「愛」ですか?
?「…先生が捕まった。理由は生徒を、ころした?」
?「貴方、それ、そんな冗談、ちっとも面白くないですわねぇ」
?「…このままその、くだらない冗談を語るなら」
?「危うく私の弾丸が飛んでしまうかも…」
拘束したヴァルキューレの生徒は語る。
お労しい、生徒の嘘で、彼は今、追われて
冤罪であるにも関わらず、彼に牙を向ける阿呆もいるはずですわ。
だからこそこの爆発騒ぎが起きているのでしょう。
今、この瞬間、こんな考えを巡らせてる今でさえ
彼は危険な状態かもしれない。
はやく貴方様の側へ…!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
?「…ッ」
コンコン
先生「…ぺ」
?「貴方様、失礼致します!貴方様の恩義により、本日はわたくしが当番をつと…」
「…あ、貴方様?」私は目の前に写った彼の姿。背筋がゾクリとした。身体が動く。
先生「…あ!ごめ!ち、違うんですよ!ワカモ…」
貴方様を止めるように抱き締めた。
ワカモ「…あ、貴方様、や、…私の前から、消えようと…」
「しないでください、まし…1人に、しないで、ください、まし…」
貴方様のいつもは見せない、危うい姿に戸惑い。
言葉も、糸の上に乗せたように、慎重に紡いだ。
先生「…ワカモ、申し訳ない。」
「これは違うんですよ…アハハ」
そう言って彼は取り上げた銃をよく見てくれと…優しく少し困り顔の貴方。
必死で取り上げた銃、それはモデルガンだった。
どうやらゲームの主人公が力を引き出す時に使うやり方らしい。
先生「キヴォトスの世界は「神秘」に溢れている世界だ。」
「皆に守られているだけでは、生徒をいつか、守れなくなる。」
「手段は多い方がいい。皆を守る為には。ね?」
「…七囚人の1人だって言われてる、君も、大切な生徒なんだから!」
ワッハッハと、冗談を言う。
結局、わたくしの前でテストしたいとのこと…!
ゲームの主人公がやってた力は引き出す事は出来なかった。
それでも、わたくしはまた泣いてしまった。
貴方様はまた慌てて…
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
私は七囚人の1人、多くの破壊と略奪をした。生きる為に。必死でした。
でも、彼は違うように感じましたわ。
命に、いや自分の命に、執着が無い。
きっと『先生』として。生徒の為に、命を、使ってしまう方。
彼はいつも、言葉数が多く、少し頼り無さがある方。
いつも、厚着の服を着て、脚まで長いコートで隠してる。
自身の弱さを隠して、それでも、みんなの『先生』を行う。彼は。
既に私の道は決まっている。よりその想いが強くなる。
貴方様の傍で、貴方様の力になり、支えたい。
刹那に、そんな昔でも無い事を、ふと思いだせる。
わたくしは彼の優しさと強さを思い出せる。
だから、戦える。
貴方様を、あの時、見つけましたから。
サオリ「災厄の狐!!」
彼は、アリウススクワッドの…敵の側で、頭を抱え、膝をついている。
貴方達、何を、しているのです?
彼が、苦しんでいる。苦しんでいるじゃないですか…。
アリウスの小娘達を一人一人、撃ち倒す。そして彼を守る。
彼に降りかかる火の粉を今から散らします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
サオリ「せ、先生には…近づかせない…!」
さっきの奇襲で、みんな、ボロボロだ。
ワカモ「邪魔です…ここで貴方の命に花を刺しても宜しくて?」
ヒヨリ「命に、花を、そ、それは怖くて嫌ですぅ!!」
ヒヨリが立ち上がり銃を撃つ。これ以上はヒヨリの身が危ない。
でも、ここで背を向ければ、きっと先生を助ける事は出来ないと判断する。
全力を持って!倒すぞ!
アツコもミサキ、サヨリも覚悟が決まった。
それが災厄の狐にも伝わったようだ。
全力で向かってくる。