機動戦士ガンダムSEED DESTINY REVERSE 作:meitoken
そして、あの場面もあの名曲を頭の中で再生してお読みください
クレマンス・オルグレンは政府の声明を聞いて呆れ果てた。そして一言……
「アホね。」
「同感。」
ネオも頷いた。クレタで会ったわけではないが、こんなのがなんでこの艦にいる代表と結婚できるのだ?そう思わずにいられなかった。
あの子は…これどう思うのかしら?
グレンもユウナ・ロマの回答についてエリスに問う。
「事実でしょうか?」
「さあ……そうだとしても、何の証拠もないんだから攻め込まれるわ。」
エリスがあっけらかんと結論を出し、グレンも黙る。
彼女も、来るのだろうか?
ディオキアで出会ったアリスの顔が脳裏に浮かぶが、すぐに彼女の顔を消す。
何を考えている。今の俺には関係がない…
関係ないはずなのに……グレンは何かをせずにいられなかった。
司令部はオーブへの攻撃を決定し、オノゴロに展開した艦隊の旗艦セントヘレンズにも命令が下った。
「オペレーション・フューリー、開封承認。コンディション・レッド発令、コンディション・レッド発令。」
「攻撃目標点確認。オーブ本島セイラン家、国防本部、オーブ行政府…」
オペレーターが攻撃目標を読み上げ、司令官が発進するMS隊に念を押す。
「目標はロード・ジブリールだが、ロゴスに与する現オーブ政府にも遠慮することはない。速やかにこれを排除、或いは捕獲せよ。市街地、民間人への被害は最小限にとどめるよう努力!」
「ザフト艦より、MSが発進しました!アッシュ、グーン、ディン、バビ、グフ。」
「オーブ軍はどう展開している!避難などの状況は!?」
状況を確認するカガリにミリアリアが苦い顔で告げる。
「まだ、動いてないわ。」
「何だと!?」
フブキが愕然とし、ミリアリアが更に凄惨な事実を報告する。
「避難勧告も出ていない。それどころか…オノゴロ沖がこうなっている事すら、市民には知らされていないみたいよ。」
「そんな…!」
「あいつら脳みそあんのかよ!!」
ミサキが呟き、イリアが政府の対応を罵り、ナタルも怒りを露わにする。
「……愚か者が!」
「馬鹿…」
メイもセイランを非難した。
フブキも表情を暗くし、カガリは唇を血が出る程にかみしめる。
対応が甘い等という物ではない!!最悪の事態すら想定できていないとは!!
オーブが撃たれる!また!私が条約に同意したせいで!
「オーブ本島に爆撃です!狙われたのはセイラン家のようですが…」
ミリアリアが恐れていた事態を知らせた。セイラン家を狙ったあたり、ザフトはジブリールがいそうな場所のみを狙っている。アスハ家が狙われる心配はないが、今頃本島はパニックになっているに違いない。そして、間違いなく行政府と国防本部は目標に入っているだろう。
リュウは再び祖国が焼かれる事になり、足場が崩れるような感覚がした。
ウズミ様だって、連合から与えられた猶予を使って避難させた。それでも、私達が巻き込まれたのに……今度は事態の公表すらないなんて!!
これがウズミだったら、間違いなく市民の避難と万が一の迎撃準備はしていた。そして、オーブの総意ではないことを公表してジブリール捜索について条件付きでザフトの領海内立ち入りを許可しただろう。
リュウはセイラン派が自分達の利益しか頭にない、いかに最低の政治家達なのかを再認識した。そして、また自分と同じ子供が大勢出来る。今度は前より遙かに悪い状況で。
「敵MS群展開!数四十、侵攻してきます!」
国防本部でもザフトの攻撃が確認され、兵士が指揮官のソガ一佐に詰め寄る。
「ソガ一佐!敵軍の侵攻が始まっているというのに、何故まだ何の命令もないのでありますか!市民の非難も!」
「行政府を呼び続けろ!…セイランは何を!」
ソガ一佐がセイラン親子を罵り、マツリも苛立っていた。余りにいい加減な回答をし、攻撃まで始まっているのに何の命令も来ない上に行政府からは何の応答もない。具体的な対応がなかったためにこちらも動けなかったが、もうそんな事を言っている時ではない。独断で軍を動かそうと思ったその時、ソガが罵っていたユウナ・ロマが司令室に入ってきた。
「ああ、もう!どうしてこうなるんだ!」
ユウナが喚きながらソガに問う。
「そんな人間はいないと回答したのに、何で奴らは撃ってくるの!」
「嘘だって知ってるからよ!大体なんなの、あの馬鹿な回答!?」
マツリは当然のことも理解できないユウナに問うが、更にユウナは目を丸くする。
「え?だって、昔…アークエンジェルの時には。」
「あの時とは違うでしょ!ウチの立場も状況も!」
セイラン一派はただ単にウズミの真似をしただけに過ぎなかった。確かに、あの大戦中にアークエンジェルがオーブに逃げ込んだ際に同じ回答をしたが、あの時のオーブは中立で、あくまで追撃の任にあたっていた部隊が所在を問いかけたような物だ。まともな状況把握もできないユウナを司令室の者達が冷めた目で見つめるが、ユウナは喚きだした。
「あああぁ!もう、うるさい!ほら!こっちも防衛体制を取るんだよ!護衛艦群出動!迎撃開始!MS隊発進!奴らの侵攻を許すなぁ!」
自分の非を認める様子もないユウナをマツリは睨み付ける。
全く、なんでこんなのに国防本部の権限が委ねられているのよ……同じ氏族でも私がやった方がちょっとはマシな対応ができそうじゃない。
「第一、第二護衛艦群出動!侵攻する敵驚異を速やかに排除せよ!」
「MS隊発進開始!第一から第四小隊、イザナギ海岸防衛線へ!」
「アマギ、ムラサメ隊は出られるな?」
カガリが突然アマギに問い、フブキは妹の意志を悟った。そして、同じようにイリアも一歩出る。
「こっちの調整は終わっているぜ。」
リュウとミサキも頷き、カガリは「なら、行こう。」と答え、マードックと話すマリューを見る。
「艦長、スカイグラスパーを私と兄様に貸してくれ。」
「え?」
「見ているよりは良い…最悪、俺がカガリの盾になる。」
フブキも頷き、ブリッジを出ようとするがナタルが止める。
「待て!無茶だ!スカイグラスパーでなど!」
彼女の制止にカガリは反論する。
「オーブが再び焼かれようとしているんだ!もう何も待ってなどいられない!」
今宇宙にいるキラ達を待っていたらオーブは落とされてしまう。それだけは避けなければならない!カガリと共にエレベーターに入ろうとした時、ブリッジに入ってきたキサカにぶつかった。カガリは謝りもせずに向かおうとするが、キサカがカガリの肩を掴んだ。
「まて、カガリ。フブキも。」
フブキはキサカに対して食って掛かる。
「キサカ!オーブが焼かれるのを黙ってみていろと言うのか!?」
すると、後ろからエリカ・シモンズが出てきて苦笑する。
「そうじゃなくて、行く前にウズミ様の言葉を聞いてと言いたいの。」
「え、お父様の?」
「そう、遺言を…」
キサカとエリカに案内された場所はアカツキ島の更に地下にあるブースで、二人の目の前には巨大な扉があった。
「そこに言葉が掘ってあるでしょう?読んで。」
エリカに示されたボードに被った埃を払い、カガリが読み上げる。
「『この扉、開かれる日の来ぬ事を、切に願う』…」
「この扉が開かれる日、それはこのオーブが再び炎に包まれる日かもしれないと、そういうことよ。」
エリカが扉を開きながら説明をし、電源のレバーへと向かう。
「そしてこれが、封印されていたウズミ様の遺言よ。」
レバーを上げると、照明がつき突然目が眩んだ。腕で目を覆い、ゆっくりと目を開くと、二機のMSが佇んでいた。黄金に輝く機体と白銀に輝く機体、どちらもフリーダムやストライクルージュと同じガンダムタイプであった。
「黄金と…白銀の、ガンダム?」
リュウが二機を呆然と見上げ、もう聞けないと想った声が流れる。
〈カガリ、フブキよ…〉
「お父様…」
「父上?」
あらかじめ録音されていた父ウズミの声だ。その声には録音とはいえ、生前の父の威厳を感じさせる。
〈もしも、お前達が力を欲する日来たれば、私はこれを送る。〉
カガリもフブキもただ、懐かしい父の言葉に聞き入る。
〈教えられなかったことは多くある。が、お前達が学ぼうとさえすれば、それは必ずやお前達を愛し、支えてくれる人々から受け取ることができるだろう……故に、私はこれのみを送る。〉
そう、やっと学んだ。カガリもフブキも一人ではない。アスラン、リュウ、キラ、ラクス、ユリ、シオン、レナ……クレタで来てくれたアマギら…そしてかつて共に戦ったアークエンジェルのクルーとザフトのパイロット達。
〈力はただ力…むやみに求めるも愚かなれど、むやみに厭うのもまた愚か。守るための剣、今必要ならばこれを取れ。道のまま、お前達が定めた成すべき事をなすためならば。〉
死して尚、彼らを動かす父の言葉とその中にある愛を感じ取り、カガリは膝を突き、フブキも手すりを強く掴み、頭を垂れる。
「お父様ぁっ…!」
「父上…」
〈が、真に願うは、お前達がこれを聞く日の来ぬ事だ。今、この扉を開けしお前達には届かぬ願いかもしれないが…どうか、兄妹共に幸せに生きよ。カガリ…フブキ…〉
ウズミのメッセージはそこで止まった。カガリはひたすら泣きじゃくった。もっと、多くのことを学びたいと願うがそれも既に叶わぬと思った。だが、父は死して尚も教えてくれる。力とは何か…今まで学べなかったことが、今ここにある。
「お父様ぁ!お父様ぁぁ!」
フブキは手すりにすがり着いて呻き、リュウが後ろから抱きしめる。そして、涙に濡れた顔でフブキが問う。
「エリカ……この、白銀の機体の名は?」
「ORB-02……ツキユキ…」
「ツキユキ……」
フブキは涙をぬぐい、カガリの肩に手を置く。
「カガリ…」
キサカもカガリに問いかける。
「お前はアカツキに乗るか?」
「アカツキ…」
機体の名を呟き、二機を見上げる。
アカツキ…ツキユキ…父が遺した最後の遺産にして守るための力。ならば、迷うことはない。
二人はパイロットスーツに着替え、カガリはアカツキに、フブキはツキユキに乗り込んだ。
起動画面に、ストライクと同じGUNDAMのOSが表示された。
この機体もガンダム…オーブを守るための力、これが私の…
俺の…
守るための剣!
〈ORB-01アカツキ、システム機動、発進どうぞ!〉
シークエンスが進み、上部のハッチが開く。
「カガリ・ユラ・アスハ、アカツキ発進する!」
黄金の機体が飛び出し、白銀の機体のケーブルも外れる。
〈続いてORB-02ツキユキ、発進どうぞ!〉
「フブキ・クラ・アスハ、ツキユキ出る!」
シラユキが発進し、アークエンジェルでもムラサメ隊とエターナルが先んじて送ったMSの発進シークエンスが進む。ファクトリーが再建造したセイバーとカオスだ。
〈リュウ・アスカ、セイバー出ます!〉
続いて、ミサキとイリアの機体がカタパルトに着く。
〈ミサキ・グールド、カオス発進します!〉
〈イリア・カシム、アビス出るぜ!〉
セイバーとカオスがMAに変形し、アビスはウインドのオワゾに乗る。
「アラマツバラ、第二次防衛ライン突破されました!」
国防本部司令室には急ごしらえで張られた防衛線が瓦解していく報告が告げられていく。さっきまでわめいていた顔が青ざめていく総司令官にマツリは進言する。
「本島防衛線が総崩れよ!立て直さなければ全滅するわ!」
「だったらやってよ!いいから、もう早く!」
「だから!アンタが具体的に命令しないと!お得意の戦略論はどうしたの!?」
先程からこの繰り返しがマツリとソガ、ユウナの間で繰り広げられていた。ユウナはただ兵士達を非難するだけで、マツリとソガが指示を仰いでも無視する。そして、遂にユウナが暴挙に出た。
「そんなこと言って…また負けたら、貴様らのせいだからな!」
ソガが息をのみ、マツリも愕然とした。
この状況で何言ってるのよこいつ!負けたらそれどころじゃないでしょう!
クレタの敗北で少しは勉強したかと期待をしていたが、全くの無駄であった。そもそも全ての責任をトダカ一佐に押しつけ、ユウナの無能さを指摘したパイロットが降格させられたという。期待すること自体が間違いだったのだ。
アカツキとツキユキを先頭に新型とムラサメ隊がオノゴロ島へと向かう。オノゴロはザフトのMSが次々と上陸し、海岸線のM1部隊が空中から降りてきたザクや上陸するアッシュやゾノに圧倒され、空中のムラサメ隊もグフとバビに撃たれ、護衛艦群も既にギリギリのラインまで後退している。
〈防衛線を立て直さないと、総崩れだぞ!〉
バルトフェルドのムラサメに乗るキサカが進言し、カガリは冷静に答える。
〈まずは国防本部を掌握し、戦線を立て直す!ムラサメ一個小隊、私と来い!残りは防衛線へ!〉
「セイバー、カオス、アビスは俺に続け!護衛艦群を援護する!」
〈ハッ!!〉
アカツキとイケヤ、ゴウ、ニシザワのムラサメが国防本部へ向かい、残りのムラサメが防衛線に参加する。そして、ツキユキ、セイバー、カオス、アビスが護衛艦群へ攻撃を続ける海上艦と潜水艦に一斉砲撃をかける。上空からの砲撃に五隻の駆逐艦が沈み、アビスはオワゾから降りた。水中戦仕様のアビスはこの場を任せるのにうってつけだ。残った三機は各自上空の戦闘に参戦する。
セイバーがアムフォルタスでバビを貫き、カオスがミサイルの嵐をディンとグフに浴びせる。セカンドステージの二機は一線を画す機動力で空中の部隊を圧倒し、ムラサメ隊を援護する。
新手に気付いたグゥルに乗るザクが長距離ビーム砲をセイバーに向け、フブキはその間に入る。オルトロスのビームがツキユキを貫くと思われた時、ビームは跳ね返りザクを返り討ちにした。特殊装甲ヤタノカガミ、この装甲はビーム砲に対して絶対的な防御力を誇るアカツキとツキユキの最大の武器にして盾である。グフやバビがビーム砲を撃つが、フブキはシラユキを見事に操り、敵へと跳ね返す。フブキは背中のリフターホウオウに装備されたレーザー対艦刀コガラスマルを抜き、グフを両断する。
敵機を退けたフブキは戦線のオーブ軍へと回線を開く。
「私はアスハ家長兄、フブキ・クラ・アスハ!たった今を持って、妹カガリと共にオーブへと帰国した!」
〈フブキ様?〉
〈フブキ様が戻られた!?〉
兵士達がざわめき、フブキは指示を出す。
「説明は後だ!イリア!水中はどうなっている!」
〈あいよ!とりあえず奥まで進んできた奴らは片付いたぜ!〉
イリアが飄々と答え、フブキは「よし!」と意気込む。
「護衛艦群、被害状況を知らせろ!」
〈あ……は!第一護衛艦群は半数が撃沈、第二、第三も後退しつつあります!〉
「残存の護衛艦群は第一護衛艦群を中心に終結!アビスとカオスは引き続き護衛艦群の援護を!セイバーはムラサメ隊に合流せよ!私は国防本部へ向かう!」
〈了解!〉
余りに場違いで横暴な総司令官を前に士気も最低な域に達し、これまでかと思われた時、オペレーターがこれまでとは違う報告をする。
「ソガ一佐!沖合上空に新手の友軍部隊が!」
「何?」
「新手ですって?」
オペレーターの報告は更に信じられない物であった。
「この識別コードはタケミカズチ搭載機の物です!更に、ザフトのものと思しき機体が我が軍の援護を!」
「ザフトの!?一体どういう事!?」
よく見ると、モニターに映った三機はマツリも見た連合とミネルバの機体だ。何故、今この時オーブについた?新しく組み立てた機体?
混乱するマツリに別のオペレーターが報告する。
「加えて、アンノウンMS二。ムラサメと共にこちらへ向かってきます!」
オペレーターがモニターを操作し、ムラサメと共に接近する二機の眩いMSが映る。
「なんだあれは!?」
「綺麗……」
黄金と白銀に輝く二機は戦場には不似合いな色ながらも気高さを醸し出していたが、その二機から通信が入る。
〈私はウズミ・ナラ・アスハの子、カガリ・ユラ・アスハ!〉
〈同じく、フブキ・クラ・アスハ!国防本部、聞こえるか!?〉
国家元首とその兄の帰国に司令室が騒然となる。
〈突然の事で審議を問われるかも知れないが、指揮官と話したい!どうか…〉
「カガリ!カ、カガリィー!来てくれたね、マイハニー!ありがとう!僕の女神ぃ!!指揮官は僕!僕だよぉ!!」
なんて早業。それくらいの早さでも戦況に対応してよ。その前に、ダーダネルスで贋者扱いしたくせに……おまけに指揮官らしい事なんてここでもクレタでもしてないでしょう…!
ユウナの素早さに呆気にとられるが、同時にマツリは睨み付ける。しかし、ユウナはこちらの視線に気付く様子もなく、カガリに嬉々と宣言し、今度はフブキがユウナに問いかける。
〈ユウナ……俺達を本物と、オーブ連合首長国代表首長カガリ・ユラ・アスハとその兄フブキ・クラ・アスハと認めるか?〉
にこやかに訊ねるフブキにユウナは素早く何度も頷く。
「もちろん、もちろん、もちろん!僕にはちゃーんと判るさぁ!彼女達は本物だぁ!」
士官達がもはや、怒りを通り越して呆れ果てた時、突然カガリの鋭い声が響いた。
〈ならばその権限において命ずる!将兵達よ!直ちにユウナ・ロマを国家反逆罪で逮捕、拘束せよ!〉
ユウナが間の抜けた顔をし、ソガが宣言する。
「命令により、拘束させていただきます!」
言うや否やソガがユウナの顔面に左ストレートを叩き込み、兵士達が一斉に群がった。そして、マツリは思わず口に出た。
「やった!」
「カ、カガリーーーー!!」
司令室にいる皆が拳を握りしめるなど、喜んでいた。
〈その馬鹿からジブリールの居場所を聞き出せ!〉
〈ウナトは行政府だな?回線を開け!オーブ全軍、これより私の指揮下とする!いいか?〉
「は!」
マツリも含め、皆が敬礼をし、カガリとフブキはMSを落としながら指揮を執る。
〈残存のアストレイ隊はカタミツガタに集結しろ!ムラサメの二個小隊をその上空援護に!国土を守るんだ!どうか、みんな…私に力を!〉
〈セイバー、カオス、アビス、及び俺とカガリの機体の識別信号を送る!オーブ全軍に通達!〉
〈カガリ様!〉
〈フブキ様も!〉
〈お戻りになられた!〉
待ち望んだ国家元首と兄の帰還に兵士達は指揮を取り戻した。この時、オーブに二頭の若獅子が戻ってきたのだ。
掲示板時代はリマスターさえ放送してない頃だったので、セイバー、カオス、アビスは宝石の名前をつけた強化型でしたが、FREEDOMに合わせて連合とクライン派を経由してファクトリーで再建造された機体になりました。言ってみれば名前も色もそのままで、実態はルージュやこっちでのイージスです。
ごめんなさい……はっきり言って他に浮かびませんでした。大体ムラサメじゃ弱すぎる(ムラサメ自体は良いMSです)。
そして、フブキのガンダムも最初は違う名前でしたが、太陽のアカツキと対になる名前で且つカガリと対のイメージのフブキに合いそうなガンダムとしてツキユキと命名し直しました。意味としては、冬景色の単語の一つです。
そして本編…グレンとクレムの二人は改めて「生きている良いコーディネイター」にあったことで徐々に変わってきています。きっかけはディオキアのカインとアリスですが。