貞操逆転世界での俺、気軽にヤれるビッチ♂だと盛りのついた女子たちの間で噂になっていく 〜お前らみんな、俺で処女捨てたくせに……〜   作:水卜みう

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第33話 おっぱいカンナムスタイル

「無理無理無理無理~~~!!! 揺れ過ぎだって!!!」

 

 卓球で凛々亜に大勝ちした俺は、『なんでも言うことを聞く権利』を三回分手に入れた。

 

 そのうち一回分は奴に対する罰ゲームとして使ってやろうと思い、『ファウンドワン』の中にあるロデオマシーンに五分間耐久で乗せることにしたわけだ。

 

「頑張れー。振り落とされたらプラス三分ね」

「この鬼~~~!!! こんなの絶対振り落とされるに決まってるじゃん!」

「大丈夫大丈夫、外ヶ浜さんの腕っぷしならなんとかなるって」

 

 俺はロデオマシーンの柵の外からヘラヘラと笑ってそれを眺める。

 

 ……うん、いい眺めだ。

 

 皆ご存知だと思うが、ロデオマシーンはジョッキー気分を味わえる暴れ馬を模したもの。

 

 馬に乗る――それすなわち『騎乗する』ということである。

 騎乗するということは……もうこれ以上は説明しなくていいか。

 

 要するに『揺れるっ……!』のである。

 

 ヤツのたわわなおっぱいが。

 

 もちろん暴れ馬を模した動きをするので、その揺れは下から突き上げられるようなものになる。

 妄想力豊かな男子諸君ならおわかりだろう。

 

 その揺れ方がとても「それっぽい」のだ。

 

 普段の凛々亜は主導権を譲ることなく俺にがっついてくるので、馬乗りというより杭打機みたいな感じになる。

 

 それはそれでエロいので良いのだが、下から突き上げられてくしゃくしゃになってしまう凛々亜も見てみたいなと思うことがたまにある。

 

 ロデオマシーンというちょうどいい物があったので、この機会にやってみるしかないと思ったわけだ。

 

「ひぃぃぃ!! これやばいって! 人間が耐えられる揺れじゃないって!」

「それくらいじゃないと罰ゲームにならないでしょ? ちゃーんと外ヶ浜さんの勇姿を撮影しておくから、頑張ってしがみついてね」

「ぐぬぬ……一生の不覚ぅ……」

 

 俺はいい感じに揺れ動く凛々亜に向けてスマホを構える。

 エロさもあるが、そのリアクションもなかなか面白いので撮っておくことにした。

 

 元の世界でこんなバルンバルンな映像を撮影しようものなら絶対に怒られるが、この世界なら大丈夫。

 

 いやあ、いい揺れだ。

 

 揺れがナチュラルだし、見るだけで柔らかい質感もわかる。

 

 おまけに制服を着ているというのがいい。変に身体を強調することなく、等身大の凛々亜が揺さぶられるというところに圧倒的な「良さ」がある。

 

 先日晴人の試合を無断撮影していたあやめさんではないが、この映像は永久保存すべきだろう。

 

 

 たゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆん……

 

 たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ……

 

 タユタユタユタユタユタユタユタユタユタユタユタユタユタユタユタユ……

 

 タタタタタタタタタタタタタタタタ……

 

 

 

 『おっぱい江南(カンナム)スタイル』

 

 

 

 俺の脳内フロアには歓喜の渦が巻き起こった。

 

 

 

 

 そういえばあの曲のダンスも馬に乗る動きだし、ちょうどいいネーミングだな。うん。

 

 

 五分経過。

 

「ゔぇー……やっと終わった……」

「お疲れさん」

「もうホント死ぬかと思った……」

「振り落とされずに耐えきるなんてすごいじゃん」

「でしょ? ちゃんと私の勇姿、カメラに収めた?」

「うん。バッチリだよ。外ヶ浜さんにも送っとくね」

「ありがとー。キツかったけどこれで話のネタができたから良しってことで」

「ポジティブだなあ」

「今度イツメンと罰ゲームやるときはこれにするもんねー。ひっひっひ」

 

 凛々亜は一軍女子の他のメンバーにもロデオマシーンのキツさを味わってもらおうとしていた。

 しかし何故か俺はまた凛々亜がロデオマシーンに乗る羽目になる気がして仕方がない。

 

 そういうキャラクターなんだろうな。

 おもしれー女、外ヶ浜凛々亜。

 

 万一あの一軍女子たちの誰かがロデオマシーンに乗ることになったら、その動画を凛々亜からもらおう。これは使える。使うってなんだよ。

 

「いやー、めっちゃ運動したね。ロデオマシーンでインナーマッスル鍛えられたからさっきのラーメンはチャラっしょ」

「そんなに簡単なもんかね」

「汗もかいたし、ついでにひとっ風呂浴びてこっか」

「あれ? ファウンドワンに風呂ってあったっけ?」

「こないだ隣にオープンしたんだよ。スーパー銭湯が」

「へえ、そうなんだ」

 

 このあたり一帯は最近いろいろな商業施設ができている。

 ちょっと目を離したスキにスーパー銭湯が建っているくらいは日常茶飯事だ。

 

「ちょうど学割クーポン持ってるんだよね。行く?」

「いいね。汗をかいたあとはやっぱり風呂だよ風呂」

「そうと決まれば早速行こう」

 

 ラーメンにファウンドワンにスーパー銭湯。

 今日は金を使いすぎている気がしないでもないが、平日の午後休みなどめったにないからいいだろう。こういうチャンスは大切にしないと。

 

 ……あっ、そういえばこの世界になってから銭湯に行ったことなかったな。

 別に何も問題ないとは思うけど……大丈夫だよな?

 

 

 




どうしても「おっぱいカンナムスタイル」がやりたかったんてす……!ごめんなさい
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