

 

「ん??」

 

話が噛み合ってないようだ。

 

「今俺は君がなぜここにいるかを聞いているんだが…」

 

⁇「私の名前、君じゃなくてララ」

 

…アーハン?面倒臭そうな匂いがプンプンするぞ?

 

「んじゃあ、ララさんはなぜここに」

 

ララ「ララさんじゃなく、ララ」

 

「んだーくそ!」

 

ダッルッ!

なにこいつ?!俺の話の腰を何度折れば気がすむんじゃゴラァ!

と、怒鳴り散らしたい気持ちをなんとか押さえ込み、俺は再度問いかける。

 

「じゃあ、なんでここにララが…」

 

⁇「ララさまぁ〜!!?」

 

またも俺の話の腰は折られた。キレそう。

その犯人は窓から入ってきたのだが、人の形を模してはいなく、マスコットキャラみたいなやつだった。

 

「ぬぁ?!」

 

怒りのベクトルよりもずっと大きな衝撃が俺に走った。

これでも、今までたくさんの謎生命体は見たつもりだ。だが、空中浮遊していて、人型でもなく、口も目も無さそうで少しキモい。こんな生命体は見たことがない。

驚きで声が出ない俺をよそに、ララと名乗る少女はその謎生物をユニバースしてフュージョンしてデンジャラスな服装を着た少女に変身した。

多分何言ってるか、わからないと思う。俺も今何が起こったのか、現状わからない。

 

⁇「ララ様、そのアホズラ晒してる男はいったい何者ですか?」

 

その謎生命体(現在はララの頭の装飾フォルム…なのか)はとても失礼なことを言う。

 

「現在、俺の脳では到底理解の及ばない意味不明なことが大量に起きて、それのせいで君からするとアホズラになってしまっているのかもしれない」

 

⁇「は、はぁ…?」

 

ララ「ペケ、それは失礼だよ。この人はここの家の住民。そういえば名前、聞いてなかったね」

 

謎生命体の名前がわかったぞ!ぺけだそうだよ!聞いたことねえ!

脳の半分がが壊れ始めた俺はそれを表に出さないよう脳の半分を使用したため、ララが何を言ったか全然聞いていなかった。

それでヌボォーっとしていた。

 

ララ「ん?君の名前は?」

 

ララの言葉が脳全体に響き渡り、俺はやっと冷静さを取り戻した。

オーバーヒート状態だった俺の脳のせいなのか、目の前にいる女の子のセクスィーなグラマラスボデーを見ているせいか、どちらかは不明だが顔が熱くなっている。

 

「お、俺は朱鳥だ。戦闘は得意だ」

 

顔が熱くなるとなんだか恥ずかしくてテンパるよね。今その状態。

 

ララ「朱鳥顔赤いよ?」

 

指摘されるとなお恥ずかしい。

 

「うるさいやい!赤くなんかないやい!」

 

ララ「あはは、可愛い〜」

 

クソォ…いつの間にやらこやつのペースにのまれちょるがな…だが、少し心地いい。

いかんいかん、本来の目的…というのかはわからないが、聞くべきことは他にある。

 

「それで、ララはなぜここへ?」

 

その質問に対して、少し含むところでもあるのか、ちょっとのためらいを見せたがすぐに話してくれた。

 

ララ「…私ね、追われてるの」

 

とっても端的に。

 

「Oh...」

 

関わってはいけない人だと思った。

追われてる宇宙の少女。素人でも、フラグだと面倒ごとフラグだとわかる。

 

「ソレハオキノドクデスネー」

 

棒読みでなんの関心もないよう振る舞い、さりげなく邪魔アピールをしようと考えた。

 

ララ「そこでね…」

 

びしゅん!

 

ララが何かを言いかけたところ、何が俺の部屋に飛び込んできた。

は、早い…?!

 

ペケ「ララ様!」

 

何かと思ったらタキシードを着たゴリゴリの男二人、俺とララを隔てるように一人とその反対側に一人。

うっわ〜まっじで追われてるのかよ…

何か言い争いをしていたのだが、俺はその場から退散するか、助けるか、どちらにしようか悩んでいた。

 

(も、もし、俺のそばに、俺が生まれてこのかた硬さを鍛え上げてる木刀があったら助けよっかな…)

 

そう考え右下(ドア前)を見る。

無かった。

よし、退散だと思った矢先、木刀が俺の前に飛んできた。

ララが抵抗してる時に投げつけたか何かしたのだろう。その行動は俺にとっては不幸で彼女にとっては幸だったのかもな。

俺は体に染みついている魔術の一つ『ちょっと痺れるやーつ』を目の前のやつに使った。

 

タキシードA「ヌゥオッ!?」

 

これはほんの10秒程度、相手を麻痺状態にするという効果がある。飛距離は大体一、二メートルという微妙さ!

 

タキシードB「なんだ?!」

 

テンプレな反応を示すもう片方のゴリゴリタキシード。略してゴリタキ。そいつにもギリギリ射程圏内のところに入り、ぶち込む。

 

タキシードB「ヌゥオッ!?」

 

タキシードAと全く同じ反応を示したのは少し驚いたが、そんなことを気にせずララの手を掴み、窓から飛び出た。

 

「行くぜヨォ?!」

 

ララ「ぇ?あ」

 

御都合主義に成長している俺の窓の前にある木の枝を利用し、お隣さんの家の屋根へ乗り継ぐ。

そしてお隣さんの屋根へ〜屋根へ〜と移動していった。

途中何やら見覚えのある顔が下に見えたが、気にせず走る。

跳び越せないであろう距離離れている家のところで下へ降り、公園を通り抜けようとしたら…

 

タキシード?「ウヒョッゴラァ!」

 

という奇声とともに後ろからトラックが飛んできて、道を塞いだ。

 

「どこにあったんだこんなトラック?!」

 

この街で一度も見たことがないデカさのトラックが飛んできたため、何よりもそっちにビビった。

 

⁇「これで終わりです。ララ様」

 

いつの間にやら公園の上空を浮遊していた飛行物体から人らしき物が降りてきた。

すごいごっつごつの装備をつけているから、強そうに見えるけど実は強くないって言う人っぽい雰囲気。

 

ララ「やーだよ〜だ!」

 

⁇「ララ様…もうおやめください…家出など」

 

「強制的に連れてくのは良く・・・え?今お前なんつった?」

 

家なんちゃらって聞こえたんだけど…家出じゃないよね?!家出じゃないよね?!

 

⁇「なんだ貴様。私の邪魔をするのか?地球人の分際で!」

 

カッチーン

俺の頭の中で俺のゴングが鳴った。

音が変だということについては触れるな。俺の中でなるゴングはこうなんだ…

 

ララ「ザスティン!朱鳥は関係ない!」

 

俺の前にララが出た。俺を庇うようにして。

 

「…ララ、どけ。俺はそいつの言葉を訂正してもらわねばならない」

 

ララ「え?」

 

俺はその行為を無駄にするようにしてザスティンとやらに木刀を構える。

 

「貴様に一騎打ちを申し込む」

 

ザスティン「ほう?地球人にしては、なかなかいい根性だ…」

 

地球人…その言葉は嫌だな…

 

「そうやって、地球人を差別するのはやめてくれないか?偏見で物を判断するのは良くないな。お前は俺に勝てないのだから」

 

俺は相手を挑発する。

負けた時の相手の屈辱を大きくさせるため。

俺はこやつに地球人を舐めた罰を与える。

 

ザスティン「言ってくれるねぇ…じゃあ、いざ、尋常に…勝負!」

 

そう言いながらザスティンは、ビームサーベルのようなものを構え、俺向けて突っ走ってくる。

そして横薙ぎを繰り出すが、俺には届かない。

 

ザスティン「…やるじゃないか」

 

俺のことを相当下に見ていたのだろう。この程度でやれると思われたのは心外だ。

ザスティンは連続して斬りかかってくる。が、俺にはやはりあたりはしない。木刀で防御するまでもなく、彼の攻撃は避けられる。

なぜかというと、単調だから。

彼は右に振ったら左へ。上に振ったら下へという振った方向と反対方向に薙ぎ払うことが多い。

 

「本気を出せ」

 

俺は相手を侮蔑した目で見そうになった。

こいつは未だに本気を出していない。

まだ自分のおごりを捨てていない。

だが、俺の言葉を無視して彼は同じことを繰り返す。

 

「いい加減にしろ…!」

 

先ほどと同じように避け、右わき腹に木刀をつきたてる。

 

ザスティン「もらった!」

 

その攻撃を待っていたとばかりに、俺の左側へと避けたザスティン。

それが舐めている行動だと言ったのがわからなかったようだ。

俺は真横にいるザスティンの甲冑の隙間に拳をねじ込む。

 

ザスティン「ぐぅっ、速い…!」

 

やつの剣はでかい。故に接近しすぎると弱い。今のがいい例だ。

 

「舐めた行動は謹め…」

 

俺の言葉を受け、やっとこいつは本気の目になった。俺は少し嬉しくてにやけた。

先ほどとは比べ物にならない速さで突きを繰り出すザスティン。俺はそれをギリギリ左に受け流しつつ、突き出したままだった木刀を近くに戻す動作で柄の部分をザスティンの剣を持つ手にぶつける。

声はあげなかったが、少し剣を持つ手から力が抜けている。

お互い構え直す。

今度は俺が突っ込む。ザスティンが受けの態勢に入ったのを見て俺はしゃがみこんで、奴の死角に入る。

 

ザスティン「なにっ?!」

 

剣がでかいせいで死角が多い。その特性を利用し、俺はアッパーカット風に木刀を振り上げ、金的を見事に粉砕した。

声さえ出ていないザスティンをみて、少しやりすぎたかな…なんて思いながら俺は家路に着いた。

 

…警察が来ていたから。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。