『操られ先生』   作:狂いぬこ

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「直感」ですか?
「愛」ですか?


♯6『災厄』

 

 

?「…先生が捕まった。理由は生徒を、ころした?」

?「貴方、それ、そんな冗談、ちっとも面白くないですわねぇ」

?「…このままその、くだらない冗談を語るなら」

?「危うく私の弾丸が飛んでしまうかも…」

 

拘束したヴァルキューレの生徒は語る。

 

お労しい、生徒の嘘で、彼は今、追われて

冤罪であるにも関わらず、彼に牙を向ける阿呆もいるはずですわ。

だからこそこの爆発騒ぎが起きているのでしょう。

今、この瞬間、こんな考えを巡らせてる今でさえ

彼は危険な状態かもしれない。

はやく貴方様の側へ…!

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

?「…ッ」

 

コンコン

先生「…ぺ」

?「貴方様、失礼致します!貴方様の恩義により、本日はわたくしが当番をつと…」

「…あ、貴方様?」私は目の前に写った彼の姿。背筋がゾクリとした。身体が動く。

先生「…あ!ごめ!ち、違うんですよ!ワカモ…」

貴方様を止めるように抱き締めた。

ワカモ「…あ、貴方様、や、…私の前から、消えようと…」

「しないでください、まし…1人に、しないで、ください、まし…」

貴方様のいつもは見せない、危うい姿に戸惑い。

言葉も、糸の上に乗せたように、慎重に紡いだ。

先生「…ワカモ、申し訳ない。」

「これは違うんですよ…アハハ」

そう言って彼は取り上げた銃をよく見てくれと…優しく少し困り顔の貴方。

必死で取り上げた銃、それはモデルガンだった。

どうやらゲームの主人公が力を引き出す時に使うやり方らしい。

先生「キヴォトスの世界は「神秘」に溢れている世界だ。」

「皆に守られているだけでは、生徒をいつか、守れなくなる。」

「手段は多い方がいい。皆を守る為には。ね?」

「…七囚人の1人だって言われてる、君も、大切な生徒なんだから!」

ワッハッハと、冗談を言う。

 

結局、わたくしの前でテストしたいとのこと…!

ゲームの主人公がやってた力は引き出す事は出来なかった。

それでも、わたくしはまた泣いてしまった。

貴方様はまた慌てて…

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

私は七囚人の1人、多くの破壊と略奪をした。生きる為に。必死でした。

でも、彼は違うように感じましたわ。

命に、いや自分の命に、執着が無い。

きっと『先生』として。生徒の為に、命を、使ってしまう方。

彼はいつも、言葉数が多く、少し頼り無さがある方。

いつも、厚着の服を着て、脚まで長いコートで隠してる。

自身の弱さを隠して、それでも、みんなの『先生』を行う。彼は。

 

既に私の道は決まっている。よりその想いが強くなる。

 

貴方様の傍で、貴方様の力になり、支えたい。

 

刹那に、そんな昔でも無い事を、ふと思いだせる。

わたくしは彼の優しさと強さを思い出せる。

だから、戦える。

 

貴方様を、あの時、見つけましたから。

 

 

サオリ「災厄の狐!!」

 

彼は、アリウススクワッドの…敵の側で、頭を抱え、膝をついている。

貴方達、何を、しているのです?

彼が、苦しんでいる。苦しんでいるじゃないですか…。

アリウスの小娘達を一人一人、撃ち倒す。そして彼を守る。

彼に降りかかる火の粉を今から散らします。

 

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サオリ「せ、先生には…近づかせない…!」

さっきの奇襲で、みんな、ボロボロだ。

ワカモ「邪魔です…ここで貴方の命に花を刺しても宜しくて?」

ヒヨリ「命に、花を、そ、それは怖くて嫌ですぅ!!」

ヒヨリが立ち上がり銃を撃つ。これ以上はヒヨリの身が危ない。

でも、ここで背を向ければ、きっと先生を助ける事は出来ないと判断する。

全力を持って!倒すぞ!

アツコもミサキ、サヨリも覚悟が決まった。

それが災厄の狐にも伝わったようだ。

全力で向かってくる。

 

 

 

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