機動戦士ガンダムSEED DESTINY REVERSE   作:meitoken

1 / 82
運命時代のシン・アスカを全否定しているため、シンが好きな人や反アークエンジェル的な方にはお勧めできません。

また、デュランダル支持者全般を駄目ないし悪役にするのでそれもご注意を。

これも大昔の掲示板で書いた奴があるので、それを再編集していきます。




機動戦士ガンダムSEED DESTINY REVERSE

C.E.72……一年半に渡った及ぶ地球、プラント間の戦いはヤキン・ドゥーエ宙域戦を持ってようやくの終結を見た。

 

やがて、双方の合意の元、かつての悲劇の地ユニウスセブンにおいて締結された条約は今後の相互理解努力と平和とを誓い、世界は再び安定を取り戻そうと歩み始めていた。

 

 

 

特に軍事面では地球連合、ザフトが保有する艦船やMSの保有制限、核動力及びミラージュコロイド・ステルスの軍事利用の禁止など……最終決戦で用いられた人類を滅ぼす兵器の数々の制限をもうけた。

 

だが、そこへ至る道のりも平坦ではなかった。地球連合主導国…大西洋連邦の数々の暴挙は国際社会からの非難を浴び、地球連合からの分離・独立を図る国もあった。パナマのマスドライバーを有する南アメリカ合衆国はその最たる物……『切り裂きエド』の名で知られるエースパイロット、エドワード・ハレルソンが祖国のために連合に反旗を翻した。この独立戦争は条約締結に伴い、南米が独立を回復するという形で終結……彼の戦いそれ自体も成果を見せた。

 

一方、プラントでは自治を認められたものの、この軍事的に不利な条約にサインしたことで臨時最高評議会議長アイリーン・カナーバは議長を辞任する。以後はクライン派に近い思想を持つと共に遺伝子工学の専門家ギルバート・デュランダルが新たな議長に就任した。

 

また、この条約……通称ユニウス条約の締結に伴い、ザフト軍はカーペンタリアとジブラルタル…当時の地上軍の重大拠点だったこの二つ以外の拠点からの撤退、二つの基地は条約監視のために残されることとなった。

 

 

 

中立国でありながら、連合の侵略を受けたオーブ連合首長国は当時の五大氏族、サハク家のオーブからの分離に伴いその下にある氏族セイランを筆頭とした新たな氏族家がアスハ家に並ぶ五大氏族としてオーブの国政に携わる。そして、赤道連合とスカンジナビア王国も再び独立を果たすこととなった。

 

 

 

こうして、世界の構図は『血のバレンタイン』直前に戻る事となった。

 

が、こうした表面上の安定を保ちながらも争いの目はくすぶり続けている。地球連合は盟主ムルタ・アズラエルを喪って勢力が衰えたブルーコスモスが水面下で次なる開戦の工作を初め、ザフトはナチュラル絶滅を唱えたパトリック・ザラに心酔するザフト軍将兵が終戦に不満を抱いて脱走、オーブもまたウズミ・ナラ・アスハらの死を幸いとして、自らの私欲のためにオーブの中枢に食い込もうとする首長家の欲望が渦巻いており、若き代表カガリ・ユラ・アスハがその矢面に立たされていた。

 

 

 

C.E.73……

 

かつての戦いで傷を負った少年とそれに寄り添う歌姫、若き代表となった少女と赤の騎士、同じく戦いの傷を癒やしながら愛する人と共に弟を案じる知られざる欠陥品の少女、国の重責を背負う妹を支えるべく奮戦する青年…家族を喪った祖国で己のできることを模索する少女………敵と味方に分かれ、再び別の道を歩む兄妹………

 

そして、かつてオーブで家族を喪った少年……

 

彼らの運命が再び動き出す。




運命も始まりました。ミネルバとファントムペインも原作よりメンバー増やしていきます。

前書きにある、デュランダルの支持者を駄目や悪役に書くのは運命のシンを全否定しているのもあるけど、あのロゴス理論を自分なりに突き詰めていけばどうなるか、それに遅かれ早かれなっていたであろうという結末の一つを書くのを踏まえているつもりです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。