『操られ先生』   作:狂いぬこ

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たかが舞台装置風情が
私の素敵な


♯17「反撃」

 

 

ヒナ?を吹き飛ばす。

ミカの一撃がかなりの威力だと分かる。

 

それに数の暴力もある。

それでも、ヒナ?も負けてない…いや、強すぎない?

 

攻撃を何度も食らってるのに息切れを感じない。

むしろ、当てれば当てるほど

速く、強く、なってるような気がする。

 

ミカ「…あんたさ!私の、王子様の、間に、挟まらないでくれる!?」

ミカ「…邪魔じゃん、ね!★」

 

ヒナ?「ぐぅ…せ、せんせい!せんせい!あああ!!」

 

 

ミカ「…な、に…こいつ!!」

ヒナ?「せんせいぃ…を傷つけさせないぃ…!!」

ミカ「あなたがその邪魔をしてるんじゃん、ね!!★」

ヒナ?「…あぁあぁああ!!」

「…あなたが!せんせいを…燃やしたじゃない!!」

ミカ「…は」

ヒナ?「…左手だって、貴女が、へし折った!!」

ミカ「…な、なに、うーー」

 

ホシノ「ッ!」

イタタ…

アビドスの皆が吹き飛ばされた私を受け止めてくれた。

先生…?私が…?

ヒナ?の後ろにいる先生の身体を見る…。

右手から身体に火傷の跡。左手は義手だ。

嘘…でしょ。

さっき説明したヒナちゃんには…そんな…説明。

「せんせいが、いろんな、人たちに、傷つけられた…」

ヒナちゃん…説明…たりないじゃんね。

 

ホシノ「これは…ちょ~ぴり、不味いねぇ…」

機関銃を向けられてる。

ミカをナギサに任せて私達が前に出るしかない。

 

チャキ

ホシノ「行くよ!」「「「「はい!!」」」」

 

皆が四方の物陰に隠れ、私は盾を構え受け止める。

削れる。ゴリゴリと。重たい。

前に、上手く進めない。

皆の弾丸をもろに当たってるのに。

まるで眼中にない私だけを殺そうとしてる。

うへぇ~おじさん、モテるようだよ~。

 

ピカーーー

 

ヒナ?「…くッ」

ホシノ「…私の事、見すぎだよぉ~!」

こんなの受けてたんだね~。

おじさんには無理かも。

けど、退くつもりはないよ。

それに、これはね。

 

先生?「チッ」

「…狙われないと思いましたが…こちらを撃ってきますか?」

これは囮だよ。

 

先生には弾丸が当たらない。

けど、こいつは、そうはいかない。

 

 

ヒナ?「…せんせい!!」

その隙を待ってたよ!

 

ショットガンを打ち付ける!何度も何度も!

頼む!倒れて!!

 

先生?「あ~、卑怯な方々ですね~。」

「じゃあ、これでどうです。」

 

チャキ

 

「!?」

 

先生?「…みんな?みえる?」

ソイツは先生に銃を向ける。

先生?「今は小生の身体ですが…」

「貴女達には…ヒヒッ!…難しいでしょう?」

「…小鳥遊、とアビドスの子供よ…」

「…少しお話をしましょうか?」

 

ホシノ「ク…」

みんなの動きが止まる。

 

先生?「…みてくださいよ…これ」

義手、義足、火傷、弾丸が突き抜けた跡。

大きな切り傷。不自然に顔の周辺だけ傷が無い。

ひとつひとつ身体の傷を見せつける。

 

「…ッ!」

 

セリカ「…だからなによ!」

「それはあんたのせいじゃない!!」

 

そうだ…こいつが…先生を操って傷つけたんだ…

きっとそう…でも…

 

先生?「わかりませんよね…」

「…これは貴方達に付けられた傷なんですよ?ヒヒッ」

 

「…小鳥遊ホシノ…」身体が、ビクリと、震えた。

 

「…この義足は貴方に潰された、脚を」

「…賄った、結果なんですよ?」

 

は…

ミカにも言ってたな…分からない事を…

記憶に無いことを…ペチャクチャと…

嘘に…決まってる…だって…潰した…記憶…なんて…

 

先生?「…ヒヒッ」

 

…しまった!

何度も…!?

…は、反則だよぉ…

 

『カード』が…光ーー

 

「光を!!」

 

光が横を掠めた。

 

ドガアーーー!!

 

先生?の後ろの壁に当たり

怯んだ。

 

先生?「…クソ!愚か者達が!!」

チャキ…先生が…頭に銃を…突きつけて…

 

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ

先生を失いたくない、

もう何も失いたくない。

お願いお願いお願いお願いお願いお願い

 

?「…ざっけんな!!てめぇ!!」

 

先生?「…ギャ!?」

生徒の銃撃を受けて体制が崩れた

ソイツの弾丸は蟀谷を掠めた。

「…ひぃぃひぃぃ!」

「…お、おまえら」

「…こ、これは私の身体…」

「…『先生』の身体なんだぞ!?」

「…また貴様らのせいで、傷が増えたぞ!?」

 

ホシノ「!!」

何度か聞いた事がある。

メイド服を着た、凄く強い生徒がいるって…。

 

「ネル先輩!速く押さえて!!」

ネル「…あぁ!わかってらぁ!!」

ネルにより十字固めをかけられてる。

う、うへぇ…い、痛そう…。

 

先生?「く…ヒナ…てめぇ!!なにしてる!?」

 

ヒナ?はアリス達に阻まれている。

ミカも立ち上がってる。

 

先生?「…がぁあぁあ!!」

「この、邪魔をするなクソガキども!!」

「…貴女達の罪、それも知らぬ愚か者が!!」

「…ちぃ!!小鳥遊!見ろこの脚を!!お前が吹き飛ばした脚だぞ!!」

「お前らが傷つけた身体だ!!」

「…お前らはまた、『先生』を傷つけるのか!!」

 

ネル「な、なにいってやがる!?」

 

「ヒヒッ…」 カードよ!光りなさい…!

アハハ…後悔して滅びろ!

 

あ、あ!?小生の…カード…どこだ!?

?「ククク、貴女の敗けですよ」

な!貴様は…!

?「はい、黒服、と今は呼ばせて貰ってます。」

黒服「ククク、ほら、『先生』?」

「『カード』は取り上げました。そろそろ本気を出されては?」

先生?「…な!?先生は小生が既に、精神の奥底に…しまっ」

あ、あ、あ!!

なぜ、なぜ、なぜだああああーーー!!!

 

 

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