愛されてますね。
?「先生を見つけた。追われてる。絶対に助けるぞ。」
皆、その意気込みが伝わる。
先生と合うまでは、空虚であった。
全ては虚しいと感じていた。
ベアトリーチェの語る、道を教え込まれた。
でも先生はこんな私、私達の為に教え込まれた悪の道を否定し
それでも尚、遠ざけず、手を引いてくれた。
光差す道に導いてくれた。
そんな先生を、私は、先生の身体に傷をつけた。
トリニティとゲヘナ間の平和条約。
「エデン条約」
その調印式、あの時に、私は彼の腹を撃ち抜いた。
私は「償いたい」
頑なな
そんな私に
先生は笑って
先生「…サオリ、なら、これは約束だ。」
「…私の事を想い、後悔をするのなら」
「…“生きる”為に足掻いてみてください。」
「…私は、ハッピーエンドが好きなんですよ。」
先生の言っていた。
“生きる”為に私は足掻く。
私のハッピーエンドにも
先生がいないとダメなのだから。
これが、私の責任。そして約束。
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Rabbit1ミヤコ「…先生…はぁはぁ。つか…まえ…ましたよ。」手をつかんだ。強く握った。
これで、終わり、この後は、冤罪、を解決して、先生と一緒に。
?「捕まっちゃった~流石、ウサギちゃん。」息を切らしていない…?
?「でも、ちょっと遅かったかな…アロナ、ありがとうね~」アロナ?たまに先生が呟く言葉。
Rabbit1ミヤコ「な、なにを…」パンパン
乾いた音が響き、私の視界は転がった。
え、何、どういう、事?
強く握ったはずの先生の手が、絡めたはずの私の手が、ほどけて…
?「先生、すまない、大丈夫か!傷がないか調べろ!ヒヨリ!」
ヒヨリ「…は、はい!」
?「あ~あ~私は大丈夫だよ。それより、ありがとうね~サオリ。」
サオリ「…大丈夫だ。先生からの救援要請は珍しいが」
「ミサキとアツコもヒヨリも…貴方への恩義を忘れていない。」
ミサキ「サオリ、廻りにいる3人も鎮圧した。」
アツコ「みんな、はやくいどうしよう。」
ブロロ
サオリ「分かってる…先生!車を用意した。乗ってくれ。」
ヴァルキューレから離れていく。
とりあえずは先生を守れた。一時的だが。
サオリ「先生、このまま、ブラックマーケットへ逃げ込むつもりだ。」
「…そして確認したい。私達に助けを求めてくれたと言うことは。」
「…先生が生徒を殺したのは、冤罪だと言うことだな?」
?「そうだよ。ちゃちな映像で、皆、騙されちゃって」
?「私、酷い拷問を受けちゃったよ~」
?「みて、これ、ちょっと乾いてるけど」
?「激昂した生徒に嫌がらせでジュースかけられちゃったよ。」
先生はいつもの陽気な口調で語る。
冤罪であると応えた先生に、私達は安堵する。
だが、先生が拷問の内容を、生徒に、傷つけられた。など。
語る人だっただろうか?
なら次に起きているのは、なんだ、この学園全土の爆弾騒ぎは?
難しい事は、また、この後だ。
先生を早く安全な場所に。
ミサキ「あ、やばいよ。ちょっと、みてくれる?サオリ。」
その声を聞き、走行中の車の先に目を見張る。
サオリ「…な、あれは…」
ヒヨリ「…うわあああん!これは、やばいですぅ!!」
アツコ「…これは、1度、停車しよう。」
その影の前に車を止める。
それは空崎ヒナ。ゲヘナのトップ。キヴォトスの最高戦力。
エデン条約調印式のあの暴動で最後まで戦った一人。
ミサイルの直撃を受けても生きていた奴だ。
私達だけで、止められるかどうか。
ヒナ「…先生を、渡して」
サオリ「…先生を、渡せない」
ヒナ「…先生を、どうするつもり?」
サオリ「…先生を、助けたいだけだ。」
今は先生の安全の全てが優先される。
ヒナ「…先生と、話をさせて」
そんなことは…
先生が車から顔を出す。
?「…あらヒナちゃん…どうしたの?車の前に止まっちゃだめだよ?」
?「車に轢かれちゃう生徒なんて、私はみたくないよ?」
?「ヒナは良い子なんだから…」
先生、前に出ちゃ駄目だ。守り難くなる。
ヒナ「…先生、貴方は、何をするつもり?」
?「…何って?何だと思う?」
チャキ
サオリ「!!」先生に向かって銃を向ける空崎ヒナに我々は一斉に銃を構えた。
だが、先生は涼しい顔で、銃を下げるようにジェスチャーをする。
ヒナ「…冤罪だと信じてる。だから、ヴァルキューレに戻って。今から。」
?「…ごめん。それは、出来ないね~。」
ヒナ「…私は真相が知りたいの」
「あの時の表情と同じ…怖い顔してるわよ…先生。お願い。」
?「アハハ『先生』なら生徒のお願いは聞かないと…」
?「…でも、ごめんね?」
そう言い、こちらに振り向く先生。
な…その…ジェスチャーは…。
分かった。
銃声が鳴り響く。