オデの名前はねぇど、人間からはバサルモスって呼ばれとる見たいだから便宜上バサルモスって名乗っとく
オデの好きなモノはなぞのお守りだ〜鉱石を食べてると偶に出てくる奴
キライなモノはアカム アイツ キライ オデの事見つけると直ぐ食べようとして来る。かーちゃんもアイツに食われた
アイツのせいで溶岩洞追われてひもじくしてたら人間に助けられて食べ物分けてもらって暮らしてる。オデ ニンゲン スキ
「お〜い!バサルモス!来てくれ!」
人間に呼ばれたからオデ、失礼する
◆◆◆
動く岩の様な生物バサルモスが鉱夫達を乗せながらマグマの上を泳いでいた。
この現場を受け持っている男は改めてここの異常さを認識する。
鉱夫達にとって不倶戴天の敵であるモンスターが鉱夫達を本来行くことの出来ない採掘エリアまで運んでいるのだ。
「バサルモス、悪いな乗せて貰って」
「ブルルルゥ!」
そう自身が乗っている岩、片目のバサルモスの背中の出っ張りに掴まりながら言うと気にするなと言わんばかりにバサルモスは鼻を鳴らす
このバサルモスとの出会いは3ヶ月前に遡る
ある日、何時もの様にキャンプで鉱夫達に指示を出しているとボロボロのバサルモスを発見したと言う報告が入り向うと今にも息絶えそうなバサルモスが眠っていた。
俺達が近付くとバサルモスは弱々しく起き上がり威嚇して来たが直ぐに倒れてしまった、直ぐにギルドに連絡しようとしたがその時、俺は生まれたばかりの息子と姿を重ねてしまったのかバサルモスに手当てをしてから採れた鉱物を置いてその場を離れた
それで終わりかと思っていたら違う日にウラガンキンに襲われ俺達が逃げ回っていると何処からともなくバサルモスが現れウラガンキンに体当たりをかまして追っ払っちまった。そのバサルモスはあの時手当てをした隻眼のバサルモスだった。
それから毎日、バサルモスが俺達の作業場に姿を現す様になった。
最初の方こそ皆ビビっちまってたが今では長年仕事を共にして来た友みたいに此処の連中は思ってる。バサルモスに力を貸して貰う代わりに俺達は採れた鉱物を加工した奴をやる事にした。
アイツも結構グルメみたいで人が加工したモンしか食わなくなっちまった。そりゃ上等な鉄鋼はバサルモスにとっちゃご馳走に違いねぇ。
モンスターはこぇーが中には共存出来る奴もいるもんだな
……あれ?ギルドに報告したっけ?
《調査クエスト》
鉱山に住まうバサルモスの調査
依頼主:ギルド
目的地:溶岩洞
依頼詳細
鉱山付近にてバサルモスが確認されました。鉱山の安全確保の為
撃退または討伐して下さい
契約金500Z
メイン報酬金5000Z
成功条件:ターゲットの撃退または討伐
失敗条件:ターゲットの撃退または討伐の失敗