はやく起きてください。
ら せて!!!
空崎ヒナが 眠りから 覚めた。
側で見守ってた皆は その張り上げた声で この部屋の沈黙を破ってくれた。
アコ「ヒナ!!ヒナ委員長!!…大丈夫ですか!!私の声、聞こえますか!!」
天雨アコがヒナに迫り、抱き締めた。ずっとヒナの手を握ってた。
ヒナ「…せ…あ、アコ…」
ヒナ「…大丈夫」
チナツ「…よ、よかっあ、よかっあ…」
ヒマリ「…心配したん、ですよ…ヒナ…」
そうだよね…だってヒナちゃん、ずっと涙を流してて、ときたま、嗚咽をして。
ホシノ「…ヒナちゃん…戻ってきて良かった…先生は…どうかな…?」
ヒナちゃん…お願い…成功したって…いってくれないと…さ。
明星ヒマリが遮るように
「…ヒナさん、この後、休憩を取り、お話をお願いいたします。」
ヒナは顔をあげて、分かったと相づちをうつ。
「…皆さん、ヒナさんには少しの時間、安静にしなければなりません。ご理解を。」
明星ヒマリはそう言い。
これは、先生の話は今、ここで、するものじゃない。
そう言いたいんだ。
でもヒナの…その顔を見たら、嫌でも分かっちゃうじゃないか…。
おじさんは…どうすれば…いいか…わからないじゃないか…。
シロコ「ん、ホシノ先輩。大丈夫。まだ分からない。」
ノノミ「…そうです。きっと先生は大丈夫です。」
セリカ「そうよ…!だって、先生は、まだ、ここにいるんだから!」
アヤネ「…先生はいつだって笑って帰ってきます…だから、今回も…!」
そうだよね。諦めちゃ。駄目だ、相棒。待っててね。私が護るから。
ホシノ「うへ~…みんな、心配させてごめんねぇ。」
「おじさん、少し、外の空気を吸ってくるよ~」
アヤネ「…なら私達も行きます!」セリカ「一人にはさせないわよ!」
シロコ「ん、みんなでいく。」ノノミ「ふふ、今日は私がこれで、奢っちゃいますよ!」
ホシノ「うへ~、ノノミちゃん、そのカードは出さないお約束でしょ~」
私達はヒナ達を置いて、外へ向かおうとドアを開け_
ガラガラガラガラ
聖園ミカだった。先生と戦って、入院したと聞いてた。
後ろにはナギサまでいる。
殺された、セイアを除いた、ティーパーティの面々が、ここにきた。
彼らの顔色には今にも人を殺してしまいそうな…そんな顔を浮かべている。
ホシノ「…トリニティの子だよね?…ごめんね~、今は、と」
ミカ「どいて!」
ずかずかと私を押し退けてヒナに向かっていく…だ、だめだよ!
ま 「待って!!ヒナはまだ起きたばかりだよ!!」
ミカ「…ウルサイ!!」
ミカの拳が…
やめて!!!
アコ「ひ、ヒナ委員長…」
ヒナが、よろよろと立ち上がり、ミカの前に立ちはだかる。
起きたばかりなのに、その殺気を出せるほど、ヒナは追い詰められてる。
自分を追い詰めてるのだと…分かる。
ヒナ「…あなたの言いたいこと、話したいこと。」
ヒナ「これから教えてあげるから、落ち着いて。」
ミカも、ナギサも先ほどとは変わり、殺気が、収まりを見せる。
ヒナはついてきなさいと告げて、私達も、その部屋を後にする。